Samsung-Solar-Powered-School

Photo: TechCabal

e-Educationも世界各地で日々取り組んでいる、ICT(情報通信技術)を使った教育問題の解決。

そんな中、サムスン電子が先日、東アフリカ・ケニアで、初の太陽光発電で稼働するインターネットスクール「Solar Powered Internet School(SPIS)」を開校しました。

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どこでも電気とインターネットへのアクセスを確実に

ケニアの農村部のカジアド群にある、アラップモイスクールでパイロット的に本イニシアチブは行なわれます。周辺9校の生徒たちも利用可能とのこと。

SPISは、長さ約13メートルほどの輸送コンテナを”サムスンスクール”に改造したもので、24個のサムスンコンピュータ、プリンター、電子黒板、ネットアクセス、そして太陽光パネルなどが設置されています。総コストは約15万ドル(約1500万円)ほどだそうです。

ここから、電気とインターネット、そしてサムスンが提供するソフトウェアでケニアの僻地の教育水準の向上を目指していきます。

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Photo: CIO East Africa

組織で拡大していく

サムスン電子東アフリカ・バイスプレジデントのングルさんはこう語っています。

サムスン電子では、コミュニティを様々な形でサポートしていくことを目指している。SPISは、より良い教育環境を提供し、生徒と先生たち両方に素晴らしい可能性を提供することができるだろう。

サムスンは、本プロジェクトのためにインテル、韓国教育研究所と提携。アフリカの大手通信会社Safaricomともパートナーシップを組み、現地でのSPISの拡散に今後も努めていくそうです。

このように、大企業が農村で、時間のかかる”教育問題”の解決をする取り組みに目が離せません。

Balancing Act


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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