立石 美帆 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Mon, 08 Sep 2014 21:53:03 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 1週間限定!JAMMIN×e-Education Project コラボTシャツ販売開始!【9/14(日)まで】 https://eedu.jp/blog/2014/09/08/cambodia_tshirt/ https://eedu.jp/blog/2014/09/08/cambodia_tshirt/#comments Sun, 07 Sep 2014 22:56:49 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=33376 近年、注目されている「エシカルファッション」。 ファッションを通じて、社会に貢献するという新しい取り組みです。 そんなファッションと社会貢献の両立に、私たちe-Education Projectも挑戦します! これから1 […]

The post 1週間限定!JAMMIN×e-Education Project コラボTシャツ販売開始!【9/14(日)まで】 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
jammin_e-education

近年、注目されている「エシカルファッション」。

ファッションを通じて、社会に貢献するという新しい取り組みです。

そんなファッションと社会貢献の両立に、私たちe-Education Projectも挑戦します!

これから1週間限定で、チャリティー専門ファッションブランドのJAMMINとコラボTシャツの販売を開始します!

コラボTシャツの詳細を見る »

SPONSERD LINK

JAMMIN×e-Education Project

JAMMINについてはトジョウエンジンでも一度紹介しました。

毎週異なるNGO、NPOとコラボしてお洒落だけでなく社会貢献もできる、というコンセプトでTシャツなどの商品を販売しています。

そして9月8日(月)〜9月14日(日)の一週間は、e-Education ProjectのコラボTシャツを販売致します!

Tシャツもしくはトートバッグを1つ購入すると、700円がe-Education Projectの活動費として寄付されます。

700円あれば、カンボジアの映像授業1本分(約20分)を収録することができます!

カンボジアプロジェクト

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

現地の学生と有名な数学の先生に交渉中

理由は様々ですがドロップアウトしてしまう学生が後を絶たないカンボジア。勉強よりも経験をとって、就職せざるをえない若者がたくさんいます。

「ドロップアウトした若者に最高の授業を届け、また挑戦したいと思えば大学へも進学できるチャンスを与えたい!」

そんな思いをもって、e-Educationは現地の学生とともにカンボジアで活動しています。

わたしは高校を1年生のときに退学し、一度は就職したものの、映像授業で再度勉強して大学に進学しました。

大学に行くことが必ず幸せであり、優秀であり、正しいということではありません。だけど、「やりたいこと」が大学やその先にあれば、大学に行くことで道が開けます。

ドロップアウトした若者のなかには不本意ながら退学せざるをえなかった若者もたくさんいます。そんな若者に「最高の授業」を届ける活動しています。

可能性に満ちあふれている

jammin_e-education01

Tシャツのデザインはこちら。

プロジェクトの目指すところは、高校の卒業資格をとること、大学に入ることだけではありません。その先にある就職も含め「なりたい自分」になることです。

「新しいことを知るのは楽しい。大学受験に合格したあとも、多くの可能性に満ちあふれている」

そんな思いに加え、e-Education Projectのロゴにもある桜の花びらを描きました。

また、今回のe-Education Project限定デザイン以外にも、オーガニック素材のシンプルなTシャツなど色々な種類のTシャツがあるので、是非チェックしてみてください!

詳細&ご購入方法

JAMMINのホームページにTシャツのサイズ・色などを掲載しています。詳しくはこちらをご覧下さい!

なお、本日(9/8)のみ送料が無料になりますので、購入をご検討の方はぜひ本日中にぜひどうぞ!

コラボTシャツの詳細を見る »

The post 1週間限定!JAMMIN×e-Education Project コラボTシャツ販売開始!【9/14(日)まで】 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2014/09/08/cambodia_tshirt/feed/ 1
カンボジアの素材を使ったプロダクトを通じて、多くの人に魅力を伝えたいーー「Kru Khmer」篠田ちひろさんインタビュー https://eedu.jp/blog/2014/07/24/cambodia-chihiro-shinoda/ https://eedu.jp/blog/2014/07/24/cambodia-chihiro-shinoda/#respond Wed, 23 Jul 2014 23:00:26 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=30625 「地元の素材を使って、地元の人を雇用して、プロダクトを作りたい」 そう話すのはkru khmer botanical代表 篠田ちひろさんです。 豊かな資源に恵まれながらも、それらを使った商品が少ないカンボジア。隣国で作ら […]

The post カンボジアの素材を使ったプロダクトを通じて、多くの人に魅力を伝えたいーー「Kru Khmer」篠田ちひろさんインタビュー first appeared on トジョウエンジン.

