坂井 健 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Tue, 06 Nov 2018 06:42:12 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 忘れられなかった人生の分岐点。大企業を辞めてもう一度途上国の教育課題に挑戦したい理由。 https://eedu.jp/blog/2018/11/05/origin_sakai/ https://eedu.jp/blog/2018/11/05/origin_sakai/#respond Mon, 05 Nov 2018 06:14:29 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47973 一部上場企業からNPO法人へ 従業員数2万人から職員数7人へ 人より多くもらっていた給料は半分へ それでも、変えたい世界がありました。 みなさんは人生が変わった瞬間を覚えていますか?多くの人が「自分の考えが変わった」とか […]

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学校にて

一部上場企業からNPO法人へ
従業員数2万人から職員数7人へ
人より多くもらっていた給料は半分へ
それでも、変えたい世界がありました。

みなさんは人生が変わった瞬間を覚えていますか?多くの人が「自分の考えが変わった」とか「意識が変化した」という人生のターニングポイントを持っていると思います。

僕にも人生のターニングポイントがありました。初めての海外旅行でカンボジアに行った時、音を立てるように自分の常識が崩れていき、職業観や人生観が大きく変化しました。

憧れていた企業に就職でき、やりがいのある仕事を任され、何一つ不満のない社会人生活でした。しかし、僕はどうしてもこの『人生のターニングポイント』を忘れることが出来ず、今年の3月に前職である大手教育企業を退職してe-Educationに挑戦することを決断しました。

この記事では僕が大手企業を辞めてから、なぜ従業員7人の小さなNPOに転職したかを綴りたいと思います。

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みなさんこんにちは!坂井健と申します。今年度よりe-Educationの職員として働く事になりました。実はぼく、他の職員と違う経歴の持ち主なんです。

と、いいますのも、大学生の時にe-Educationでインドネシアに行っていたからです。e-Educationを卒業した後、かねてより憧れであった大手教育企業に就職をしました。

この時は自分の憧れていた企業を退職してまで、自分がもう一度e-Educationに戻ってくるなんて夢にも思いませんでした。

大きな転換期だった海外出張

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学校の課題について話し合うフィリピンの人々

前職では海外を含めた各地への出張やプロジェクトリーダー、新規事業立案等色々なことに挑戦させていただきました。その中でもフィリピンへの出張の機会をいただけたことは大変ありがたかったです。

フィリピンでは現在「K-12」という大変大きな教育改革が行われています。今まで10年制だった学校教育に新しく2年間高校を新設することで、日本と同じ12年制にするという動きです。

僕がそこで感じたのはあまりに何も「ない」ということでした。初めて高校ができるのですから、高校のカリキュラムは「ない」し、高校内容を教えられる先生もい「ない」。

たくさんの困っているフィリピンの先生を目の前にふつふつを沸き上がるものがあったことが自分でもわかりました。

もう一度海外で挑戦したい

フィリピンのカントリーマネージャーという仕事

フィリピン出張から帰国し、日々の業務に忙殺される中、久しぶりに会った代表理事の三輪より「フィリピンのカントリーマネージャーという仕事に興味はないか」と話をもらいました。もちろん古巣ですからフィリピンでどんなプロジェクトを行っているかは、知っているつもりでした。

しかし、深く聞いていくと自分の思っていたよりもはるかに大きなインパクトが出つつあるプロジェクトに成長していて驚きが隠せません。

フィリピン政府、日本の技術を持った会社、そして我々NPOが三位一体となり、それぞれのセクターの垣根を越えてK-12を初めとしたフィリピンの教育課題の解決に取り組んでいました。

フィリピンの教育課題に対し、産官民が力を合わせ、日本の技術力を結集して解決を目指すそのビジョンに心を打たれ、大学時代に関わっていたe-Educationに戻る事を決意しました。

もう一度この世界に戻ってきた理由

最終的に僕をe-Educationに引き戻したのは他でもない『人生のターニングポイント』でした。冒頭でもお話しした通り、僕の人生のターニングポイントは初めての海外経験である、カンボジア旅行でした。

そのカンボジアでたまたま中学生くらいの子どもにアンコ−ルワットを案内してもらいました。その子は小さいながらに働いているだけでなく、5カ国語も操るそう。理由は日本・韓国・中国・英語圏の観光客が1番多いから。

カンボジアで出会った子と日本語でそんな会話をしながら、僕は今からこの子に渡すはずである1ドルを握りしめながら、自分の境遇と比べていました。

「もし僕がカンボジアに生まれたらどうだっただろう?今のように好きな事をして、大学に行って楽しく毎日遊んで授業をサボってカラオケに行くような生活を送れるだろうか?」

と自分に問いかけて見ても、返ってくる答えは決まっていました。

胸が熱くなりました。自分を本当にバカだと思いました。少しだけ勉強ができる自分は決して偉いわけではなく、たまたま日本に生まれたという環境に甘えていただけでした。

スイッチが入る音がしました。その音は人生のターニングポイントを知らせる合図でした。その子の存在は僕を国際協力の世界に向かわせるには十分でした。

「日本人にたまたま生まれてしまったことから今の自分がある。日本人に生まれたことに感謝をし、世界の発展のために少しでもこの命を、使おう

その時、そう誓いました。

マニラの空港で偶然見つけた看板が教えてくれたこと

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e-Educationに入職し、緊張しながら最初のフィリピン出張に向かう中、トランジットのマニラ空港でこんな写真を見つけました。

