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突然ですが、砂浜の色といえば何色でしょう?

多くの人が白や黄色の浜辺を思い浮かべるのではないでしょうか?

しかし、中国には世にも珍しい真っ赤な浜辺が存在します。限られた季節しか見ることができない、絶景スポット「紅海灘風景区」をご紹介しましょう。

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赤い絨毯を敷き詰めたような「赤い砂浜(レッドビーチ)」

「赤い砂浜(レッドビーチ)」と呼ばれる中国の紅海灘風景区。北京の北東にあるこの場所は世界最大規模の湿地帯であり、総面積はなんと総面積100平方キロメートル。

北海道の面積が約80平方キロメートルと言えば、その大きさが分かるのではないでしょうか?海辺から内陸まで、どこまでも湿原が広がっているのです。

そんな巨大な湿原に埋め尽くされたマツナと呼ばれる海藻。もみじのように色が変化することが特徴であり、夏場は緑色だった藻が秋になると赤色に変化していきます。

赤色がピークを迎える9月には、毎年国内外から多くの観光客が赤い砂浜を見にやってきます。まるで海が燃えているように赤く染まり、地平線まで赤色が続く景色は、確かにここでしか味わうことができない絶景です。

また、北海道と同様に、湿原にはタンチョウヅルなど珍しい鳥が多く生息しており、愛鳥家にとっても人気が高い観光地となっています。

火の海の上を飛ぶツルの群れ。想像するだけでもワクワクしてきます。今年のシルバーウィークの旅行先を探している方は、ぜひ候補先に入れてみてはいかがでしょう?

(photo: Panjin Red Beach, China | Amusing Planet)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう?〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

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第93問は、こちらの写真。まるでキノコのような形をした岩が並ぶ不思議な場所。この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに!

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