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ネパールでの活動
Nepal

ネパールネパール

ネパールでは山岳部の7割の中学生が修了試験の合格点に届きません。
全教科の中で最も難しい数学に絞って映像教材を作り、
山間部の子どもたちの学力と修了率の向上に向けて学習サポートをしています。

ISSUE
解決すべき課題

解決すべき課題解決すべき課題

解決すべき課題 解決すべき課題

2015年4月25日、ネパールを大地震が襲いました。死亡者数は8,000人を超え、教育への影響も甚大で、全壊あるいは大きな被害を受けた教室数は23,000をゆうに超え、約100万人の生徒が学ぶ場所を失いました。
そして、最も大きな教育課題は、山岳部と都市部の学習環境の格差です。特に顕著に現れるのは、全国共通の中学修了試験の成績で、都市部の私立学校では毎年約90%の生徒が合格ラインに達するのに対して、特に理系科目の得点が悪く、山岳部の公立学校では約30%に留まっていました。

e-Educationの取り組み

e-Educationの取り組み e-Educationの取り組み

2015年8月、私たちのネパールでの挑戦が始まりました。被災地の農村に入り、教育課題をくまなく調べました。 すると多くのNGOが学校建設をはじめとした支援を続ける中、中学生たちへ進級試験に向けた学力支援にアプローチできているNGOは多くありませんでした。
現地の教育局の紹介のもと有名な私立・公立中学の先生の協力し、特に苦手科目に挙がりやすい理系科目の映像授業を完成させ、中学卒業が難しい山岳部のモデル校へ、授業の補助教材としての先生向け映像教材と、教材活用ガイドラインを提供しています。

成果とこれから

  • 現地NGO「Kids Of Kathmandu」とのパートナーシップ

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    現地NGO「Kids Of Kathmandu」 とのパートナーシップ

  • 約200本の映像教材を作成、約1000人の中学生をサポート

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    約200本の映像教材を作成、約1000人の 中学生をサポート

  • 教員研修やカンファレンスの開催

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    教員研修やカンファレンスの開催

現地NGO「Kids Of Kathmandu」とのパートナーシップのもと、山岳部のモデル校3校の10年生に対して理系科目を中心とした教育支援を実施してきました。
これまでに約200本の映像教材を作成し、約1000人の中学生をサポートしています。
現在のコロナ禍ではYouTubeを使った全国への映像教材開放を行っており、地方自治体でも活用されています。
今後は、映像教材の全国展開を検討し、モデル校の拡大を進めるとともに、農村部の数学力向上について、教員研修やカンファレンスの開催などもJICAをはじめとした国際機関と連携しながら進めています。

生徒からの声

生徒からの声

ぼくは10年生で、e-EducationのDVDを使った授業を1年間受けました。
映像教材はぼくたちの学習の助けになっています。
この授業からぼくは新しい知識を得ることができるようになりました。
もしもぼくが映像教材だけで理解できないときは、
数学の先生が解説をしてくれます。
この授業はぼくたちの学習のためになっています。ぼくたちはこの授業が受けられてとてもうれしいです。

最高の教育を
世界の果てまで

すべての子どもたちが当たり前の
ように教育を受けられるために、
e-Educationを応援してくれる方を
探しています。

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