これを見た時に「あ、おれはこのために国際協力の舞台に戻ってきたんだ」そう思いました。

この看板には、日本のODAで建設された空港に対する日本への尊敬が表れていました。きっと何年もかけて、たくさんの関係者が多くの苦難を乗り越えながらもフィリピンの発展を願って建設をしたのだと思います。

「最近は若者が海外に行かない」最近よく聞く言葉です。フィリピンにいるとわかりますが、最近は「Are you Chinese?」と聞かれることが多いです。中国は今、フィリピン政府に対して73億ドルの融資・援助を約束していると報道されています。

今多くの支援を中国が取っている現状を見て、「僕が大人になった時、将来の若者は海外で歓迎されている時代になるのだろうか」そう自分に問いかけた時、自信を持って「YES」と言えない自分がいました。

今の日本のプレゼンスを次の世代に引き継げるように微力ながら貢献したい。それが日本人に生まれたことの使命のように感じました。前職を退職する際に、何度も悩み本当に多くの方に相談をしました。この場を借りて御礼を申し上げたいと思います。

セドナ

心が叫んでいるワクワクに素直に、次の一歩を踏み出してみました。人生のターニングポイントが教えてくれた、自分自身の心のコンパス。

日本人に生まれた誇りを胸に、また世界に旅立ちます。自分の志と行動が、微力ではあるけれど、無力ではないと信じて、少しでも世界を良くするために貢献したいと思っています。

たくさんの人に途上国を体験してほしい!

VR×国際協力アイキャッチ

僕はカンボジアが原体験でした。カンボジアで出会った青年、景色、そこから感じるパワーが僕の人生を大きく変えました。途上国にはそれだけの魅力が溢れています。

人の人生を変えるほどに魅力があふれる途上国。この途上国をたくさんの人に体験してほしい。そのために今回VRでネパールを体験できるコンテンツを作成するためのクラウドファンディングに挑戦しています。

ネパールはアジア開発銀行で「アジア最貧国」と言われています。恐らくこれを読んでくださっているあなたもネパールに行ったことはないのではないでしょうか。「アジア最貧国」と聞いて何をイメージしますか?「大変そう」「可哀想」でしょうか?

違います。そこにはたくさんの笑顔と誇り、そしてネパールでしか味わうことのできない文化や絶景があります。

僕はこのネパールの良さをVRで誰でも体験できることを通して、途上国を好きになってもらい、実際に足を運んでみる人を一人でも増やしたい

そしてそんな人たちが一人でも増えたら、きっとマニラの空港にあるように日本の尊敬を取り戻すことができると思っています。

一つの映像しか見えない動画とは違って、一人一人その時その時で見る景色が変わる自分にしか味わえないVR体験を通して、途上国を身近に感じてもらえる世界を創りたいです。

クラウドファンディング終了まであと10日。

クラウドファンディングは、目標額に1円でも達しなければ、すでにみなさまからいただいている40万円を超える大きな応援を受け取れなくなってしまいます。

どうしても、ネパールのリアルと魅力を誰もが体験できる世界を創りたい。

みなさまの応援を力に最後までがんばりますので、どうか皆様の応援をよろしくお願いします。

クラウドファンディングを応援する »

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【プロジェクト紹介】「最高の授業」をフィリピンの果てまで届けよう! https://eedu.jp/blog/2018/05/01/phillipines_project_introduction/ https://eedu.jp/blog/2018/05/01/phillipines_project_introduction/#respond Mon, 30 Apr 2018 15:00:44 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=47043 フィリピンは、経済成長にともない格差が拡大しつつあり、経済的な格差を背景に学校をドロップアウトしてしまう生徒が多くいます。早期結婚、早期出産の問題もあり、貧困の再生産が起こってしまっています。 フィリピンの教育制度の中に […]

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フィリピンは、経済成長にともない格差が拡大しつつあり、経済的な格差を背景に学校をドロップアウトしてしまう生徒が多くいます。早期結婚、早期出産の問題もあり、貧困の再生産が起こってしまっています。

フィリピンの教育制度の中にはドロップアウトしてしまった生徒が通うオープンハイスクールプログラム(OHSP)というものがあり、e-Educationは現地教育局と連携してOHSPの支援に取り組んでいます。映像授業の作成、提供、教師研修、チューター制度の導入と活動は多岐に渡り、一人でも多くの生徒が自信と誇りを持って社会で生きていけるように活動をしています。

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これまでの活動実績

2013年より活動を開始し、カガヤン・デ・オロ市教育局、カミギン島教育局の信頼を得てパートナシップを構築しました。両教育局とともに、ドロップアウトした生徒が通うオープンハイスクールプログラム(OHSP)に対して、現地の先生方と共に映像教材を作成し、述べ1200名以上の生徒に提供してきました。

e-Educationのパイロット校での活動を 「カガヤン・デ・オロモデル」として中央教育省にも共有し、フィリピン全体へ波及させていく活動も行っています。

加えて、企業連携案件やJICA案件も展開し、より専門性の高い教育支援活動を行っています。

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今後のプロジェクト計画

2019年度にかけて、ミンダナオ島カガヤン・デ・オロ市、及びカミギン島の2箇所のパイロットプロジェクトを引き続き展開します。

カガヤン・デ・オロ市では、オープンハイスクールプログラム(OHSP)の教育環境の質的向上に向けて現地教育局や現地教師と協力して活動します。

カミギン島では、パイロット校における課題発見、モニタリング、映像授業の提供とカスタマイズ等を行います。

それらのパイロット事業に加えて、企業連携案件等も通してより多くの地域への教育支援へといかに拡大していくかを検討しながら進めます。

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インターン生が取り組む業務

  • パイロット校(ミンダナオ島カガヤン・デ・オロ市、カミギン等)での学習環境モニタリング、映像授業の活用促進、現地教師の動機づけや研修等
  • JICA案件や企業連携案件のサポート
  • 教師対象のカンファレンスの開催準備、サポート
  • 現地教育局内部にデスクを設け、行政的な側面から分析、協議、連携

