岡本 佳奈子 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Sun, 25 May 2014 14:52:38 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 コスメで世界中の女性に笑顔を! ネパール発オーガニックコスメブランド「Lalitpur」の新プロジェクト https://eedu.jp/blog/2014/05/28/lalitpur-project/ https://eedu.jp/blog/2014/05/28/lalitpur-project/#respond Tue, 27 May 2014 23:00:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=29752 今までも「コスメで世界中の女性を笑顔にする『Coffret Project』」や「女性に誇りある仕事をつくる! ネパールと日本をつなぐナチュラルコスメブランド『Lalitpur(ラリトプール)』」という記事で主宰する向田 […]

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今までも「コスメで世界中の女性を笑顔にする『Coffret Project』」や「女性に誇りある仕事をつくる! ネパールと日本をつなぐナチュラルコスメブランド『Lalitpur(ラリトプール)』」という記事で主宰する向田さんの取り組みや商品についてご紹介してきたネパール産オーガニックスキンケアブランド「Lalitpur」

今回はLalitpturが新しくスタートさせるサービスにおけるクラウドファンディングプロジェクトについてご紹介します。

SPONSERD LINK

プロジェクトページを見る

Coffretで季節を感じよう!

新しくスタートさせるサービスの1つが「Seasonal Coffret」。このサービスでは春夏秋冬に合わせ、その季節ごとに商品が届きます。

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商品だけでなく、商品に結ばれている紐の結び方にも素敵なストーリーが詰まっているLalitpurの商品

サイズも今持っている化粧品と一緒に使いたい方におすすめのSmall Seasonal Coffret(約1ヵ月分)と毎日たっぷりと使いたい方におすすめのSeasonal Coffret(約3ヵ月間分)の2種類があります。

また、商品とともに、Lalitpur bookという読み物もお手元に届きます。

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読み応えたっぷりのLalitpur book(現在制作中)

このbookの中には、専門家へのインタビューをはじめ、原料となっているネパールの植物についてなどLalitpurの商品やネパールについての情報が沢山詰まっています。

女性だけでなく男性にも!MEN’Sライン商品もスタート!

もう1つのサービスは、男性向け商品の発売です

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現在、Top to Toe Soap JL(250g)、Multi Balm JL(30g)、Bath Salt L(30g/500g)の3点が製造中です。

トジョウエンジンを読んで下さっている方の中には旅が好き!という方も多いと思います。男性向けとはありますが、そういった旅好きの方にもおすすめの商品がTop to Toe Soap JL。なんと頭の先から足先まで1つのソープで済むのです。

ネパール産のオーガニックレモングラスが配合されているため、さっぱりと洗い上げることができ、これから迎える暑い夏の季節にぴったりの商品です。

Lalitpurのストーリーを映像化!

お客様により愛されるブランドにするため、女性たちの雇用拡大のためにもLalitpurの認知度を上げ、更に発信していく必要があります。

そのため今回のクラウドクラウドファンディングプロジェクトで集められた資金は、新しいラインの立ち上げとともに、プロモーションムービーの編集費として使われます。

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商品に配合されているヤクのミルクを調達する場所までの案内人の少年

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美味しい空気の中で新鮮な草を食べているヤクのミルクはとっても濃厚です!

今回のクラウドクラウドファンディングプロジェクトに参加された方にはSeasonal Coffretのプレゼントもあるそうです。

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Lalitpurを創り上げたシェルターの女性スタッフたち

Lalitpurの商品ができるまでに携わっている沢山の人々の想いや出来ごと、ネパールについてなど心あたたまる沢山のストーリーが入っている映像を見ることが出来る日が楽しみですね。

現在資金調達中で、プロジェクトついては、ぜひ詳細ページをご覧になってみてください。

プロジェクトを応援する

[Lalitpur via motion gallery]

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アルパカの秘められた魅力とペルーからのぬくもりを感じる製品を扱う「ピッカジャパン」 https://eedu.jp/blog/2014/04/03/pikka-japan/ https://eedu.jp/blog/2014/04/03/pikka-japan/#respond Wed, 02 Apr 2014 23:00:55 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=27132 アルパカといえば、もふもふしたその可愛らしい姿が印象的です。 今回はそんなアルパカの毛を使ったニット製品や中南米アマゾンで生育する椰子の実を使ったアクセサリーを展開する「碧嘉(ピッカ)ジャパン」をご紹介します。 SPON […]

