自分の額の広さに若干凹み気味だよ!

シンチャオ!トジョウエンジンをご覧の皆さん!

私は、ベトナムのホーチミン在住のブロガー・ネルソン水嶋です。
『べとまる』というブログで、ダチョウに乗ったり心霊スポットに行ったりと、ベトナムの面白い人・物・場所を紹介しています。

今回、トジョウエンジンの発行人・三輪さんと仲良くなったのでここへ寄稿することになったよ!

ところで、皆さんはベトナムに行ったことがありますか?
フォー、アオザイ、ベトナム戦争、色んなことをイメージするでしょうが…。

SPONSERD LINK

メガネをかけたフランケンシュタインではないか!
やっぱりコレ!

電柱が邪魔
おびただしい数のバイクです。
ベトナムのバイク保有台数は3,000万台を超えると言われていて、なんとこれは3人に1台はある計算。

そこでー!

なんて気持ちよさそうなんだ
ど~こ~で~も~!

日焼けの跡がハッキリと
わき~!!

ちょっと鷲掴みにしすぎたので
こんなものを用意してみたよ。

持ち方を変えました
野鳥の会でおなじみ!数取器(かずとりき)!

どこでもドアと四次元ポケットを混同してるとか言わないの、こういうのは勢いだから。

さて、この数取器を使って、30分間にどれくらいのバイクが通過するのか台数をカウントしてみました。
多い多いと聞くベトナムのバイク、果たして実際のところ一体どれくらいの数が通っているのでしょうか。

この手、実は私のものではありません
時間は土曜日の15時。
バイクは多過ぎず少な過ぎず、平均的な時間帯です。

場所は、ベトナムでも数ある観光地のひとつ、ベンタイン市場の南にある通り。
ホーチミン市の中でも指折りの、交通量が激しい通りです。

マンホールのゴツゴツが地味に痛い
さぁ、やるぞ!

モミアゲからヒゲのラインが自慢です
(カチカチ)

頭頂部ちょっとやばい
(カチカチ)

すごい見られてる
(カチカチ)

ものすごい見られてる
(カチカチ)

段々とハンターの目になってきました
あ、これ、

思ったよりしんどいわ。

やばい、手の休まる暇が全然無い。5秒としてバイクの通らない無風時間が無い。

誰だよ、こんな企画考えたの。そうだよ俺だったよ。ごめんね俺。

最初は「バイクがベトナムで本当にホンダと呼ばれているのか確かめます!」と言ったのに、「やっぱりこっちの方が面白そうだからバイクの台数を本当に数えちゃいます!」とか言ったんだよ。ドヤ顔で言ったんだよ。メールなのに。三輪さんに。

しかし、始めたからにはやり遂げなければ…。

孤独感半端無い
(カチカチ)

100度
(カチカチ)

120度
(カチカチ)

140度
(カチカチ)

170度
(カチカチ)

185度
(カチカチ)

200度
(カチカチ)

220度
(カチカチ)

225度
(カチカチ)

マンホールにHCM(ホーチミン)って彫られてること今知った
(カチカチ)

結婚式かな?
(カチカチ)

日焼けの跡がものすごくハッキリと
(カチカチ)※暑いので脱ぎました。

めっちゃ見てるねこっち
(カチカチ)

何かの修行っぽい
(カチカチ)

16ってちょっと見えちゃってる
(カチカチカチッ)

このメガネは5万円くらいしました
(カチカチカチカチカチ!)

佐々木君 「ネルソンさん。」
ネルソン 「はっ、はい!」

そう、今回の撮影は、佐々木君とPhuong(フン)さんという友人にお願いしていたのだ。

Phuongさん「あまりにも暇なんで…ちょっと出掛けて来てもいい?」
ネルソン 「えっ、あっ、う、うん…いいよ……。」

急に出てきたノンラー(笠帽子)
そうして二人はカメラを携えて、

佐々木君とPhuongさんが離れていきます
バイクを数える私を置いて、

よく車にハネられなかったね
ホーチミンの街中へ、

そして誰もいなくなった
消えた。

この日、まだ会って二度目の佐々木君
佐々木君 「あんな訳の分からねぇクソ企画に付き合ってられっかー!」

想像以上に演技してもらいました
佐々木君 「やっぱ暑い日にはビールっしょ!」

Phuongさん日焼け対策半端ねぇ
Phuongさん「アイスも買っちゃえ!」

~10分後~

右奥に見えるものはホーチミン市で最も高いファイナンシャルタワー

右奥に見える銅像は知らん

中央に見える建物も知らん

真面目にカチカチやってましたよ

もっと筋肉つけなくちゃ!

この剃り込みは中学の時からずっとあるぜ!
Phuongさん「ネルソンくーん!ただいま!」

何で今になってノンラーを被ろうとしたのか覚えてません
ネルソン 「おっ、思ったよりも早かったね!」
佐々木君 「ネルソンさんのためにアイス買ってきましたよ!」

やはりPhuongさんの日焼け対策半端無い
ネルソン 「え?悪いねぇ。」
Phuongさん「ほら遠慮せずさっさと食べな!」

って、

やだ!お鼻のお毛穴がハッキリと!
ネルソン「手が塞がってるから食えねぇじゃねぇかあああぁぁぁ!!!」

やだ!下の歯の並びの悪さが微妙に!
Phuongさん「ごめんごめん!片手で食べるならこっちだね!」
ネルソン 「それどういう根拠なんですかあああぁぁぁ!!!」

佐々木君の背後に自動販売機か深夜のコンビニを配置したい
ネルソン 「君達ね、出掛けるのは勝手だけど、俺だって暑いの我慢してやってんのよ?」

可愛い腕時計してんな〜
ネルソン 「撮影の一体感っていうの?思いやりっていうのを持ってほしいなぁ僕は…」

なんでカメラ目線やねん笑
ネルソン 「!」
佐々木君 「ゴキュゴキュ!」

やはり日焼けの跡…

ネルソン 「!?」
佐々木君 「ゴキュゴキュゴキュゴキュ!」

ここでのポイントは、首に浮き上がった筋です
ネルソン 「貴様らわざとやってんだろおおおぉぉぉ!!?」

ここでPhuongさん、初めて顔を晒す

Phuongさん「いいよあげるよ!」
ネルソン 「よし!」

隠してるんじゃなかったのね

Phuongさん「と見せかけー!」
ネルソン 「きしぇえええぇぇぇ!!!」

~そんなこんなで調査開始から30分~

ネルソン 「はー、やっと終わった…長かった……。」

綺麗な手でしょ?でしょ!

右手にはクッキリと永きに渡った闘いの痕(数取器を握り締めた跡)が。

さて、30分間に渡って通った肝心のバイク台数は…!?

ドルルルルルル(ドラムロール)

塩の国(しおのくに)と覚えてください、役には立ちません

バーン!(銅鑼)

4092台!
多っ…多ーっ!!

30分間に4092台、平均すると、1分に136台、1秒に2台以上の計算です。
バイクが2列の隊列で延々と走り続けているようなものですわ。

今回は、これにて終わり。また次回、お会いしましょう。

『べとまる』ではこのような身体を張ったレポート記事を書いております。

このへんがそれっぽい!
是非是非、ご訪問くださいませ!

おまけ

ヒントは緑!
ネルソンを探せ!(ナンチャンを探せ!的なノリで)


途上国の教育課題を若者の力で解決する

SPONSERD LINK