薄井 大地 | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Wed, 18 Oct 2023 09:41:29 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 「GCMP」事業譲渡が、NGOのイメージを豊かにすると信じて https://eedu.jp/blog/2017/12/31/gcmp_history/ https://eedu.jp/blog/2017/12/31/gcmp_history/#respond Sun, 31 Dec 2017 09:00:00 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=46337 皆さんこんにちは、e-Education事務局長の薄井です。今年もトジョウエンジンを応援いただき本当にありがとうございました。 私はこれまでe-Educationの活動と並行して、人材育成事業を行う「合同会社GCMP」の […]

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皆さんこんにちは、e-Education事務局長の薄井です。今年もトジョウエンジンを応援いただき本当にありがとうございました。

私はこれまでe-Educationの活動と並行して、人材育成事業を行う「合同会社GCMP」の代表を務めてきました。

12月4日発表のニュースリリースの通り、世界で活躍するチェンジメーカーの輩出を目的とした「GCMP(Global Change Makers Program)」事業をe-Educationへ譲渡し、新しい組織のもとで事業を展開してまいります。

【e-Education代表・三輪からのお知らせ】
新事業「GCMP」の開始と事業譲受に関するお知らせ

2017年最後の更新となるこの記事では、e-Educationの新事業「GCMP」の歴史とこれからの展望についてご紹介します。

SPONSERD LINK

① GCMPの歴史

①-1. 誕生(2009年)

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第1回バングラデシュフィールドワークでグラミン銀行のユヌス総裁と面会

GCMPは2009年に当時大学3年生だった友人4人で立ち上げた学生組織です。団体発足のきっかけは、バングラデシュのグラミン銀行を紹介する1冊の本でした。

マイクロファイナンス(小口金融)を通じて貧しい女性の自立を支援しているグラミン銀行の取り組みを知り、「ビジネスを通じた社会貢献」つまり「ソーシャルビジネス」という領域に、当時大学生だった私たちは強い興味を抱きました。

そして、課題先進国と言われる日本にこそ、課題解決に取り組み周囲にもプラスの影響を与えるような主体(=チェンジメーカー)が求められていると確信し、グラミン銀行グループとのパートナーシップのもと日本の学生をバングラデシュに派遣するプログラムを作ろうと決めたのです。

①-2. GCMP第1フェーズ(〜2011年)

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創業期にチームを牽引したメンバー(左から関根、三好、税所)

2009年から毎年夏と冬の計2回、1週間から3週間ほどのバングラデシュフィールドワークを開催しました。教育や健康などのテーマ別にチームを作り、エクラスプール村という首都ダッカから船で4時間ほどの距離にある農村に滞在しながら、ニーズ調査や課題分析、ソーシャルビジネスプランの検証などを行いました。

最終日にはグラミン銀行本部で、NGO職員や現地の経営者の方々へ英語でのプラン発表を行い、その実現可能性を吟味しました。

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グラミン銀行本部でのプレゼンテーション

短い滞在期間のため、即実行に移せる完成度のプランをチームとして作り上げることは困難でした。それでも第1回プログラムで教育チームのスタッフを務めた税所は、GCMPから独立して翌年e-Educationプロジェクトを創業し、また、第2回プログラムの社会人参加者である佐竹右行さんは、もやしの原料を栽培する農業プロジェクトをグラミン銀行と合弁で立ち上げるなど、バングラデシュに貢献する目に見える成果が生まれました。

構成スタッフは全員学生でありながらも意欲のあるメンバーに恵まれ、順調にプログラムを重ねていきました。団体発足からの3年間で、延べ100人を超える学生と社会人がバングラデシュへ飛び立ちました。

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GCMP第1回大同窓会の集合写真

①-3. 組織瓦解、再始動(2012年)

スタッフの加入と卒業を繰り返しながらGCMPの活動は継続していました。しかし、団体のミッションと活動内容の調和の難しさや、人手不足や金銭面での不安定さなどを常に抱えていたのも事実です。

「学生団体3年寿命説」などという言葉もありますが、これはどんな学生団体でもぶつかるであろう壁です。GCMPも2011年ごろにトラブルや不運が重なり、もう翌年は団体が続けられないという状態にまでなってしまいました。