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アルパカといえば、もふもふしたその可愛らしい姿が印象的です。

今回はそんなアルパカの毛を使ったニット製品や中南米アマゾンで生育する椰子の実を使ったアクセサリーを展開する「碧嘉(ピッカ)ジャパン」をご紹介します。

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日本と真反対に位置するペルー

国土面積は日本の約3.4倍、人口は日本の約4分の1。みなさんもよくご存知のマチュピチュがあったりと世界遺産が多い国でもあります。

南半球に位置し、熱帯の地域ではありますが、アンデス山脈や南北に長い国土の関係で、同じ国の中に、砂漠から熱帯雨林、ビーチから高山地帯までが存在しています。

そんなペルーで昔から家畜として飼われているのが、アルパカです。

アルパカという素材へのこだわり

アンデス山脈は朝晩の気温差が激しいです。

そのような中で育ったアルパカの毛は保温・発散機能に優れています。その温かさは、ウール、カシミアにも勝ると言われています。

しかしながら、ただ保温性に優れているというわけではなく、「毛玉が出来にくい」「光沢としっとりたやわらかい触り心地」という特徴も持っています。そういったアルパカの特徴を活かし、商品をつくっています。

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外出時でもお家の中でも使える赤ちゃん用靴下

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細い糸でとても軽いですが、保温性に優れているショール

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8ヵ月もの歳月をかけられた、草木染めの色鮮やかなピアス

素材はペルー最大のアルパカ繊維の紡績会社から調達し、染料もアゾフリー(発がん性の疑いのあるアゾを含まない染料のことで、環境や人体に優しいと言われています)を使用。製法は、近年ペルーでも機械化が進んでいるのですが、今なお、手編みなのです。

女性のたくましさと想い

ニットを編んでいるのは、自分たちの収入を貧困の悪循環を改善していこうとする現地の女性たちです。

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作業場にてニットを編んでいる女性たち

今まで子どもたちに文房具すら買うことが出来なかったお母さんたちに、このような雇用が生まれることにより、私たちには当たり前に感じる生活に必要な電気や水を引くことができるようになったり、子どもたちに教育を受けさせることができるようになったりしています。

現地で尽力する日本人女性

こういったペルーでの女性の雇用創造に取り組むひとりの日本人女性がいます。

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ピッカジャパンの現地パートナーである鏑木玲子さん

その女性の名前は、鏑木玲子(かぶらき れいこ)さん。旦那さんは元WHO事務局長で感染症の対策に尽力されたことで有名な李鍾郁(Lee Jong-wook)氏です。

リマで貧しい女性たちに手工芸品をつくるプロジェクト(Mujeres Unidas)で鏑木さんは2003年からさんが編み物や刺繍を指導されています。

2006年に李氏が亡くなられてからも、決して安全とは言えない道を週4日片道1.5時間をかけて品質管理や指導をしに現場に行かれています。

そんな鏑木さんやペルーの女性の想いが詰まったピッカジャパンの商品。決して機械では作り出せない手間隙かけた心温まる商品が沢山あります。

トジョウエンジンでも今までに沢山の「フェアトレード」や「エシカルファッション」をご紹介してきましたが、そのことばに括られるだけでなく、お客様に手に取っていただき、長く愛される商品として、広がっていってほしいと思います。

ピッカジャパンのオンラインストアには、商品のページにその商品を作った作り手の紹介も載っています。ぜひ、温もりに溢れた商品をチェックしてみてください!

[碧嘉(ピッカ)ジャパン]

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途上国の支援のために! ケニア発のエシカルファッション「Me to We」 https://eedu.jp/blog/2014/02/10/me-to-we/ https://eedu.jp/blog/2014/02/10/me-to-we/#respond Sun, 09 Feb 2014 23:00:49 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=24164 トジョウエンジンでも今までに何度か取り挙げているエシカルファッション。 みなさんは、エシカルファッションというものをご存知でしょうか? SPONSERD LINK エシカル(ethical)とは? エシカル(ethica […]

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トジョウエンジンでも今までに何度か取り挙げているエシカルファッション。

みなさんは、エシカルファッションというものをご存知でしょうか?

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エシカル(ethical)とは?

