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「川の字で寝る」という聞いてどんなイメージを描くでしょう?

お父さんとお母さんの間に挟まれた小さな子ども。そんな家族を想像するのではないでしょうか?

バングラデシュでも家族で一緒に寝る習慣がありますが、「川」というより「州」の字に近いです。

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日本よりも遥かに大きなベッドが売られている理由

バングラデシュの家庭では、1つのベッドを1人で独占して使うスタイルはあまり見かけません。

富裕層の家庭でも、1つの大きなベッドに2人以上、あるいは家族全員が1つのベッドで寝ています。

日本でも夫婦(+小さな子ども)がダブルベッドで寝ることはあるものの、バングラデシュでは兄弟や祖父母、あるいは従兄弟や近所の子どもも混ざって1つのベッドで寝ることは決して不思議なことではないのです。

その代わりベッドはとにかく巨大で、縦の長さよりも横の長さの方が長いベッドもあります。

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川ではなく州の字

バングラデシュでは親戚を自宅に招くことが頻繁にあります。

1家族の平均が5~6人程度であり、親戚を合わせて20人以上の人たちが1つの家で寝ることもあるのです。

すると1つのベッドで一家族5~6人が一緒に寝ることもあります。川の字というより州の字に近いイメージですね。

電気を暗くしても会話は続き、みんなで笑いあいながら一緒に寝る。これがバングラスタイルです。

(Photo: Jun NAKAGAWA)
[via Banglab]


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