シンプルな暮らしに興味はありませんか?

今、アメリカを中心に盛り上がりを見せる「Tiny House Village」というムーブメント。新しい暮らしのカタチに世界中の人々が注目しています。

途上国にも広がっていく可能性を秘めた新しいコミュニティについて、ぜひ紹介させてください!

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「Tiny House(タイニー・ハウス:小さな家)」とは?

環境問題や金融難、都市の家賃の高騰など、気づけば日々の生活にはいろいろな問題がつきまとっていますよね。その中で「もっとシンプルな生活を送りたい」と考え、小さな家でのコンパクトな暮らしを選択する人が増え始めました。

それが「Tiny House(小さな家)」というムーブメントです。

環境にも人にもやさしい小さな家での暮らし。低コストでありながら、機能やデザインを自由に設計できるところも人気のひとつのようです。

小さな家で、ホームレスを救え!

現在アメリカの諸地域では、この「Tiny House」を用いたホームレスの支援を始めています。

これまでホームレスの人々の多くは、彼らの自治区となる「テント・シティー」を形成して生活して来ました。しかし、その安全性や持続性は必ずしも保証されていません。

そこで、彼らのための安全で自営可能なコミュニティとして、「Tiny House Village」が誕生したのです。


これらの各コミュニティは約30の小さな家から成り、管理室・共同キッチン・バストイレ・交流スペースなどが設けられています。また、入居者たちは限られた物資を効果的に共有・再利用します。

いくつものテント・シティーを研究してきた都市プランナー且つ小さな家の建築家のAndrew Heben氏によると、このモデルによりアメリカのホームレス問題は解消できると言います。

途上国の未来を変える新しいコミュニティのカタチ!

ホームレス問題の解消と並んでもう一つ、このコミュニティ・モデルが注目をあびている理由があります。それは、世界各国の人たちの生活のモデルのとなり得ることです。

低コストで住居を構え、近隣の人たちと共に暮らしていくことは、世界中の人たちが注目する大きなトピックであり、特にコミュニティの繋がりが深い途上国の人たちにとって、ピッタリの生活スタイルと言えるのではないでしょうか?

今アメリカを中心に話題になっている新しいコミュニティのカタチ。この流れが南米やアフリカなど、世界中に広まっていくことは時間の問題かもしれませんね。

inhabitat


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