大森 厚志 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Wed, 21 May 2014 09:04:54 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 お金をかけずに、1年間で5000いいね!をもらうために意識した「たった1つ」のこと https://eedu.jp/blog/2014/01/08/facebook_5000fans/ https://eedu.jp/blog/2014/01/08/facebook_5000fans/#respond Tue, 07 Jan 2014 23:45:13 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=22377 いつもトジョウエンジンをご愛読いただきありがとうございます。 SNS広報担当の大森です。 お蔭さまで、2014年に入って早々、トジョウエンジンの運営団体であるNGO e-Education ProjectのFaceboo […]

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いつもトジョウエンジンをご愛読いただきありがとうございます。
SNS広報担当の大森です。

お蔭さまで、2014年に入って早々、トジョウエンジンの運営団体であるNGO e-Education ProjectのFacebookページのファン数が5000名を突破いたしました。

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“広告やキャンペーンなどを一切行っていない”という条件の下で考えると、非営利組織のFacebookページとしては他団体の約3~4倍の速度での達成になります。

最近ではソーシャルメディアの運用方法に関するご相談も頂いており、本当に嬉しい限りです。まだまだ試行錯誤中ですが、これから少しずつ、私が心がけていることや工夫してきた点について紹介していけたらと思います。

今回は、ソーシャルメディアアカウント開設を検討し始めた段階で考えるべきことであり、私が1年間ずっと意識し続けた「なぜ、ソーシャルメディアを運用するのか」という点に関してお伝えします。

良くあるソーシャルメディア開設動機

facebook_5000fans00

NGOや企業でTwitterやFacebookといったソーシャルメディアの運用をされている方に質問です。なぜSNSを使っているのですか?

  • 無料で使えるツールだから
  • TwitterやFacebookは多くのユーザーが使っているから
  • 競合団体が使い始めたから

当てはまった方も多いのではないでしょうか?

これらに共通する点は全て外部の要素に起因しているということであり、こうした考えから開設されたソーシャルメディアアカウントの多くは上手くいかず、現在はほとんど更新されていません。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?

原因はいくつもあると思いますが、共通するのは「目的意識の欠如」です。意外なことに、「ソーシャルメディアを何のために運用しているのか」答えることができない団体が非常に多いです。これでは上手くいくはずがありません。

団体の活動を継続するために寄付が必要な様に、寄付者への説明責任を果たすために年次報告書を作る様に、ソーシャルメディアもまた、団体が抱える課題を解決するための手段であることを、忘れてしまっている方も多いのではないでしょうか?

NGO e-Education Projectの課題

私たちの団体には、ソーシャルメディアを利用開始する以前、大きく2つの課題を抱えていました。

  1. 団体内コミュニケーション手段の欠如
  2. 応援して下さる方とのコミュニケーション手段の欠如

前者と後者では「ソーシャルメディア」とひとくちに言えどもアプローチ方法が違うので、今回は、皆さんにより関連のあるであろう後者について書いていきます。

「e-Educationって、ドラゴン桜のアレだよね!」

facebook_5000fans01

e-Education Projectは途上国の教育課題を、映像教育の力で解決してきました

団体創設以降、共同代表である税所や三輪の努力もあり、多くのメディアから取材をして頂く機会に恵まれ続けてきましたが、一方、団体内では「メディアで伝えられるe-Education」と「現実のe-Education」のギャップを不安視していました。

当然のことですが、メディアにはメディアのコンセプトや切り口、文量制限が存在し、その制約の中でうまく切り取られ、整理され、皆さんの眼に触れます。

ひとつ例を挙げると、私たちの活動は最初こそ大学受験生を対象にしたプロジェクトでしたが、国が増えてプロジェクトが多様化してきた3年目以降も“ドラゴン桜と形容され続け、実際の事業内容と差が出るようになってきました。

