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みなさん、こんにちは。e-Education Projectミャンマー担当の小沼です。

先週の記事では、共同代表の三輪(以下、三輪さん)と一緒にマンダレー付近の実施校を訪れたことを綴らさせて頂きました。

今週は、ヤンゴンへ戻り、来年度の事業に関するミーティングを行ったことを綴りたいと思います。

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来年度のプランは?

ヤンゴンへ戻った後、僕と三輪さんは4月からのプランを話し合いました。

僕:「三輪さん、プロジェクトが自走するにはどうしたら良いでしょう?」

三輪さん:「やはり現地の人が率先して動くことだよね」

僕:「ですよね…。う〜ん、誰が適任者ですかね…」

僕、三輪さん:「あ、アウンジーさんだ!!」

これまでの出張で数多くの方を三輪さんに紹介してきました。その数多くのキーパーソンの中で、僕と三輪さんは同じ人を選んだのです。アウンジーさんは、国際開発団体で10年以上代表をしているし、人としても信頼できる。娘さんのキーコちゃんも凄い協力的です。

先週ミーティングを行いましたが、早速キーコちゃんに一緒に何かできないかを相談しにいきました。アウンジーさんは、出張のため同席できませんでした。

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プレゼンは大成功

キーコちゃんに来年度のプランを話すため、プレゼン資料を早速作成。アウンジーさんが運営しているNPOとどのような協力関係を結べるかなどを資料に入れ、準備万端です。

待ち合わせ場所に移動し、一緒に夕食を食べました。夕食後、e-Educationの活動内容、ミャンマーの教育問題を一通り話し、アウンジーさん、キーコちゃんとどのような協力できるかなど意見交換をしました。

一通り話し終わると彼女は、

「It’s excellent. I’m so excited to work on this project with you!」
(凄い良いね。プロジェクトを一緒に行うの楽しみだわ!)

と言い、僕は心の中でガッツポーズをしました。

正直、頭がキレキレの彼女にプレゼンするのは、ビクビクしていました。模試では常に全国上位、奨学生としてシンガポールの大学を卒業し、現在は、世界銀行とNGOの提携プロジェクトに携わっている彼女。そんな彼女からこういった言葉がでるとは想像していませんでした。

その他にも、

「昨年、タイで社会起業プレゼン大会を見学したけど、そこでのプレゼンと比べてもピカイチだわ」

と嬉しい言葉をもらいました。リップサービスだったのかもしれませんでしたが、素直に嬉しかったです。その後、様々なフィードバックをもらいました。

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ガンゴーという学校へ

次の日、三輪さんと一緒にガンゴーという学校を訪れました。少数民族の学生が集まるこの学校では、多くの学生がプロジェクトに関心を持ってくれています。

「初めまして。e-Education Projectの三輪開人です」

と三輪さんの自己紹介から始まり、学生たちにプロジェクトのことを詳しく説明しました。

「高校修了試験対策だけではなく、新しいコンテンツを作製しようとしています。どんなことを学びたいですか?」

と質問すると、生徒から、

「パソコンのスキルを学びたい!」「英語をもっと学びたいです!」

と声が上がりました。ガンゴーの生徒は、海外企業、国際NGOで働きたい人が多く、パソコンスキルや語学を学びたい生徒が多いのですが、地方出身の彼らには、パソコンスキルなどを磨く職業訓練校に通うお金がありません。「こういった職業訓練コンテンツもありだな!」と現在考えています。

質問の後に、嬉しかったことがありました。

「どうやったらこのプロジェクトに関われますか?」

と質問され、学生が本気でプロジェクトに参加しようとしていることです。今回は、時間があまりなかったため、次回訪れた時に詳細を話し合うことにしました。

三輪さんが帰り際に「この学校の生徒は、素晴らしい!」と言った通り、本当に素晴らしい生徒たちが集まっています。これから彼らと協力してプロジェクトを動かしていくのが本当に楽しみです。

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出張最後は……

この学校視察をもって、三輪さんのミャンマー出張が終わりました。次の日ののフライトでバングラデシュへ向かいます。

僕:「三輪さん、この後どうしましょう…」

三輪さん:「最後だし、観光と美味しいご飯を思いっきり楽しもう!」

僕:「行きましょう!!」

そうして僕と三輪さんは夜のヤンゴン市内に出かけました。ヤンゴンNo1観光地のシュエダゴン・パゴダ日本食居酒屋「門道」を訪れ、楽しい夜を過ごしました。

そして、次の日三輪さんは予定通りバングラデシュへ。たった一週間でしたが、プロジェクトの深いところまで見せられ、ホッとしました。

残り一ヶ月…

思えば、夜行バスが出発時間前に出発していて、タクシーで30分ほど追いかけるアクシデントなどもありましたが、楽しい一週間でした。

これから残り一ヶ月、生徒たちと一緒にテストまで駆け抜けていきます。より多くの生徒たちが合格できるように頑張りますのでこれからも応援よろしくお願いします!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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