エシカル(ethical)という言葉は「倫理的」「道徳上」という意味ですが、近年ではエシカル=環境や社会(貧困地域の支援や産業振興など)に配慮すること、という意味合いが強まってきています。

今回は、ケニア人女性の支援やNGO「Free the Children」の活動資金にもなる「Me to We」という社会企業がつくるエシカルファッションについてご紹介します。

社会企業とのコラボ

アメリカの小売店として有名な「Nordstrom」。同社は女性支援も行っており、アメリカの小売店として初めてトロントを拠点とする「Me to We」と提携し、ケニアに住む女性による手作りのジュエリーを売り出すことになりました。

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ジュエリーはNordstromの10店舗とオンラインで販売されており、購入することができます。

特徴としては「Maasai Mamas」の作品であるということ。戦略としては、持続的にアクセサリーを生産し、適正な賃金を払うことによって、女性に自分たちの家族たちを支えることができるようにしています。

また、商品を生産し、販売する過程で国内で若者を教育することにより、雇用をうみ、貧困サイクルを断ち切りにつなげています。

Me To Weとは?

Me To Weは現在、ケニア各地のFree the Childrenのコミュニティーの600人以上の職人を雇用。Nordstromと協力し、影響の大きい購買オプションをもつ若年層の顧客に商品を提供しています。

販売されているネックレス、指輪、ブレッスレットやイヤリング、オーガニックのコットンTシャツといった価格は大体5〜100ドルです。

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オンラインで販売されているオーガニックコットンTシャツ

商品購入の先にあるエシカル

最も人気な商品は10ドルの5色のそれぞれ異なった意味を持つ「Rafiki」ビーズブレッスレットです。

これらのブレッスレットが売れることによって、世界中のFree the Childrenのコミュニティーの子どもたちや家族に医療や新鮮な水、健康的な食事、学校 、ファイナンシャルツールといったものを贈ることができます。

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色とりどりの鮮やかなブレッスレット

また、Rafikiのパッケージの裏にはコードがあり、それを読み取れば、顧客はウェブサイトにアクセスできます。自分のブレッスレット購入によって医療やツールを贈る先として選ばれたコミュニティーについて知ることができます。

これから更に商品が世界中に広がり、顧客にいいインパクトを与えていくであろうMe To Weの今後に要注目です。

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社会変動に光を当てる中東のストリートアート! イエメンの政治キャンペーン「12th hour」 https://eedu.jp/blog/2013/11/22/yemen-street-art-political-change/ https://eedu.jp/blog/2013/11/22/yemen-street-art-political-change/#respond Thu, 21 Nov 2013 23:00:16 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=19473 アーティストや活動家たちは、効果的な方法でそれぞれの国で社会や政治的に応えています。 その一つの例として、今回はMurad Sobayさんが生み出した「12th hour」というキャンペーンをご紹介します。 SPONSE […]

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アーティストや活動家たちは、効果的な方法でそれぞれの国で社会や政治的に応えています。

その一つの例として、今回はMurad Sobayさんが生み出した「12th hour」というキャンペーンをご紹介します。

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イエメンで起きた政治キャンペーン

このキャンペーン内容とは、国が現在取り組んでいる銃規制や派閥心、市民が抗議や酷評をしたら政府によって拷問や殺されたりしてしまうというといった12の文化的ジレンマを強調した壁画芸術やペインティングを、イエメンの首都サナで行うというものです。

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市民たちの想いをアートに

作品は1時間に1度のストリートアートのデモンストレーションで作成されます。

そのデモンストレーションでは、イエメンの人々が自分たちの不安を訴え、デモの最中に創られるアートにも参加します。というのも、壁に描かれているアートが連れ去られた人々の顔のステンシルから反派閥のアートなのです。

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壁に描かれた連れ去られてしまった人々の顔

オンラインとオフラインを効果的に活用

Sobayさんや活動家たちは、すぐに行動を起こすようにできるだけ沢山の人々に呼びかけました。そして、メディアの目に留まるために、ソーシャルメディアを使いました。

ソーシャルメディアを活用することによって、サイトを見た何百人もの人たちを巻き込むことができ、強い社会的反響をみることができるからです。

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このオンライン・オフラインのキャンペーン「12th hour」は ローカルとグローバルの意識(認知度)と議論を創り、市民がどのように自分たちの手でさらに平和に力を与えることができるかという最高の例です。

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1万台突破の秘訣は”エシカル”! 平和と環境保全の願いを込めた「フェアフォン」が登場 https://eedu.jp/blog/2013/10/16/ethical-fair-phone/ https://eedu.jp/blog/2013/10/16/ethical-fair-phone/#respond Tue, 15 Oct 2013 23:00:50 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=16916 注目を集めているエコなスマートフォン いま、みなさんの手元にあるスマートフォンの部品の原料が、小さな子どもたちが鉱山で働き、採っているものだったとしたら? その資金が武装勢力が武器を買うために使われていたら? みなさんは […]

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注目を集めているエコなスマートフォン

いま、みなさんの手元にあるスマートフォンの部品の原料が、小さな子どもたちが鉱山で働き、採っているものだったとしたら?