得られる経験やスキル

  • 行政や企業等と連携したインパクトの大きなプロジェクトを推進する力
  • 教育局長や州知事等の行政トップの方々と仕事をする経験
  • プレゼンテーションスキル、ネゴシエーションスキル
  • 相手の立場に立って物事を深く考える力
  • 教育支援モデルをいかに全国展開させていくかを考え抜く経験

求める人物像

  • 現地パートナーとともにフィリピンの教育について本気で考えることの出来る人
  • 忙しさや大変さの中から、自ら楽しさや意義を見出し前向きに取り組める人
  • 行政連携、企業連携に関心があり、成長意欲がある人
  • 英語でのコミュニケーションに不安がない人
  • 問題と対峙した際に「出来ない理由」に目を向けるのではなく、「どうしたら出来るようになるか」を考える姿勢を持っている人
  • 「手法」に囚われず、現場に必要なことは何かをゼロベースで考えることが出来る人

途上国への熱い思いをもった方、ご応募お待ちしております!
インターン募集要項をみる »

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インドネシアでともった灯を世界の果てまで届けたい!僕がインドネシアの子どもたちに可能性を感じた日 https://eedu.jp/blog/2016/06/09/indonesia_moonshot_sakai/ https://eedu.jp/blog/2016/06/09/indonesia_moonshot_sakai/#respond Thu, 09 Jun 2016 05:32:03 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41354 こんにちは! e-Educationインドネシアプロジェクトの初代を担当していました、坂井健と申します。私たちe-Educationは、インドネシアの「奇跡の合格」を日本そして世界に発信するため、クラウドファンディングM […]

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こんにちは! e-Educationインドネシアプロジェクトの初代を担当していました、坂井健と申します。私たちe-Educationは、インドネシアの「奇跡の合格」を日本そして世界に発信するため、クラウドファンディングMoonshotでの挑戦を開始いたしました。

この挑戦にあわせて、今回はインドネシアプロジェクトを歴代担当したメンバーで思いを綴らせていただければと思い、筆をとりました。3人で一回ずつの計3回で、連載させていただきます。ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。

クラウドファンディングの詳細を見る »

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ぼく、インドネシアに行きます!

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e-Educationみんなと会議

たける、インドネシア行かない?

当時e-Educationの代表だった税所篤快さんから突然そんな話をされ、僕はインドネシアでプロジェクトをやることが決まりました。プロジェクトのはじまりはとても単純でした。

「そんなこと、いきなり言われても・・・。」

インドネシアに知り合いなんか全くいないし、そもそもインドネシアってどこだっけ? 当時の僕はインドネシアのことを、噂程度にしか知りませんでした。そのインドネシアをインターネットで調べていると、人口はアメリカに次いで世界No.4だと言うことを知りました。中国やインドの人口が多く、ビジネスマーケットとして熱いことをニュースで何度もみていたので、「いつかインドネシアも注目される時が来るだろう」とワクワクしながら二つ返事で答えました。

僕、インドネシアに行きます!

物語は知り合いなんて全くいないところから始まった

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インドネシアについた日

インドネシア行きを決めてから約三ヶ月後、僕は首都ジャカルタのど真ん中、サリナデパートのマクドナルドでポテトを食べていました。

「そういえばインドネシアに知り合いなんて1人もいなかったんだ。」

勢いだけでインドネシアに来た僕を待っていたのは、厳しい現実。二つ返事をしたときのワクワクはどこへ行ったのやら。英語は全く通じないし、外に出たら大量の車と人混み。そんな僕の生活はいつのまにかホテルとマクドナルドを往復するだけの生活になってしまっていました。

偶然英語の通じるホテルの人がおり、インドネシア大学というこの国の最高峰の大学が近くあるということを聞きました。「トップ大なら素晴らしいパートナーがいるかも知れない!」僕はようやく道が開けたような気がしてインドネシア大学に向かいました。

たくさんのパートナーに囲まれて

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インドネシア大学にて

予想した通り、インドネシア大学にはたくさんの素晴らしい大学生がいました。将来インドネシアを背負うために官僚になりたいという人、医者になって多くの命を救いたいと言う人。

その中で、e-Educationの話を色んな人にして回った結果、カリスやリアンといった優秀な学生たちがe-Educationの理念に共感してプロジェクトに参加してくれました。撮影する先生を探すとき、予備校を訪ねるとき、いつもそばにいて手伝ってくれました。ある日、プロジェクトを手伝ってくれていたリアンという学生がこんなことを言ってくれました。

僕は貧しい地区の出身なんだ。教育なんかまともに受けられなかったけど、e-Educationがあったら僕みたいな人にもチャンスを与える事ができるかもね。

ここにインドネシアの宝が眠っていると確信して

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マスターの写真

「ここがマスターだよ。」

リアンについて行くとそこには、古い倉庫がありました。いや違う、これは学校だ。デポックモールという、人々がショッピングを楽しむ大きなモールの裏側にその学校はありました。ついさっきまでいた、華やかな町の賑わいが嘘のよう。僕は目を疑いました。

「ビックリしたでしょ?急速に発展を遂げたインドネシアには、その発展の犠牲になった多くの人たちがいるんだ。」

いわゆるストリートチルドレン。両親を亡くしたり、家がない子どもたちがこの学校に通っています。この学校に住んでいる生徒もいたことにビックリしました。

でも生徒の目は輝いていました。勉強していることが楽しいと言わんばかりに授業を受け、自分の家族だと言わんばかりに友達を愛す。日本は素晴らしい教育制度がありますが、僕がここで感じたのはまた違った風景。

この子たちはインドネシアの宝だ

僕はここでプロジェクトをやることに決めました。

ともった灯を世界の果てまで届けたい!