]]>
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「地元の素材を使って、地元の人を雇用して、プロダクトを作りたい」

そう話すのはkru khmer botanical代表 篠田ちひろさんです。

豊かな資源に恵まれながらも、それらを使った商品が少ないカンボジア。隣国で作られたものがカンボジア産として売られていることもしばしば。今回、カンボジアで可愛いだけでなく、高品質で洗練されたプロダクトを作っておられる篠田さんにインタビューしました。(聞き手:立石美帆)

SPONSERD LINK

ボランティアの限界を感じた

立石:高校生の頃から国際協力に関心を持って途上国でのボランティア活動をしていたそうですが、どうして起業しようと思ったのですか?

篠田:ボランティアの限界を感じたことがきっかけです。いつなくなるか分からない寄付金だけでは不安定でしたし、また寄付してくださる方の意向も汲まなければならないので、現場で本当に必要とされていること、自分たちのやりたいことができなくなることもあります。

また、本業の傍らで行うことになるので、継続することも難しいです。もちろんビジネスも失敗すれば潰れてしまいますが、できるだけ長い間、お金を回してプロジェクトを続ける仕組みが作りたかったので、ビジネスとして挑戦しようと思いました。

学生時代に私自身が何をするにも中途半端だったので、今回は最後まで諦めずに生業として覚悟を決めて行おうと決断。場所については「何がなんでもカンボジア!」というわけではありませんでした。

しかし、大学生の頃に旅行で訪れた時のことを思い出し、日本の考え方や働き方などの価値観に縛られていた私を、解放してくれるんじゃないかなと思い、カンボジアにしたのです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

素敵なハーブとの出会い

立石:私も石けんや、良い香りの虫除けスプレーを愛用していますが、Kru Khmerのはじまりを教えてください。

篠田:カンボジアの薬草を使った「チュポン」と言われるスチームサウナがきっかけでした。すごくハーブの香りに癒され、サウナ内はとても暑いのですが発汗作用があってスッキリしたんです。カンボジアのハーブに魅せられ、この素材を生かした物作りをしたいと思いました。

その後、調査をはじめると、昔からクメール伝統医療というものがカンボジアには存在することがわかり、「クルクメール」と呼ばれる療法師のもとで、ハーブの名前や効用などを一年間学ぶことに。

最初、私一人で始めたのですが、この頃にはカンボジア人のスタッフ1名が一緒に取り組んでくれるようになりました。そして2009年に、Kru Khmerの最初の商品が完成。それが日本でもカンボジアのハーブを気軽に楽しめるバスソルトとバスティーです。

bathtea (1)

田舎の人々をたくさん雇用したい

立石:ショップでは素敵な笑顔で接客する女性スタッフたちがいて、工房には心を込めてプロダクト作りをするスタッフ、そしてマネジメントをするスタッフ、みんなが自分の仕事に誇りをもっている姿がとても印象的でした。スタッフさんの採用、そして教育について教えてください。

篠田:村へ採用のために行ったときには、人身売買の仲介人と勘違いされたこともありました。お母さんも一緒に実際にシェムリアップまで見学に来ていただいて、やっと理解していただきました。

貧富の差が激しいカンボジアで、少しでも田舎の人々を雇いたかったのです。最終的に3人のスタッフを採用し、今は12人のスタッフとともにKru Khmerを運営しています。

スタッフ教育は本当に難しいです。当たり前だと思っていることが、当たり前ではないこともあります。たとえば石けんをつくる行程で、一週間後に石けんを裏返すという作業があるのですが、月間カレンダー片手に教えても、一週間後がいつなのか、というのがわからなかったり。

