佐々 翔太郎 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Mon, 13 Nov 2017 14:51:44 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 新しい波を起こせ!新プロジェクト『Live the Dream』始動(後編) 〜Live the Dreamの全容を公開〜 https://eedu.jp/blog/2017/11/12/live_the_dream/ Sun, 12 Nov 2017 09:15:22 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=45552 どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。前回は新プロジェクト『Live the Dream』を立ち上げるまでの軌跡をご紹介しました。 今回の記事では『Live the Dream』の内容に […]

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どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。前回は新プロジェクト『Live the Dream』を立ち上げるまでの軌跡をご紹介しました。

今回の記事では『Live the Dream』の内容についてご紹介します。

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新プロジェクト『Live the Dream』

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立ち上がった『Live the Dream』

前回はミャンマーのチン州で出会った高校生たちのやる気不足と、それを解決するために新しいプロジェクトを立ち上げるまでのストーリーについてご紹介しました。

プロジェクトを立ち上げるに当たって、僕たちがこのプロジェクトを成功させた先にどんな未来を作りたいのか、仲間たちと徹底的に話し合いました。そして決まったビジョンとミッションがこちらです。

【Vision】

  • To the society every youth can live the dream with pride of yourself(すべての若者が胸を張り、生き生きと夢に向かって頑張ることができる社会)

【Mission】

  • To provide opportunities for every youth to find dream(若者全員が夢を見つけられる機会を提供する)
  • To clear the way to the dream, mainly education(教育を軸にその夢への道を明らかにする)

ビジョンとミッションが固まることで、プロジェクトの具体的な内容が決まっていきました。この記事では『Live the Dream』を通じて、「誰に」「どんなものを」「どうやって届けるか」についてご紹介します。

誰に届けるのか

私たちが応援したいと思っているのは、ミャンマーの高校生や大学1,2年生(キャリアを決める年齢と言われる15歳〜18歳(ミャンマーは15~16歳が高校生、基本的に16歳から大学生)の生徒たちであり、特に情報が限られている地方や都市部にいるけども機会が少ない生徒たちを応援したいです。

前回の記事でもご紹介した通り、ミャンマーの地方で暮らす生徒たちには夢や目標を持つためのきっかけが少なく、そんな彼らが夢を持って胸を張って生きることができるようになることが私たちの目標です。

届けたい相手は、彼らだけではありません。最終的には、子どものキャリア決定の主導権を握るステークホルダーである親や家族、そして落第者にも最終的には届けたいと考えています。

もちろん簡単な道ではないと思いますが、良いコンテンツを生徒たちに届けていれば、その周りにいる親や家族ににも届くと信じています。

どんなものを提供していくのか

私たちが、そんな彼らに届けたいと思っているコンテンツは3種類あります。

1つ目は、カッコよく働く大人の人生にスポットライトを当てたインタビュー動画です。遠い目標ではなく、もっと身近な「先輩」だと感じてほしいという想いを込めて『Senior’s footprint』と呼んでいます。

インタビューに登場する大人たちは誰もが何かしら共通点のある「先輩」であり、親近感の沸く「先輩」と名付けることによって、「自分もあの人みたいになりたい!」と思ってもらえるようコンテンツ制作を進めています。

2つ目は仕事の概要とその仕事にたどり着くまでのサポート情報です。

その仕事はどんな仕事なのか?給料はどれくらいか?勤務時間は?男女比は?どんな資格が必要?どんな学校に行けばその職業に近づけるのか?

こういった質問に答えるべく、わかりやすく箇条書き、図を用い提供しています。格好良い大人のストーリーにただ触れるだけではなく、具体的な職業像がイメージできるよう工夫と重ねています。

最後はキャリア情報です。仕事のイメージやストーリーを持つことができた若者に対して、具体的なキャリア情報を提供しています。

どのような大学・専門学校があるか?どうやって学校・学部を選ぶのか?そもそも自分に向いてる職業とは?

こういった情報を記事形式で提供し、それ以外にキャリアに対する小ネタや仕事への適性検査も提供したいと考えています。

将来的には仕事やインターンを紹介したり、キャリアカウンセリングプラットフォームを目指したりと、やりたいことはまだまだありますが、まずは一つ一つ丁寧にコンテンツ制作を進めています。

どうやって届けるか

私たちがこだわっているのポイントは「オンライン」と「動画」です。

まず、オンラインにこだわる理由ですが、ミャンマーではものすごいスピードでインターネットやスマートフォンが普及しており、多くの若者がFacebookをはじめ自由に世界と繋がることができるようになってきているからです。

もちろん、まだ地方ではインターネットが普及しておらず、オフラインで届けた方が良い地域もあります。ただ、昨年までインターネットの届いていなかったチン州にもSkypeを中継するのに十分なネット環境が整備されるようになってきており、日本のように全土の高校生が所持するような社会も間近に迫っているように感じます。

もちろん現時点でコンテンツが届かない地域にもビデオを持っていき、生徒に見せて反応を調査する予定ですが、インターネットが普及していく未来に見据えてしっかり準備を進めていきたいと感がています。

次に、動画にこだわる理由ですが、格好良い大人のストーリーを紹介するためには、記事よりも動画の方がインパクトが大きいと思ったからです。

動画には臨場感があり、人の心を動かす力があると信じています。僕自身もテレビのドキュメンタリーや映画を見て感動しましたし、ミャンマーの若者たちの未来を変える力があると信じています。

参加型のメディアにしたい

私がこだわっている最後のポイントは「参加型」です。一方的な情報提供とならず、絶えず双方向のやりとりが生まれるようなサービスにしたいと考えています。アイデアとして、以下のような構想があります。

  1. キャリアセミナーや一般開放型のインタビュー等のイベントの開催
  2. ファンコミュニティ・同窓会(Facebookグループなどを活用)の形成
  3. 若者自身によるカッコよく働く大人へのインタビュー
  4. Facebookライブ配信を利用したリアルタイムインタビュー
  5. 『Live the Dream』内でのキャスターの育成

特に挑戦してみたいのは、若者自身によるカッコよく働く大人へのインタビューです。『Live the Dream』をよく見てくれている若者の中から数名を選抜し、取材に加えて職場見学や食事の機会を作ることで、将来のキャリアに繋がると信じています。

新しい波を起こせ!

