みなさん、こんにちは。e-Education代表の三輪です。
今日は、2年以上前から温め続けてきた新プロジェクト「LAMP」についてぜひご紹介させてください。
「LAMP」は、《Learn(学ぶ)・Act(行動する)・Make(作る)》 の3つを軸にした実践型教育プログラムであり、日本・ミャンマー・バングラデシュの若者15名が、各国を共に巡る新しい旅が始まります。
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10年目の挑戦
「距離やお金といった壁を壊し、全ての若者が可能性に挑戦できる世界を作りたい」
これがe-Educationの原点です。
「途上国」という言葉で一括りにされた場所には生まれた環境で未来をあきらめる若者が沢山います。そんな子どもたちの未来を切り開きたい。
《最高の授業を世界の果てまで届ける》
e-EducationはICTの力を駆使して、途上国の都心部と農村部における教育格差を壊し、若者に希望の光を灯してきました。
バングラデシュでは、貧しい農村から250人以上の難関大学受験合格者が誕生しました。彼らは「不可能はない」ことを証明してくれました。
活動開始から9年が経ちました。これまで3000本の映像教材を作成し、2万人を超える中高生に映像教育を届けてきました。
そして10年目となる2019年。私たちは新しい挑戦「LAMP」を始めます。
LAMPが生まれた理由
2016年7月1日。バングラデシュでテロ事件が発生。犯人は現地の優秀な若者たちでした。
2017年8月末。ミャンマーから数十万人がバングラデシュへ。ロヒンギャと呼ばれる人たちは祖国と多くの家族を失いました。
「若者が絶望ではなく未来に向かって欲しい」
私たちe-Educationは、バングラデシュとミャンマーの若者たち、合わせて1000人以上と対話を重ねました。
調査の結果、分かってきたのは若者たちのテレビ離れとSNS依存。偏った情報とどう向きあうべきなのか。日本を含む世界共通の大きな課題です。
「LAMP」はこの課題に挑みます。
偏った情報に流されず、自ら現場に赴き、課題の本質を見極められるように。社会課題の発見と解決の担い手になれるように。国境を超えて、若者たちが一緒に未来を作る、それが「LAMP」です。
LAMPのコンセプト
《学び、行動し、作る》
これがLAMPのコンセプトです。
日本、ミャンマー、バングラデシュ。3カ国の若者たち5名ずつが、それぞれの国を巡りながら一緒に学び合う旅が始まります。
- 情報の偏りについて互いに分析・認識し
- 自ら課題の現場に赴いて課題の本質を見極め
- 課題を解決する方法まで含めた情報を発信できる
そんな若きリーダーたちの可能性を開くことがこのプログラムの目標です。
LAMP日本プログラム詳細
《学ぶ・行動する・作る”》を組み合わせた実践型教育プログラム「LAMP」を彩るのは、世界の最前線で活躍される方々です。
第一回となる日本プログラムでは、「学ぶ」の講師として一橋大学名誉教授の米倉誠一郎先生、在日ビルマロヒンギャ協会(BRAJ)代表の長谷川健一様にご登壇いただききます。
「行動する」の講義では、日本を代表する社会起業家3名から3カ国の若者たちにしてミッションを提供いただき、チームに分かれて社会課題の解決に挑みます。
最後に「作る」の講義では、写真家・ブロガー・ドキュメンタリー映像制作といった発信の世界の第一線で活躍されているクリエイター4名にご協力いただき、各国の若者たちが「作り手」になるためのサポートをして頂きます。
最後に
今回のプログラムを作るにあたり、GCMP、ICC、Makers University(U-18)、DOOR to ASIA、日本・イスラエル・パレスチナ学生会議など、日本発祥の画期的な実践型教育プログラムを参考にさせて頂きました。
また、今回のような前例のないプログラム立ち上げをサポート頂いたトヨタ財団さま、ゲスト講師みなさまのおかげで、開催まであと一歩のところまで来ました。
明日2月9日から、e-Educationの新しいプロジェクト「LAMP」が始まります。感謝を気持ちを込めて、最高のプログラムにしていきますので、続報を楽しみにお待ちください!
LAMP〜日本編〜の紹介
2019年2月9日から2月14日、第一回目となる日本渡航プログラムを開催しました。
バングラデシュとミャンマーから合計10名が来日し、雪降る東京で新しい挑戦が始まりました。
《学ぶ・行動する・作る》という3つのキーワードをもとに作られた講義やフィールドワークを通じて、一人一人の成長のみならず国境を超えたチーム作りに挑んだ6日間。
その様子を記事にまとめたので、良かったらぜひご覧ください。
「LAMP」を取材いただけるメディア関係者皆様には、詳細情報をお送りさせていただいております。ご関心のある方は、ぜひ以下のフォームよりお問合せ頂ければ幸いです。
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