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みなさん、こんにちは。e-Education Projectミャンマー担当の小沼です。

先週の記事では、共同代表の三輪(以下、三輪さん)と、来年度の事業に関するミーティングを行ったことを綴らさせて頂きました。

今週は、三輪さんがバングラデシュへ旅立った後、ヤンゴン市内で行ったことを綴りたいと思います。

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体をリフレッシュ

三輪さんを空港で見送った後、僕は正直ホッとしました。

「何も問題が起きず、三輪さんの出張が終わった…」

そう思っていると、ここ2週間の疲れがドッとでました。この2週間ずっと移動を続けており、夜行バスで睡眠を取ることも多かったのです。

「受験シーズンの前に、少し休むか…」

そう思い、体を休めることにしました。好きなカフェに行き、コーヒーを飲みながら一息ついたり、日本人の友達と夜中まで騒いだり楽しい時間を過ごしました。またジョセフという仲の良い学生とサッカーをしたり、マッサージ屋に行くことも。

こうして心身リフレッシュした僕は、またアクセルを踏み直しました。

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ガンゴーの素晴らしい生徒たち

リフレッシュした後は、ジョセフの通っていた学校に足を運びました。先週の記事で紹介したガンゴーという学校です。今回訪れたのは、ジョセフから連絡が会ったからです。

ジョセフ:「たけ、e-Educationの活動に関心を持っている学生がいるんだ。紹介させてくれ!」

ジョセフから相談を受け、学校で待ち合わせをすることにしました。ジョセフと合流した後、さっそく関心のある学生と会うことに。会ってみると「あ、この子か!!」となりました。

その学生は、以前三輪さんとプレゼンを行った時に、一番発言をしていた学生でした。話を聞くと、彼はカチン(ミャンマーの北部)州出身で、故郷にDVDを届けたいそうです。

「故郷にDVDを届けたいんだ。協力できることがあったら何でも言ってくれ。あ、そうだ。カチンに来てくれ。どんな状況か見てほしいんだ。いつ来れる?」

こんな熱いメッセージをもらうと、つい目頭が熱くなります。この会話の後に、e-Education、彼の故郷、彼の夢など多くのことを話しました。連絡先を交換し、また後日会うことにして、学校を後にしました。

学校を後にした後は、2014年度の活動計画を練り始めました。

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未来のロールモデル達

ミャンマー人による教育コンテンツ作り

活動計画を練り上げる際に、一つ気をつけていることがあります。それは、現地の人を最初から目一杯巻き込むことです。

「自分で作ったe-Educationプロジェクト」

現地の人たちにこう思ってもらう方法を、つまり、ミャンマーの人たちが「主人公」になってもらう方法を考えました。

今年度、活動して気づいたことは、自分で考え、作り上げるプロジェクトは愛着が沸き、他の人にどんどん紹介したくなります。これは他の国のメンバーも同じだそうです。

もしジョセフ自身がそのように思ってくれれば、ミャンマー人がミャンマー人のために教育コンテンツを作成することができるようになるのです。

現地のお兄ちゃん的存在が、多くの生徒のロールモデルになり、国を変えていく。そのようなプロジェクトにしたいため、今年度の活動計画を練り上げるときは、ジョセフ、ガンゴーの他の生徒、先週紹介したアウンジーさん、キーコちゃんを巻き込んで現在動いています。

試験まで残り3週間。学生の背中を少しでも後押しできるように頑張っていきますので応援よろしくお願いします。


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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