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1日の授乳回数に、高体温の目安などが書かれたブランケット。

非常にデリケートな対応が必要になる、生まれて1ヶ月や2ヶ月の幼児に対し活用できる有益な情報が書かれています。紹介するのは、幼児の子育てにとても役立つアイテム「Informaitoin Blanket」です。

途上国ではまだまだ乳児死亡率が高い

近年、途上国では出生率が増加していますが、その一方で生まれたての幼児にどのような対処をしていいかわからない親も多く、幼児のまま命を落としてしまうケースが多々あります。

そこでアメリカのBeattie McGuinness Bunga(BMB)社が開発したのがこのブランケット。乳幼児の死亡率を低下させることを目的として、1日の授乳回数や幼児の身に何かあったとき、幼児から発せられる警告サインなどがプリントされています。

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幼児のためのブランケットの工夫

このブランケットは幼児の肌にも優しいコットン100%で作られていて、プリントされているインクも幼児に害があるような物質は一切使われていません。加えて、その地域の人が読みやすいように、その地域言語で情報が書いてあることも特徴の1つです。

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自分だけでなく、世界中の赤ちゃんに

このブランケットにはもう一つ特徴があります。それは40ドルで自分が1枚買うと、1枚が途上国に寄付される「One for One」というモデルを取り入れているということ。

実際にBMB社では、シャンティウガンダとタッグを組み、世界で乳幼児死亡率がもっとも高い国の1つであるウガンダでのブランケット配布を実施しています。

自分の子どもだけでなく、途上国の子供も同時に助けられる、そんな素晴らしいこのブランケットが世界中で使われるといいと思います。

[The Information Blanket via springwise]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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