Sri lanka baseball hiroshima

photo credit: Hiroshima Manhall 02d.JPG via photopin (license)

スポーツを通じた国際貢献活動があることをご存知でしょうか?

これまでJICAはスリランカ政府からの要請の元、野球を指導する青年海外協力隊を派遣してきましたが、この度広島カープの前監督である野村謙二郎さんをスリランカへ送ることを決めました。

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スリランカと広島の意外な共通点

スリランカと広島には「平和」という共通のテーマがあります。

スリランカは数年前まで内戦が続いていた国。2012年に日本の支援で作られた野球場は言わば平和の象徴であり、第二次大戦後の広島にプロ野球球団と市民球場が作られた歴史と重なるものがあります。

戦後70年、復興を成し遂げた広島だから伝えられることを、野球を通じて自分なりに伝えていきたい

こう語るのは今回JICAのなんとかしなきゃ!プロジェクトの一環としてスリランカへ渡航することが決まった広島カープの野村前監督。広島カープは通称「なんプロ」の著名人メンバーに野球球団として初めて就任した球団になります。

「野球というスポーツを通じて、誰にもチャンスがやってくる平和な世界を一緒に作っていきたい」

これは以前、野球隊員として派遣された青年海外協力隊の方から伺った言葉ですが、野球は1番から9番まで平等にチャンスが回ってくるスポーツであり、誰もがヒーローになれる可能性があります。

近年スリランカは野球への人気が高まっており、競技人口は5000人を超えたとのこと。この人数がもっと増え、日本や海外の人たちとスポーツを通じて平和な世界を一緒に目指していくことを願ってやみません。

今回の野村前監督のスリランカ渡航で、野球を通じた2つの国の新しい繋がりが生まれることを期待しましょう!

[JICAプレスリリース]


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