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photo credit: jordi.martorell via photopin cc

アフリカ最大の経済規模を誇り、世界有数の産油国でもあるナイジェリア

そんな中、天然ガス生産を増やすために、アフリカで初めて、ガス工業地帯(Gas Industrial Park)を建設することが発表されました。

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国内産業に注力

ガス地帯は、ナイジェリア南部のデルタ地区で建設予定とのこと。メタノール・農薬・石油化学製品などを生産。天然ガスの種類として、液化石油ガス(LPG)とエタノールを集中的に産出していきます。

そして、国内でのLPG使用率を上げ、化学製品加工の業界を成長させる目的があります。残留ガスはメタノールや農薬などの原料としても使われます。

今まで、同国は石油産出に国を挙げて力を注いでいました。しかし、世界的なエネルギー産出の”ベストミックス”で、今後は天然ガスをナイジェリアの経済活動の中心として育て上げていきます。モデルとして、ロシアのように、ヨーロッパ諸国などの国々への天然ガス輸出を積極的に行っていきいます。

この取り組みが行なわれるための投資、輸出国を探すために、建設予定地までのインフラ整備、そして国民の賛成を得ていくことが直近の課題となってきそうです。アフリカが世界から頼られる時代もそう遠くないでしょう。

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