日めくりカレンダーが一般的なカンボジアでは、イメージしにくいのかもしれません。そこで、スタッフにスケジュール帳を渡して、その日やるべきことなどを管理してもらうことにしたのです。できないことに怒るのではなく、「どうしたらできるか」を常に考えてきました。

スタッフ教育に関しては、生活するための知識も伝えています。たとえば、村では馴染みのない銀行について、そしてスケジュール管理にも関連しますがメモする習慣、他にも栄養の知識などもそうです。毎日、当番制で食事を作るのですが、その日のことだけでなく、翌日何を作るかも考えながら市場で買い物することも苦手なように感じます。

これもタイムマネジメントやスケジュール管理に役立つことで、物事を長期的に捉えられるようになってほしいと思い、スタッフ教育に関しては今年もっともっと力を入れていく予定です。

名称未設定

もっと多くの人にカンボジアの魅力を伝えたい

立石:ハーブを使用したプロダクトだけでなく、今やアクセサリーや水草を使った涼しげなバックの販売、そして今後はスパ事業の展開も考えておられるとのことですが、最後に、そんな篠田さんの今後の夢を教えてください。

篠田:これまで20人ほどのスタッフを採用しましたが、これからも少しでも多く、貧困家庭出身で、満足に教育を受けられずチャンスがなかった人々を中心に採用していきたいです。

同時に、作物を作っている農家と契約して、より多くの農家さんが安定した収入を得られるようにしたいと思っています。そして、みんなで作ったプロダクトを通じて、カンボジアの良さを多くの人に知っていただきたいです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

Kru Khmer

カンボジアの観光の街シェムリアップの中心地にショップ、工房がありますので、カンボジアに来られる際はぜひ行ってみてくださいね!

http://krukhmer.com/

The post カンボジアの素材を使ったプロダクトを通じて、多くの人に魅力を伝えたいーー「Kru Khmer」篠田ちひろさんインタビュー first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2014/07/24/cambodia-chihiro-shinoda/feed/ 0
ここがカンボジア…? タマホームが手掛ける洗練された空間「The D22」に行ってきた! https://eedu.jp/blog/2014/07/03/cambodia-tamahome-d22/ https://eedu.jp/blog/2014/07/03/cambodia-tamahome-d22/#respond Wed, 02 Jul 2014 23:00:53 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=31119 近年、海外企業の進出がますます増えているカンボジアの首都プノンペン。 日本の住宅会社タマホームが高級サービスアパートメント「TAMASA」に続き、レストラン・バー&ホテル「The D22&The H22」がオープンしまし […]

The post ここがカンボジア…? タマホームが手掛ける洗練された空間「The D22」に行ってきた! first appeared on トジョウエンジン.

]]>
photo 1

近年、海外企業の進出がますます増えているカンボジアの首都プノンペン。

日本の住宅会社タマホームが高級サービスアパートメント「TAMASA」に続き、レストラン・バー&ホテル「The D22&The H22」がオープンしました。さっそくお洒落すぎると話題です。

レストランやホテル巡りが趣味の私にとっては見逃せません。早速行ってきましたのでご紹介します!

SPONSERD LINK

プノンペンタワーの最上階に異空間

中心地に立地するプノンペンタワーの最上階の22階にレストラン&バー、そしてその奥にホテルがあります。

まずエレベーターを降りると広がるダイニングスペース。

ホテルに併設なので6:30〜21:00ラストオーダーと、いつでも優雅な時間を過ごすことができます。

photo 2

ランチはなんと5ドル〜

「この居心地の良い空間。きっと高いだろうな…」と誰もが感じるはず。

しかし、ボリューミーなサラダランチはなんとたったの5ドル。写真はスープランチで、こちらは6ドル。ちなみにランチコースは全3コースです。

また、食後のコーヒーかジュースがセットで付きます。ランチタイムにはスーツを着たビジネスマンの利用が多く、非常に洗練された空間となっています。

photo 3

ワインの種類も豊富!

