AfroReggae-urinal1

みなさんは、ブラジルと聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

アマゾンやサッカーなど様々あるかと思います。今回紹介するのは、カーニバルに関するグッドアイデアです。

今回のアイデアは、ブラジルのNGO「Afroreggae」と広告代理店「JWT Brazil」がタッグを組んで生まれたもの。

トイレを設置し、おしっこから発電を

リオのカーニバルの際に、トイレが足りなかったり、マナー違反で、景観が汚くなることもありました。その問題にこの2つの組織が立ち上がり、おしっこを電気エネルギーに変えるというアイデアを実現しようとしています。

「The Electric Pee project」と名付けられたこのプロジェクトは、フェスティバルが行われる各地にトイレを設置。参加者が用を足し、それを電気バッテリーに変換し、カーニバルのトラックの燃料に利用するという流れです。

AfroReggae-urinal2

発電の仕組みは水力発電と同じ?

実際にカーニバルでは3日間ほど、参加者がお祭り騒ぎで動き、混雑もするので、警察も出動するほどになっています。そのような状況下では、トイレに行けるか行けないかは重要で。

そして、いくつか設置されたトイレで実際に流れるおしっこは、水力発電と同じような仕組みで発電され、バッテリーに少しずつ蓄積されるのです。

以下の動画もぜひご覧になってください。今回のプロジェクトの仕組みや様子も理解できると思います。

[JWT Brazil]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

SPONSERD LINK