イベントを実施できないNGO

このようなイメージの差を埋めるために、本来であれば、応援して下さる方に最新の情報をお伝えする場として、多くのNGOは活動報告のイベントを行います。

しかし、e-Education Projectは2012年まで代表含めメンバーのほとんどが海外に滞在しており、とても日本国内でイベントを行える状態ではありませんでした。

facebook_5000fans02

現在もメンバーの多くは海外で活動しています

ファンの方とのコミュニケーション手段を求めて

こういった背景から「どこにいてもファンの方とコミュニケーションを取る方法」を求め、いきついた先がソーシャルメディアだったのです。

Facebookページの運用を開始して約1年が経ちますが、「ファンの方との距離をどうやったら縮めることができるか」をずっと意識してました。

どうやったら効果的にお伝えできるか工夫を重ねてきましたが、すべてこの目的あってのことです。

終わりに

皆さんが「ソーシャルメディアを運用する理由」は何でしょうか?

年が明けたこの機会に、もう一度見直してみると良いかもしれません。

運用の細かな工夫については、これから少しずつご紹介していけたらと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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e-EducationがFacebookページの運用で意識している3つのこと https://eedu.jp/blog/2013/04/19/facebook-page-2000fans/ https://eedu.jp/blog/2013/04/19/facebook-page-2000fans/#comments Thu, 18 Apr 2013 23:00:47 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=6130 本ウェブマガジン「トジョウエンジン」と同時期に立ち上げた、e-EducationのFacebookページがお陰様でファン数2000名を突破しました! キリの良い節目ということで、今回はe-EducationがFacebo […]

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本ウェブマガジン「トジョウエンジン」と同時期に立ち上げた、e-EducationのFacebookページがお陰様でファン数2000名を突破しました!

キリの良い節目ということで、今回はe-EducationがFacebookページを立ち上げるに至った理由と、運用で気をつけている点をご紹介したいと思います。

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「e-Educationは”現場”の活動がわからないよね」

私自身、e-Educationという組織が実際にどのような動き方をしているのかを知ったのは加入後暫く経ってからです。

もちろん「バングラデシュやヨルダン、ルワンダといった地域でDVD授業を行なっている」といった程度の知識は持っていましたが、「実際にどういった人がどのような場所で、どんなふうに撮影をしているのか」といった透明性は極めて低い組織でした。

e-Educationの一番の楽しみは”現場”

一方で、私たちがe-Education Projectを行なっている中で最もワクワクしたり楽しいと感じるときもまた、「現場」で物事が動いている時です。

「”アツ”(代表の税所篤快)がまたやり始めたぞ!」「子どもたちにニーズ調査のインタビューをしていたら新しい発見があった!」などなど。

海外にかぎらずとも、「メディアの方から取材していただいている時」「イベントに登壇する直前のワクワクと緊張が入り交じっている時」など様々な「現場」があります。

上記のような理由から、Facebookページの運用に力を入れることを決めました。

e-Educationにとって”現場”を発信すること=一番の面白さを知ってもらうチャンスであり、ファン作りの第一歩目

具体的に意識していること

1. Facebookページではワクワクを届ける(目的の設定)

前述の理由から、ファンの方と親近感を持ちつつワクワクを届けるための媒体を考えると「Facebookページ」が適切だという結論に至りました。

目的は「e-Educationの認知拡大」「寄付者層の開拓」など挙げ始めればきりがないのですが、最も強い動機としては「e-Educationの一番楽しい部分を伝えて共感を集め、人を巻き込んでいこう」という部分でした。

どれだけ素敵な活動をし、貴重な体験をしても、伝えなければそれは1人だけのものに過ぎません。けれどこれを少しでも発信することによって体験した人間よりも何倍、何十倍の人にそれを知ってもらうことが可能です。

e-EducationのFacebookページはワクワクを届け、好きになってくれた人を巻き込むための手段!