ほぼスタッフもおらず実質的に活動が停止している状態だという話が耳に入ったとき、私はすでにGCMPの運営から離れて1年が経ち、国内の教育系企業に就職していました。

OBOGからは継続を希望する声が届き、そして何より、自分達が大切にしてきた活動や理念が「学生が始めたものなんて所詮そんなもんだ」という一言で片付けられてしまうような気がして、当時の私にはどうしてもそれが簡単には受け入れられませんでした。

ならばせめて、自分が働きながらできる範囲でプログラムの企画運営を続けていこうと決めました。自分にできることがあればと、初めて代表に就任した当時、GCMPへのコミットを続けてくれたスタッフはたったの2人だけでした。

①-4. GCMP第2フェーズ(〜2014年)

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代表就任後初のプログラムでの住民ヒアリングの様子

私が代表を務めるにあたり決めていたことがあります。それは、できることはできる範囲でやるし、できないことは無理にはやらないということです。

極論を言えば、「代表者」と「団体のウェブサイト」さえ維持すれば、「団体のミッションとブランドの消滅は避けられる」という感覚を頭の片隅に置きながら、その時々の最善手を絞り出し続けました。

まずはじめに団体を法人化し、バングラデシュのプログラムへの企業スポンサーを獲得。参加を希望する学生の金銭面のハードルを下げることに尽力しました。

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スポンサー企業での帰国報告会

しかし予期せぬ事態は続くもので、その翌年には現地の政情不安のためバングラデシュのプログラムが開催できなくなってしまいました。

そんな時も「拾う神あり」で、同世代のメンバーが活躍しているNPO法人SETとのご縁があり、バングラデシュに代わる国内のプログラムとして、陸前高田市の被災地フィールドワークを共催で実現することができました。

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津波被害のあった場所でレクチャーを受ける(第1回陸前高田フィールドワーク)

② “GCMP第3フェーズ” ひとつの役割を終えて考える「次の役割」

②-1. フィールドワークに代わる価値創出の模索

団体が発足した2009年ごろは、大学生が途上国へ渡航すること自体が非常に珍しく、そのチャンスも限られていました。そのため第1回プログラムでは16人の募集枠に100人を超える応募がありました。

しかし、類似プログラムが増加し、また途上国に関する情報も増えて渡航することのハードルが下がってきた今、短期のフィールドワークのみを続けることにどの程度価値があるかという疑問が年々大きくなりました。

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バングラデシュの農村地域でトーカイ(ゴミ回収者)へのヒアリング

そこで、これまでのフィールドワークを通してビジネスモデルが練られてきたバングラデシュの農村における環境改善プランに着目しました。そのプラン実現を目指し、GCMP初の複数年プロジェクトとして挑戦することに決めたのです。

この環境プロジェクトは、ブリヂストン社と早稲田大学が設立した連携研究プロジェクト「W-BRIDGE」の助成事業採択を受け、海外事業の優秀事例にも選出されました。他の助成も含め、2年間の協働でおよそ450万円の予算をかけ、400世帯を対象としたゴミの分別回収システムの導入と現地学校と協力しての環境教育推進を行いました。

現在は、早稲田大学政治経済学術院の野口教授の指導のもと、環境プロジェクトを通じた社会的インパクトを「人的資本」「社会関係資本」という切り口で分析し、論文として正式に対外発信していくことを計画しています。

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W-BRIDGE成果報告を兼ねたシンポジウムを早稲田大学で開催

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シンポジウム後の懇親会にて。前列左から早稲田大学・野口教授、W-BRIDGE・青木様、帝京大学・山本教授、財務省・池田先生

②-2. 成熟していく「ソーシャルセクター」に投じたい一手

GCMPの事業譲渡は、e-Education代表の三輪と2014年ごろから議論検討をしてきました。当時テレビで特集されたり書籍の出版も続いていたe-Educationも、GCMPと同じように金銭的・人員的に余裕はまったくなく、新代表の三輪がほぼ1人で必死に切り盛りしている状態でした。

応援してくださる方や参画している学生メンバーも非常に近いコミュニティーであり、経営合理化の意義が大きいことは間違いありませんでした。調べてみたところ、国内のNPO/NGOにおいて合併や買収などの事例は体系として整理されておらず、どのような形で連携ができるのかも全てが手探りでした。

私は2015年5月にe-Educationの事務局長、すなわち三輪が代表を務める組織の「一従業員」となりました。それと同時に、GCMPの活動に三輪がプロボノとして参画し研修講師を務めるなど、2つの法人がそれぞれの活動を続けながら、緩やかな連携をとっていきました。

その「準備期間」を経て、事務局機能の統合と両ブランドの相互発展、そしてそれによる社会的インパクトの最大化が見込めると判断し、今回の事業譲渡へと至りました。

③「新生GCMP」で描く未来

③-1. チェンジメーカーって何?