その資金が武装勢力が武器を買うために使われていたら?

みなさんはどのように思われますか。

SPONSERD LINK

クラウドファンディングから生まれたスマートフォン

部品調達から生産まで倫理的につくられた「フェアフォン」にいま、注目が集まっています。

クラウドファンディングで資金調達をし、5000台の事前注文が入れば製品化が実現するとのことで、はじまったこのプロジェクト。実際、プロジェクトは成功。2万台製造したうち、既に1万台の予約が入っており、大量生産へ向かいつつあります。

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製造過程も透明化!全てリサイクルからできる携帯電話の製造が目標

携帯電話の部品の原料の一部に、アフリカのコンゴで武装勢力が支配する鉱山でとれたものがあります。その鉱山では、幼い子どもたちが危険に身を置きながら働いているそうです。

製造過程・価格の理由を透明化

このような現実がある中、注目が集まっているフェアフォンは、原料は紛争のないエリアから調達され、企業は携帯に必要な金属を不法な勢力の資金源として提供しないことを保証しています。

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デザインもスタイリッシュなフェアフォン

このフェアフォンは、下記のような機能を搭載、対応しています。

  • OS:Android4.2(Jellybean)
  • CPU:Mediatek6589
  • カメラ:8メガピクセル
  • ストレージ:16GB
  • ディスプレイ:4.3インチタッチディスプレイqHD
  • デュアルSIM対応
  • 傷のつきにくいDragontrailのガラス

フェアフォンの価格は、325ドル(約4万2千円)と少々高め。しかしながら、顧客は購入する際に、スマートフォン製造に携わった業者のリストをダウンロードすることもできます。

このリストをダウンロードすることにより、製造過程も透明化し、価格の理由も納得できるというわけです。

リサイクルから生まれるスマートフォンに!

このプロジェクトの最終目的は、携帯を完全にリサイクル材料から作ること。

そのため、このフェアフォンも製品自体が社会を意識するとともに、環境保全をめざし、リサイクルできるように解体しやすくできています。

また、売り上げのうちの3ユーロ分を、電子廃棄物を撤廃する資金として使用。さらには、今年の9月に、10万もの携帯電話やバッテリーを安全にリサイクルしたり、フェアフォン購入者には携帯電話のリサイクル場所の紹介サービスを行ったりと、確実に最終目的に近づいています。

現在はヨーロッパのみの展開ですが、スマートフォン業界に新しい風を吹き込む予感がします。フェアトレードの理念から生まれた「フェアフォン」の今後の動きに注目です!

Fairphone: Buy a phone, start a movement from Fairphone on Vimeo.

[inhabitat]

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カンボジアから世界へ! 農村部の女性を支援するソーシャルプロダクツ 「メコンブルー」 https://eedu.jp/blog/2013/08/22/cambodia-mekongblue/ https://eedu.jp/blog/2013/08/22/cambodia-mekongblue/#respond Wed, 21 Aug 2013 23:05:14 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=14653 身につけるだけで気持ちも明るくなる色とりどりのスカーフ なめらかな質感で、色とりどりの鮮やかな色が目を引くシルクのスカーフ。実は、カンボジアの女性たちがひとつひとつ手織りで作ったものなのです。 今回ご紹介するのは、カンボ […]

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身につけるだけで気持ちも明るくなる色とりどりのスカーフ

なめらかな質感で、色とりどりの鮮やかな色が目を引くシルクのスカーフ。実は、カンボジアの女性たちがひとつひとつ手織りで作ったものなのです。

今回ご紹介するのは、カンボジアの読み書きのできない女性の支援、貧困解決のために生まれたブランド「メコンブルー」です。

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丹精込めて作られているスカーフ

メコンブルーは、「読み書きのできない女性に、職人として技術を身につけてもらうことで、尊厳をもたらし、貧困からも解放したい」という創設者のチャンタ・ヌグワンさんの想いから生まれました。