2. 投稿は読者のライフスタイルに合わせて 1日朝・夜の2回

Facebookページ公開時から1日2回の投稿を欠かさず行なっていますが、朝と夜の投稿の内容は意識して違いをもたせています。

<朝>
morning

基本的に朝は通勤や通学などで忙しい事が考えられるため、あまり文量を持たせずに画像を見れば大体の内容がわかるようなものにしています。

例に挙げている投稿はインドネシアプロジェクトを担当している”たける”がマレーシアに到着した際の写真ですが、写真+文章の最初3行をみるだけで投稿が何を意味しているのか伝わるようになっています。

<夜>
afternoon

こちらは夜の投稿になります。

夜は帰宅後ゆっくりしている方が多いと想定されるため、文章量が多めな「トジョウエンジン」の中の一押し記事を紹介し、特に火〜金曜日は現地でプロジェクトを行なっているメンバーが記事を連載しているので、そちらを必ず投稿するようにしています。

また、連載の記事を紹介する投稿は基本的に書いた本人が行なっています。これは自分の書いた記事の中で「どこを最も伝えたいか」 を本人から発信してもらうためです。

現地メンバーによる連載は現在下記のようなスケジュールで行なっていますのでぜひご覧ください!

火曜日:インドネシア(坂井健)
水曜日:フィリピン マニラ(秦大輝)
木曜日:バングラデシュ(北川修平)
金曜日:ミャンマー(小沼武彦)

3. Facebookページの運用は、みんなで楽しく!

e-EducationでFacebookページの運用担当者は1人ですが、現地の情報のストック、トジョウエンジン記事の紹介、投稿の拡散など。特に写真に関しては1日1回は使用していますので、月に30枚は写真の撮影とアップが必要になるなどメンバー全員の協力があって成り立っています。

これを「負荷」と考えることは容易ですが、「ワクワク」を届けるための媒体がイヤイヤ運営しているようではどうしようもありません。そこで、e-Educationではページ運用を楽しくしようと心がけています。

<写真のストック>
page

具体的な方法として最も効果が高かったのが、このFacebookグループへの写真投稿です。

e-Educationにはメンバー間のコミュニケーション&情報伝達方法としてFacebookグループを活用していまして、ここではe-Educationに関係があると思われる情報の共有から始まり、日々の雑談なども行っています。

写真は一例ですが、このように現地メンバーが自分の撮った写真と簡単なコメントをまとめてアップしてくれます。このアップされた写真に対してメンバーがコメントをすることで写真を通じた団体内のコミュニケーションが生まれます。

takeru

ポイントとしては、Facebookページ投稿用の写真のみをアップするのではなくて、それ以外の公に公開するには難しくとも面白いと思った写真もあげてもらうことで、上記の写真はその最たる例です(笑)

まとめると、下記3点になります。

1.運用目的の設定
2.読者目線で考える
3.運用を楽しく行う

とはいえ運用を始めて3ヶ月ほどのためまだ甘い部分もありますし、これからどんどん変わっていくと思いますが、今心がけていることを忘れないためにも記事にしてみました。

Facebookページ投稿の裏話として楽しみながら読んでもらえたならば幸いです。

▼e-EducationのFacebookページはこちらから♪
https://www.facebook.com/eedu.jp

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https://eedu.jp/blog/2013/04/19/facebook-page-2000fans/feed/ 3
UNIQLOのCSR企画「Clothes For Smiles」1次予選突破しました! https://eedu.jp/blog/2013/03/14/clothes_for_smiles_1st/ https://eedu.jp/blog/2013/03/14/clothes_for_smiles_1st/#comments Thu, 14 Mar 2013 00:33:53 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=4158 当ブログでのご報告が遅くなってしまいましたが、e-Educationでは年末年始にかけてUNIQLO(ファーストリテイリング社)の企画したClothes For SmilesというCSR企画に応募していました。 SPON […]

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Clothes for Smiles  UNIQLO

当ブログでのご報告が遅くなってしまいましたが、e-Educationでは年末年始にかけてUNIQLO(ファーストリテイリング社)の企画したClothes For SmilesというCSR企画に応募していました。

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みんなで考えるCSR「Clothes For Smiles」

企画概要は以下のとおりです。(特設ページより抜粋)