それから2年の時を経て、このマスターから2人の生徒がインドネシアの最高峰であるインドネシア大学に合格しました。この物語は僕らに、一生懸命勉強すればインドネシア大学にだって合格できる!不可能なんてない!ということを教えてくれます。

一番最初にプロジェクトを始めたマスターで灯がともりました。ぼくたちはこの灯をもっともっと広げたい。一緒にこの灯を広げて下さる方がいたら嬉しいです。皆様のご支援よろしくお願いします!

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イベント開催

私達e-Educationは6月1日よりインドネシアの「奇跡の合格」を日本のみなさまにもドキュメンタリー映画でお伝えするべく、クラウドファンディングMoonshotでの挑戦を開始いたしました。

Moonshotのページにて随時活動報告を行ってまいりますが、そこではお伝えしきれない情報や想いをお届けするために、皆様と直接お話できる活動報告会を兼ねたファンドレイジングイベントも開催しますのでご案内をさせていただきます。

日時

2016年6月17日(金)
19時00分〜21時30分(18時50分開場)

場所

国立オリンピック記念青少年総合センター
センター棟 311室
http://nyc.niye.go.jp/train/

※最寄駅:小田急線「参宮橋駅」徒歩7分、千代田線「代々木公園駅」(代々木公園方面4番出口) 徒歩10分

定員/参加費

・100名
・クラウドファンディング支援メニュー(3,000円 / 5,000円 / 10,000円 / 30,000円 / 50,000円 / 100,000円)からご選択いただき、参加費としてお支払いください。
なお、事前にクラウドファンディングへご支援済みの方は、本報告会に当日支払い無しでご参加頂けます!

クラウドファンディングで応援する »

申し込み方法

参加を希望される方は、以下のフォームからお申し込みください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております!

イベントに参加する »

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ソーラーパワーで蚊の繁殖を防ぐ! 暑い国に必須のプロダクトを紹介 https://eedu.jp/blog/2014/06/16/solar-prevent-mosquito/ https://eedu.jp/blog/2014/06/16/solar-prevent-mosquito/#respond Sun, 15 Jun 2014 23:00:07 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=30688 以前、トジョウエンジンでも記事で、「蚊」が原因で死んでいる死者数が一年間で約73万人にもなることを紹介しました。「蚊」は人間を一番殺している動物なのです。 蚊がもたらす病気はマラリアやデング熱など、最悪死に至る病気が多い […]

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以前、トジョウエンジンでも記事で、「蚊」が原因で死んでいる死者数が一年間で約73万人にもなることを紹介しました。「蚊」は人間を一番殺している動物なのです。

蚊がもたらす病気はマラリアやデング熱など、最悪死に至る病気が多い事も特徴的。今回の記事ではこの蚊の繁殖を防ぐことのできる、暑い国には必須なプロダクトを紹介します。

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ソーラーエネルギーを利用した画期的なプロダクト

このプロダクトの特徴はなんと言ってもこのソーラーエネルギーを利用していること。開発者のAgarwalさんは、汚れた水を浄化させる装置を発展させて、このデバイスを開発しました。

普通、蚊が一回に産む卵の数は約400個と言われています。このプロダクトの試験的なプロジェクトでは、小さなプールにこのデバイスを使っただけで、蚊の卵が1つもなかったという結果が出ました。

さらに素晴らしいのは、このプロダクトの価格です。1つ当たり約10ドルのこのプロダクトは、ソーラーパワーで動かしているので、他に特別な出費もなく半永久的に使えます。

途上国などで被害の報告が多いデング熱やマラリア。人間を死をもたらすこともあるこれらの病気がこういったツールで被害がおさまると素敵ですね。

WIRED.CO.UK

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Moonshot目標金額達成!プロジェクトを通して僕が感じた3つのこと https://eedu.jp/blog/2014/06/10/moonshot-achieved-indonesia/ https://eedu.jp/blog/2014/06/10/moonshot-achieved-indonesia/#respond Tue, 10 Jun 2014 01:36:37 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=30631 こんにちは!! インドネシアプロジェクトの立ち上げを行っていた坂井健です! この度はインドネシアプロジェクトでクラウドファンディングを行って、目標金額の50万円を達成致しました!本当に皆様のおかげです。この場を借りてお礼 […]

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こんにちは!!

インドネシアプロジェクトの立ち上げを行っていた坂井健です!

この度はインドネシアプロジェクトでクラウドファンディングを行って、目標金額の50万円を達成致しました!本当に皆様のおかげです。この場を借りてお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました!!

