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三輪自動車と聞いてどのようなイメージを持たれますか?

日本では馴染みのない三輪自動車ですが、途上国ではタクシーをはじめ、街中で見かけることができます。

そんな途上国の中心的な乗り物の開発において、世界一を狙う日本のベンチャー企業があることをご存知でしょうか?

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電動バイクで日本一の「テラモーターズ」

「日本発の技術を世界に発信する」

新しい産業を切り開こうとする日本のベンチャー企業テラモーターズ株式会社は、これまで未開拓であった電動バイクの開発に挑戦し、今では電動バイクの日本一のシェアを獲得しました。

日本のモノづくりの力で、世界にイノベーションを起こしたいという姿勢は社長・徳重徹さんの言葉からも見受けられます。Youtubeでも想いが語れていてますので、ご存じない方はぜひご覧下さい。

電動バイクの領域で確実に知名度と結果を出すテラモーターズが取った、次なる戦略は三輪自動車でした。

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東南アジアに「電動三輪車」革命を!

四輪自動車は東南アジア諸国でも100万円〜200万円すると言われていますが、テラモーターズは約60万円という価格で電動三輪車を開発し、東南アジアでの販売を始めることを発表しました。

電動三輪車は全長3mほどで、5〜6人が乗ることができ、タクシーとして活用できます。2時間充電すれば時速50kmの速さで50kmは知ることができ、東南アジアで現在活用されているガソリン三輪タクシーを超えた性能を持っています。

そして環境に優しいことも大きな特徴です。特に途上国で問題視されている車の排気ガスによる大気汚染ですが、電動三輪車であれば大気を汚すことはありません。また、ガソリン車に比べてエンジン音が静かなため、車の騒音対策にも役立つと言われています。

特にフィリピンでは、環境対策として政府が10万台の電動三輪タクシーの導入を計画していることから、テラモーターズでは現地での生産を進め、2013年の秋から販売を開始する予定です。

日本の技術力で、途上国の課題を解決しながら、より良いモノを届けていく侍カンパニー。これからの展開が非常に楽しみです。

(Text: 三輪開人)

[via 電動三輪車 東南アジアで販売 NHKニュース]
[official テラモーターズ株式会社]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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