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みなさんは「学校教育で一番重要な科目は?」と聞かれたら、どの科目を答えますか?

「数学だ」と答える方もいらっしゃるかもしれませんし、「いや、英語だ」と答える方もいらっしゃるでしょう。人によって「国語」「化学」「世界史」等々、文系・理系問わず様々な科目が挙がりますよね。

そんな中、観光が発展しており、多くの外国企業の参入が続くカンボジアでは、「英語」が最重要なスキルになっています。

職業選択においても英語ができるかどうかで大きな差が生じているだけでなく、クメール語で発信される情報が少ないため、インターネット上で英語の情報にアクセスできるかどうかによっても格差が生まれています。

今回は、英語の先生が圧倒的に少なく、勉強するための教材も手に入りにくいという教育課題を抱えるカンボジアの地方で、スマートフォンを活用した英語学習の機会創出に取り組んでいる「EDUCA」をご紹介します!

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スマホで始まる教育革命

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「EDUCA」は、カンボジアの地方にスマホを用いた英語教育を届けるプログラムです。現在はコンポンスプー州にある、チャンボック村に住む中高生を対象にしています。

先進国で使わなくなったスマホスマホやタブレット等のデバイスを回収し、現地で作成した動画による英語学習コンテンツを挿入して地方の生徒たちに届けます。

また、デバイスを届けて終わりではなく、その村のOBや現地NGOと協力して、生徒たちの勉強のサポートも行っています。具体的には、生徒たちが困った時に質問できるような環境や、学習内容を共有することのできる機会を毎週設けています。

カンボジアと日本のかけ橋になる

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「EDUCA」は、“学習のキカイ”を届けるとともに、遠く離れた人と人の心を繋げる取り組みでもあります。日本のスマホ提供者とカンボジアの生徒が、スマホという媒体を介してメッセージや写真を送りあう。また、生徒の学習状況もいつでも閲覧可能で、アドバイスを送ることもできる。

「2017年までに、現地の人が主体となって1000人の生徒に“学習のキカイ”を届ける」という目標を掲げているEDUCA。これからの展開に注目です。

最新の活動を知りたいという方は、ぜひ「EDUCA」のFacebookページもチェックしてみてください!

[EDUCA]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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