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最高の仲間たち

文字どおり0から始まったプロジェクトですが、最高の仲間たちに恵まれ、先日ようやく動画第一弾が完成しました。こちらになります!(ミャンマー語ですが現在英語バージョンも作成検討中です)

【ေရွးဦးေျခရာ – Vol.1 ေနဦးလႈိင္】

第一弾のインタビュアーは俳優ということで、早速「この動画を見て俳優になりたくなったんだけどどうしたらいいでしょう?」などの問い合わせを頂くなど、たくさんの反響をもらっています。若者全員が胸を張り、生き生きと何かに向かって頑張ることができる社会に少しだけ近づけたような気がしました。

まだ最初の動画を公開したばかりですが、ここにたどり着くまで色んなことがありました。

「そんなの必要ない」
「ミャンマーに今必要なのは情報なんかじゃない、環境だ」
「夢とか希望とか綺麗こと言うなよ」

企業へプレゼンにいっても、学生という理由で軽くあしらわれたり、話も聞いてくれなかったり。それでも理解してくれて「一緒にやろう!」と最後に言ってくれたのはジョセフであり、スーザンであり、e-Educationの仲間や先輩たちでした。

そして今はMinとMayというボランティアの新しい仲間も共に、プロジェクトをどんどん加速させていっています。何よりターゲットである若者からの良い反応が聞けて本当に今楽しいです。最高です!

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いいコンテンツ作りに向け話し合う様子

それでもメンバーと分裂寸前まで喉が枯れるほど言い合いをしたり、今も悩みは課題は多いですが、これからも新しい波を起こせるよう頑張ります!

皆さんへのお願い

『Live the Dream』を立ち上げるに当たって、ボランティアスタッフのMinとMayはアイデアだけで何もない状態の時から無給で付いて来てくれました。

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ボランティアスタッフのMinとMay

そんな彼らに少しでも恩を返したくて、今、僕個人名義でpolcaというサイトで小規模クラウドファンディングをしています。

この記事を読んで少しでも共感いただけたら、ぜひ1口300円からの応援をよろしくお願いいたします!

polcaで応援する »

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新しい波を起こせ!新プロジェクト”Live the Dream”始動(前編) 〜プロジェクト立ち上げまでの軌跡〜 https://eedu.jp/blog/2017/10/13/new_project_live_the_dream/ https://eedu.jp/blog/2017/10/13/new_project_live_the_dream/#respond Fri, 13 Oct 2017 11:27:16 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=45447 どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。 今日は、ミャンマーの地方出張でのある気づきから生まれた新しいプロジェクト『Live the Dream』立ち上げに至るまでの軌跡をお伝えできたらと […]

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どうもこんにちは。e-Educationミャンマー担当の佐々翔太郎です。

今日は、ミャンマーの地方出張でのある気づきから生まれた新しいプロジェクト『Live the Dream』立ち上げに至るまでの軌跡をお伝えできたらと思います。

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チンでの気づき「みんなやる気なくない?」

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どこか覇気のないチンの生徒たち

僕はe-Educationの活動地であるチン州のハカという街で3週間プロジェクトに取り組む中で気づいたことがありました。

「チンの生徒たちって、セーダン試験(=高校卒業試験)を突破するかしないかの前に、そもそも勉強する気がないんじゃないか?なんで受験生なのに授業中落書きしてるの?なんで日中ふらふらしてるの?」

確かに劣悪な学習環境ということもあるかもしれません。しかし、やる気のない生徒たちがたくさんいることもまた事実でした。

セーダン試験突破率が10%前後なのは“劣悪な学習環境”だからじゃなくて“やる気がない”ことが大きな理由なんじゃないか?

e-Educationはこれまで「やる気のある学生」の勉強をサポートし、教育格差の是正に取り組んできました。

しかし、本当の教育格差は、この勉強するやる気そのものじゃないのか?やる気のない子を応援することも教育格差是正への道なんじゃないのか?そんなことを毎日のように考えました。

やる気がない原因は、夢の欠如と道のりの不透明感

「やる気がないのは、一体どうしてなんだろう?」

何度も考えてみたところ、僕もやる気がない生徒だったことを思い出しました。

僕がやる気がない時。失敗した時。何か壁にぶつかった時。親にガミガミ言われた時。

逆に、僕がやる気がある時。好きな女の子と席が隣になった時。好きな女の子がランクが一つ上のクラスにいた時(すみません。女の子ばかりでした)。周りにバカにされた時。ライバルが頑張っている時。テレビで同い年が活躍しているのを見た時。カッコいい人を見つけた時。

色々ありますが、私のこれまでの経験から、やる気がない人がやる気が出る時は①誰からから認められたい・評価されたい時、②こうなりたいという目標ができた時のどちらか、もしくは両方なんじゃないかと思います。

特にチン州の生徒たちは、こうなりたいという目標を持てていないがためにモチベーションが低いのではないか。目標があったとしてもそこまでの道のりもはっきりとしておらずモチベーションが維持できていないのではないか。このような仮説を立てました。

そして、その仮説を裏づけようとチン州の数校でアンケート調査を実施します。

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チンの学校でのアンケート調査

尋ねた項目は主に以下3つ。

  1. 夢はありますか(あればその夢は何か)
  2. (夢がある場合)その夢への道のりは明らかですか
  3. 行きたい大学、学部はありますか

結果は概ね予想通り。

夢(目標)がある生徒は少なく、あったとしてもそこまでの道のりも明らかではない、という結果が得られました。また、「英語教師になりたい」という生徒が大学では「土木を勉強したい」と言うなど、夢への道のりが描けていない具体的事例も実際に見受けられました。