ノバク・ジョコビッチ氏とユニクロが発案した’Clothes for Smiles’プロジェクトは、ヒートテックとウルトラライトダウンの売り上げから10億円のファンドを設立し、未来をつくる子どもたちに夢と希望を提供していこう、というものです。ファンドのうち5億円はUNICEFへの支援に活用され、残りの5億円の活用方法はみなさんとともに考えていきます。

「みなさんとともに」という言葉が非常にポイントで、他社のCSRとの差異点としてユーザーからの投票を審査の参考にするという少し変わった形をとっていることが挙げられます。

SNS(twitter/Facebook)と紐付けていいね”を押すことが出来、応募している団体の活動の中から関心の沸いた活動に”いいね”を押す、つまり対外的に自分が共感したアイデアを示すことが可能です。

勿論、投票はあくまで”ひとつの参考”ではありますが、自社のみならず周囲を巻き込んだ本企画は先進的。

 

 一丸となって勝ち取った一次通過

前述の通り、本企画ではe-EducationとUNIQLOさんのみならず第三者の人も企画をみることができました。
これまで私たちはready for?以外の場でアイデアを公表する機会は多くありませんでしたが、今回は1人でも多くの方に知って頂きたいと全力で拡散をしました。

e Education

どうしても活動の場が海外のため、余程のファンで無い限りe-Educationの活動の流れを把握し続ける事は困難ですが、今回「こんなことを考えている」と伝えることの出来る機会だったので最大限活用しようとメンバー一丸となって文言のひとつひとつに細かな修正を重ね磨き上げました。

総応募数739の中から21アイデアに選出され、1次審査通過!

そしてこの度、書類提出や面談といったフローを終え、1次審査を突破することができました。
今回の応募数は739アイデアあったようですから、その中で1次審査通過の21アイデアのうちの1つに選出して頂けたことは非常に光栄です。そして何より、参加を通じてこれまで対話が出来ていなかった方々とコミュニケーションを取ること出きたことがe-Educationにとっての長期的な宝になるなと実感しました。

2次選考は、1次選考の資料を元にしたものらしく、じっと行く末を見守るばかりですが、また何か進捗があり次第こちらでご報告させて頂きます!

[Clothes For Smiles]

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3/2(土)これからのe-Education Projectを考える会 [イベントレポート] https://eedu.jp/blog/2013/03/05/event_vol-1/ https://eedu.jp/blog/2013/03/05/event_vol-1/#respond Tue, 05 Mar 2013 11:05:55 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=3467 3月2日(土)にe-Education初となるイベント「これからのe-Education Projectを考える会」を開催しました! 休日にもかかわらず10代~50代までと、幅広い年齢層の方にお越しいただきました。今回は […]

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3月2日(土)にe-Education初となるイベント「これからのe-Education Projectを考える会」を開催しました!

休日にもかかわらず10代~50代までと、幅広い年齢層の方にお越しいただきました。今回はこのイベントのレポートという形で記事を書いていきます。

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受付開始前のリハーサル

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会場は、ポリゴンマジック株式会社の会議室をお借り致しました。

イベント前々日に、当日使用する紙やマーカーがないと大慌てでASKULに発注をしていたのですが、なんとイベント会場が前面ホワイトボードということで、ワークショップの効率と質がとても向上しました。

快諾して下さった鶴谷様、当日手伝って下さった満寿川様、サンヒョン様、本当にありがとうございました!

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初イベントだったこともありバタバタはしていましたが、臨機応変に対応。写真は、プラカード的なものがあったほうがいいよね?という話になり、その場で作成している図。

 

 イベント開始!