日が沈むと雰囲気も変わり、遊び心溢れる空間になります。ビストロ料理と一緒に楽しみたいですね。

赤白10種類以上、もちろんシャンパンも、その他アペリティフもあります。

photo 5 (1)

そしてこちらはバー。

この大きなソファー、そして夜には少し暗めの照明、落ち着く音楽が贅沢な空間を演出してくれます。

早い時間に閉まるお店が多いなかで、このお洒落な空間で24:00のラストオーダーまで過ごすことができます。

カンボジアにいることを忘れさせられる、話題の空間です!

The post ここがカンボジア…? タマホームが手掛ける洗練された空間「The D22」に行ってきた! first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2014/07/03/cambodia-tamahome-d22/feed/ 0
子供たちの未来を変える。カンボジアが私を変えてくれたから、次は私が挑戦します(立石美帆) https://eedu.jp/blog/2014/06/13/cambodia_miho_tateishi/ https://eedu.jp/blog/2014/06/13/cambodia_miho_tateishi/#respond Fri, 13 Jun 2014 00:13:20 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=28063 こんにちは!e-Education Projectカンボジア担当の立石美帆です。 みなさんは夢中になれるものを持っていますか? 一時的にはあっても、本当に夢中になれることって意外と見つけにくいのではないでしょうか? 私に […]

The post 子供たちの未来を変える。カンボジアが私を変えてくれたから、次は私が挑戦します(立石美帆) first appeared on トジョウエンジン.

]]>
IMG_0641

こんにちは!e-Education Projectカンボジア担当の立石美帆です。

みなさんは夢中になれるものを持っていますか?

一時的にはあっても、本当に夢中になれることって意外と見つけにくいのではないでしょうか?

私にはありませんでした。だけど今、やっと見つけられそうなんです。

SPONSERD LINK

現在アンコールワットで有名な街、シェムリアップを拠点に「子供たちの無限の可能性を引き出したい。そのためなら絶対に諦めない!」という思いをもって、カンボジアで活動しています。

はじめてカンボジアを訪れたのは大学一年生の夏でした。旅行で訪れたものの、途上国に行くのが初めてだった私にとってはすべてが衝撃的で、「早く日本に帰りたい」という思いすらありました。

そんな私がなぜカンボジアでe-Education Projectを立ち上げようと思ったのかについてお話させてください。

人生の転機となった16歳

「学校は何も楽しくない。修学旅行も行きたくない」

小学校を卒業する頃から、私にとっての学生生活はそんなものでした。

友達がいないわけじゃないし、勉強も苦手じゃなかったです。ただ、何かが学校生活にはいつも欠けていて、憧れの高校に入学するものの、大検を取得して、秋には退学することを決めました。

これが、後に大きなパワーとなる経験をいくつもする転機となりました。

「大学受験までの2年間、働こう」

私はこう考え、高校を退学してすぐに、大好きなアパレルの会社へ入ります。約2年半の百貨店勤務は、そもそも働くということ、そして接客について、全てが新鮮でとても刺激的な毎日でした。

新たな世界を求めて

DSC03156

18歳になった私は「将来は海外で働きたい」という漠然とした気持ちが芽生え、やっぱり大学に行ったほうがいいのでは、と思い始めました。

時間がなかった私も、いつでも、何度でも見れる「最高の先生」のDVD授業のおかげで大学に合格。毎日それなりに楽しく学生生活を送っていました。

そんなとき、ふと周りを見ると、夢に向かって努力している友達や恋人。これといって「夢中」になれることがない自分に気づき、ここから自分を模索する辛い時期でした。

Plan Do Seeでのアルバイト、TEDxYouth@KyotoイベントのCurationチームでの活動、カンボジアでのボランティア活動、初めての1人バックパック旅・・・これらの経験を通して、たくさんの素敵な人たちに出会い、自分という人間についてよく考えるようになりました。

