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「笑うこと」は人間にとって最良の薬であり、もしかしたら世界中で流行している病気をも消滅させる力までも持っているかもしれません。

最近では、多分野から様々なNPO団体がインターネットを通じ、HIV/AIDSや環境保護などに対する活動をユーモアを交えて伝えています。

もちろんこれらのジョークの裏には笑いがあり、世界中で問題の認知度を上げ、大きな変化をもたらすかもしれません。本日は5つのユーモア溢れるチャリティー団体のショートビデオをご紹介します。

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1. ノーモアマラリア!

ノーモアマラリア」は、2015年までにアフリカで、マラリア関連の死者を0にする目標を持っています。

CollegeHumor」とチームを組み、エリザベス・バンクスなど30人の有名人と共に、24個のマラリアを無くすビデオを作りました。そして1ドルから寄付をすることで、これらのムービーを見れる仕組みとなっています。

2. ハリーポッター同盟

誰でも知っている世界中で4億部以上売れ、映画にもなった大ベストセラーハリーポッター。そして、世界中のハリポタファンを1カ所に集めて、少しでも社会を良くする活動を行なっている「ハリーポッター同盟」。

彼ら彼女たちは、ハリーからスネイプまで、様々なハリーポッターのキャラクターを交えながら笑える動画を作成しました。現在までに約12万ドルをハイチ地震の被災者へ寄付をしてきたとのこと。

3. Oneキャンペーン

トジョウエンジンでもOneキャペーンについて過去にもご紹介しました。今回のOneキャンペーンは打って変わって、各国の有名人がユーモアを入れながら、2015年に起こりそうな様々な予測を立てます。

しかし、これらの予測は全て現実的に動画の最後には伝えられ、’’我々はHIV/AIDS撲滅の始まりの時を迎える’’という目標を定めています。

4. 水は命だ!

上記3つの動画は全て率直に笑える動画ですが、「水は命だ!」の動画は先進国に住む我々にとって素直に笑える動画ではありません。

動画の中には何人ものアフリカの貧困層に暮らしている人が、First World Problemと呼ばれる例を皮肉に述べています。

例えば、
「私は服を洗濯機の中に長時間入れっぱなしにすると、その服がくさくなるのが嫌だ。」
「僕の家が大きすぎるんだ、だから2つのwifiを飛ばさなきゃならない。」
「ミントガムを噛んだまま水を飲むと、その水がとても冷たく感じるのが嫌だ。」

など、途上国に住む人たちにとっては想像しがたいような「問題」を取り上げています。「こんなのは問題でも何でもない!」、そして最終的に、キレイなを必要としている人たちのために寄付をしてほしい、というメッセージを伝えています。

5. (RED)

REDキャンペーンでは、AIDがこの世から消え去る世の中を目指しています。

1分弱のショートムービーでは、U2のボノや、ヒュー・ジャックマンなどが、40セントで今何ができるかを面白げにを訴えています。

例えば、
ペネロペ・クロスは「私は40セントでガムを買った。」
ドン・チードルは「僕は40セントで15分の駐車券と・・・ついでに罰金ももらったよ。」
ボノは「40セントでクールな帽子を買ったよ。」

というように「40セントで先進国でどれだけのことができるか」をユーモアに話しています。そこで最後に本キャンペーンのリーダーでもあるボノがこう言っています。

「HIV/AIDS陽性の人は、40セントで毎日2つの錠薬を買うことができ、命が救われる。」

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途上国支援にユーモアは今まで無かった

途上国に対して何かをする時、先進国の人々は事を真剣に捉え過ぎている傾向がありました。もちろん、事態は深刻なものばかりですが、このように笑い・ユーモアを交える事で、これからの途上国支援の将来も明るくなるのではないかと思います。

また、このようにユーモアで人を引きつけることで、誰もがもっと気軽に参加できるような支援の方法もこれからは生まれてくるのではないでしょうか?どれも1分前後、そして笑いがある個性豊かなビデオになっていますので、是非ご覧になってみて下さい。

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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