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みなさんもきっと大好きな甘くて美味しいチョコレート。

でも、どこの国の誰がチョコレートを作っているかあまり知りませんよね。今回は、生産者の顔が見えるフェアトレードチョコレート店「MAMANO」についてご紹介致します。


赤坂見附から徒歩1分。約2坪ほどの広さに、世界一小さなチョコレート工場「MAMANO(ママノ)」はあります。

「MAMANO」の特徴は、チョコレートが100%フェアトレードで輸入されているということ!すべてフェアトレードのチョコレート屋さんなんです。素晴らしいですよね。

アリバカカオで森を守る!

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(アリバカカオ 写真:天空のチョコレートプロジェクトサイトより)

では、一体どんな人達がMAMANOのチョコレートの原材料のカカオを作っているのでしょうか?

南アメリカ西部に位置するエクアドル。この国のナポ地域という場所に住む、約850の農家の人々がMAMANOの原材料のカカオを生産しています。

MAMANOでは、「アリバカカオ」というエクアドル産の非常に生産量の少ないカカオの原種を使用していて、フェアトレードで輸入することで、安定的な生活を彼らに提供し、世界一絶滅危惧種の多いエクアドルの森林保護、生態系保護、先住民コミュニティの持続的発展への貢献を目指しています。

公正な取引という意味合いだけでなく、フェアトレードには森林保護や先住民コミュニティ支援など、他にも良い影響を与えることができるのです。

MAMANOの目指す3つのSMILE

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(代表 江沢孝太郎さん 写真:天空のチョコレートプロジェクトサイトより)

MAMANOでは3つのSMILEというものをミッションに掲げています。一体どんなSMILEなのでしょうか?

代表の江沢孝太朗さんは次のように語ります。

SMILE1は、お客様の笑顔です。チョコレートは「神様の食べ物」という学名がつくほどに、数百年前から希少な食べ物として、人々に愛されてきました。カカオの原種「アリバ」は、驚くほど心地よい香りで、お客様をとびっきりの笑顔にする事ができます。

おいしいチョコレートを食べると、本当に幸せな気持ちになります。ただ、MAMANOの挑戦はそれだけではありません。

SMILE2は、エクアドルのカカオ生産者の笑顔です。
MAMANOでは100%フェアトレードで、エクアドルの先住民ケチュア族が作るチョコレートを輸入して使用しています。MAMANOが適正な価格でチョコレートを輸入し、ケチュアの人々が経済的に豊かになることで、彼らの課題である若者の都市流出やカカオ生産からの撤退を阻止でき、仕事への誇りが強く持てるようになります。

消費者だけでなく、生産者も笑顔にするMAMANOのチョコレート。フェアトレードで取引することによって、ケチュア族の人の心の支援にもなるのですね。そしてMANNOにはもう一つ目指すSMILEがあります。

SMILE3は、地球の笑顔です。
MAMANOが輸入するチョコレートは、エクアドル東部のヤスニ国立公園に隣接した、世界で最も動植物が豊富なアマゾン地域で栽培されています。その栽培方法は、伝統的なチャクラ農法(無農薬の自然栽培)です。この農法であれば、森林伐採や焼き畑をせずとも世界でも傑出した良質なカカオを栽培する事ができます。

MAMANOのチョコレートは消費者、エクアドルの生産者だけでなく、カカオを作り出す広大な地球をも笑顔にしてくれるのです。

これぞまさに「三方良し」のビジネスと言えるでしょう。関わる全ての人や物を幸せにする、素敵なビジネスですね!

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(約2坪の店舗兼工場 写真:天空のチョコレートプロジェクトサイトより)

いかがでしたでしょうか?

このMAMANOフェアトレードチョコレートですが、インターネットでも店舗でも販売しています。たくさんのSMILEを想像しながら、美味しいMAMANOのチョコレートをぜひ食べてみて下さい!

店舗情報

営業時間:[月~金]10:00-23:00 [土]11:00-19:00 [日・祝]12:00-17:00
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂3-8-8 赤坂フローラルプラザビル一階

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