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圧倒的な光景。

イスラエルの巨大クレーターのある街「ミツペ・ラモン」は圧倒的という言葉がピッタリな迫力満点の絶景スポットです。

はるか昔より続く大自然の奇跡。その魅力をお伝えしましょう。

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モーセも歩いたネゲブ砂漠に広がる40kmの断崖絶壁

イスラエルの南半分は砂漠です。現地の言葉で「ハ・ネゲヴ(乾いた大地)」と呼ばれており、言葉の通り緑の少ない乾燥した荒野が果てしなく広がっています。

しかし、他の砂漠と異なるのは、色鮮やかな岩があること。白、茶色、赤、黒といった様々な色の岩を至るところで見つけることができます。これは大地の進捗によるものであり、数千万年に渡って地殻が変動した、地球の歴史そのものです。

その地殻変動の影響を最も受けた場所が「ミツペ・ラモン」。高さ500mを超えるクレーター(断崖絶壁)が40kmに渡って広がっています。雨が少ないため、地層もそのまま浮き出ており、はるか昔から変わらない地球の“顔”と出会うことができるのです。

このネゲブ砂漠は、世界史でも登場するモーセが放浪としていた場所としても有名です。大自然が作り出したこの壮大な景色を見て、モーセは何を思ったのでしょう?

人々の歴史をずっと見つめてきたイスラエルにある地球の“顔”。もし機会があればぜひ会いに行きたいです。

(Text: 三輪開人)
(photo credit: fabcom via photopin cc

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

第36問は、こちらの写真。とある漫画で登場するような独特のカタチをした岩山です。この素晴らしい絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから!

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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