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日本では当たり前に手に入る「水」が、なかなか手に入らない国があることをご存知でしょうか?

アフリカ東部の赤道直下に位置するケニアでは、生活に必要な水を得るために、一年のうち一ヶ月以上もの時間を費やすと言われています。

この日本から遠く離れた地で、水道インフラの改善に力を注ぐ2人の学生の挑戦をご紹介します!

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私たちの周りには当たり前のようにある水が存在しない世界

アフリカ・ケニアのキスム。この地域の北部には、政府が作った水道管が通っており、水道のある家庭も存在するのですが、南部にはなんと水道管自体がありません。

そのため南部の村人は、北部の水道のある場所まで水を買いに行きますが、それも一部の人々。南部のさらに奥地に住む人たちは、北部まで水を買いにいくことが難しいため、近くの濁った川や雨水を、飲み水や生活用水に利用しています。

水汲みを担う女性や子供は、20キロのタンクを頭に載せ、1日に何度も水を汲みに行きます。水を手に入れるために生じる時間は、学校で教育を受ける時間やお金を稼ぐための労働時間を代償にして生まれるものです。

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頭に20キロの水を乗せ、一日に何度も水をくむために家と水源を往復します

水問題を解決するため、2人の大学生が立ち上がる!

この現実を知り、彼らに綺麗な水を届けたいと2人の大学生が立ち上がりました。

栫井啓太郎さんと筒井智之さんの2人は、テレビの向こう側だった途上国を知りたいと、ケニアで水事業を行う民間企業へインターンシップしたことがきっかけで、キスムのことを知りました。

現地を調査する中で分かったことは、水道水を使えず、濁った川の水や雨水を飲料や生活用水に利用している人は、コレラや腸チフス、胃腸炎といった水由来の感染症に苦しんでいるという事実でした。

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現地で実際に飲まれている濁った水です

この問題を解決しようと、2人は現地政府と交渉し、キスムの北部から南部へと水道を引く計画を立案。まずは水を量り売りできるウォーターキオスクと水道管の設置をめざしています。

しかし、計画には工事費等が一部不足しているため、現在READYFORを通じて資金調達を実施しています。

キスムの詳しい様子や、彼らの想いに共感された方は、ぜひREADYFORのページをご覧ください!

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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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