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障害を持って生まれたり、怪我をしてしまい足や手を失ってしまう人たちが世界には多くいます。

科学技術の進化により、義手・義足を履いたりして生活ができるようになりました。しかし、制作するのに多額のコストがかかってしまうのが現状です。今回紹介するのは、南アフリカの木工職人が考えた、驚くべき低価格で義手、義足製作についてです。

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木工職人が発案した驚きのアイデア

南アフリカを拠点として働いていた木工職人のリチャード氏は、事故で4本の指をなくした経験を持っていました。しかし、3Dプリンターを使用し、価格を抑えながら義手を作ることを思いついたそうです。

現在、シアトル拠点のデザイナーと一緒にシンプルなデザインと技術を設計中とのこと。その結果、本来であれば1万ドル(約100万円)ほどかかる複雑なタイプの義手・義足をMakerBotの3Dプリンターを利用し、材料費などを$2.5(約250円)ほどで抑えることが可能になるのです。

印刷できない部品などを含めても、制作費は$150(15,000円)ほど。個人の細かいニーズにも3Dプリンターを利用することでより速く適用でき、大きな可能性を秘めているアイデアです。

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成長に合わせて新調が可能

成長の速い子供には、この技術を利用し作成した義手・義足などを成長に合わせて新調することによって、ストレスが少なく生活出来るようになるのではないでしょうか。

リチャード氏のプロジェクトは、ウェブ上にデザインを無料配信しており、オリジナルの義手などを作ることができます。こういった動きが加速し、より多くの必要としている人に科学技術が届くなるような社会に早くなるといいと思います。

[Robohand]


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