カンボジア難民として育った創設者の想い

カンボジアの農村部では、まだまだ女性への教育が重視されていません。そのため、読み書きができないまま大人になった人が沢山おり、そういった人たちはなかなか職にも就くことができません。

自身も幼少時代を難民として過ごした経験のある創設者のチャンタさん。女性が自立できる社会を強く願い、カンボジアの読み書きが出来ない女性を支援するために、「Stung Treng Women’s Development Center(以下STWD)」を設立したのです。

STWDでは、機織りの技術習得も行っており、その習得した技術でメコンブルーも製作。メコンブルーは、ユネスコのハンディクラフト部門でも3度受賞に輝いています。その売上は、雇用創出だけでなく、伝統技術の継承、識字教育や学校教育に必要な物資支援などにも充てられています。

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伝統的な技法で綺麗に染められた糸

このメコンブルーの日本への流通サポートを今年から始めた団体があります。それが、「NPO法人ポレポレ(スワヒリ語で 「ゆっくり」 という意味)」です。

カンボジアの農村から日本、世界へとつなぐ架け橋に

お客様から、そして、カンボジアの女性たちからも長く愛されるブランドになるために必要となるのが、作り手のいるカンボジアと買い手のいる日本とのつながりです。

そこで現在、現地カンボジアからの情報発信として、ブランドブックを作成するプロジェクトが進んでいます。ブランドブック作成にあたり、NPO法人ポレポレでは、クラウドファンディングサイト「READYFOR?」で支援を募っています。

ブランドブックは、工房の様子、メコンブルーを作っている女性やその過程といった現地の情報が、沢山詰まったものとなります。また、現地へは日本で開かれるイベントでの様子やお客様の声を届けるそうです。

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メコンブルーのスカーフを作っている女性たち

素晴らしいソーシャルプロダクツを生んだ途上国の女性支援の形。ぜひチェックして、スカーフも実際に手にとってみてはいかがでしょうか?

[メコンブルー]

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タンザニアの環境保全活動! 発展途上国と自然保護団体との協同プロジェクトを紹介 https://eedu.jp/blog/2013/07/22/linking-conservation-and-development-to-save-africas-largest-lake/ https://eedu.jp/blog/2013/07/22/linking-conservation-and-development-to-save-africas-largest-lake/#respond Sun, 21 Jul 2013 23:10:32 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=12394 地球の17%もの淡水を保持しているタンザニアにあるタンガニーア湖。その湖沿岸では、製造業と農業が拡大し、水界生態系へのダメージが進んでいます。 そこで今、現地の自然管理委員会が、発展途上国の人々と彼らを取り巻く環境保全の […]

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地球の17%もの淡水を保持しているタンザニアにあるタンガニーア湖。その湖沿岸では、製造業と農業が拡大し、水界生態系へのダメージが進んでいます。

そこで今、現地の自然管理委員会が、発展途上国の人々と彼らを取り巻く環境保全の2つを一体化させるという、新たなプロジェクトを行っています。

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タンザニア、コンゴ民主共和国、ブルンジ、ザンビアの間の内陸の海洋では、300種を超える魚が生息し、生態系にも恵まれています。

しかし、この美しい景色も危機的状態に陥り、湖の周りでは新しい事業計画が次々と増えているそう。このあたりの一世帯の平均人数は6〜7人で、人口も45%が15歳以下。

農家の人々や漁師たちは、陸地の近くに住み、生計も海や山などの自然で立てています。しかし、彼らが摂る主要なタンパク源にもなっている、この湖の深海漁業は、過去数十年間30%減少しているとのこと。

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農業と漁業にフォーカスしたプロジェクト

自然管理委員会の第一線の科学者は、湖畔の近くに住む人々が農業にシフトし、穀物食をよく摂るようになったことで、人々が2〜30年前よりも品質の低い食事をしていることを指摘しています。

また、その地域の人々は教育を受ける機会が少なく、電気や医療手当までも何ひとつない現状です。

そこで、今年に入り、自然管理委員会がパイオニアとタッグを組み、「Tuungane project」を始動させました。これは、魚と農業に焦点を当て、漁師たちが持続的に森林保護と水質保全を目指すものです。

農業から出る汚染水は、巻貝にとってはもってこいの水。この巻貝は、人が泥水に入った時に足を介して衰弱させる睡眠病を秘めています。一方で、魚はその巻貝を好んで食べるという環境です。