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開会の挨拶のあと、最初はアイスブレーキング。

テーマは「バングラデシュの挨拶」ということで、日本のようなこんにちはの会釈から始まる会話ではなく、まずは握手をしたあとにお互いの自己紹介をするという方法。

日本では日常的に握手をすることが少ないからか、最初は戸惑っている方もいらっしゃいましたが次第に会話が弾み、アイスブレーキングの時間が終わっても盛り上がりはしばらく収まりませんでした笑

 

パネルディスカッション

pane

左から、副代表の三輪、ヨルダン担当の伊賀、ルワンダ担当の牧浦、フィリピン ミンダナオ担当の佐藤

団体説明を終えた後は、当日参加して頂いた方々から最も評価を頂いた、現地メンバーのパネルディスカッション。

e-Educationは普段、代表の税所が登壇し、これまでのプロジェクトを網羅的にお話する機会は多いのですが、今回は現地でプロジェクトリーダーとして動いていたメンバーから体験談をパネルディスカッション方式でお伝えしました。

・なぜe-Educationに参画したのか
・プロジェクト中で辛かったことはどこか
・そこでの経験が今どういった場所で活きているかetc…。

計30~40分ほどの時間でしたが、事後アンケートでは、「パネルディスカッションをもっと長く聞きたかった!」とうれしいお声をたくさん頂きました。

 

休憩時間

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今回のイベントで私たちが気をつけていた点として、ひとつ「休憩時間の長さ」を挙げることができます。

一般的なセミナーでは、大体1回5~10分程度ですが、私たちは1回15分の休憩を計3回ほど取りました。

これは、「これからのe-Education Projectを考える会」というイベントタイトル通り、「参加者」ではなくて「共に考える仲間」でありたいという思いからです。

写真は先のパネルディスカッション直後の休憩時間ですが、登壇した3名を始めスタッフの間、そしてお越しくださった方の間でも盛んに会話が行われており、イベント終了後に長めの休憩時間を作ってよかったなとスタッフの間で話していました。

 

ワークショップ開始

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ワークショップは2回行い、1回目のテーマは「これからの寄付を考える」

特にe-Educationでは今後マンスリーサポーターの募集を検討しており、スタッフの間でも話していたのですが、どうしても主観的な意見になりがちで、客観的にみた時のe-Educationの良さや面白さを知りたいという考えから企画しました。

ワークショップは大体6人で1グループという形で実施

2回目のテーマは「読みたくなるメールマガジン」ということで、どのようなメールマガジンならば読みたいと感じるか、そしてe-Educationならではの面白さとはどこかといった部分を、メンバーもワークショップの中に入りながら話し合いました。

こちらも様々な意見が出され、メールマガジンという枠を越えた非常に素晴らしいアイデアも出ました。

このワークショップで感じたことは、やはりコンテントを考える場合は予め団体内で考えておくことも大事な一方、e-Educationをみて下さっている方々の声や意見というのは非常に価値のある、その団体にしかない宝物であるということです。

 

懇親会

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ワークショップがの後は懇親会を行いましたが、この時にはみなさん打ち解けていて、もはやスタッフいらないのでは?と感じるほどに今日出会った方々の間で話が弾んでいました。

 

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最後は全員で集合写真!

今日の主役は、e-Educationのスタッフではなくお越しくださった方々ということを象徴するかのように、スタッフは端っこに散らばっています笑

e-Educationでは初めてのイベントでしたが、事後アンケートも非常に好評で、メンバーからもまたやりたい!との声があがるくらいには上手くてきたかなと思いました。(勿論まだまだ改善すべき点は多いですが…)

これまで、e-Educationという団体名を伝えた時、「なんとなく聞いたことある」「税所篤快という代表者名だけは知っている」といった反応が多くありましたが、少しずつ透明性を持たせていければと考えています。

今後ともe-Educationをよろしくお願い致します!

