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アフリカでは“食糧不足”という大きな問題を解決すると同時に、健康的な栄養価のある食事をするよう呼びかけています。

そんな中、世界銀行管下の国際金融公社(IFC)と、グローバル農業・食料安全保障プログラム(GAFSP)が提携し、トロピカルフルーツを育て、加工するサブサハラ初のフェアトレード企業「africaJUICE」の事業拡大のために、共同投資することが決まりました。

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様々な団体が出資する「africaJUICE」

エチオピアに工場を置く「africaJUICE」が、総額1500万ドル(約15億円)を調達しました。これにより、加工キャパシティを今の3倍にし、質の高いフルーツを生産する農村とのネットワークを築くことを目指します。

さらに、今回の事業拡大で、従業員数を現在の2倍の3千人ほどに増やし、その内の半分を女性にすることを目標とします。

IFCとGASFSPはそれぞれ300万ドル(約3億円)ずつ出資し、「africaJUICE」の創業者とオランダ開発銀行(FMO)などの創業当時からの出資者もプロジェクトに加わっています。

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積極的に投資する国際金融公社(IFC)の存在

IFCのベガラさんは次のように言います。

このような民間企業への投資に、我々は大きなポテンシャルを見いだしています。例えば食糧加工企業は、農家、そして世界の消費者へと繋がり、ネットワークがどんどん広がっていく可能性を持っています。

農家へ投資し、種などを自らが買い、自立していくことは、IFCが掲げる食糧安全保障と、農村部の所得向上の2つの目標達成に大きく貢献します。

今年、IFCは過去最大となる総額450億ドル(約4.4兆円)を農業関連に投資しました。アフリカへの投資を急増させているIFCの今後の動向には、目が離せませんね。

[IFC]


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