今回、クラウドファンディングに初めて挑戦して、気付いたコトを3つにまとめて今回の挑戦の結びとさせていただきます。

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1、スタートダッシュが大事

一般的にクラウドファンディングはスタートダッシュがとても大切であると言われますが、まさにその通りだと思います。

今回、僕は初めてクラウドファンディングに挑戦しましたが、これだけはしっかりしなければならないと思い、スタートの時点で広報をしてスタートダッシュを切りました。

このスタートダッシュが今回の結果に繋がったのだと思います。

2、最高の仲間と共に達成した今回のプロジェクト

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目標金額がなかなか集まらなかった中盤、僕は一人で悩んでいました。

自分が一人で頑張り、自分でどういう風にアプローチをするかを決めようとしていました。

しかし、自分の周りには同じインドネシアプロジェクトの尾崎綜志大石慎治、そしてe-Educationの仲間がいました。

さらにはインドネシアでお世話になった社会人の方々をはじめ、本当にたくさんの人たちが助けてくれて、ここまで来ることが出来ました。

皆の助けがあったからこそ、今回達成出来たのだと思っています。

3、たくさんの人の期待を背負っている

多くの方に連絡をさせていただきました際、多くの方に「がんばれ、期待しているぞ」「必ず結果を出してきなさい」等の返信をいただきました。

改めて、このプロジェクトは自分達だけのプロジェクトだけではなく、多くの方に支えられ、期待されているプロジェクトだと認識しました。

現在はスラム街の子どもが集まる、マスターという学校で共に大学入試突破を目指しています。この試験は17日にあり、試験突破のために一昨日からパートナーや僕たちが泊まり込みで合宿をしています。

生徒達はまだ見ぬ自分の輝かしい未来を夢見て勉強しています。

「必ずインドネシア大学に合格して未来を掴むんだ!」

彼らの挑戦はもうすぐフィナーレを迎えます。今回支援いただいた寄付金は、今年のコンテンツ作成費、今回行っている合宿費、来年のためのコンテンツ作成費とさせていただきます。

本当にありがとうございました。8月下旬〜9月上旬には報告会も予定しております。

彼らの進路などもご報告できるかと思います。一生懸命勉強している彼らの人生最大の挑戦、皆さんも彼らの成功を祈っていただけると幸いです!

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教育界のガリレオ!? 教育ビジネスコンテストで優勝したプロダクト「PocketLab」 https://eedu.jp/blog/2014/05/26/pocketlab-galileo/ https://eedu.jp/blog/2014/05/26/pocketlab-galileo/#respond Sun, 25 May 2014 23:00:07 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=29619 ガリレオがピサの斜塔から2つの金属球を落とした実験エピソードは有名です。 今回の記事では、あるプロダクトを使えばこのような実験が、中学生でもすぐに出来てしまう「現代のガリレオ」を紹介しましょう。 SPONSERD LIN […]

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Pocket Lab

ガリレオがピサの斜塔から2つの金属球を落とした実験エピソードは有名です。

今回の記事では、あるプロダクトを使えばこのような実験が、中学生でもすぐに出来てしまう「現代のガリレオ」を紹介しましょう。

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物理の授業で大活躍間違いなし

「現代のガリレオ」と称される機械は「PocketLab」というもの。”教育におけるビジネスコンテスト”で優勝したプロダクトです。

PocketLabのセンサーは、力・加速・速さ・圧力・高度・気温・湿度さらには磁界まで感じることが出来ます。これを何かにつけることによって、生徒が力などを図るときの助けとなります。

凄いのはそれだけではありません。集めたデータがクラウドに送信され、そのデータを元に世界中でデータを比較検討をすることも可能なのです。

物理の授業や実験で大活躍しそうですね。

最大の特徴は革命的な安さ

PocketLab最大の特徴はそのコストの低さです。このPocketLabはハードウェアが50ドル、ソフトウェアは10ドルと非常に安価となっています。

このような機能を持ったデバイスは他にもあるそうのですが、データ収集、分析、シェア機能など全てをつけようとするとなんと一台あたり329ドルもかかってしまうそうです。

この値段を考えると、PocketLabは革命的な安さであると言えます。このように安い機械が普及することによって、たくさんの学校が簡単に色々な実験ができるようになるといいですね。

PocketLabが優勝した最終プレゼンテーションの資料はこちらから見ることができます。ぜひ教育に関心のある方は参考にしてみてはいかがでしょうか。

EdSurge

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【5/31(土)17時半〜19時半@目黒】インドネシアの子どもたちの夢を応援するチャリティーイベントを開催します! https://eedu.jp/blog/2014/05/17/indonesia-charity-moonshot/ https://eedu.jp/blog/2014/05/17/indonesia-charity-moonshot/#respond Sat, 17 May 2014 08:11:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=29223 こんにちは! インドネシアプロジェクトを立ち上げ、現在仲間と共にクラウドファンディング「moonshot」に挑戦中の坂井健です。 インドネシアの子どもたちの教育環境を改善したい。その思いで活動を続けてきました。ありがたい […]

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こんにちは!

インドネシアプロジェクトを立ち上げ、現在仲間と共にクラウドファンディング「moonshot」に挑戦中の坂井健です。

インドネシアの子どもたちの教育環境を改善したい。その思いで活動を続けてきました。ありがたいことに、この活動をもっと知りたい、この活動に参加してみたいという声をいただいています。僕たちの活動をもっと多くの方に知っていただくため、そして一人でも多くの方にご参加いただくため、HUB Tokyoにてチャリティイベントを開催いたします。僕たちはMoonshotというクラウドファンディングに挑戦しています。この取組を加速させるため、美味しいインドネシア料理とビールを片手に、子どもの教育について考えませんか?