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農業と漁業の意外なつながり

そこで、自然管理委員会はこのことを利用し、まん延する病気から人々を助け、昔のように魚が生息する環境をつくろうとしています。

このプロジェクトは、禁漁区で行われ、今までの農業の習慣を変えています。さらには、地域の指導者と一緒に活動をし、環境を整えていくと同時に、医療サービスも提供。現地女性たちでも手に入る避妊薬をつくっていきます。

地域社会を存続させるには、人々と環境を共存が大切になります。このプロジェクトは、開発組織と自然保護団体と活動し、一緒にゴールを達成することができるということを証明する有効な方法のひとつにもなっているのです。

[Co.EXIST]

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インドの「アート×教育支援」の芸術祭「ウォールアートフェスティバル」 https://eedu.jp/blog/2013/05/26/wall-art-festival-india/ Sat, 25 May 2013 23:15:07 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=8413 近年、ITを中心として急成長しているインド。しかし、識字率が50%を下回る地域もあります。夢をもっていてもそれを叶えるすべすらも知らず、私たちが行くことが当たり前な学校に行くことができない子どもたちも沢山います。 そうい […]

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近年、ITを中心として急成長しているインド。しかし、識字率が50%を下回る地域もあります。夢をもっていてもそれを叶えるすべすらも知らず、私たちが行くことが当たり前な学校に行くことができない子どもたちも沢山います。

そういった子どもたちやその地域の村人と日本、インドのアーティストがコラボし、一緒に創り上げて行く芸術祭が「ウォールアートフェスティバル」(以下WAF)です。

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インド人と日本人が創り上げる「ウォールアートフェスティバル」

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学校の壁をキャンバスに様々な絵が描かれています

2010〜2012年はインドの最貧困地域と言われているビハール州スジャータ村で行われ、今年、来年はラーシュトラ州ガンジャード村の学校を舞台に行われます。

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2010〜2012年にWAFが行われたニランジャナスクール

2013年度に開催されたウォールアートフェスティバルの目的としては、以下の3つがあります。

  • 貧困地域の子どもや村人たちに、アートの力を伝える
  • 芸術祭を開催することで、訪問者やマス・メディアを通じてガンジャード村周辺に住む先住民族が置かれている状況を外へと伝える
  • 芸術祭を通して地域が注目され、交流によって活性化していくことで、教育やインフラの整備に繋げる

過去の開催は、東京の大学生が贈った学校が舞台

2010〜2012年に行われたWAFの舞台であるビハール州の学校は、2006年に東京の大学生がアルバイト代を貯めて現地NGOに校舎を贈ったのがきっかけでした。しかし、学校は建てたあとの継続的な支援が大切。そのことから学校の壁をキャンバスするWAFのアイディアが生まれたのです。

今年2月にWAFが行われたインド西部ラーシュトラ州は、ジャングルに囲まれた土地で先住民族が暮らしている場所。そこでは、昔から音楽や壁画等の文化が今なお引き継がれています。

しかし、この地域ではジャングルの伐採や川の汚染問題、またビハール州と同様子どもたちが親の手伝いをしたり、出稼ぎをしたりして学校に通えない現状があったのです。

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様々な問題をアートで描き出す!

WAFはこのような問題をアートとして描きながら、アートの力や学ぶ楽しさを現地の村人や子どもたちに伝える、世界中へと発信しています。

わたしも何度か訪れているビハール州。村の人々もあたたかく、またいつも子どもたちの勉強に対する熱意もとても強いです。なにより、彼らの笑顔に何度も元気をもらいました。

生まれた場所、育った環境は全く違うかもそれません。しかし、彼らの抱えている問題、その生きている世界を一人でも多くのひとに知ってもらえたらと思います。

[Wall Art Festival]

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世界一低価格な車!? インド発、アメリカ進出も決まった「TATA Nano」とは https://eedu.jp/blog/2013/04/28/india-cheapest-car-tata-nano/ https://eedu.jp/blog/2013/04/28/india-cheapest-car-tata-nano/#respond Sat, 27 Apr 2013 23:15:31 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=6621 みなさんは、車を買うということに対してどんなイメージをもちますか?あれば便利だけど、大きな買いものでお金が、ローンがといったように、金銭面を考える方が多いのではないかと思います。そんなイメージを覆す車がインドで登場しまし […]

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みなさんは、車を買うということに対してどんなイメージをもちますか?あれば便利だけど、大きな買いものでお金が、ローンがといったように、金銭面を考える方が多いのではないかと思います。そんなイメージを覆す車がインドで登場しました。

今回紹介するのは、同国のタタモーターズが発売した「TATA Nano」という世界一安い車です。

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インドでは車よりもバイクが主流?