そこで、夢がなかったり、夢への道のりがはっきりしていないから、やる気が出ず、勉強にも力が入らない、という仮説にもある程度確信が持てるようになってきました。

そうであるならば、生徒たちのやる気がない原因である夢の欠如・夢への道のりの不透明感という根本問題を解決することで、若者が生き生きと何かに向かって頑張るという状況を作り出したい、と考えるようになりました。

もちろん、このようなミャンマーの厳しい環境にいる子どもたちは明日を生きることが精一杯で未来に夢や希望など見出せと言うことなんて単なる綺麗事かもしれません。

でも、「何かやりたい!」と思った時に踏み出せる土壌は必要だと思うし、その「何かやりたい!」を僕は応援したい。こう強く思いました。

過去の自分と重なって見えたチンの子どもたち

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下ばかり向く過去の僕

彼らが厳しい環境下で未来に対して希望を見出せず彼らが厳しい環境下で未来に対して希望を見出せず、ダラダラと過ごす毎日。そんな彼らの様子はいつかの僕に、国は違えど似て重なりました。

今まで一緒に暮らしていたはずの父親が突如消え、家族同士が法廷で戦い続けることになってしまった複雑な家庭環境。失った大人への信頼、未来への希望。僕は一時期学校にも行きたくない、部活にも行きたくない、誰とも、スーパーのおばちゃんとも会話したくない、そんな日々がありました。

しかし、僕は今ここに居ます。荒削りとよく言われますが、ここミャンマーという未開の地で何とかやってます。なぜ、ここまでやってこれたのか。冷静に振り返って大きく分けて要因は3つあると思っています。

①周りの人たち

家族、友達、学校の先生。特別な言葉をかけてくれたわけではないですが、言葉なんてなくても伝わってきました。

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祖父と僕

②野球

野球は自分にとって大きな心の拠り所でした。もちろん部活に行きたくない、そんな時期もありましたが目の前に一生懸命に、我武者羅になれるものがあったから気も紛れました。

辛くても、悲しくても、バットを振っていれば何とかなりました。厳しい監督の下、悲しんでいる暇なんてなかったのかもしれません。見返してやる・お世話になった人に恩返しをする、そんなチャンスをくれたのも野球でした。野球には本当に感謝しているし、スポーツって素晴らしいと思います。

現実に疲れてしまった時、少し休憩させてくれる場所であると同時にまた、明日の現実に力を与えてくれるものです。そんなスポーツの力はここミャンマーでも同じであると思うし、将来はスポーツに関わるビジネスに興味を持っているのも事実です。

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高校野球に熱中した佐々少年

③先人のカッコイイストーリー

僕はテレビやYoutubeなどでドキュメンタリーをよく見ていました。その中で、自分と似たような境遇にある先人たちの挑戦を知ることができました。

例えば、プロサッカー選手の長友佑都や本田圭佑。彼らは片親です。

ソフトバンクの孫正義社長。彼は在日韓国人と差別されていました。彼に関しては少し状況は異なるものの、少年時代に変えることのできない困難を抱えていたという点でとても共感しました。

そんな、自分と何かしら似通った過去をもつ彼らは今、この世界で僕たちに大きな感動を与えてくれています。

「僕と同じような状況にいた彼らでもこんなかっこよく生きているんだ。こんなに多くの人に希望を届けることができるんだ。じゃあ、俺にもできるんじゃないか?」

同じ境遇にいた先輩たちが「君にもできる!」と励ましてくれていたのです。次の日には、そんな彼らを夢見て頑張ることができました。

ミャンマーで今、取り組むべきことは?

これらの要因により僕はここまでやってこれました。ではミャンマーの子どもたちにとってはどうか。

家族を大切にするミャンマーの人たちにとって、人の繋がりはとても強いです。もちろん恵まれていない家庭環境の子たちもいますが、僧院をはじめ孤児を受けれている教育機関もたくさん存在します。

次に、スポーツです。ミャンマーでは体育の授業がなく学校が多く、部活動といった文化も聞いたことがありません。ただ、普段から外で遊んでいますし、放課後になるとサッカーを楽しんでいる生徒たちもいました。

最後に、格好いい先人のストーリーについてですが、これは日本と比べて決定的に不足しているように感じます。伝記などの書物は少なく、テレビ業界もまだまだ発展途上で、そもそもテレビがない家庭も多いです。つまり、カッコイイ先人がいたとして、そのストーリーを伝える手段がないのです。

これを踏まえ、僕たちe-Educationとしてアプローチするべき課題を格好いい先人のストーリーの伝達不足に絞りました。

ミャンマーには書物やテレビは十分に無いけれど、実はほとんどの人たちがスマホを持っています。そしてFacebookに夢中です。

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Facebookに夢中なミャンマー人

「スマホやFacebookを通じて、若者たちを応援することができないか?」

カッコイイ先人たちが画面を通して若者を励まし、若者が夢を抱く。そして、その若者が今度は次の世代の若者をモチベートしていく、循環型の社会。それはきっと昔はできませんでした。

でも今なら、どんなに世界の果てに住んでいる人でもスマホを手に入れることでき、世界の最先端と繋がることができます。

「これだ!」と直感し、新しいプロエジェクトを立ち上げようと決めました。

新プロジェクト”Live the Dream”

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立ち上がった”Live the Dream”

『Live the Dream』

これが新しいプロジェクトの名前です。日本語訳は『夢を生きろ』。

僕らが目指している未来、そしてこのプロジェクトの全容は次回の記事でご紹介します!

どうぞお楽しみに!

皆さんへのお願い

『Live the Dream』を立ち上げるに当たって、ボランティアスタッフのMinとMayはアイデアだけで何もない状態の時から無給で付いて来てくれました。

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ボランティアスタッフのMinとMay

そんな彼らに少しでも恩を返したくて、今、僕個人名義でpolcaというサイトで小規模クラウドファンディングをしています。

この記事を読んで少しでも共感いただけたら、ぜひ1口300円からの応援をよろしくお願いいたします!