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日時

5月31日(土)
17時半〜19時半

会場

HUB Tokyo
(〒153-0063 東京都目黒区目黒2-11-3 印刷工場1F HUB Tokyo)
アクセス→http://hubtokyo.com/location/

HUB Tokyoは「志あるチェンジメーカーが世界とつながる秘密基地」です。
インドネシアの子どもを応援することは、「世界と繋がるコミュニティ」を掲げているHUB Tokyoの理念にぴったりだと思い、今回この会場を選ばせていただきました。

プログラム

立食パーティー形式(軽食:インドネシア料理がでます!)

17:30〜18:30 参加者によるセッション(お持ちの方は名刺をご持参下さい)
18:30〜18:50 坂井健、尾崎綜志によるe-Education Project inインドネシアのプレゼンテーション(現地パートナーのインタビュー等も放映する予定です。参加フォームに聞きたいことの記入欄がありますので、そこに記入していただいた内容を踏まえたプレゼンテーションを致します。)
18:50〜19:00 質疑応答
19:30 クロージングセッション

参加の方法◇よくお読みください◇

入場時にその場でMoonshotにご参加いただくだけ!
下記フォームから、お申込みをよろしくお願いいたします(もちろん申し込みは無料!)。
★3,000円、7,000円、10,000円…と参加費はご自由にお選びいただけます。
★すでにご参加いただいている方は、恐れ入りますが会場費・お食事代として2,000円を現金でお支払ください。
お申込みの際、Moonshotにご参加済みの旨のご表示お願いいたします。
★Moonshotの参加にはクレジットカードが必要です。お持ちでない方は当日現金での参加もお受けしております。

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イベント参加費の活用法

参加費から会場費を引いた収益は全額クラウドファンディング「moonshot」へと使わさせていただきます。

当日、参加するだけでインドネシアの子どもたちへの社会貢献となります。社会貢献に興味ある面白い方々と、美味しいインドネシア料理を食べながら、社会貢献してみませんか?

お手数ですが、参加の方は以下のフォームから必要事項記入の上、当日ご参加下さい。皆様のご参加を心よりお待ちしております!

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発展の影に取り残された子どもたちに夢を!インドネシア版ドラゴン桜でクラウドファンディングを始めました! https://eedu.jp/blog/2014/04/22/indonesia-moonshot/ https://eedu.jp/blog/2014/04/22/indonesia-moonshot/#respond Tue, 22 Apr 2014 06:26:50 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=27803 こんにちは!e-Education Projectで昨年約半年間インドネシアでプロジェクトを立ち上げていた坂井健(さかいたける)と申します! 現在、インドネシアでは多くの仲間たちが集まり、みんなで力を合わせて貧しい子ども […]

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こんにちは!e-Education Projectで昨年約半年間インドネシアでプロジェクトを立ち上げていた坂井健(さかいたける)と申します!

現在、インドネシアでは多くの仲間たちが集まり、みんなで力を合わせて貧しい子どもたちに「希望の授業」をDVDにして届けています。

しかし、まだまだ力が足りません。

そこで、今回moonshot(ムーンショット)という新規クラウドファンディングを使って、活動資金を始めました。

ぜひご協力よろしくお願いします!


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インドネシアの発展が生み出した影とは?

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ASEANの本部もあるインドネシアの首都ジャカルタ。

高層ビルがどんどん建設され、光り輝いて行く街には、多くの人が無視してきた「影」があります。

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これだけ発展したビルの隣に・・・

写真2

このような学校があります。

写真3

この学校の名前は、マスター(Musujit terminal)と言い、マスターの生徒たちは毎日働きながら学校に通っています。毎日働かなければ、家族を養えないのです。

そのため、彼らは日中に授業を行う普通の高校に行けません。また、夜働いたとしても、国立高校に通うための学費(月2,000円程度)を支払うことができない子どもたちが沢山います。そんな子どもたちが通う「希望の学校」、それがマスターです。

僕は去年8月、この学校の存在を知りました。厳しい生活にも関わらず、夢をあきらめない学生たちに心を打たれ、「最高の授業」をDVDにして届けることを誓いました。

インドネシアの貧しい子どもたちに、「最高の授業」を届ける挑戦。
ぜひ子どもたちの夢を応援していただけませんか?

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インドネシアの深刻な教育格差

写真4

インドネシアの人口は2億4千万人。豊富な人的資源ゆえに、アジア金融危機以後、経済成長率約5%を維持し続けている東南アジアの経済大国でもあります。ASEAN本部も首都ジャカルタの中心地にあり、インドネシアは国際の面でも経済の面でも「光」の当たっている国と言えます。

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ところが、急激な経済成長の光の裏には大きな「影」も生まれていました。

自分達の住んでいたところにビルができると言って追い出される人達。
外資企業の参入によって、自身のシゴトを失った人達。

こういった影の部分が結果としてとても大きい格差に広がっていました。

その中で大きな影響を受けたのが教育です。

富裕層は高い教育費用をかけ、英才教育を施して、国内外の良い大学へ進学します。一方、貧困層は明日の食事もままならないため教育に投資するお金がなく、学校に行くことができません。

そのような子たちの中でも特に厳しい環境で暮らす人たちが行く学校、それがマスターです。

マスターでの学費は0円。ここに通う生徒のほとんどが朝働いて午後、もしくは夜間に学校に来ます。

「働いて疲れたとしても、やっぱり勉強したいんだ」

ここには本気で勉強したいという学生が沢山います。

しかし、学生たちの想いは叶いません。なぜなら、マスターの学校の先生はみな、「無償のボランティア」なのです。

この学校にはプロの先生がいません。
この学校には化学の先生がいません。

そんな状況を見て、DVD授業を届けるe-Educationのプロジェクト立ち上げを考えました。

「いつでも、何回でも受講できるDVD授業なら、マスターの子どもたちの夢を応援できる!」

日本にいるNGOの代表と何度も打ち合わせ、ここで最高の授業を届けることが決めました。

DVD授業を作って、大学受験を応援する!