TATA Nanoのインドでの販売価格は約3500ドルという安さ。エアバックやパワーステアリングの装備などは付いていないなど、無駄を省いた設計でした。

かなりの低価格なため、インド国内でも注目を浴び、車市場を拡大すると考えられていましたが、現実のものとなりませんでした。

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インドの街中を行き交うバイクやトゥクトゥク

その理由は、インドではまだまだバイクが主流であるということ。本当は、そのバイク層を狙ったものだったのですが、彼らにとってTATA Nanoは手が届くようなものではなかったのです。

そこで、タタモーターズは超低価格車とうたいアメリカへの進出を決めました。

世界一の低価格車がアメリカ進出!

TATA Nanoのアメリカモデルはインドモデルに比べて高機能。詳細の発表はまだですが、以下のような機能が装備されると考えられています。

  • より大きなエンジン
  • トランクションコントロール
  • パワーステアリング
  • 冷暖房
  • エアバック

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ホワイト、グリーン、ブルー、イエローと車の色も様々!

こういった装備が付くため、アメリカモデルはインドモデルよりも高価になります。しかし、それでも1万ドル。車の仕様も小さいサイズで、高いガソリン代に頭を悩ませている人や都市運転する人たちにはいいのではないでしょうか。

車の安全性を売りにしている企業が多い企業の中、インドらしい低価格を売りにするタタモーターズ。これからの動きに注目です!

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[photo credit: Proust via photopin cc]

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モロッコでは歯抜けが多い? お茶をよく飲むという食文化にヒント https://eedu.jp/blog/2013/04/18/dietary-culture-morroco/ https://eedu.jp/blog/2013/04/18/dietary-culture-morroco/#respond Wed, 17 Apr 2013 23:00:33 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=5740 photo credit: marcp_dmoz via photopin cc 旅へ行くと、やはりその国の食べものを食べ、その国の文化や空気、ひとに触れたいと思いませんか? 飲み物で言えば、日本では緑茶、インドではチャ […]

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photo credit: marcp_dmoz via photopin cc

旅へ行くと、やはりその国の食べものを食べ、その国の文化や空気、ひとに触れたいと思いませんか?

飲み物で言えば、日本では緑茶、インドではチャイ、フランスではエスプレッソというように、その国を代表する飲み物があります。そこで、今回はモロッコのお茶を紹介します。


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photo credit: via nationalgeographic cc

モロッコを旅していると、どんなお店に行っても、大体小さなグラスに、溢れんばかりのミントの葉をつめ、たっぷりの砂糖を入れるミントティーがあります。

日本よりもお茶の消費量が多いモロッコ

日本では年間消費量が1キロのお茶。それがモロッコではなんとその4倍以上もあり、世界2位の消費料なのです。

モロッコでは、道端に椅子を出して井戸端会議をしているおじいさんやおばあさんの手元にもミントティーがあり、スーク(市場)で買いものをしていると、観光客にミントティーを出してくれるお店もあります。ミントティー1杯から会話が生まれ、人が繫がっていく。

地域や人によって濃さは違いますが、ミントティーはむかしから飲まれている、モロッコではなくてはならない重要な文化のひとつです。

モロッコには歯抜けが多い?

ミントティーはとても美味しくて、わたしがモロッコに滞在していたときも、毎日2〜3杯は飲んでいました。そんなある日、ふと気になったのがモロッコの人たちの歯。

親日の国ともあって街を歩いていても笑顔を向けてくれる人が多いのですが、歯が抜けている人が多いのです。そこで、気になってゲストハウスの人に尋ねてみました。

すると、「ミントティーのせいだね」と一言。

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photo credit: Proust via photopin cc

大量の砂糖を入れたミントティーを1日何杯も飲んでいると、やはり虫歯にもなる人が多いらしく、歯医者さんも多いそうです。

ミントティーはとても美味しいですが、みなさんもモロッコに行かれた際は、飲み過ぎには気をつけてくださいね。

おまけ:モロッコ料理、ミントティーが楽しめるお店(東京)

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