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チェンジメーカーという言葉は、渡邊奈々さんや勝間和代さんなど著名な方の書籍で使われ、そのイメージも多様でした。そのためGCMPでも「チェンジメーカーの定義」を明確にしようと話し合いの場があり、2012年頃から同じ定義を使用しています。

チェンジメーカーとは、
○大小かかわらず、国内外の諸問題解決にイキイキと挑んでいる人。
○その姿が周囲の人々にワクワクを届け、新たな挑戦を波及的に生み出していく存在。

定義は、一種の「価値観」です。
情熱を注ぎ取り組む社会課題は、国内でも海外でも優劣はありませんし、そしてそのアクションの大きい小さいにも優劣はありません。

むしろ大切にしたいのは、その取り組みを良い表情でしているのか、そしてその取り組む姿勢によってどれだけの人の気持ちに変化を生み出せたのかという点なのです。

③-2. 誰もが誰かのロールモデル

だからこそ、チェンジメーカーの輩出という大きなミッションとセットで、段階を意識した取り組みを持ち合わせたいと思っています。

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長期インターンとしてフィリピンに赴任している中川(右)と現地教育局のジョジョさん(左)

新生GCMPの生命線は、単身で途上国の現場に長期で入り込み「プロフェッショナル」として活動する経験を提供する「海外長期インターンシップ」です。

これは、2010年からの継続的な活動の実績、現地パートナー、フィールドが揃っているe-Educationだからできるプログラムです。

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第1回ネパールフィールドワークの様子

一方で、いきなりその環境に挑むのは難しいという人は、「海外短期フィールドワーク」という従来のGCMPのノウハウを生かしたプログラムが選択できます。興味や志が似た仲間と繋がり、ともに途上国を経験することで、それをきっかけに次のアクションへ進んでいってもらいたいと考えています。

上記の2つのプログラムを積み重ねていくことで追求したいのが、「誰もが誰かのロールモデル」という裏テーマです。

そこで、GCMPのウェブサイトには「チェンジメーカー・インタビュー」というページを設け、更新しています。

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ラオスでのインターンを終えて、帰国後に地元群馬で地域交流の取り組みを始めた高木

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ネパールでのインターンを通じて自分のやりたいことがより具体化し、「サイエンスの楽しさを伝える」に取り組む中尾

途上国へ行く人が偉いわけでは決してありません。
こうしたインタビューを読み、刺激を受け、「自分の地元でもこんなことができそう」と挑戦してみたり、「自分でできることがあればこの人の活動を手伝いたい」とメールを送ってみたり。そんなワクワクの連鎖が生まれていき、日本中、そして世界中に大小さまざまな”Change Make”が溢れてほしいと願っています。

③-3. 境界線をじわりじわりと溶かしていく

これからの時代は、「企業とNPO」の境界が曖昧になっていくのと同様に、「インプットとアウトプット」や「先進国と途上国」、さらには「自団体と他団体」の境界も曖昧になっていくのではないかと思っています。

2018年3月のネパールフィールドワークは、京都外国語大学との連携が決まり、正式な単位認定プログラムとして実施されます。こうしたセクターを超えた取り組みは、GCMPの可能性をますます広げてくれます。

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京都外国語大学で講演やプログラムの説明会を実施

例えば今後、e-Education以外の企業インターンも取り扱う「途上国インターンプラットフォーム」も実現できるかもしれません。また、途上国の大学生が日本の社会課題の現場へ訪問するフィールドワークも「新生GCMP」なら実現が可能です。

GCMPはセクターを超える、すなわち境界を積極的に溶かしていく力を秘めています。中長期的に、何かしら明確な課題を解決するための存在というよりは、目に見えない価値を創造していくことに真摯な存在でありたいです。

