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震災で苦しむネパールの子どもたちに、最高の教育を届けたい

2015年8月から本格的な立ち上げをスタートさせている、e-Educationネパールプロジェクト。今後の継続的な支援につながるように、現地の先生や教育省との連携が始まっています。

また、プロジェクトの立ち上げに際して、moonshotでのクラウドファンディングにも挑戦をしております。

今回は、プロジェクト成功に向けて関西で開催したファンドレイズイベントの様子をお伝えいたします。


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ネパールのためにできることを、みんなで

今回のファンドレイズイベントでは、ネパールの教育支援に取り組んでいる3つの団体のコラボレーションによって開催をしました。

現地では、様々な教育課題があります。加えて、それに対しても複数のアプローチがあります。各団体がネパールで取り組んできている活動や想いをシェアしつつ、「これから何ができるか、何が必要か」を参加者も含めて一緒に考える会となりました。
 
今回、取り組み紹介としてお話頂いたのは、こちらの方々です。

Colorbath 安部亨さん

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ネパールと日本の教育課題をともに紹介

Colorbathは、「世界とつながる原体験を」ということをキーワードにして、Skype等を用いてネパールの学校と日本の学校をインターネットでつなぎ国際交流をするプログラムを行っています。

ネパールでは山々が険しく移動が大変ということが大きな課題であり、インターネットを通して教育を届けようとネパールで活動をしています。現在はカトマンズの学校と実施をしていますが、今後山岳部の学校に対して、インターネットを通して教育の機会を届けていくことを目指しています。

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現地の先生ができるように研修も行う

カトマンズの学校においても、「詰め込み・暗記型教育からの脱却」が叫ばれているようで、日本と同様アクティブラーニングの浸透に向けて教育省も力を入れようとしているようです。途上国の課題解決に向けて日本の知見が求められています。

SPEC 二ノ宮響さん

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ネパールで8月に主催したスポーツフェスティバル

ネパール支援団体のSPECは、8年前からネパールの孤児院の子どもたちの自立支援のために活動をしています。

学校建設、食事や住居等へのサポートは海外のNGOからの支援が入ってきてはいますが、子どもたちが笑顔で楽しく過ごし成長していく機会がないという課題に着目して、現地でスポーツフェスティバルを主催し孤児院の子どもたちを招待して実施をしています。

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1つの問題にアプローチすれば、さらなる課題が見えてくる。1つの団体の活動だけで全ての問題を解決することは難しく、見えてきた課題を多くの人にシェアして、他の団体との連携も行っていくことで、ネパールのためになる持続的な活動ができるのではないかというお話も頂きました。

e-Educationネパールプロジェクト

そして、e-Educationの概要やネパールでのプロジェクト状況についてもお伝えしました。関西では初となるe-Educationのイベントになります。

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代表三輪によるプレゼンテーション

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ネパール担当の吉川から現地の状況をシェア

ネパールの山岳部を中心とする公立学校では、教師の数が慢性的に不足しています。

毎年約50万人ほどの多くの生徒が受験する全国共通の高校卒業認定試験 SLC(School Leaving Certificate)というテストがありますが、公立学校の生徒の合格率は約20%と非常に低い結果となっています。公立学校に通う子どもたちがしっかりと力をつけ、SLCに合格していくことをサポートすることで、都市部と山岳部の格差を埋めることができればと思います。

ネパールからリアルタイムの情報シェア

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インターネットを用いてネパールからも現地の様子をお伝え

ネパールで一緒に取り組んでいるメンバーもインターネットを使って参加し、SLCはどんな位置づけかということをネパール人からも話をしてもらいました。

「SLCに合格できないと、良い仕事にも就けないし大学にも行くことができません。社会に出て行く大きな関門であり、その合格がなければ夢を描くこともできません。受験時には、生徒はみんなとても大きなプレッシャーを感じています。」

現場の声ということで非常にリアリティのある話をしてくれました。また、日本側からの質問に対するやりとりもすることができ、ネパールの教育課題についてより理解を深めることができました。

連携することによってできること

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今回、ネパールに関わる3つの団体が連携しての開催によって、様々な観点のアイデアや情報共有も行うことができました。自分たちだけでは小さな力でも、様々な方とのつながりによってより大きなことを実現することができます。今後も、社会課題の解決にむけて団体の垣根をこえた交流や連携を進めていくつもりです。

現在挑戦中のmoonshotクラウドファンディングにおいても、より多くの方々のご支援が必要です。みなさんのご支援が、恵まれない環境にいる子どもたちの支えになります。私たちは、最後まで諦めずに挑戦を続け、みなさんの想いを必ずカタチにしていきます。

ぜひ、引き続き応援をよろしくお願いします!

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