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みなさん、こんにちは。e-Education Projectミャンマー担当の小沼武彦です。

先週の記事では、メイミョーという町にある学校の受験様子をお伝えしました。2週間に渡り、どのようにミャンマーの学生が受験を迎えるのかをお伝えしました。いかがでしだでしょうか?

今回の記事では、滞在残り一週間で行っていたことについて綴りたいと思います。

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あっという間の一年間

学生を受験会場に送り出した後、僕は物思いに耽ってました。

「終わった…」

今年度の学生サポートは、先週の記事で書いた通りメイミョーの学生を送り出すことによって終わりました。

学生たちが真剣に勉強する姿などを見て、「ここにニーズがある!!」と確信してから約一年。本当に全てがあっという間でした。

「早かったなぁ…」

実施校がある町からヤンゴンに向かうバスの中で、そう感慨深くなっていましたが、気を締め直しました。

「まだ帰国まで一週間ある。この一週間でやらなくてはいけないことがたくさんあるのだからしっかりやろう」

そう考え、最後の一週間が始まりました。

とにかく文字に起こした一週間

帰国までの約一週間で、大切なミーティングが2つありました。これから一緒に活動していくアウンジーさんとガンゴースクールのディレクターの方とのミーティングです。

これらのミーティングを行う上で気をつけていたことがあります。それは、相手が求めていることをとことん考え、文字に起こすことでした。

「なぜ一緒に活動してくれるのか?相手が求めていることは何か。相手側にとってのメリットとは!?」

こういったことは、なんとなく頭でわかっていることが多いのですが、いざ文字に起こしてみると整理できていないことがあります。なのでポイントをしっかり文字に起こし、共同で動いていく内容、指針等をミーティング前に整理しました。そして、ミーティングの最中には、プロジェクトに関する理解のずれがないかのチェックなどを行ったのです。

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交渉は難航!?

アウンジーさんとのミーティングは問題なく終わりましたが、ガンゴーのディレクターの方とはお話するのは始めてて、一から説明する必要がありました。

「なぜうちの生徒なのか?」「うちの学生、学校にとってのメリットは何か?」といった当然の質問に答える必要がありました。

しっかり答えられていたので、「これはいけるかな!?」と思いましたが、実際に教えている先生の意見を取り入れてみないと判断は下せないと考え、もう一度先生を交えミーティングを行うことになりました。そして後日、ガンゴーの先生陣を交えプレゼンを行い、

「ぜひ一緒にやっていきたい!」

と前向きな反応をもらいました。そしてこのプレゼンをもって、今年度のプロジェクト活動が本当に終わりました。

そして帰国へ

プレゼンが終わり、ミャンマー滞在も残り2日。お世話になった方々へ挨拶周りを行いました。思い返せば、本当に色々なことがあり、多くの人に助けられながらプロジェクトを回してこれました。本当に感謝しても感謝しきれません。その気持ちをみんなに伝え、そして帰国日を迎えました。

続きはまた来週。本日もありがとうございました。


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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