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途上国大好きな僕が、途上国の魅力を10に絞って紹介します! https://eedu.jp/blog/2017/08/03/myfavorite10/ https://eedu.jp/blog/2017/08/03/myfavorite10/#respond Thu, 03 Aug 2017 00:09:58 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44717 どうも、ミャンマープロジェクト担当の佐々翔太郎です。 前回はミャンマーの水かけ祭り「ティンジャン」についてご紹介しましたが、途上国には先進国にはない(見つかりにくい)魅力がまだまだあります。 「なんで、途上国ばっかり行く […]

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どうも、ミャンマープロジェクト担当の佐々翔太郎です。

前回はミャンマーの水かけ祭り「ティンジャン」についてご紹介しましたが、途上国には先進国にはない(見つかりにくい)魅力がまだまだあります。

「なんで、途上国ばっかり行くの?」

時々友人からこんな質問を受けますが、理由は「途上国が大好き」だからであり、今回はそんな途上国の魅力を10に絞ってご紹介します!

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途上国の魅力を紹介する前に

途上国のマイナスポイントを挙げたらキリがありません。

街にはポイ捨てされたゴミが放置されており、インフラが整っていないため交通渋滞は日常茶飯事。その結果、待ち合わせ時間を守る習慣もなく、打ち合わせが時間通り開始されることは滅多にありません。

レストランで食事を頼んでもなかなか料理が運ばれて来ず、いざ食べてみると翌日食通に。胃薬を買おうとしても薬局が近くになく、ネットで調べてようと思っても電波が弱い、なんてことはよくあることです。

それでも、気がついたらそんな生活に馴染んでしまい、いつしか好きになっているのが途上国の面白いところ。途上国を旅したことがある人であれば、少し共感いただけるんじゃないでしょうか?

さあ、前置きはここまでです。お待たせしました、ここからは途上国の魅力をたっぷりご紹介します!

日本にいるだけじゃ気づかなかった途上国の魅力

「途上国の魅力」と聞いて、思い浮かべる光景は何でしょう?

カンボジアのアンコールワットやインドのタージマハルなど、絶景を思い浮かべる人も多いでしょう。

でも、それだけじゃないんです。

日本にいるだけでは気づかなかった途上国の魅力がいっぱいあり、一つ一つご紹介していきます!

1.とにかく安い

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物価がとにかく安い途上国。こちらの写真は、ミャンマーでよく食べる大盛りチャーハンなのですが、値段はたったの100円。バスであれば20円くらいで乗れますし、インドで乗った夜行列車(博多ー東京くらいの距離)も600円くらいでした。

経済の成長に合わせて物価も少しずつ上がってきていますが、それでも今いるミャンマーでは、一日300円くらいで生活することができます。

2.半袖短パン生活

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これは地域にもよるかもしれませんが、途上国の多くが熱帯地域。フライパンの上にいるかのような暑さです。

そんな暑い国の普段着といえば、半袖短パン、そしてビーチサンダル。身軽で気軽な途上国ファッションが、僕は大好きです!

3.フルーツが美味い

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日本ではなかなか食べることができないマンゴーも、ミャンマーなら毎日食べられます。

値段が安いだけではなく、これがとにかく美味いんです。毎日濃厚なマンゴー食べ放題な途上国ライフ、少し羨ましくなりませんか?

4.すごい人たちとの出会い

ミャンマーにいると、本当にたくさんの出会いがあります。

現地で起業していくつものプロジェクトを動かしている方。日本の会社を代表して現地駐在し、何億ものお金を動かしているビジネスマン。世界を旅して回っている少し変わった人たち。

僕も今までの海外滞在を通して様々な出会いがあり、出会いの数だけ人生を知り、自分の人生についても考えさせられました。日本にいたら絶対会えないような出会いが、途上国にはたくさんあります。

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そしてもう一つ。現地のすごい人たちとも出会うことができます。

教育大臣をはじめ、日本では会えないような人と普通に知り合うことができ、一緒にプロジェクトを作り上げることだってできます。

日本人というだけで会いたいって言ってくれる現地の人たちがて、実際に会ってくれる人がいる。そんな日本ブランドを築き上げてくれた、過去の偉大な日本人の先輩たちには、本当に感謝しています。

5.日本が逆に好きになる

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途上国で「僕は日本人だよ」というと、みんな口を揃えて「日本は良い国だ!」と言ってくれます。

理由を聞くと、答えは様々。一部ご紹介しましょう。

  • 街が綺麗
  • 景色も綺麗
  • 働き口がいっぱい
  • しかも給料が高い
  • TOYOTA
  • HONDA
  • AJINOMOTO(味の素)
  • JICAがこの橋つくったんだ
  • 戦争で独立を支援してくれた
  • ナルト
  • ピカチュウ可愛い
  • 食べ物が美味しい
  • エンターテインメントがいっぱい

などなど。日本にいるだけでは気づかない魅力かもしれません。

しかし、途上国の人たちからすると、日本はとても魅力的で素晴らしい国で、日本に行くことが夢だと言ってくれる人もいます。

「日本に行きたくてたまらない!」

そんな言葉を聞いてから日本に帰ると、日本の魅力を再認識することができます。

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何だか誇らしくなりますが、同時に少し悔しくもなります。

まだ僕は何も成し遂げていません。途上国の人たちにもっと魅力を感じてもらえるよう、過去の偉大な先輩たちに負けてなるものか、と気合いが入りました。

5.市場には無限の可能性

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アメリカや日本にあって途上国にないモノやサービスはたくさんあります。

コンビニ、宅配業、ニュースメディア、口コミサイト。あげればキリがなく、不便だと感じる一方で、ビジネスのチャンスだと考えることもできます。

もちろん海外で成功したモデルがそのまま通じるわけではないでしょう。今も生きるだけでも精一杯な人たちが、生命保険にお金をかけるとはとても思えません。

ただ、それでも車を数台持つミャンマーの人もいますし、高所得層が増えつつある今、「まだ無理」と言われていたサービスはきっとすぐに「もう遅い」と言われるようになっていくでしょう。

これは途上国にはない、未来の当たり前を知っている日本人にとってもチャンスといえます。日本ではレッドオーシャンと言われていても、途上国だとブルーオーシャンと言えるビジネスはまだまだあり、可能性はきっと海よりも広いでしょう!

