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みなさん、こんにちは。e-Education Projectミャンマー担当の小沼です。

先週の記事では、共同代表の三輪(以下、三輪さん)がミャンマーに出張にきたことを綴らさせていただきました。

今週は、共同代表の三輪さんとマンダレー付近の実施校を訪れたことを綴らさせていただきます。

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マンダレーの実施校訪問

ヤンゴンでミーティングを行った後、さっそく実施校を訪れるために、マンダレー行きのバスに乗り込みました。朝5時頃にマンダレーへ到着し、少し作業をするためにホテルへ移動します。

朝ご飯を食べる時間になり、ホテルの近くのローカルレストランへ向かいました。「幸せを呼ぶ鳥」を購入したり健康遊具で遊んだのはこのときです。

10時に学校の先生と待ち合わせをしていたので、タクシーに乗り実施校へ移動。この実施校では、生徒が学校に来ていないため、少しプロジェクトが頓挫しています。そのため、どのようにすれば効果的にプロジェクトを行えるかなどを重点に話し合いました。

その後、学校を後にし、カンピューの実施校に向かうため、予約したタクシーに乗り込もうとするとトラブルが起きました。往復で予約していたはずのタクシーは、片道タクシーだったのです。しかも料金がやけに高い。交渉の結果、決裂し、違うタクシーを探すことになりました。

「やっぱりトラブルはあるものだよね」

笑いながらコメントする三輪さんを見て安心し、近くのタクシーを捕まえて、再度交渉。10分ほどかけて交渉した結果、無事にお互いが納得する値段で話がつきました。

自走しているカンピュー

マンダレーから車で3時間ほど走らせるところにカンピューはあります。午後4時頃に到着し、瞑想センターへチェックイン。その後、美味しい夕食をいただきました。

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ダイニングホールの外に出てみると、その日は綺麗な夕日でした。自然豊かなところからみる夕日は本当に素敵です。

19時頃に学校へ向かうと、学生は必死に勉強していました。カンピューでは、先生たちが率先してスケジュールを組み、映像を流しています。この日の授業は、物理でした。

物理の授業は、計算を中心に説明しており、先生の解説の合わせて、生徒も式の方程式や解法を声に出して勉強します。ただボーっと映像を見るだけではなく、生徒たちが自主的に参加している様子を見て、「これはいける!」と確信しました。

「今日は特別授業があります!」

物理の授業が終わった後、僕から生徒たちに声かけし、三輪さんにプレゼンしてもらいました。自身が日本の田舎出身であった話や、e-Educationの物語などを紹介し、生徒たちは興味深そうに話を聞いていました。三輪さんは、学生たちの勉強を邪魔してはいけないとプレゼンは早めに切り上げ、後は生徒たちの学習の様子を見守ることに。

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生き生きする三輪さん

最後の実施校、メイミョーへ

次の日の朝、断髪式が瞑想センターで行われました。

その後、タクシーに乗り込み、次の実施校メイミョーへ。学校へ到着すると、早速管理者と先生とミーティングを行いました。

「この学校からは2年連続で合格者が出ていないんだ」

悔しそうに語る先生の言葉が胸に刺さりました。他にも、学校の教育実態や課題を話し合い、今後の協力方法を検討し合いました。

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その夜、学校管理者たちと一緒に夕食を食べ、毎晩22時から行っている映像授業の様子を見学しました。この学校はプロジェクターではなくDVDプレイヤーを使用し、学生たちは勉強に励んでいます。

先生が学生の隣に座り、DVD授業をサポートしている様子が印象的です。わからない時には、授業をストップし、先生に質問などを行ったりしています。

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MTGの準備をする僕

予定変更があるも…

次の日、来年度から導入したいという校長先生6人とミーティングを行うはずでしたが、先生たちに急用ができ、このミーティングを行わないことに。

メイミョーで来年度のプランを三輪さんと話し、ヤンゴンへ戻りました。ヤンゴンへ戻ったのは、来年度プロジェクトのキーパーソンとなる人とミーティングを行うためです。

このミーティングの様子は来週綴りたいと思いますので、どうぞ楽しみにしていてください。今週もありがとうございました。


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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