1476337_553027961442701_883271425_n

特にTEDxYouth@Kyotoイベント後も同世代でそれぞれの分野で活動的なスピーカーのみんなからは常に刺激を受けています。

ただ、漠然とした不安はまだ胸の中に残っていました。

「自分が夢中になれるものって何なのか?」

そんなときに尊敬する人が私に「カンボジアで人生が変わった」って言ったんです。

カンボジアでの出会い

私は大学一年生の夏に、早速カンボジアへ向いました。

遺跡など伝統的なものにも関心はありましたが、街から少し離れただけでまるで世界が変わったかのような風景は驚きでしたし、自然の豊かさには感動しました。

そして何より出会う人々がすごく温かく、挨拶するとき、お礼を言うときに丁寧に手を合わせ合う文化はとても好きでした。

途上国は「怖い、危ない」と思っていたネガティブなイメージがこの時点で消えつつありました。

そして2度目のカンボジアへ。ゲストハウスで出会った、農村部の村を支援している女性の活動に参加させていただいて農村部の現状をこの目で見る機会がありました。

そこには環境、農業、教育…たくさんの課題がありました。なによりも私にとって最も衝撃的だったのは、学校にある教育問題。十分に授業時間が確保されず、都市部では行われている教科もなく、もともと足りていないのに、その先生が来たり来なかったり…。

カンボジアへ初めて行ったときに感じた“違和感”。二度目、三度目…と行くにつれて“確信”へと変わり、ここには絶対解決しなければならない教育課題があると感じていました。

575921_592846867393407_616242292_n

そして絶好のチャンスが訪れました。私が企画運営に携わっていたイベントにe-Education Project共同代表の篤さん(税所篤快)が登壇してくださることになりました。

イベント終了後のパーティーで、ひたすらカンボジアの魅力や教育の状況について話す私に「みほさん、カンボジア担当やりたい?」と篤さん。

「やりたいです!」と即答したことをよく覚えています。

これがきっかけとなり、e-Educationに参加することを決めました。

常に困難な状態に身を置く

「なにもないところにプロジェクトの基盤を作る」

常に刺激的なものを求めて状況を変えてきた私にとっては絶好のチャンスです。同時に、もちろん大きな挑戦でもあります。

だけど、迷いはありませんでした。

「常に困難な状態の中にいて、はじめて成長できる」

過去の体験からそう思い、なにより大好きなカンボジアで挑戦したいと思いました。

カンボジアへは何度も訪れていましたが、今回はこれまでとは違う気持ちで向いました。

IMG_20140418_194224

わたしの新たな挑戦が始まります。

子供たちが笑顔になって、そして子供たちの可能性を引き出すためなら、絶対に諦めません。

実際のカンボジアでの活動は、このトジョウエンジンでお伝えしたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します!

The post 子供たちの未来を変える。カンボジアが私を変えてくれたから、次は私が挑戦します(立石美帆) first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2014/06/13/cambodia_miho_tateishi/feed/ 0
「音楽を通してカンボジアの人たちに豊かさを感じてほしい」ーー浦田彩さんインタビュー https://eedu.jp/blog/2014/04/15/cambodia-aya-urata/ https://eedu.jp/blog/2014/04/15/cambodia-aya-urata/#comments Mon, 14 Apr 2014 23:00:30 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=27397 カンボジアは近年アンコールワットなど観光地として人気ですが、内戦、地雷、貧困というネガティブなイメージをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。 「音楽を通して人々に豊かさを伝えたい」 そんな思いを持って、カンボジアで音 […]

The post 「音楽を通してカンボジアの人たちに豊かさを感じてほしい」ーー浦田彩さんインタビュー first appeared on トジョウエンジン.

]]>
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

カンボジアは近年アンコールワットなど観光地として人気ですが、内戦、地雷、貧困というネガティブなイメージをお持ちの方も多いのではないのでしょうか。

「音楽を通して人々に豊かさを伝えたい」

そんな思いを持って、カンボジアで音楽活動されている日本人女性がいます。

8年前に単身カンボジアへ移住された浦田彩さんです。

4歳からピアノ教室に通い、当時からピアノの先生になりたかったそうです。

そんな彩さんにカンボジアとの出会い、現在の活動、夢を伺いました。

ピアノの先生になりたい

「女の子にはピアノを習わせたい」というお母さんの思いで、4歳からピアノを始めた彩さん。中学校の頃には何度も辞めたいと思ったことがあったものの、先生が怖く、それさえも言い出せなかったそうです。

本当に厳しい先生で、レッスンの最初と最後の挨拶しか話しませんでした(笑)そんな先生に、高校1年生の時に「音大に行きたい」と伝えたちところ、先生に「目指すにはもう遅い」と言われ、結局エレクトーンの専門学校へ進みました。そして専門学校を卒業して、一度メジャーデビューしたんですよね。だけど、やっぱり私は「ピアノの先生になりたい」という思いがありました

カンボジアの子供たちは音楽を知らない?