7.子どもたちが可愛い

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なんでなんでしょうね。

途上国の子どもたちは、すごく目がキラキラしているんです。お金がなくて服も磨り減っている子も多いけれど、彼らはものすごい楽しそうに、無邪気な笑顔を浮かべるんです。

「もっと笑えばいいんじゃないか?」

そんな風に思ってしまうくらい、もしかしたら僕たちが忘れがちな笑い方を彼らは知っていて、そんな子どもたちに出会うたびに、僕は小さな彼らからいろんなことを教わっています。

8.自分の拙さを思い知り、明日も頑張ろうと思える

子どもたちを見ていると、「明日も頑張ろう」と思う瞬間があります。

途上国で暮らす多くの人々の生活は、お世辞にも我々より恵まれているとは言えません。磨り減った服を着て走り回っている子ども、土の上で勉強する少女たち、ゴミを拾って生活している家族。そんな環境でも彼らは必死に生きています。

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そんな姿を見ると「僕たちは何をしているんだ。何を怠けているんだ。もっと頑張らなくては!」と痛感させられます。

かつて、受験に失敗して落ち込んでいた僕を救ってくれたのは、フィリピンの子どもたちでした。小さなことにクヨクヨしない彼らのまっすぐな笑顔は、僕に生きる力を与えてくれたんです。

9.忘れかけていた何かを思い出させてくれる

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今年22歳になる僕は、昔の日本、おじいちゃんやおばあちゃんがまだ子どもだった頃の日本をよく知りません。

でも、想像はできます。今の途上国は、一昔前の日本の状況に似ている。そんな話を何度も聞きました。

僕は今、ミャンマーの最果てと呼ばれるチン州のハカという村でホームステイさせてもらっています。そこには、おじいちゃんや若者、小さい子どもが肩を寄せ合って暮らしていいます。

夜になると、毎日知らない人が家にやってきます。おそらく近所の人で、ホームステイ先は近所の溜まり場みたいになっているんです。みんなが料理のお裾分けを持ってきて、近所の子どもを一緒に可愛がる。それが「日常」の景色でした。

今の日本はどうでしょうか。もちろん似たような光景も残っているとは思いますが、このような大家族は減っていっているようにも思えます。都会であればあるほど核家族化し、家族に会うのは年に一度や二度。これはきっと僕の家だけではないでしょう。

おじいちゃんが大勢に囲まれて楽しそうに暮らしているこの家族と一緒にいると、日本が忘れかけているだろうことをひしひしと思い出させてもらえます。なんだかおばあちゃんに電話したくなってきましたね。

10.「人」の温かさ

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やっと言えました。

これが一番伝えたかったことであり、途上国の魅力と言えば、真っ先に「人」の温かさが思い浮かびます。

バスで隣になった少年。近所の商店のおばちゃん。すれ違った少女。道を聞いたおっさん。みんなすぐ友達になります。

さっきも道を聞いたら、なぜか人がいっぱい集まってきて、彼らみんなが目的地まで案内してくれ、ハイタッチして帰ってきました。

途上国ではすぐ友達ができ、あったかい笑顔で迎い入れてくれます。現地語なんて喋れたら、もう彼らは大はしゃぎ。言葉では言い表せないこの暖かい感じ。日本ではなかなか味わえないこの感じ。出会って1日もたっていないのに、別れるのが辛くなるのはなぜなんでしょう。

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上記の写真はフィリピンで出会った先生たちとの一枚。一ヶ月半のフィリピン生活でしたが、帰る時には悲しくて悲しくて、涙が止まりませんでした。

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これは3日間寝食を共にしたカンボジアのテュクテュクドライバーと。最初は疑ってばかりでしたが、気がつけば魂で繋がったソウルメイトになりました。

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最後は、昨年ミャンマーで出会った街角の商店の家族との一枚。約一ヶ月間、毎日通っていた商店の家族といつのまにか仲良くなってご飯も頂いたりしました。

「今日で日本へ帰るんだ」と告げたらそこの少女が泣き始めました。たった一ヶ月間だったけど、僕なんかのために涙を流してくれる夫婦。そんな彼らを思うと涙が溢れそうになりました。ちなみに、ミャンマーにいる今、彼らには時々会いに行っています。

もちろん、どんな国でも大切な出会いはあります。でも途上国の方々はあったかい。どうしてかはうまく言葉にできませんが、でもとにかくあったかい。

ここでは書ききれない温かい思い出がいっぱいあり、個人ブログもよかったらぜひご覧ください!

いかがでしたでしょうか?

「途上国へ行ってみたい!」と思ったみなさん、ぜひ途上国へ行きましょう!

「そうは思えない」と疑問を持ったみなさん、ぜひ途上国に足を運んで、自分の目で確かめて見てください!

大好きな途上国でお待ちしています!

