1911882_530175440437235_1820298666_n

第42代アメリカ合衆国大統領ビル・クリントンは政界を引退後、自らの財団を通じた途上国支援に精を注いでいます。

トジョウエンジンでも以前、蹴るだけで発電されるサッカーボール「Soccket」や、途上国の人々に口頭伝承で様々な知識を提供するオーディオ学習機器「Talking Book」など、クリントン財団が支援しているグッドアイデアをご紹介しました。

そんな中、ハイチを訪れたクリントン氏が新たに25万ドル(約2500万円)の出資をリサイクル工場に行なうことが先日決定しました。

SPONSERD LINK

首都をビジネスでキレイにする

今回の出資は、2012年にハイチのビジネスリーダーたちと、国際支援団体職員が共同創業した「Sustainable Recycling Solutions」へ実施。

多くのハイチの人にリサイクル可能なものを埋め立て地や、ゴミ置き場から拾ってきてもらい、彼ら彼女たちにお金を払います。これらはカテゴリーに分けられ、洋服、材木、おもちゃなどの消費者製品に変えられます。

およそ300万人が暮らす首都ポルトープランスでは、未曾有の被害をもたらした2010年のハイチ大地震の影響がいまだにあります。

運河などはペットボトルやゴミなどで塞がれており、同社はこのような障害を除き、町全体をクリーニングする働きもします。

1625589_530175097103936_44892069_n

ミッションは投資家をハイチへ呼び込むこと

クリントン氏は次のように言います。

これは大きな契約です。ポルトープランスをキレイにし、環境にも優しい。多くの町での閉塞を取り除くだろう。

さらに財団は2.8万ドル(約280万円)をハイチのマイクロファイナンス機関に提供し、国の再建に貢献しています。

やはり、包括的兼持続的にハイチ経済を成長させるには、このようなビジネスでの解決策(社会企業)が今後はもっと求められてくるでしょう。

Island Packet/Clinton Foundation Facebook


途上国の教育課題を若者の力で解決する

SPONSERD LINK