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こんにちは!e-Education Projectカンボジア担当の立石美帆です。

みなさんは夢中になれるものを持っていますか?

一時的にはあっても、本当に夢中になれることって意外と見つけにくいのではないでしょうか?

私にはありませんでした。だけど今、やっと見つけられそうなんです。

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現在アンコールワットで有名な街、シェムリアップを拠点に「子供たちの無限の可能性を引き出したい。そのためなら絶対に諦めない!」という思いをもって、カンボジアで活動しています。

はじめてカンボジアを訪れたのは大学一年生の夏でした。旅行で訪れたものの、途上国に行くのが初めてだった私にとってはすべてが衝撃的で、「早く日本に帰りたい」という思いすらありました。

そんな私がなぜカンボジアでe-Education Projectを立ち上げようと思ったのかについてお話させてください。

人生の転機となった16歳

「学校は何も楽しくない。修学旅行も行きたくない」

小学校を卒業する頃から、私にとっての学生生活はそんなものでした。

友達がいないわけじゃないし、勉強も苦手じゃなかったです。ただ、何かが学校生活にはいつも欠けていて、憧れの高校に入学するものの、大検を取得して、秋には退学することを決めました。

これが、後に大きなパワーとなる経験をいくつもする転機となりました。

「大学受験までの2年間、働こう」

私はこう考え、高校を退学してすぐに、大好きなアパレルの会社へ入ります。約2年半の百貨店勤務は、そもそも働くということ、そして接客について、全てが新鮮でとても刺激的な毎日でした。

新たな世界を求めて

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18歳になった私は「将来は海外で働きたい」という漠然とした気持ちが芽生え、やっぱり大学に行ったほうがいいのでは、と思い始めました。

時間がなかった私も、いつでも、何度でも見れる「最高の先生」のDVD授業のおかげで大学に合格。毎日それなりに楽しく学生生活を送っていました。

そんなとき、ふと周りを見ると、夢に向かって努力している友達や恋人。これといって「夢中」になれることがない自分に気づき、ここから自分を模索する辛い時期でした。

Plan Do Seeでのアルバイト、TEDxYouth@KyotoイベントのCurationチームでの活動、カンボジアでのボランティア活動、初めての1人バックパック旅・・・これらの経験を通して、たくさんの素敵な人たちに出会い、自分という人間についてよく考えるようになりました。

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特にTEDxYouth@Kyotoイベント後も同世代でそれぞれの分野で活動的なスピーカーのみんなからは常に刺激を受けています。

ただ、漠然とした不安はまだ胸の中に残っていました。

「自分が夢中になれるものって何なのか?」

そんなときに尊敬する人が私に「カンボジアで人生が変わった」って言ったんです。

カンボジアでの出会い

私は大学一年生の夏に、早速カンボジアへ向いました。

遺跡など伝統的なものにも関心はありましたが、街から少し離れただけでまるで世界が変わったかのような風景は驚きでしたし、自然の豊かさには感動しました。

そして何より出会う人々がすごく温かく、挨拶するとき、お礼を言うときに丁寧に手を合わせ合う文化はとても好きでした。

途上国は「怖い、危ない」と思っていたネガティブなイメージがこの時点で消えつつありました。

そして2度目のカンボジアへ。ゲストハウスで出会った、農村部の村を支援している女性の活動に参加させていただいて農村部の現状をこの目で見る機会がありました。

そこには環境、農業、教育…たくさんの課題がありました。なによりも私にとって最も衝撃的だったのは、学校にある教育問題。十分に授業時間が確保されず、都市部では行われている教科もなく、もともと足りていないのに、その先生が来たり来なかったり…。

カンボジアへ初めて行ったときに感じた“違和感”。二度目、三度目…と行くにつれて“確信”へと変わり、ここには絶対解決しなければならない教育課題があると感じていました。

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そして絶好のチャンスが訪れました。私が企画運営に携わっていたイベントにe-Education Project共同代表の篤さん(税所篤快)が登壇してくださることになりました。

イベント終了後のパーティーで、ひたすらカンボジアの魅力や教育の状況について話す私に「みほさん、カンボジア担当やりたい?」と篤さん。

「やりたいです!」と即答したことをよく覚えています。

これがきっかけとなり、e-Educationに参加することを決めました。

常に困難な状態に身を置く

「なにもないところにプロジェクトの基盤を作る」

常に刺激的なものを求めて状況を変えてきた私にとっては絶好のチャンスです。同時に、もちろん大きな挑戦でもあります。

だけど、迷いはありませんでした。

「常に困難な状態の中にいて、はじめて成長できる」

過去の体験からそう思い、なにより大好きなカンボジアで挑戦したいと思いました。

カンボジアへは何度も訪れていましたが、今回はこれまでとは違う気持ちで向いました。

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わたしの新たな挑戦が始まります。

子供たちが笑顔になって、そして子供たちの可能性を引き出すためなら、絶対に諦めません。

実際のカンボジアでの活動は、このトジョウエンジンでお伝えしたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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