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ミャンマーで水かけ祭り!新年を祝う「ティンジャン(Thingyan)」へ潜入してきました! https://eedu.jp/blog/2017/06/13/thingyan_festival_myanmar/ https://eedu.jp/blog/2017/06/13/thingyan_festival_myanmar/#respond Tue, 13 Jun 2017 06:25:55 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43980 どうもこんにちは!e-Educationの佐々です。 ミャンマーに来てから2ヶ月が過ぎようとしています。少々足の裏が裂けましたが、問題なく元気にやっております。 いや、よく考えたら問題はありました。 「さあ、仕事するぞ! […]

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どうもこんにちは!e-Educationの佐々です。

ミャンマーに来てから2ヶ月が過ぎようとしています。少々足の裏が裂けましたが、問題なく元気にやっております。

いや、よく考えたら問題はありました。

「さあ、仕事するぞ!」

と気合いを入れてミャンマーに来たものの、あれ、パートナーがいないのです。

そう、ミャンマーは年末年始の休みに入っており、パートナーは故郷に帰っていました。

休みの名前はティンジャン(Thingyan)。そのティンジャンに、お祭り男である僕、佐々翔太郎が突入して来ました!

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ティンジャン(Thingyan)って?

ミャンマーではティンジャン、タイではソンクランなどと呼ばれるこのお祭り。南伝上座部仏教のタイ・ラオス・カンボジアでも似たような祭りが開催されます。

ティンジャンは一言で言えば「水かけ祭り」です!どこかで聞いたこともあるだろうこのお祭り。日本でも最近有名になって来ましたね。

今年のお祭りの期間は4月12日から17日で、太陽暦の新年初日当たる4月18日の前日までお祭りは続きました。ティンジャンは新年が始まる前に水を浴びることによって一年の汚れを落とそう!と言うお祭りのようです。

ちなみに、この期間だけ開花する黄色の花「パダウ」はミャンマーのシンボル的な花であり、誠実と忠誠の象徴だそうです。女の人がよく髪飾りとしてつけていて、とても綺麗な花でした!

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パダウの花

ティンジャンの実態は!?

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こんな感じです!もうぐちゃぐちゃですね(笑)この時期のミャンマーはとても暑く、水は冷たくてすごく気持ち良かったです。

でも水が綺麗なわけではありません。地域によっては川や湖から直接水を引いて来ているという話も。この水、飲んだら100%お腹壊します。というか、頭から水被ったんで普通に風邪を引きました。

そして日頃のストレスを晴らすかのように水を思いっきりかけてくる若者たち。耳に入ったら鼓膜破れるんじゃないのってくらいの勢いです。もし参加される方は、どうか怪我のないよう気をつけてください!

ティンジャンは神聖なお祭りだと聞いていたのですが、街中ではEDMもよく流れ、伝統的なものと若者たちの何かが混ざって今のティンジャンがある気がしました。

それにしても、街に出て来ている若者たちはParty Peopleな印象でした。聞いてみれば真面目なミャンマー人は、家にこもって映画などを見ることが多いそうです。思いっきり現地の若者たちと楽しでしまった僕はすっかりParty Peopleなのかもしれません(笑)

いつもと違った今年のティンジャン

ティンジャンの期間、仕事はお休み。街のレストランやお店もほとんど閉まるため、多くの日本人駐在員は日本へと一時帰国します。

しかし、今年のティンジャンは一味違いました。

なんと、NLD新政権によって10日間の休みが5日間に短縮されたのです。それも直前の一ヶ月前に発表されたため、すでに飛行機を予約していた日本人は変更を余儀なくされたり、てんやわんやだったそうです。

そんな中、僕はどうしていたかというと、元インターン先のティンジャンに参加したり、現地の知り合いの方に誘って頂き、トラックの荷台に乗って町中を一周したりしていました。

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元インターン先のSocio Lite Microfinance Foundationでのティンジャン

一年前に大変お世話になったインターン先の方々との久々の再会。

あのインターンは自分にとって初めての一人での海外滞在、勤務であって今の自分を支えてくれていて、今現在のミャンマーでのインターンがあるのもそのおかげだと思っています。

そんな思い出深いインターン先の方々と久しぶりにお会いできて、思わず涙がこぼれそうになりました。

「僕のこと、覚えてるかな、、、」

しっかり覚えてくれていました!言語は通じないけれど、みんな微笑んでくれて握手しに一人一人挨拶しに来てくれました。

そんな彼らと過ごしたティンジャン。ミャンマーの伝統的な音楽とともに踊り明かしました。

ティンジャンの様子、ぜひ動画でもご覧ください

熱気あふれるヤンゴン中心街のティンジャン

その2日後には、ヤンゴン中心街のティンジャンに参加してきました。

もうParty Peopleばかりです。ステージ上では有名歌手と思われる方々がライブをおこない、水をあちこちから掛けられる中でステージ前の人々は踊り続けます。

すいません、最近自撮りレポートにハマっております。そしてリポートにはまっています。笑

何を言ってるかほとんどわかりませんでしたが、とりあえず現地の人たちと一緒に踊ってきました!楽しかったです!

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トラックの荷台に乗って市内を駆け回る

現地の知り合いの方にお誘い頂き、軽トラックの荷台に乗って水を掛け合いながら市内を一周。いつもすこぶる暑いのにこういう時だけ雨降るんですよね。

まるで優勝パレードか何かのようなトラック移動

それにしても掛けてくる水の水圧がすごい。怪我する人が出ないか心配になります。我々も何か対抗しようと、シャンプーを通行人の頭にかけるなど、いたずらでお返ししました(笑)

以上、ミャンマーの代表的なお祭りティンジャンをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

もしご興味ある方は、ぜひお試しあれ!(でも怪我しないよう十分お気をつけてください!)

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胸張って自分を誇れる男になるために。僕がミャンマーへ教育を届ける理由 (中央大学4年・佐々翔太郎) https://eedu.jp/blog/2017/04/17/sasa_origin/ https://eedu.jp/blog/2017/04/17/sasa_origin/#respond Mon, 17 Apr 2017 04:58:50 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42262 みなさんこんにちは!最初からやかましい写真をすみません! 2017年4月から1年間、e-Educationミャンマープロジェクトを担当いたします中央大学法学部4年の佐々翔太郎と申します。今回はなぜ僕が1年間ミャンマーに行 […]

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みなさんこんにちは!最初からやかましい写真をすみません!

