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先月22日は、「世界水の日」でした。ご存知でしたでしょうか?この日には、世界中、特に途上国の水問題への認知度を上げるために数々のオンラインキャンペーンも多く行われました。Mashableに掲載されている9つのウェブを活用したキャンペーンを紹介します。

1. Charity: Waterの誕生日キャンペーン

charity water

アメリカの非営利団体charity: waterが行うファンドレイジングの方法に「誕生日」を活用するものがあります。自分の誕生日に団体への寄付を集めるというものです。今回世界水の日に行ったのは、誕生日に寄付を集めている人たちのページをつくって一覧で見れるようにしました!

2. マットデイモンのトイレボイコット

俳優マットデイモンがトイレに行かない宣言! その理由とは一体?」という記事でも紹介しましたが、マットデイモンが代表を務めるWater.org。記事内にもありますが、彼自身がトイレに行かないというパフォーマンスで問題に関する話題づくりをしました。

3. Abelskillのインフォグラフィック

abelskill

イギリスに拠点を置くガス・水道会社の「Ableskills」は、かなり大作のインフォグラフィックを作成。このように水問題を分かりやすくすることでThe Water Projectへ寄付促進を狙いました。

4. ユニセフのフェイスブックアプリを活用した「Tap Project」

unicef
ユニセフのFacebookを活用した「Tap Project」。5ドル寄付すると、他の友だちを誘って、寄付の輪を広げていくことができるというものでした。

5. Instagramのブログ活用

insta water

写真共有サイトInstagramは、ブログで水問題に関わる団体などを紹介しました。紹介されたのは以下のアカウントです。ぜひ写真をのぞいてみてください!

@charitywater@rideforwater@wateraid@water,
@communitywatersolutions@waterislife@peoplewater,
@dropinthebucket@hurley_h2o

6. 「Saatchi & Saatchi」のオンラインゲーム

広告代理店の「Saatchi & Saatchi Frankfurt」が仕掛けたのは、農業のオンラインゲームを世界水の日に合わせて干ばつのゲームに変えたこと。ゲームは世界中で水不足に苦しむ農家に関する内容です。動画も合わせてどうぞ!

7. Water Collectiveのインフォグラフィック

water infographic
NPO団体「Water Collective」もインフォグラフィックを作成したとのことです(現在は見ることができません)。ウェブサイトのデザインもシンプルで数字も分かりやすいので、見せ方の参考になりそうです。

8. ユニリーバの動画コンテンツ

ユニリーバは、2015までに10億人が手洗いの習慣を身につけることを目標に「Lifebuoy」という石けんをつくっています。インドの子どもが病気を乗り越え生きていることを喜ぶ親や地域の人たちを描いた動画を作成して、水問題やこの石けんの成果を訴えています。

9. 「Water For People」のウェブサイトビジュアル化

非営利団体「Water for People」のキャンペーンは、ウェブサイトをビジュアル化(写真やデータなど)、インタラクティブ化したことです。例えば、ホンジュラスのプロジェクトでは、水道サービスや衛生環境、家計の状況などのデータをグラフで見ることができます。

 

9つのキャンペーンを紹介しましたが、水問題というだけでも切り口様々で、それぞれ目的を持ったものとなっています。日本でもこのようにウェブを活用したキャンペーン事例がどんどん出てくることを期待しましょう!

[Mashable]


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