その後、カナダへ留学。音楽への思いは消えないまま「アフリカとカンボジアの子供に音楽を届けよう」という企画を見つけた事がきっかけで初めてカンボジアを訪れたことがきっかけとなったそうです。

子供たちの前でピアニカを演奏したのですが、タイやベトナムでは、みんな楽しそうに手拍子したり笑顔で喜んでくれるのに、子供たちは不思議そうな顔をして突っ立ってるんですよ。そして子供のお母さんが「それは仕事にならないから、かわりに日本語を教えてほしい」と言われました。それが私にとっては大きな衝撃でした

名称未設定

農村部の小学校での授業。子供たちはみんな真剣です。

「私がカンボジアの音楽を奏でられるのは、この楽譜があるからなんだよ」と彩さん。

その後、単身でカンボジアに移住し、好きな音楽を演奏したいという思いからカンボジア人も参加する音楽バンド「MILO」を結成。

ピアノの先生として収入を得ながら、かつての内戦で消えた音楽をカンボジアに取り戻すために、JICAと共同で教員養成校での音楽のプログラム化、楽譜を見せるプロジェクトなど様々な活動をされています。

最初は日本人の駐在員の娘さんにピアノを教えてほしい、という依頼から始まりました。その後は皆さんの口コミで広まり、現在は日本語補習校、インターナショナルスクールの音楽教師もしています。「音楽も仕事として成り立つ。勉強だけじゃない。」ということをもっと伝えたいですね。また、音楽教育のカンボジアに基盤を作るために都会だけでなく田舎の小学校に出向いて音楽の授業をしています

1526958_10152135552402300_1097396001_n

綺麗な音色を奏でるカンボジアの伝統楽器「クゥム」

チームワークの大切さを伝えたい

23歳で単身カンボジアへ移住し、最初は日本食レストランで働き始めた彩さん。そこでカンボジアの人たちは一個人として働き、チームプレーが出来ず、お店がまわらないと感じたそうです。

チームワークは主要4科目(国語、算数、理科、社会)では学びにくいと思うんです。みんなで何かするっていうことができない。授業の前に3分間みんなで歌を歌うっていうプロジェクトをやったのですが、モデル校で3か月間続けて最後にみんなで今まで練習してきたものを歌う発表会を企画したんです。すると先生は「○○が一番上手いから、一人で歌えばいいんじゃないか」って。つまりみんなで何かすること、チームワークを知らない先生方も多いんです

ARAPYIA | MILO from STUDIO ZARUSOVA on Vimeo.

音楽バンドMILOの「アラピヤ」プロモーションビデオ。カンボジアでは誰もが知っているような曲です!

音楽を通して豊かさを

音楽、美術、道徳といった子供の成長にとって重要な情操教育がまだまだ浸透していないカンボジア。

学校は2部制なので時間がない、また教えることのできる先生が少ないことが現状です。カンボジアの負の歴史を乗り越え、勉強ばかりが重視されています。

情操教育が特に大切だと思います。勉強ももちろん大切ですが、文化面で評価をしてあげたり、もう少し子供たちの逃げ場があってもいいと思うんですよね。わたしは音楽の活動をしているので、音楽を通してになりますが。日本だと思い出の曲とか、音楽で感動した経験ありますよね。音楽でストレス発散したりすると思うんですけど、そういうのもない。カンボジアの方々に音楽を通して豊かさを伝えたいです。
そして私が拠点にしているシェムリアップは日本の京都に似ていて、芸術の可能性を感じます。高層な建物をたててはいけないだとか、方言や洋服へのこだわりも強く、良くも悪くも自分たちの文化を大切にしてプライドがあるんです。これからもここを拠点に活動していきたいと思っています。
だけど、私ももう8年もいるので少しずつカンボジア人に引き継いでいこうと思っています。長い長い道のりですが、カンボジアの人たちに勉強や仕事だけの人生ではない、もっと色々な豊かさを感じてほしいです。

