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近年、学生の新しい選択肢として「海外インターン」への関心が高まっています。しかし、「興味はあるけど簡単には挑戦できない…」というのが実情ではないでしょうか。

そんな中、先日4月14日にトジョウエンジンの運営団体であるe-Educationと、海外インターンの機会を提供するタイガーモブ株式会社が「学生途上国インターン説明会」を共催しました。定員を超える多くの方にお集まりいただき、大盛況で終了した当日の様子を今回はお届けしたいと思います!

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当日の流れ

  1. 各団体紹介・OBOGプレゼン
  2. タイモブ×e-Eduクロストーク
  3. 交流会・個別相談会

第1部 各団体紹介・インターンOBOGによるプレゼン

当日は会場を2箇所に分け、各団体による登壇を行いました。

タイガーモブによるプレゼン

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タイガーモブによるプレゼンの様子

タイガーモブからは、海外インターンシップ事業統括の古田さんと、ガーナインターン経験者の貝瀨さんが登壇されました。

世界33カ国200件以上の実践的な海外インターンプログラムを提供しているタイガーモブ。この日は、過去のインターン経験者の例を交えながら、海外インターンの概要についてお話ししてくださいました。

OGとして登壇してくださったのは、春休みを利用してガーナのパン屋でインターンされていた貝瀨さん。実は帰国してからまだ1週間も経っていなかったそう!帰国直後だからこその、リアルかつ詳細なお話をしてくださいました。

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ガーナの鮮やかな衣装に身を包み、現地での経験を目を輝かせて語る貝瀨さん

日本の女子大生である彼女が、いきなり現地でガーナ人のマネジメントを行うのはもちろん簡単なことではありませんでした。

彼女が職場の様子を撮影するときだけ仕事のやる気を出すガーナ人。
仕事中だろうとテレビでサッカーの試合が始まれば夢中で観戦するガーナ人。

日本ではあり得ないような光景ですが、「自分のバックグラウンドで培った『当たり前』を押し付けずに、現地の人々の価値観ややり方を尊重する」ことの大切さを学んだと話してくださいました。

マイノリティ環境の中で洗練されろ

そんな貝瀨さんは最後にこう語りました。言語に宗教に見た目に、自分が圧倒的マイノリティである環境。日々挫折や孤独感も生まれますが、そんな環境だからこその気づきや学びがあるということを、参加者の皆様に語ってくださいました。

e-Educationによるプレゼン

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e-Educationによるプレゼンの様子

e-Educationからは、職員の古波津と、フィリピンインターン経験者の繋が登壇しました。

NPO法人e-Educationは、「最高の授業を世界の果てまで届けよう」というミッションの下、途上国で映像授業を用いた教育支援を行なっています。これまで約40人の学生インターンが現地に渡り、事業の立ち上げや運営を行ってきました。

OBとして登壇した繋は、フィリピンでの1年間に渡る活動を、印象的なエピソードを交えながらお話ししました。

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3月に帰国した繋(つなぎ)。長期に渡る活動を終えての言葉は、1つ1つに重みがあります

現地では、様々な事情から学校に通えなくなってしまった生徒に教育機会を提供する「オープンハイスクールプログラム」の運営や、日本の企業と協働の事業マネジメントなど、様々な活動を行った繋。試行錯誤を繰り返しながら、現地の生徒によってより良い教育を届けるために活動しました。

そんな繋が参加者の皆様に伝えたのは

無駄なことは何もない。迷っているなら飛び込め。

というメッセージ。

長期の海外インターンほど挑戦を躊躇してしまいがちですが、飛び込まなければ何も得られません。多くの参加者の方を勇気付けるようなプレゼンでした。

第2部 タイモブ×e-Eduクロストーク

第2部は、両団体登壇者によるクロストークが行われました。インターンを提供する企業と教育支援NPOの対談という貴重な機会に、話題の絶えないクロストークとなりました!

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事前に用意されたテーマを元にトークを展開していきます

特に盛り上がったのは、「海外インターンをする上での不安点」というテーマ。お金や治安、語学など、挑戦したいけど様々な点が気になってなかなか踏み出せない…という参加者の方が多い様子でした。

登壇者の皆さんは、「とにかく挑戦する」精神の持ち主ですが、ただ向こう見ずな訳ではありません。日本で事前に解消できる不安点は自分の努力で解決し、「完全な安全」はどこにいても保証されないからこそ、家族や周囲の方への説得もしっかり行う。そうしたことが、途上国でのインターンには不可欠です。

様々なハードルがあってもなお、挑戦する価値が海外インターンにはある。日本にいては絶対できない経験がある。そう語ってくださいました。

イベントを終えて

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大盛況で終了した本イベント。海外インターンに興味がある方の不安を解消するとともに、実際の経験者の声が皆さまの背中を押すことができたのではないでしょうか。また、既に海外インターンの経験がある方にとっても、次のステップを考える機会となったのではないかと感じております。

本イベントを通じて、「海外インターンという手段を自身の成長の為に利用する」という選択肢を持っていただけましたら幸いです。

お越し下さった皆さま、本当にありがとうございました!

インターン募集を開始しました!

NPO法人e-Educationが、海外担当インターン・国内担当インターンの募集を開始しました。e-Educationの理念に共感してくださる方、新たな環境で自分を成長させたい方、是非応募をご検討ください!

海外担当インターン募集【2018年5月25日〆切】

応募アイキャッチ訂正
バングラデシュから始まった活動はアジア各国に広がり、これまで約40人の学生が現地でプロジェクトを立ち上げ、現地の教育環境を改善してきました。 今回は、現在活動している途上国フィリピン・ネパールの2カ国において、プロジェクトスタッフとして活動する海外インターン生の採用を行います。
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国内担当インターン募集【2018年5月20日〆切】

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現在活動している海外の活動を国内でサポートする国内インターン生の採用を行います。e-Educationの活動を支える事務局インターンとして、国内外への広報、資金調達業務、イベント運営、ソーシャルメディアの活用などを行っていただきます。
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途上国の教育課題を若者の力で解決する

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