④終わりに

GCMPの事業譲受後も、NPO法人e-Educationの最大のミッションは「最高の授業を世界の果てまで届ける」であり、これからも変わりません。

ただし、このブログメディア・トジョウエンジンの運営を通じて「途上国のイメージを豊かにする」を実現し、GCMPを通じて「チェンジメーカーの輩出」も追い求める、そんな欲張りな組織として、過去の自分たちを超えるための挑戦を続けていけるチームでありたいと思っています。

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株式会社と違い合併や買収の事例はほぼ無いNPO業界で、大切なのはそれぞれのビジョンやミッションです。

両団体の代表同士でビジョンやミッションの親和性の高さを確認し、複数年の計画を立てて丁寧に実現した今回の事業譲渡。ここを震源としてソーシャルセクターの新しいうねりへと育てていくためにも、これからますます貪欲に成果志向で歩みを続けていきます。

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GCMP創業メンバー(左から薄井(筆者)、米瀬、三好、税所)

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プロのアナウンサーに学ぶ「仕事と人生が楽しくなる考え方」 国際協力NGOの脱力系事務局長がオススメする書籍『逃げない力』 https://eedu.jp/blog/2017/11/10/usui_books04/ https://eedu.jp/blog/2017/11/10/usui_books04/#respond Fri, 10 Nov 2017 02:32:42 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=45501 みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。 前回の記事では、途上国支援の取り組みが「先進国による押し付け」になってしまわないよう意識すべき姿勢をご紹介しました。 今回も引き続き、なかなかイメージしず […]

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みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。

前回の記事では、途上国支援の取り組みが「先進国による押し付け」になってしまわないよう意識すべき姿勢をご紹介しました。

今回も引き続き、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しつつ、現在の仕事に役立っているなと感じたオススメ書籍をご紹介していこうと思います。

SPONSERD LINK

言葉で伝える仕事

私は2015年5月にe-Educationの事務局長に就任し、各国を飛び回りプロジェクトを推進する職員たちを支える「自称・東京お留守番係」として業務に取り組んできました。

「東京お留守番係」ではありましたが、スタッフ6名の小規模NGOであるためとても「オフィスお留守番係」ではいられず、振り返ってみますと様々なシーンで組織や活動内容についてお話をする仕事を担当してきました。

NPO/NGOスタッフがお話をさせていただく機会としては、支援者の方々へ向けた成果報告や、採用や研修での事業説明に加えて、以下のような対外的な発信の場があります。

①カンファレンス

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社会的インパクト評価に関するカンファレンスに登壇

NPO/NGOの特徴は、あまり他団体を「競合」として設定せず、非営利セクター全体を盛り上げるために「競争」ではなく「共創」というアプローチを選択するところにあります。

そのため、先進的な取り組みや優良事例の共有を目的として、行政や民間(中間支援組織など)が主催するイベントが多く開催されています。そうしたイベントには、NPO/NGO関係者や企業CSR担当者など、いわゆる「玄人」の参加者が多いのが特徴で、トーク内容については専門的・実践的な内容が扱われる傾向があります。

②大学での講義

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早稲田大学の「ボランティア論」という講義でゲストスピーカーを担当

e-Educationはもともと大学生のプロジェクトとして活動をスタートしました。そうした団体の歴史もあり、毎年複数の大学から講義のオファーをいただいています。

担当者の方からは「教科書やネット検索で触れられない生の情報で学生に刺激を与えたい」といったご要望をいただくことが多いです。カンファレンスや成果報告会と違い、受講している学生の全員が必ずしも「NPO/NGOに興味を持っている」わけではないところがポイントで、オープニングの掴みやワークの時間を設けてできる限りインタラクティブにするなどの工夫が重要になります。

③審査会(助成金など)

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三菱UFJリサーチ&コンサルティング社主催「ソーシャルビジネス支援プログラム」でのプレゼンテーション審査

財団や企業が運営している助成プログラムは年々進化し、そして多様になっています。助成対象ひとつをとっても、「①既存事業の拡張」や「②新規事業の立ち上げ」、「③組織基盤の強化」などの違いがあり、NPO/NGOが生み出す社会的インパクトを最大化させるために非常に考えられて運営されています。

それに関連して、助成先を決める審査プロセスにおいて「対面でのコミュニケーションを重視する」傾向が強まっていると感じています。申請書だけで助成先が決定されるのではなく、審査員の方にオフィスへお越しいただきヒアリングが実施されたり、選抜された団体による最終プレゼンテーションが設けられたりというものが増えています。