「学歴社会」

日本でもよく使われる言葉ですが、インドネシアは日本以上に学歴社会だと言われています。この学歴社会のために、勉強できる環境がなくて良い大学に行けなかった人達はいつまで経っても良い仕事に就くことができず、その子どもたちも貧しい生活を強いられるという負のスパイラルが生まれます。

特にカギとなるのが大学受験。首都ジャカルタで良い仕事を得るためには、大学への進学が不可欠なのです。マスターに通っている高校生たちも皆、大学への進学を目指して一生懸命勉強していますが、質の高い教育を受けることができていません。

そこで、私たちは大学受験用のDVD授業を作ることを決めました。日本でいう東進ハイスクールのようなDVDを活用した受験支援です。

私たちe-Education Projectはアジア最貧国バングラデシュをはじめ、様々な国で大学受験のためのDVDを作成し、貧しい子どもたちを大学へ進学させることに成功しました。そのノウハウを活かし、マスターの子どもたちにも「最高の授業」をDVDにして届けようと思います。

プロジェクト詳細

今回のプロジェクトでは、大学受験で特に差が開くと言われている『英語・経済・数学』の3教科に絞ってDVDを作成し、6月中旬に控える大学受験突破をサポートします。また今年の大学受験終了後は、理系のコンテンツも作成し、これからずっと受験のサポートができるような仕組みを作って行きます。

勝負は4月と5月。それまでにインドネシアの有名予備校や高校の先生を探し出し、彼らに撮影の協力をしてもらう必要があります。撮影が終われば、編集作業が待っており、どの過程でもまとまった資金が必要です。

このお金を集め、一緒にインドネシアの子どもたちの夢を応援してくれる仲間を集めるために、moonshot(ムーンショット)へ応募しました。

インドネシアの子どもたちに、夢を与えたい。
勉強できなくて困っている子どもたちにDVDを届けたい。

彼らに希望の授業を届けるには皆さんのご協力が必要です。
どうぞ応援・ご協力よろしくお願いいたします!

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最高の仲間たちが集結! e-Education初となる研修合宿を2泊3日で行いました https://eedu.jp/blog/2014/04/05/kensyuu-gassyuku/ https://eedu.jp/blog/2014/04/05/kensyuu-gassyuku/#respond Fri, 04 Apr 2014 23:00:32 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=26240 トジョウエンジンの運営団体e-Education Projectでは、今年のはじめにメンバー募集を行いました。 この募集を機に集まった最高の仲間と共に成長すべく、3月14日〜16日までの3日間でe-Education初と […]

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トジョウエンジンの運営団体e-Education Projectでは、今年のはじめにメンバー募集を行いました

この募集を機に集まった最高の仲間と共に成長すべく、3月14日〜16日までの3日間でe-Education初となる研修を実施しました。

今回はその内容を報告するとともに、新しい仲間の門出を読者のみなさまも一緒に祝ってほしい想いから記事を綴っております。

SPONSERD LINK

Day1

午前:中竹竜二さん新しいリーダーシップのあり方

リーダーシップとは何の事でしょう?引っ張る力や仲間をまとめる力、さまざまな言葉でも表すことができそうです。

中竹さんは「この問いに答えはない。リーダーにはそれぞれの『スタイル』がある」と言います。さらには、己の理想のリーダーを掲げることが大切であると。

これから旅立つメンバーにとってリーダーシップは必要なものであるにも関わらず、身につけることが難しいモノ。しかし、そんな中でも「自分だけのリーダーシップを探そう!」という彼らの決意が表情からにじみあふれていました。

午後:理念共有

  •  税所篤快『The Course of e-Education』
  •  三輪開人『e-Educationの全体戦略』
  •  大森厚志『SNSを中心とした広報戦略』
  • 久保唯香『あなたの夢と夢を繋げるファンドレイズ』
  • 『各国プロジェクトの進捗状況』

「e-EducationさんってDVD授業を広める団体ですか?」と良く聞かれます。

代表コラムに書いてあるとおり、確かにDVDを広めることは私たちが大切にしていること。しかし、「途上国の貧しい子どもたちのためにDVD授業を広める」という目的を忘れないようにしています。

私たちが大切にしているもの、仕方、理由を共有する時間でした。

また、現地の報告も兼ねて、海外にいるメンバーとスカイプミーティングを行いました。先輩からの熱いメッセージは画面越しでも新しいメンバーに伝わり、彼らのモチベーションを大いに刺激するセッションとなりました。

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現地メンバーとのスカイプ

1日目夜『同じ釜の飯を食う』

とある目的のために一緒に泊まって同じ空間で長く過ごすことは全員の絆を深めると考えています。

今回はオリンピックセンターの宿泊施設を借り、新メンバーを初め多くの現メンバーも一緒に宿泊しました。

初めて顔を合わせるメンバーもいましたが、最終日にはすっかり溶け込んで新メンバー5人がしっかりとした1つのチームになっていました。

Day2

午前:トジョウエンジンについて

途上国のイメージを豊かにするために立ち上がったメディア、トジョウエンジンを共有する時間でした。

e-Educationが大切にしている『情報発信』という分野。途上国のワクワクを届けたいという想いを共有し、新メンバーの顔もワクワクに満ちていました。

午後:新メンバープレゼン大会

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ゲストの方、メンバーとの集合写真

今回の研修、一番の目玉は新メンバーによるプレゼン大会でした。

普段よりお世話になっている一橋大学イノベーション研究センター長の米倉先生や東京都で義務教育初の民間人校長となった藤原先生、そしてオフィスを貸していただいている片庭夫妻、支援をしていただいているSVP東京の方をお招きしました。

