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「社会起業家」。最近ではこの言葉を耳にする機会も多くなったのではないでしょうか。

しかしながら、実際に自分が社会起業家になることを思い描いている人は少ないでしょう。そんな中、社会を変えたいという強い志を持った人たちに集まってきてほしいという会社があります。

今回は、社会起業家の第一線で活躍されている、株式会社ボーダレス・ジャパン代表取締役副会長・鈴木雅剛(すずきまさよし)さんにその想いを伺いました。(聞き手:田才諒哉)

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ボーダレス・ジャパンとは

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株式会社ボーダレス・ジャパン・鈴木雅剛さん

ーーまずは、ボーダレス・ジャパンについて教えてください。

私たちは「社会起業」を専門に行っています。貧困や環境問題、差別や偏見をビジネスの力で解決するのです。

そして、私たちは社会起業家のプラットホームを目指しています。事業ノウハウ、資金、社会問題を解決したい志を持った仲間が集まる場所。そして、世の中で起きている問題に対して最速でアプローチができる。これらを目指して社会問題の解決に取り組んでいます。

これからの社会を担う学生たちに伝えたいこと

ーー鈴木さんが社会起業家として、私たちのような学生に伝えたいことは何でしょうか。

学生時代、ボランティアやNGO活動などに取り組み、社会問題を目の当たりにした人たちは大勢いると思います。そして、「これで本当に良いのか」「なんとかしたい」という想いを抱いた人もいるでしょう。

しかし、就職活動のシーズンになった途端にその想いは影を潜めてしまう。総合商社や銀行などを目指して就職活動をしていく。もちろん、自分にとってそれがベストな選択であれば問題はありません。

もし本気で世の中の社会問題を解決したいというアツい想いを持っているのにも関わらず、それを実現できない道に進み埋もれてしまうのはもったいないと思うのです。やらなければいけないと思った人がやらなければ、社会は変わらないのです。

ーー私の周りにも、学生時代に社会貢献活動をしてきた人たちはたくさんいます。しかし、いざ働くとなると、なかなかその一歩を踏み出せないのだと思います。その点に関してはいかがでしょうか?

もちろん、いきなり社会起業をするというのは難しい。ノウハウもお金もないなら尚更です。

だからと言って、民間企業に就職し、勉強してから立ち上げようというのもまた違う。その数年の間にも、世の中で起きている問題で苦しんでいる人たちがいるのです。

だから、私たちは最短距離で社会起業家になる道を提示しようとしています。ボーダレス・ジャパンには、これまでの事業ノウハウや資金、なにより社会を変えたいという同じ想いを持った仲間が集まっています。

それを存分に活かし、一秒でも早く、最速で社会問題を解決する道を選んで欲しい。本気で社会を変えたいと思う行動力のある学生に、私たちのリソースを提供したいと考えています。

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これから就職活動を迎える学生にメッセージ

ーー現在、就職活動を行っている学生、これから就職活動を控える学生たちにメッセージをお願いします。

一番伝えたいことは、”決めることを恐れないでほしい”ということです。将来のことは、どんな道に進んだとしても分かりません。社会に対して自分が、状況を変えたい、なんとかしたいと思ったとき、つまり、「社会に対して大きく心が動いたとき」がスタート地点なのです。

自分のやりたいこと、目標を見据えたとき、初めて必要なものが見えてくるのです。もし、あなたが「社会に対して大きく心が動いた」のならば、私たちは全力で社会起業のためのノウハウやアドバイスを叩き込みます。

本気で社会問題を解決したいという志を持った人たちが集まってくることを、私たちは楽しみに待っています。

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いかがでしたでしょうか。これまで社会問題に対して少しでも心が動いた経験のある方、将来の選択肢として「社会起業家」になることも考えてみてはどうでしょうか。

株式会社ボーダレス・ジャパンでは、現在7つのソーシャルビジネスを行っています。トジョウエンジンでもこれまでに、そのうちの一つの事業を取り上げています。ぜひご覧になってみてください。


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