2017年4月から1年間、e-Educationミャンマープロジェクトを担当いたします中央大学法学部4年の佐々翔太郎と申します。今回はなぜ僕が1年間ミャンマーに行こうと思ったのかをお話しさせて頂きます!

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失敗ばかりのこれまで

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高校時代の自分

僕は中高6年間野球部に所属していました。小学校の頃はサッカーをやっていたものの、2003年の阪神タイガース金本選手の日本シリーズでのサヨナラホームランに取り憑かれた私は中学から野球に転身しました。

もちろん小学校から野球をやっていたチームメートには遅れをとっており、中学時代はほとんど試合に出ることができませんでした。

中学2年の時に両親が別居状態に入り高校1年の時、結局離婚。いつも苦しんでいる母を少しでも喜ばせてあげたい、父親に「自分はここにいるぞ」とアピールしたい、という想いとは裏腹に試合に出れない自分は本当に情けなかったです。

高校に上がってからはその悔しい思いを取り返そうと必死に練習し、徐々に試合に出られるようになりました。少しでも自分の晴れ舞台を母に見せることができて本当に良かったです。

しかし、その後は思うようには活躍できず最後の夏の大会で調子の上がらない僕はレギュラーを外され、一番の晴れの舞台を母に見せてあげることができませんでした。

「野球がダメなら、次は大学受験だ」

母を喜ばしたい、父親にアピールしたい。野球で満たせなかった想いを、今度は勉強にぶつけました。目標は、日本一の東京大学。当時の偏差値は30程度で、周りからは無理だ無理だと言われましたが、想いを今度こそ実現するためにそこから猛勉強しました。

しかし、現実は甘くありません。現役時代、浪人時代、ともに失敗。結果、中央大学に入ることになりましたが、当然未練も悔しさもありました。

「こんなはずじゃなかった。仮面浪人しようか、でも、、、」

受験の結果にとらわれ、どうしても前を向けずに、下ばかりを見て過ごす毎日。誇りも自信を失い、何をしていいかも分からず崩れかけていた自分を救ってくれたのは中央大学の「やる気応援奨学金プログラム」でした。

人生を変えたフィリピン留学

「やる気応援奨学金プログラム」の特徴は、海外の語学学校へ通うことに加えて、何でもいいから自分が興味のある課外活動をしてくること。その課外活動が自身の将来にどう繋がるかを説明できれば30万もらえる、という素晴らしいプログラムです。

僕は先輩の体験記を読み、フィリピンでのボランティアが目にとまり、楽しそうだな、これに行けばこのぼんやりとした大学生活も何か変わるんじゃないのかな、と応募することを決めました。

「まず一歩踏み出してみよう。また何か本気になれるものが見つかるかもしれない」

運よく奨学金に合格し、フィリピンに行くことが決まりました。忘れもしない2月14日。飛行機でフィリピンに降り立ったその瞬間、僕の人生は大きく変わりました。

目の前には日本とは全く異なる光景。真っ裸で物乞いしてくる子ども達、やせ細った老人、ゴミ山で生ごみを集めて食す人たち。

フィリピンに行く前、僕はお金がない人は下を向いて行きてるんじゃないか、不幸なんじゃないか、という偏見を持っていました。でも、いざフィリピンに行き、直接触れ合ってみると、その考えは全くの見当違いだったということがすぐ理解できました。

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フィリピンの笑顔で明るく生きる子ども達

みんな、お金がなくても、明日食べるものがなくても楽しそうに生きていました。スラム街の子どもは服が磨り減っているけど(ほとんど裸だけど)、キラキラした笑顔で走り回っていました。教科書がボロボロでも、一生懸命勉強していました。

「何で僕は毎日ご飯が食べれて、勉強が存分にできる環境があって、好きな時に好きな友達と遊べるのに、うじうじ過去のことばかり気にしているんだ。もっと楽しく生きよう、もっと笑顔でいよう!もっと目の前のことに一生懸命になろう!!」

それからというもの、僕の生活は一変しました。笑顔で楽しく、一生懸命生きていれば人が集まる。人が集まればもっと楽しい人生になる。下ばかり向いていたのが嘘のように、前に、前に進んでいきました。

そして僕は思いました。

僕のくすんだ大学生活に明かりを灯してくれたフィリピンの人々に今度は恩返しがしたい。楽しそうにしているように見えても、その陰にはお金がない、環境が与えられていないことで希望を持てない人々がいる。今度は自分が、そのような人々に光を灯したい。

綺麗事かも知れません。絵空事かも知れません。しかし、僕は彼らのためになりたい。僕が辛い思いをしている時、誰かに支えてもらったように、今度は僕が辛い思いをしている誰かを支えたい。本気で思いました。

ミャンマーでビッグな男に

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カンボジアの幼稚園

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インドの小学校

フィリピンで出会ったような子どもたちのために、自分には何ができるのか。その答えを探し、一人旅で色んな途上国を見て回りました。カンボジアの幼稚園でボランティアをし、インドの小学校では飛び込みで日本文化を紹介する授業を行いました。

経済的な理由で学校に通えない子どもたちに出会うと、今度はそんな状況を解決する方法を探しました。すると、貧しい人々向けに小口の融資や貯蓄を提供する「マイクロファイナンス」という仕組みを知り、どんな仕組みかもっと詳しく知りたくて、ミャンマーのマイクロファイナンス機関でインターンさせてもらいました。

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ミャンマーの村

「国籍、人種、性別、年齢など関係なしに全ての人々がやりたいことをいつでも、なんでもできる世の中を作りたい」

フィリピン、カンボジア、インド、ミャンマー。現地で出会った人たち、彼らのために活動する人たちを見て、将来の目標がぼんやりとですが見えて来ました。

しかし、同時にこんな風に考えてしまう自分もいます。

「今の自分には、きっと何もできない」

今まで失敗だらけでした。高校野球、大学受験、そして家庭内の問題。それが原因なのか、あるように見えてどこかしっくりとこない自分への信頼。こんな自分を変えるために、目指す世界に一歩でも近づくために応募したのがe-Educationでした。

