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皆さんこんにちは。e-Education Projectをアフリカ・ルワンダ進めているドガです。

前回の記事では、プロジェクト史上最大のアクシデントを乗り越え、メンバーと一緒に考えて猛進したこと、について書かせて頂きました。

この記事では、以前ご紹介したチームメンバーのアレックスに続き、ウィリアムについて書き綴らせて頂ければと思います。

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率先力のある強いリーダー

アレックスは、本連載で何回も登場している、e-Educationルワンダに創業期から関わっているキーパートナーとも言えます。その一方でウィリアム(ウィリアム・バガボ)とは、出会ってまだ2ヶ月弱ですが、僕が大きな信頼を抱き、他の仲間からの信用も厚い青年です。

彼は、首都キガリから車で3時間ほど北東に向かった、ニャガタレ群のNyagatare Secondary Schoolをトップの成績で卒業。その後、ルワンダでNUR(ルワンダ国立大学)と同等の、国内最高峰のKIST(キガリ工科大学)を昨年6月に卒業したばかりです。

アレックスとは対照的に、ウィリアムは大学でも学生団体のトップや代表役を担うなど、大学で彼のことを知らない人はいないくらいの知名度を持っています。

僕が何か相談事や探し物をする時に向かうキガリの「kLab」という場所で、彼を紹介してもらったことがきっかけです。

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“それ以上”をやってくれる

僕は彼に絶大な信頼を寄せています。将来e-Educationルワンダが継続してくには、国は彼のような人材を確保し続け、共にアクションを起こしていくことが重要だと切に思います。

なぜか。

彼は、プロジェクトをルワンダ人としては珍しい「スピード」で進めるだけではなく、「それ以上」の”今後のe-Education”についての大きな野望、そして、毎回行動に移してから僕に直接報告してきてくれるのです。

ほぼ毎週Facebook上のメッセージでウィリアムから、

「Bonjour」

と送られて来て、適当にフランス語での会話が始まります(笑)。

そして、彼は僕がいつまたルワンダに来るのかは聞くのは毎回のこと、さらにどうすればルワンダの初中高教育の発展にe-Educationが貢献できるか、などを様々な専門家に聞いたり、調査したことをしっかりと伝えてくれます。

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自らが進んで進める!

ウィリアムのような人材は、温厚な性格の持ち主が多いルワンダには非常に少ないと思います。

「継続性・サステイナビリティ」

プロジェクトや事業が継続されるか、というのはその効果を考える上でも非常に重要な指標となってきます。ルワンダで僕がいる時だけプロジェクトが進んでも、僕がいなくなったとたんにプロジェクトが止まってしまったら何の意味もありません。

この継続性を埋めるには、やはり現地でウィリアムのような有力なパートナーを見つけ、恊働で動いていくことが大切だと思います。

現地人が、現場で他の現地人と一緒に考え、決断していく。

今後も、ウィリアムやアレックスなどだけで回せるようなプロジェクトに成長させていきたいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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