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途上国を中心に年々増えている、違法な野生生物の取引。

先日、生物の多様性や野生生物の生息地を守る活動を世界規模で行なうWWF(World Wildlife Fund)は、何と「無人航空機」を使ってこの違法取引を取り締まることを発表しました。

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危険が伴う不法ハンターの取り締まり

野生の象、オラウータン、そしてサイなどの動物は現在絶滅の危機にあります。しかし、それを取り締まろうとハンターに立ち向かう際には時に、過激な銃撃戦になることもあります。

そこで、Googleから500万ドルの支援を受けて、同社とWWFが協同で開発した無人航空機を使用。これで、空中から違法ハンターを撮影し人的な危険を伴わずに取り締まることが可能になるとのこと。

Drone to fight illegal wildlife trade and poaching : wwf in Nepal park

これなら違法ハンターも動けない

今年末までに2機、再来年末までにもう3機を配置して、取り締まりを強化していく予定だそうです。昨年の南アフリカだけでも、588頭ものサイが殺されてしまっていたとのこと。

だからこそこの様なハイテク技術を使うことで、より健全で安心できる野生生物の保護を進めていくことに期待したいですね。

[INHABITAT]


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