日本の大学生が、途上国でゼロから新しいプロジェクトを作ってきたe-Education。一人で途上国に渡り、現地で様々な挑戦をする先輩メンバーの活動を調べながら、未来の自分を重ねました。

「将来の目標のためというより、ミャンマーという未開の地でもがき苦しんで、まずは成長したい。そこでビッグになりたいです!」

最終面接では、思っていることを全てぶつけました。すると代表の開人さんは「ミャンマーは修行するにはピッタリな国だよ」と笑って握手してくれ、合格。1年間ミャンマープロジェクト担当として活動することが決まりました。

今まで失敗ばかりで、自分にいまひとつ自信が持てなかった自分が生まれ変わる大きなチャンス。そしてミャンマーで自信を持てない自分のような若者に希望を届けるチャンスがやってきました。自分のためにも、ミャンマーのためにも、できることを全部やりきり、胸張って生きていけるようになりたい。本気でそう思っています。

今後の活動については、またトジョウエンジンでご報告していきます。個人ブログでもミャンマーからレポートしていきますので、よかったら合わせてご覧ください。

それでは、これから1年間、行って参ります!

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e-Education主催!ネパールと繋がるフットサル&交流会イベントレポート! https://eedu.jp/blog/2016/11/29/nepal_charityfootsal/ https://eedu.jp/blog/2016/11/29/nepal_charityfootsal/#respond Tue, 29 Nov 2016 01:49:58 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=42080 2016年11月19日、サッカー・ネパール代表チームと海外で活躍している日本人選手チーム(ジャパンフレンズ)との震災復興チャリティーマッチがネパールにて行われました。 そこで日本でも同時開催にて、フットサル大会とチャリテ […]

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2016年11月19日、サッカー・ネパール代表チームと海外で活躍している日本人選手チーム(ジャパンフレンズ)との震災復興チャリティーマッチがネパールにて行われました。

そこで日本でも同時開催にて、フットサル大会とチャリティーマッチのパブリックビューイング&交流会を行いました!今回はそのイベントレポートをお届けします。

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第1部!フットサルイベント

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フットサルイベントの様子

今回、震災復興チャリティーマッチと合わせて、日本ではフットサル大会を行いました。
参加者は約20名。代表理事である三輪開人や職員の薄井大地、国内・海外インターン生などe-Education側からも様々なメンバーが参加しました!

試合は、A・B・Cの3チームに分かれて総当たり戦を行いました。

代表・三輪をはじめに負けず嫌いな参加者が多く、怪我人が出ないか心配になるほど白熱した戦いが繰り広げられました!(最終的には怪我人も出ず、良かったです。)

この負けず嫌いな性格が世界を変えていく上での原動力にもなっているのかもしれませんね。

優勝は2勝1分けで、井上良太さん率いるCチームが勝ち取りました。

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優勝チーム

そして、本大会ではMVPと得点王も選出しました。

MVPには小澤さん!参加者唯一の女性にもかかわらず、なんと1秒間に2得点決め、Cチームを優勝に導いてくれました。

MVPへの賞品としてe-Education創業者・税所篤快の著書「突破力と無力-挑戦し続ければ世界はきっと変わる!」を贈呈致しました。

得点王には井上良太さん!

なんと5得点も決め、大活躍!井上さんもCチームに所属していて、優勝に導いてくれました。

得点王への賞品として、あの五郎丸歩選手を育て上げた元早稲田大学ラグビー部監督の中竹竜二さんと税所篤快の共同著書「失敗から何度でも立ち上がる僕らの方法」を贈呈致しました。

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左:MVPの小澤さん 右:得点王の井上さん

実は、e-Educationでのスポーツ企画は今回が初めてでした。

「スポーツを皮切りに、e-Education、途上国、国際協力について知るきっかけを提供したい」という思いで開催を決意。

実際に、参加者の中には全くe-Educationを知らない方、国際協力に興味がない方などにも参加していただき、e-Educationや途上国そして国際協力について、熱いスポートを通して少し興味や関心を持っていただけたのではないかと思っています。

また今後もフットサルに限らず、様々なスポーツイベントを考案中ですので、その際は是非ご参加くださいね!

第2部!パブリックビューイング&交流会!

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交流会集合写真

そしてフットサル後に、ネパールカレーを囲みながら交流会を行いました。
国内インターン生で、来年からネパールプロジェクトを担当する大竹浩貴からe-Educationの活動内容とネパールプロジェクトについての紹介をさせて頂きました。

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来年度からネパールを担当する大竹

その後ネパールと中継をつなぎ、チャリティーマッチをパブリックビューイングしました。

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パブリックビューイングの様子

チャリティーマッチの結果は1-0でネパール代表が勝利。

我々日本人からすると少し悔しいですが、ネパールサッカーのレベルも非常に高いのだなと実感しました。

また、何より日本とネパールが国境を越えて繋がり、このような震災復興チャリティーマッチが開催できたことは素晴らしいことだと思います。

本チャリティーマッチはe-Education海外事業統括・吉川雄介が深く関わっており、中継でも吉川の雄姿を見届けることができ我々としても誇らしい気持ちでいっぱいでした。

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試合終了後の吉川

その後国内インターン生・越村麻里からの途上国なぞなぞを楽しんでもらい、最後には代表・三輪からお話させて頂き閉会の挨拶としました。

交流会では新たな出会いが生まれ自然と熱い会話が聞こえてきました。参加者の皆様から意見を頂き、我々としても身が引き締まる一日となりました。

ご参加頂いた方々、本当にありがとうございました。

また今回参加できなかった方は、次回も実施予定ですのでその際は是非ご参加くださいね!

直近のe-Educationのイベント一覧

またe-Educationでは他にも様々なイベントが目白押し!

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね!

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