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https://eedu.jp/blog/2013/03/05/event_vol-1/feed/ 0
e-EducationがTwitter発信をする上で意識している5つのこと https://eedu.jp/blog/2013/02/14/e-education_twitter/ https://eedu.jp/blog/2013/02/14/e-education_twitter/#respond Thu, 14 Feb 2013 11:30:25 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=2042 e-Educationでは、本ページ右カラムにも掲載しているように公式twitterアカウントを用いて情報を発信しています。 最近ではようやく本格的にNPOやNGOにおけるSNS活用といった切り口でセミナーや書籍が出版さ […]

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e-Educationでは、本ページ右カラムにも掲載しているように公式twitterアカウントを用いて情報を発信しています。

最近ではようやく本格的にNPOやNGOにおけるSNS活用といった切り口でセミナーや書籍が出版される事が増えて来ましたが、そうした中で特に私たちが公式Twitterアカウントから情報を発信する際に意識している点を今回ご紹介したいと思います。

そもそも、NPO・NGOの公式アカウントは人気がない

「SNSは広報媒体である」と捉えられがちですが、TwitterやFacebookを始めたからといって1.2ヶ月後から突然ファンが増えるかといえば絶対にそんなことはありません。

NHK_PRや各種企業アカウントなどは「キャラ付け」によってうまい立ち位置を取るケースが多いですが、NPOやNGOの場合ですと中々そこまで踏み切ることは難しいですよね。一歩間違えればその国や自分たちの取り組みの見え方を曲げてしまう可能性もありますし。

また、日本の非営利団体の多くは得てして代表や個人に注目が集まりやすい傾向にあります。フローレンス然り、クロスフィールズ然り、シュアール然り。そうした中で団体公式アカウントがどの程度の発信力と力を持てるのか、私は未だに良い前例を知りません。

だからこそNGO PLASさんなど、あえて団体アカウントを作らずに「個人」アカウントに団体名表記をすることによって発信力を保たせている団体も存在します。これは私たちe-EducationもSNSの活用を考えた際、かなり頭を抱えた点でもありました。

これらを踏まえた上で、e-Educationでは「アカウントを作ればどうにかなる」言説を捨てています。

Twitterは「個人」で「楽しみながら」

いわゆるTwitterの「中の人」というのは、私たちは1人が最低人数であり最大人数であると考えています。
コミュニケーションツールであるSNSで会話をしようとした時に、1回目と2回目話しかけた時で雰囲気や対応が違う場合、底知れぬ不安感を持ちます。逆に機械的な応答だけで済ませた場合、やはりそれはtwitter越しに伝わってしまいます。

こうした「人間性」というのは企業であれば非常に難しい部分であり、e-Educationだからこそ出来る部分でもあります。

また、運用はTwitterが大好きな人間が担当しています。Twitterで告知をしたりコミュニケーションを取ることを「めんどくさい」と思う人にやらせるのと「楽しい」と感じる人が自主的に行うのとでは、内容が大幅に変わってきます。
この点も、企業の中で割り振られた人と、e-Educationの大きな違いであると考えています。

一斉フォローツールは使わない

アプリなどで、指定キーワードを検索し、そのキーワードをつぶやいているユーザーを一斉フォローする方法があります。これらを用いると”フォロワーの数”は増やすことが可能ですが、大体はbotや相互フォローアカウントになる傾向があります。e-Educationではこうしたフォローツールの利用を一切行なっていませんし、今後行うこともないでしょう。

リプライやRTして下さった方のアカウント名を全て覚える

「個人」で「楽しみながら」行なっているからこそ出来る事であり、ここがTwitterの最大の面白さでも有り、他の団体と違う点です。

Twitterというツールを除いた場合、オフラインイベントなどを考えてみた時に絶対に「名前」と「顔」を覚えることでコミュニケーションが成立します。しかしTwitter上だと何故か機械的に、かつ誰にでも同じように話しかけるケースが目立ちます。

e-Educationの公式アカウントをtwitterのユーザーの皆様が覚えて下さっているのに、私たちがそうした方々を「同一の人」として”対応”することは非常に失礼に当たると考えています。

名前を覚えていれば、自分から絡みにいける

エゴサーチを行うNPO・NGO団体は増えて来ましたが、それらは「相手が自分の団体について発信してくれた時」のみに限定されています。
ただ、生活の中でNPOやNGO団体の事を考え、ツイートというアクションまで至るのはどれくらいの割合でしょう?

