fep12

発展途上国に中古のサッカーシューズを再生し寄贈している佐賀県のボランティア活動が、MOTTAINAIキャンペーンと連携することになりました。

J1サガン鳥栖を運営するサガン・ドリームスの前社長、牛島洋太郎さんが活動の発起人で、物を大事にし、環境や人々の生活を守るMOTTAINAIキャンペーンの趣旨に共鳴。10月29日には、初めて障害者施設に再生作業の一部を依頼し、約200足を仕上げました。

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すでに7ヵ国に350足を寄贈

この活動は「FEP(フットボールシューズ・エコリペア・プロジェクト)12」の名称で展開。牛島さんを中心に、佐賀市のNPO法人「SACAS」が全国から傷んだサッカーシューズを集め、福岡県古賀市でバッグ修復などを手掛ける「エコアクリエイト」社が再生させ、佐賀市のNPO法人「地球市民の会」が海外へ贈っています。

靴はJリーグのトップチームからも集まっており、昨年12月以降、ミャンマーやバングラデシュ、ケニアなど7ヵ国に約350足を贈りました。今回は東南アジアに200足を寄贈する予定で、相手先はラオスなどを検討しているということです。

29日の作業は鳥栖市の障害者支援施設「青葉園」の利用者が取り組みました。今回は無償で行ったとのことですが、将来的には労賃を払うことを考えており、支援してくれる企業や団体、個人を募っています。

[FEP12]


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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