この日のために新メンバーは約1ヵ月かけてプレゼン内容を練ってきました。

毎日行ったことのない国について調べ、時には先輩にダメ出しをされて涙した日もありました。幾多もの試練を乗り越え、迎えた本番。新メンバー全員が文字通り「最高のプレゼンテーション」を行えたかと思います。

しかし、まだ現地体験のない彼ら。まだまだ彼らの成長の予知は残されています。 10国10色の彼らのストーリーができあがった1年後の顔が楽しみです。

Day3

午前:樋栄ひかるさん「Yes, andで始めるコミュニケーション」

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樋栄ひかるさんとメンバーの集合写真

途上国ではたくさんの「予想外」が起きます。だんだんと気持ちが沈んできて、しまいにはプロジェクトが失敗してしまうかもしれません。

そんな「予想外」もYesと受け止め、そのおかげで「どんな良いことが起こるのだろう?」と問うてみると、「予想外」もプラスに捉えることができ、途上国での生活を楽しめることが出来るのだと思います。

他にもワークショップを中心にプレゼンの極意など、あっという間の4時間でした。

午後:支援者ワークショップ

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応援して下さっている方と新メンバーの集合写真

「途上国頑張ってね。」応援してくれる人たちがいるのはとても幸せなことです。このセクションは社会で活躍されながら、e-Educationを応援してくださっている方々をお招きし、新メンバーとの交流セッションでした。

普段気付くことのない、応援してくださる方ならではの視点や声を聞き、新メンバーも自分達に新しい責任が生まれたようでした。

終わりに

以上、2泊3日で行われた新メンバー研修の報告を簡単にさせていただきました。

たった3日間で彼らの顔はがらりと変わりました

その理由はe-Eucaitonの看板を背負っているという重圧。多くの方からの期待。プロジェクトを担う責任。そのようなものを感じたからだと思います。

多くの忙しい方が彼らのために作って下さった時間が、彼らをたった3日間で成長させてくれました。

ここで改めてお礼をさせていただくと共に、彼ら新メンバーのプロジェクト成功を祈って報告を終わらせていただきたいと思います。

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あまちゃんにJリーグまで! スカパー、インドネシアでテレビ放送を開始 https://eedu.jp/blog/2014/02/12/amatyan-indonesia-sekapa/ https://eedu.jp/blog/2014/02/12/amatyan-indonesia-sekapa/#respond Tue, 11 Feb 2014 22:30:47 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=24272 「日本のドラマって面白いよね!」 僕がインドネシアにいたときに、日本に留学経験のあるインドネシア人の友達が僕に言った言葉です。 日本ドラマの完成度の高さはインドネシアでも評判で、彼も「もっとたくさんの日本のテレビ番組が観 […]

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「日本のドラマって面白いよね!」

僕がインドネシアにいたときに、日本に留学経験のあるインドネシア人の友達が僕に言った言葉です。

日本ドラマの完成度の高さはインドネシアでも評判で、彼も「もっとたくさんの日本のテレビ番組が観たいなあ」と言っていました。そんなインドネシアと日本の架け橋になりそうな企画があります。

SPONSERD LINK

それはスカパーJSATが2月22日から始めるインドネシアの有料テレビ放送。専用チャンネル「ワクワク・ジャパン」で24時間放送を開始するのです。

海外向けにNHKや民間テレビ局の番組を独自編成して放映、インドネシア語の字幕とのこと。日本の映画やテレビ番組をインドネシア一般家庭へ普及させる狙いです。

日本で人気の「あまちゃん」も放送!

朝夕は子どもや女性をターゲットにし、午後7時〜9時は家族向け、9時以降は男性を意識した番組を編成させるようです。

週末は2時間ドラマや映画、スポーツなどの番組を使います。昨年、「じぇじぇじぇ」で一躍人気番組になった「あまちゃん」を6ヵ月にわたり放送するとのことです。あまちゃんの放送予定は午前7時から30分間とのこと。

サッカー好きのインドネシアならではの番組

あまり知られていませんが、インドネシアといえばサッカー好きで有名な国です。インドネシアではサッカーの試合があると、人々は寝るのを忘れて応援するほどサッカーが大好きです。そのような国民性を狙ってJリーグのレギュラー放送を決定しています。

ちなみにインドネシアのプロサッカーリーグとJリーグはパートナーシップ協定を結んでいて、Jリーグのヴァンフォーレ甲府はインドネシアから初めて選手を受け入れ活躍を期待されています。

スカパーが外国の有料放送と提携し、日本の番組を海外で放送するのはインドネシアが初めて。インドビジョンの場合は安いパッケージで16万9900ルピア(約1,650円)。

チャンネルサポーターとしてAKB48の姉妹グループ、JKT48を採用し、インドネシア全国に広めていきます。このテレビ放送が日本とインドネシアの架け橋になって欲しいと思います。

[photo credit: Funky64 (www.lucarossato.com) via photopin cc]

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