エゴサーチというのは結局、「団体である私たち」と「支援者の皆様」という構図でしかないと思っています。twitterの本質というのはそうした集合体同士の関係ではなく、先ほどから強調しているような「個人」と「個人」の関係です。

イベントで、いつもお世話になっている方々がいれば挨拶にいくと思いますが、Twitter上でその方を見かけた時に話しかけるケースというのは非常に少なく感じます。
e-Educationではそうした場合に下記のような方法で接点を作っています。

list

Twitterにはリストという、特定の方々をまとめて一覧性を向上させることの出来る機能があります。
e-Educationに関してRTやリプライなど何らかのリアクションを頻繁にしてくださっている方を上記の公開リストでまとめさせていただいています。

そして自分の方から、こうした方々に話しかける機会を伺っています。

ここまでいくつか書いてきましたが、私は特別SNSの専門家でもなければ何か優れた人間というわけでもありません。
ただ、Twitterという枠があろうとなかろうと、コミュニケーションの取り方は変わらないはずという視点で、いかにTwitter越しの方と仲良くなるかを常々考えています。
ですのでもしかするとここに書いてあることは正解ではないのかもしれませんが、今後も継続して行なっていこうと思います。

今後とも、e-Education公式ツイッターをよろしくお願いします!

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“脚”を失うことで救える命がある! そう、風力地雷除去装置「Mine Kafon」の”脚”ならば https://eedu.jp/blog/2013/01/19/mine-kafon/ https://eedu.jp/blog/2013/01/19/mine-kafon/#respond Fri, 18 Jan 2013 23:30:28 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=263 「地雷って、本当にあるの?」 どこか遠い世界の話のように感じている方も多いのではないでしょうか。日本に住んでいれば、地雷を気にして歩く事はありませんから、このように感じるのも必然です。 しかし、あるんです。世界にはまだ、 […]

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Mine Kafon

「地雷って、本当にあるの?」

どこか遠い世界の話のように感じている方も多いのではないでしょうか。日本に住んでいれば、地雷を気にして歩く事はありませんから、このように感じるのも必然です。

しかし、あるんです。世界にはまだ、7000万個も。

地雷マップ

地雷は安くて、でも命を奪う。

地雷は1つ300~1000円と、中学生のお小遣いで買う事のできる額です。しかし、ひとつ取り除くためには10万円かかります。

手軽に買える一方で、除去には莫大な費用のかかる地雷は、今現在も年間10万台除去される一方で、新たに200万台埋められています。この増え続ける地雷は、人々の手足のみならず、時には命さえ簡単に奪ってしまいます。

children

地雷の問題をデザインで解決する!

この問題の解決を試みたのが、アフガニスタン出身のデザイナーであるマッスード・ハッサニ氏。

マッスード氏が幼少期に制作し使用していた、プラスチックや紙などの軽い材料から成る風力で転がる玩具から着想を得て、竹とプラスチックをベースにした球体「Mine Kafon」を作り上げました。

本体

中央部にGPSチップを内蔵しており、そこから竹の”脚”が伸びています。そして風に乗り転がり始めると、コンピューターを通して現在地や軌跡などがわかる仕組み。

地面

風で動くほど軽い一方で、地面とMine Kafonの触れる部分をみてみるとわかるように、地中に埋まっている地雷に刺激を与えるには十分な圧力がしっかりとかかるようになっています。

爆発
そして、地雷のある地点を通過すると地面と接触していたMine Kafonの”脚”が爆発。驚くべきは、その耐久性です。

脚が数本壊れた程度では走行に問題はなく、1機あたり3~4台の地雷が除去できるといいます。それにも関わらず制作費用はわずか51ドル、日本円になおしても4000円少々ですから、非常に安価であることがわかるかと思います。

Mine Kafonの脚が壊れれば壊れるほど、無くなれば無くなるほど、自由に歩くことの出来る範囲が広がります。

立入禁止

プロモーションムービーも要チェック!

