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インド映画といえば、歌って踊る「ボリウッド」。実際にインド映画を1本通して観たことがある人は少ないのでは?

今回は、老若男女問わずぜひとも観てもらいたい本当に一押しのインド映画をご紹介いたします。この機会にインド映画に挑戦してみませんか?

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3 Idiots(原題)」はイメージ通りのインド映画の荒唐無稽さと現在のインドが抱える問題を上手く組み合わせてあり、贅沢でバランスの良い作品となっています。

ビデオ屋さん大賞でもかなりプッシュされています。有名作品を押しのけての1位で、異色を放っていますね。

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第4回ビデオ屋さん大賞

ここで、簡単にストーリーについてお話ししていきます。

3idiots=3馬鹿トリオ

主人公はインドの超エリート工科大学に通う3人の学生。

物語は10年前の大学におけるエピソードと3馬鹿トリオのうちの一人、ランチョーを探す旅を織り交ぜながら進んでいきます。

舞台は大学。インド人大学生とはいえ、日本人が大学生活として思い浮かべるような、講義、試験、友達、就活、恋愛、酒…は同じです。この3人は大学生活の中で様々な場面にぶち当たります。

そんな時にキーワードとなるのが題名にもなっている「きっとうまくいく(All is well)」なんです。

イメージ通りの荒唐無稽さ

すごく前向きな映画だからエネルギーを貰えるのでしょう。

3人はピンチに直面した時、「うまーくいく、うまーくいく」とおまじないを言いながら踊り始めます。

そんな時、このような音楽が流れ出します。

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合言葉は「きっとうまくいく(All is well)」

すごくコミカルなんです。謎に「コケコッコー」の鳴き声から始まり怪しげな音楽が流れ高まっていく奇妙なリズム。

1:30あたりから「All is well~~~」がやっと始まります。これぞインドの音楽。

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インドの教育問題

映画の中では、「学歴社会(による学生の自殺)」と「詰め込み教育」が取り上げられています。

大学生の方は大学生なりの視点から、教育関係の方は教育という視点から、人によっては貧困という視点をもって見ることができそうです。

インドの歌と踊り

インド映画には欠かせません。もちろん、この映画でもその要素は含まれています。

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インド映画で口笛は鉄板です。

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Zoobi Doobi(動画、音楽)は、一番多く流れてくる音楽です。ズビドゥビ・ズビドゥビ・バンバーラの繰り返しで中毒性があります。

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何故か踊るシーンはトイレやシャワー室が多いんです。

恋愛要素も含んでいて、インド人の美女も登場します!

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エンディング

最終的には3馬鹿トリオの一人、ランチョーと再会します。なぜ、ランチョーが途中で失踪したのか、その間に起こった様々な出来事がとても濃いです。

内容が本当に盛り沢山なので人によって何がテーマだと思うかは様々な気がします。家族や友人と一緒に見て話し合うのも楽しいかもしれませんね。

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映画を通して、日本とは違ったインド人の生活スタイルも見受けられますが、日本人と似たような部分も多いので共感できるところも多いです。

3人とも前向きで応援したくなるような青年で、愛着が芽生えていきます。エネルギーを貰える作品となっていますので疲れたな、と思った時や笑いたい時、ぜひチェックしてみてくださいね!

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