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こんにちは!インドネシアの友達と共に日々走り回っている坂井健です。

前回の記事では、僕と同じ問題意識を持っている会社を見つけ、その会社と二人三脚でやっていくため社長と交渉する機会をもらったことを書きました。今回は社長との交渉に向け、長い時間をかけて準備したことについて綴りたいと思います。

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レバランでプロジェクトが前に進まない

「早速うちの社長にプレゼンをしてよ!」あまりにもトントン拍子にもらえた、社長へのプレゼンの機会でした。

いつ会えるか聞いたところ、提案された日程はなんと2週間後。驚いている僕を察したのか、彼は「レバランだからしょうがないよ」と続けました。

ラマダンという文化をご存じですか?ラマダンとは、イスラム教の人たちが使っている暦の最後の月のことで、断食(プアサ)をすることで有名です。

ラマダンを知っている人は多いと思いますが、レバランを知っている人は少ないのではないでしょうか。レバランとは、ラマダンが終わった直後から始まるイスラム暦でいうお正月。お正月なのでそこら辺のお店はもちろんやっていませんし、多くの人は仕事をしません。

今回の日程の件も、レバランの影響でした。それは現地の文化なのでしょうがないと受け止め、2週間でできる準備をすることにしました。

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企画書の作成 – 相手は何を期待しているんだろう?

今まで企画書を作ったことはほとんどありませんでした。そのため週1回だったスカイプミーティングを週に2〜3回行い、日本でサポートしていただいてる方々に企画書を見てもらい、アドバイスをもらっていました。

その中で大切だったのが「相手は僕らに何を期待しているのだろう?」ということ。今回は、自分達だけでやるモデルではなく、相手方と協力して1つの事業をやっていくモデルなので、協力することで相手にとってどんなメリットが生まれるかを明確に提示することが必要でした。

「相手はいったい何を期待しているのだろう?」毎回、それを問いかけながら企画書を練っていきました。

プロジェクト集大成となる最後のプレゼンテーション

3月からスタートした僕のプロジェクトは、プレゼンからスタートしました。一番最初は何を言っているかわからないと相手側に怒られ、もう一度資料を作り直し提出したりしました。

マレーシアから帰ってきた後もメダンに行き、チルボンに行き、数え切れないほどのプレゼンテーションをやってきました。

今回、この社長にするプレゼンは僕のインドネシアプロジェクト集大成。今まで何度も失敗して学んできたことを最後に生かすという意気込みで、僕は待ち合わせ場所に向かいました。

待ち合わせで彼を待っているとき、ここ2ヵ月を思いだしていました。

そういえば期待していた看護のコンテンツもイマイチだった。色々話を聞いてもクリティカルなニーズは見つからず、時間ばかりが過ぎていった毎日。このまま日本に帰ることになるかも知れない。

そう思っていた2ヵ月前に比べると、また新たな出会いのおかげで、新しいプロジェクトが進んでいます。まだインドネシアのために出来ることがある。1ヵ月間全力で走り抜こうと心に決めました時でした。

「君がたけるくんだね、よろしく!」

そう言って、堂々と歩いてきた会社の社長さんが僕の目の前に現れました。

寄り道〜インドネシアのお菓子〜

日本人が好きなようにインドネシア人もお菓子が大好きです。今回はそんなお菓子についての紹介です。

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こちらはインドネシアで大人気のスナック菓子。インドネシアのお菓子の特徴は写真のように大中小と多くのサイズから選べるものが多いことです。

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こちらは豆のお菓子。インドネシア人は豆が好きだそうで、お菓子売り場には多くの豆が売っています。豆類のお菓子が多いのもインドネシアのお菓子市場の特徴ですね。

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こちらは日本でもお馴染み、ロッテコアラのマーチ。コアラのマーチはインドネシアでも大人気で、子連れのお母さんが買っているのをよく見ます。

この他にもたくさんの日本のお菓子が売られています。日本のお菓子が売られていると、なんだか僕まで嬉しくなります。


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