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こんにちは!e-Educationミンダナオ島プロジェクト担当の佐藤建明です。「教育開発」という夢を掲げ、フィリピンのミンダナオ島にて映像授業を活用した教育プロジェクトを展開しようと奮戦しております。

前回の記事では、「共感」と「尊敬」の姿勢の下、現地コーディネーターとの和解交渉を経て、プロジェクトが再出発したことに関してお話させていただきました。今回は、現在のプロジェクト状況とそして今後の展望に関して、お話させていただけたらと思います。

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大活躍する2名の現地コーディネーター

前回お話したとおり、先日、カガヤンデオロでe-Education全体オリエンテーションを開催しました。

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先日の全体オリエンテーション

その際、なんと参加していたRegional Office(市教育局の上位機関)の博士らが、e-Educationミンダナオ島プロジェクトのアイデアに感銘を受け、Regional Officeの全体会議に招待してくださったのです。

僕はすでに帰国を前日に控えていて、開催場所も遠方だったため参加が厳しい状況でした。

しかし、僕には強力なプロジェクトパートナーがいます。カガヤンデオロを動かす熱血アクロ校長に、カミーギン島のジョジョさんです。僕はアクロ校長とジョジョさんとそれぞれ最終打ち合わせをし、当日は彼ら二人にプレゼンを任せることにしました。

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会場のホテル

300人の参加者を前に、大成功したプレゼン

会場は現地でも有名なホテルで、参加者もそうそうたる面々。上層教育局300人の参加者の前で、僕ではなく、現地コーディネーターのアクロ校長とジョジョさんがプレゼンを行ったというのは本当に意義深いものだと考えています。

今やミンダナオ島プロジェクトは、日本の一学生がアイデアベースではじめた小さなチャレンジではなくなりました。アクロ校長やジョジョさん現地コーディネーターをはじめとして、様々な教育関係者が「主体的に」取り組む国際プロジェクトとなっています。

日本に帰国して早速フェイスブックをチェックすると、そこには二人の写真がタグ付けされてありました。まさに「おれたちに任せろ!」といった具合です。

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熱血アクロ校長(右)とジョジョさん(左)

日本へ帰国、プロジェクト仲間に展望を報告

帰国してすぐ、僕はプロジェクトに関わる様々な仲間に報告に行き、今後の展望について相談に行きました。

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代表のアツさんにカイトさん、一橋イノベーション研究所の米倉先生、現地プロジェクトに必要なパソコンを寄贈くださっているClass For Everyoneの高濱さん。そして何より一緒に東南アジアを舞台に戦うe-Educationメンバーたち。

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インドネシアのたけると米倉先生のもとへ

彼らからまた多くの刺激を得ながら、現在は次の渡航に向け、さらなるプロジェクトの発展に向けて準備を進めている段階です。

次なるフェーズは、カガヤンデオロとカミーギン島の二つの教育局の協働の下で、コンテンツ作成を進めること。その上で、Open High SchoolProgram(OHSP)という教育プログラムでプロジェクトを本格的に実施していきます。

関心を高めつつあるRegional Officeへのアプローチをさらに強め、全国展開されているOHSPへ一気にスケールアウトを図っていきます。e-Educationミンダナオ島プロジェクトは、パブリックサービスとの協働プロジェクトです。

すべての若者が可能性に挑戦できる社会を実現する

まだまだミンダナオ島プロジェクトの挑戦は続きます。さて、ミンダナオ島プロジェクトに関する記事は、今回をもって一旦休刊となります。

しかし、プロジェクト自体は現地チームを中心に現在もこく一刻と進んでいます。そして、プロジェクト担当者の自分も10月末から再びミンダナオ島に滞在する予定です。

ぐいぐいとプロジェクトを進めていき、再びみなさんに良いご報告ができる段階になりましたら、ぜひミンダナオ島プロジェクトの記事も再開させていただけたらと思います。

本当にいつもご愛読くださり誠にありがとうございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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