Sister Srey Cafe

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回インタビューに使用したシェムリアップの中心オールドマーケットにほど近く、川沿いに立地する素敵なカフェです。

オーストラリア人女性が経営するこのカフェは、欧米人の観光客や在住者にも人気。「シェムリアップではここのコーヒーが美味しい」と彩さんもおっしゃっていました。

【カフェ詳細】
住所:200 pokambor St. Siem Reap, Siemreab-Otbar Meanchey, Cambodia
電話:+855-(0)97-723-8001

The post 「音楽を通してカンボジアの人たちに豊かさを感じてほしい」ーー浦田彩さんインタビュー first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2014/04/15/cambodia-aya-urata/feed/ 1
カンボジアの暮らしが変わる? 低コストで持続可能な住宅アイデア3選 https://eedu.jp/blog/2014/03/27/sustainable-housing-in-cambodia/ https://eedu.jp/blog/2014/03/27/sustainable-housing-in-cambodia/#respond Wed, 26 Mar 2014 23:00:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=26397 東南アジア各国で洪水による災害が発生していることは、みなさんもニュースなどでご存知でしょうか。 カンボジアでも洪水による被害は大きく、毎年多くの人々が苦しんでいます。そんな洪水から守り、安全かつ、低所得の家族でも住める住 […]

The post カンボジアの暮らしが変わる? 低コストで持続可能な住宅アイデア3選 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
sustanable_housing_cambodia

東南アジア各国で洪水による災害が発生していることは、みなさんもニュースなどでご存知でしょうか。

カンボジアでも洪水による被害は大きく、毎年多くの人々が苦しんでいます。そんな洪水から守り、安全かつ、低所得の家族でも住める住宅アイデアを3つご紹介します。

SPONSERD LINK

2,000ドル以下でこんな住宅ができます!

予算は2,000ドルで、洪水の被害を受けない。さらには環境にも配慮した夢のような家の実現に向けて、Building trust International、Habitat For Humanity、Cambodian Society of Architectsの3団体が共同でコンペティションを開催。

600以上もの応募があったそうです。その中から入賞した3つのアイデアを見てみたいと思います。

Wet + Dry House

515268cab3fc4b5fe500001c_cambodian-future-house-competition-winning-proposals_wet___dry_house-1000x900

こちらはオーストラリアのVisionary Design Developmentというデザイン会社のメンバーのアイデア。窓はガラスではなくパネルでできているので低コストで、簡単に開閉することができます。

玄関もお昼はくつろぎスペースに、夜は閉めることができるのは面白いですね。また雨水は屋根を伝って、家の真ん中にあるタンクに溜まるため、キッチンやシャワールームなどへの移動も手軽にできます。

Open Embrace

377708_470776206305597_32194402_n

こちらはアメリカのチームのアイデア。屋根が特徴的な構造になっているため、風通しがよく、カンボジアの暑い乾期に適しています。

前のチームと同じく雨水は地下タンクに溜まる仕組みになっていますが、地下にあると邪魔にならないですし、空間も美しいですね。

Courtyard House

19784_470785092971375_275279330_n

最後はイギリスのチームのアイデアです。

洪水にも耐えられるように地上から約2メートルはレンガ作りですが、住居エリアは竹で出来ているため太陽が適度に入ります。水タンクのすぐ横がシャワールームで、階段を昇るとキッチンなので、とても便利です。

魅力的なアイデア、コストがネック

以上、3つの入賞アイデアを紹介しました。どれも低コストな資材を用いて、それらの利点を活かしたアイデアばかりで都市部の人々にとっては魅力的です。

しかし、2,000ドルとなると農村部に住む人々にとってはかなりハイコストだと思います。今後、このようなアイデアがどのような形で農村部の暮らしに変化を及ぼすのか楽しみですね。

[Inhabitat]

The post カンボジアの暮らしが変わる? 低コストで持続可能な住宅アイデア3選 first appeared on トジョウエンジン.

]]>
https://eedu.jp/blog/2014/03/27/sustainable-housing-in-cambodia/feed/ 0