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みなさん、こんにちは!

e-Education Projectマニラ担当の磯部香里です。フィリピンの首都マニラで暮らす貧しい高校生たちに「最高の授業」を届ける活動をしています。

前回の記事では、セブでの滞在で「チーム作り」に関して学んだことを書きました。

今回は、セブ島からマニラへ戻って過ごした1週間についてお話ししたいと思います。

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建明さんと共にセブ島からマニラへ

約1週間のセブ島滞在を終え、「ホーム」であるマニラに戻りました。

マニラプロジェクトの視察などを行うため、建明さんもマニラへ到着!マニラにe-Education Projectの仲間が来てくれるのは、昨年の11月下旬に共同代表の三輪さんと、マニラプロジェクト前任のアキさんが引き継ぎのために訪れてくださったとき以来でした。

e-Education Projectの海外メンバーとは、なかなか直接会えることが出来ない分、同じ志を持って活動している仲間と直接会い色んな話をできることはとても貴重な時間になります。

普段、現地メンバーや生徒と一緒にいるとき以外は一人でいることが多いので、側に仲間がいることが少し不思議な気持ちになりながらも、自分のプロジェクト地に仲間が来るのをとても楽しみにしていました。

ユニクロさんとのミーティング

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UNIQLO フィリピン支社長の久保田さんと

フィリピンにおけるe-Education Project(マニラ・ミンダナオ島)は、ユニクロのCSRプロジェクトの1つである「Clothes for Smiles」プログラム で、ご支援をいただいています。

そこで、建明さんのマニラ滞在中に、フィリピンのユニクロのオフィスにお邪魔させていただき、支社長の久保田さんと、執行役員・CSR部の新田さんにフィリピンプロジェクトの進捗のご報告に伺わせていただきました。

現地との教育局との恊働で更に現地の主体性と勢いが増すミンダナオ島プロジェクトと、実施校を増やし、現地の学生を巻き込み規模を拡大していくマニラプロジェクト。

今までの活動と、現状、そして今後の予定などを説明させていただきました。

様々な意見やアドバイスをいただきましたが、そのなかでも久保田支社長の言葉がとても心に残っています。

マニラプロジェクトは様々な道が開ける「大学」という場に入る入り口に立たせてあげることのできるこのプロジェクトは、フィリピンの子どもたちにとって、本当に大切なものだよ。

自分の住んでいるコミュニティーのなかの世界しか知らない子どもたちにとって、大学に進学することで将来への選択肢を増やすことができます。

私自身、大学に入学して様々な人と出会うことができ、色んな機会があり、大きく視野が広がりました。

自分の体験ベースで、このプロジェクトの意義を再確認することができ、ミーティングを経てますます責任感とモチベーションが高めることができました。

息抜きに3人でイントラムロスへ

建明さんがマニラに滞在中、現地メンバーである”パトリック”と”アルビン”とも顔を合わせる機会を設けました。

そして週末に、パトリックと建明さんと3人で、プロジェクトの合間に16世紀にスペイン人たちによって建てられた、フィリピンの首都マニラの最古の地区である「イントラムロス」に行くことに。

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二人とも小学生に戻ったように全力ではしゃいでおり、私は終始カメラマンに徹していました(笑)

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たくさん遊んだ後は、パトリックが建明さんのことを「オス!アニキ!」と慕うほど、兄弟のように仲良しに(パトリックは日本オタクです笑)。

このように、他の地域のプロジェクトの日本人メンバーが、他のプロジェクトの現地メンバーと仲良くなるのはとても嬉しいですし、「学生」であることの一つのメリットでもあります。

2人が思いっきり楽しんでいるのを見ながら、私自身滞在しているのにマニラ観光をしたことがなかったので、とても良いリフレッシュになりました。

授業準備もしっかりと行います

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もちろん、遊んでばかりではありません(笑)

2月に3校での授業が始まっていましたが、夏休みが始まる4月からさらに3校での授業実施が確定しており、生徒の学力を測るために以前作成したプレテストをさらに改善したり、動画の編集を再度確認したりと授業の準備を現地メンバーと行いました。

マニラプロジェクト再始動へ!

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セブ島へ視察へ行く前は、プロジェクトがなかなか進まず悶々としていましたが、セブ島そしてマニラでの素晴らしい出会いに励まされたこと、そして長期間に渡りミンダナオプロジェクトに取り組む建明さんの活動を側でみることができ、「私も負けてられない」と、気持ちを改めることができました。

次回の記事では、実際に始まった授業の様子などをお伝えしたいと思います!

本日もお読み頂き、ありがとうございました!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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