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素晴らしい方との出会い

みなさん、こんにちは。e-Educationミャンマー代表の小沼です。前回の記事では、学生が学校に登校していない理由、それに対処するために先生たちと協議したことについて綴らさせていただきました。

今回の記事では、つい先日知り合ったDwight さんが紹介してくれた方のとのミーティングなどをご紹介したいと思います。

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素晴らしい方と出会う

マンダレーからヤンゴンへ戻り、Dwightさんが紹介してくれた方とお会いしました。その方は、ミャンマーで一時期No.1だった学校のディレクターであり、様々な活動をしていることをDwightさんから聞いていました。

実際にお会いしてみると、本当に素晴らしい方。現在働いている学校の他に、同僚たちとCSRに近い形で貧しいミャンマーの子どもたちに教育支援している方でした。

メイミョーという地域に寄宿制の学校を作り、高校生まで学習支援をしているとのこと。しかし、ここ2年間、その学校からは高校修了試験の合格者が出ていなく、頭を抱えているところでした。

そこで、DVD授業の話をしてみると、「それは面白い!」と仰ってくださり、一緒にメイミョーに行くことになりました。一緒に同行し、どのような教育問題を抱えているかをしっかり見てから、今後の連携について考えるつもりです。

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文法セクション解説が終わり、受験ノウハウを説明する先生

撮影後、実施校へ向かう

ミーティングで新しい可能性を感じた後、ワクワクが止まりませんでした。

e-Educationプロジェクトを進めていると、時折、アドレナリンがどバーッとでる時があります。これが癖になり、活動を止められなくなるのです。

ただ、ワクワクして一気に色んなことを始めたくなりますが、コツコツ足下を固める必要もあります。事業の進捗をチェックするために、次の日の英語の撮影が終わった後、僕はまたマンダレーへと向かいました。

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DVDを学生一人一人に配布

今回マンダレーに向かったのは、寺子屋のあるカンピューを訪れるためでしたが、カンピューに行く前にもう一つの実施校でもあるマンダレーの学校も訪れました。目的は、学生に対してDVD配布をすることでした。

前回の記事で書いた通り、先生との意思疎通がうまくいっておらず、DVDが生徒に届いていませんでした。

そこで、オリジナルのDVDを学校側に渡し、学生の手元にDVDが届くことに。学校側が生徒に配布するDVD費用をカバーすることになりました。その他に、先生との今後の進め方について話し合い、どのようにしたら学生が家庭で効果的に勉強できるか議論しました。

僕は、この問題を事前に英語の先生、化学の先生などに相談していました。彼らが口をそろえて言っていたアドバイスは、“問題を解いて、自分のできないところ可視化すること”でした。

予習、映像授業、復習が大切なことを生徒に教え、これから一緒に頑張って前に進もうといい残し、学校を後にしました。

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ヨットで横になる僕

そしてカンピューへ

学校を後にして、カンピューに向かうため、いつものようにボートでカンピューに向かいました。以前、訪れたときは8時間かかったのですが、今回は6時間ほどで到着。慣れてきたのか、ボートで寝てしまいました。

カンピューに着いてすぐに僧院長に挨拶をし、その日は就寝。次の日、どのようにプロジェクトを進めるか先生と話しながら、DVD授業を本格的に流し始めました。ようやくスタートラインに立った気持ちでした。

来週はカンピューでのDVD授業の様子、生徒の反応、先生たちとの予備校視察などについてご紹介したいと思います。引き続き応援よろしくお願い致します!


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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