プロモーションムービーの中で特に印象に残ったのは、地雷警戒地帯の前で”脚”を止める子どもの姿。そして、その中を縦横無尽に走り回るMine Kafonの姿。

このMine Kafonの走りまわる姿こそが、製作者マッスード・ハッサニ氏の夢ではないかと感じました。広い世界中を、Mine Kafonではなく私たちの”脚”で駆けまわることが出来る世界になったら、とても素敵ですね。

KickStarterで立ち上げたプロジェクトも、資金調達成功し勢いにのるMine Kafonに今後も目が離せません。

Mine Kafon | Callum Cooper from Focus Forward Films on Vimeo.

参考:数字で見る地雷問題

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発展途上国10億人の生活が変わる!? 「Worldbike」という自転車に秘められた可能性 https://eedu.jp/blog/2013/01/16/worldbike/ https://eedu.jp/blog/2013/01/16/worldbike/#respond Tue, 15 Jan 2013 23:30:59 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=118 みなさんは、近所のコンビニや病院、本屋に行く際、何を使って目的地まで行くでしょうか?目と鼻の先ならば徒歩で、少し遠いと自転車を使うのではないでしょうか? しかし、日本から少し離れた発展途上国では、違います。 世界中で10 […]

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worldbike

みなさんは、近所のコンビニや病院、本屋に行く際、何を使って目的地まで行くでしょうか?目と鼻の先ならば徒歩で、少し遠いと自転車を使うのではないでしょうか?

しかし、日本から少し離れた発展途上国では、違います。

世界中で10億人以上もの人々は、輸送手段に悩んでいる現状。私たちが日常的に自宅から学校へ、学校からコンビニへ…といった具合に各地を移動することは非常に難しく、農村部に住む人のほとんどは、市場や診療所、学校などから完全に孤立して暮らしているのです。

SPONSERD LINK

農村部でお金の余裕のある人々はバイクやスクールバス、トラックなどを用いることができますが、そうでない地域では徒歩が主な移動・輸送手段となっていました。

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Worldbikeの特徴は「頑丈」「修理がしやすい」「低価格」の3つ

この課題を解決するために生み出されたのが「Worldbike」という途上国のために作られた自転車です。大きな特徴は、「頑丈」「修理がしやすい」「低価格」の3点。

これまで、移動・輸送手段はバイクか徒歩の大きくわけて2択しかありませんでしたが、「Worldbike」の誕生によって、バイクを買うほどはお金のない人でも、徒歩より早く移動することが可能になりました。

自転車は、およそ徒歩の3倍の速度、5倍の容量を持つと言われていますから、途上国の人々にもたらした効果は計り知れません。

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Worldbikeがもたらした3つの転換

この自転車は、具体的に3つの大きな転換をもたらしました。ひとつ目は、輸送コストが下がったことにより農業に必要な肥料などの輸送費が下がり、生産性が向上。生産性が向上したことにより、所得が向上し、雇用が創出されました。

ふたつ目の変化は、医療機関へのアクセスが容易になったこと。これによって出産間近の妊婦へ医療を届けられるようになり、母体はもちろん乳幼児の死亡率低下に繋がることとなりました。

最後の変化は、これまで通学時に安全の面でリスクがあり学校に通うことを断念していた女の子たちが、自転車での送迎が可能になったことで再び学校に通うことが可能になったことです。

そして、2003年に立ち上がった「Wolrdbike」の活動は、現在、キューバ、メキシコ、ルワンダ、セネガル、タイなどの国々の小規模開発プログラムで自転車開発のノウハウを提供しています。

2009年には、自転車のデザインから、自転車による輸送に焦点を変え、ゴールを、これまで培ってきた学びを利用して拡張性があり、持続可能で費用対効果の高い農村の発達基盤として適用していくことと述べています。

今回記事を書いていて、ひとつのデザインやプロダクト、コンテンツが世界を変える可能性を秘めているというところで、私たちe-Educationの活動と通じる部分があると感じました。今後も要チェックのプロダクトです!

[Worldbike]

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