こうした審査会においては、それぞれの助成金の審査基準を見極めて話すというのも当然ですが、それ以上に「事業にかける想いや熱量」そして「e-Educationという団体、薄井大地という個人の信頼性」を審査員の方に伝えられるかが合否の分かれ目になります。

ありのままに伝えるという作法

こうした登壇の機会では、私はあまり事前準備の時間を長く取らず、作り込み過ぎないことを大切にしています。そして、当日の空気を大事にし、即時性や即興性を心掛けています。

もともと私が話すということに真剣に向き合った最初の機会は、「アナウンス研究会」というサークルで活動をした大学時代です。その中で私は「実況ゼミ」という活動の責任者を務め、週末には東京六大学野球の試合が行われている神宮球場へ足を運び、ラジオ実況を想定した実況練習を4年間飽きることなく続けました。

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大学時代、週末に何度も通った明治神宮野球場
(By Kakidai (Own work) [CC BY-SA 4.0], via Wikimedia Commons)

大学卒業後はなかなか試合観戦に足を運ぶことも少なくなりましたが、先日サークルの後輩たちがインターネット配信サービス「BIG6.TV」で実況デビューしたというニュースが届き、それを読んでとても嬉しい気持ちになりました。その時に改めて、大学時代の経験が自分にとっての大きなターニングポイントであり、そして今の自分を支えている大切な財産なのだなと実感しました。

目に映るもの、肌で感じたものを、言葉を使って魅力的に伝えることはとても楽しく、奥深いものでした。私はその後バングラデシュやインド、フィリピンなどアジアの途上国を多く訪れることになり、「アナウンスの経験」と「途上国の経験」が掛け算されて今の自分があるのだと思っています。

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バングラデシュの農村で床屋(1回30円くらい)に行ったら

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物珍しさから村人が大集合してくる貴重な経験

ありのままに伝えようとすると、「平凡になってしまう」あるいは「機械的になってしまう」という不安が付きまといます。しかし、借り物の言葉だけでなく、自分の経験に基づく言葉を織り交ぜることで、ありのままでも自然とオリジナルになると私は思っています。

言葉を支える土台は「技術」ではなく「哲学」

所属サークルの影響もあり、学生時代からアナウンサーの方が書いた本をよく読んでいました。アナウンサーの書籍のおもしろさは、アナウンス業を通じて形成された「一人一人の違った人生観や世界観」に触れられる点です。

私が読んだ本の中では、フジテレビ・三宅正治さんの『言葉に魂(おもい)をこめて』や、ニッポン放送・吉田尚記さんの『ツイッターってラジオだ!』などが、テレビやラジオから離れて「人」や「社会」の見方に迫るユニークな内容でしたのでオススメです。

さて、今回の記事では私の人生に最も大きな影響を与えたアナウンサーの一人であるテレビ東京・大橋未歩さんの『逃げない力』をご紹介したいと思います。

困難との正面衝突から得た「魔法の考え方」

大橋さんは2002年にテレビ東京に入社し、スポーツやバラエティーを中心に数々の人気番組を担当。アナウンサーの仕事と並行して、ファイナンシャルプランナーの資格取得や、早稲田大学大学院に入学してスポーツビジネスの研究に取り組むなどマルチな才能と行動力も彼女の魅力でした。15年の長きにわたりトップアナウンサーとして活躍され、今年12月上旬にテレビ東京を退社することが発表されています。

さて、この本の第1章では新人時代の苦しい経験が赤裸々に綴られています。夢であったオリンピックの仕事を目の前にして、担当プロデューサーから「大橋とは一緒に仕事をしたくないスタッフもたくさんいることを覚えておけ」と釘を刺されるほどの大きな挫折を経験したのです。

その後どのように社内の信頼を勝ち取り、看板アナウンサーとして成功を収めたのか。これまでのアナウンサー人生を振り返り、そのポイントを大橋さんは「魔法の考え方」という表現で紹介しています。

それではここから大橋さんの言葉を一部引用しながら、「仕事と人生が楽しくなる魔法の考え方」に迫っていきたいと思います。

(1)「原点」や「本質」を大切にする

気軽にテレビを見ているお茶の間のみなさんにとっては「うまく進行したい」なんていう私の思いは単なるエゴイズムでしかないのです。

プレゼンや人前で話す機会なら、なにより「伝える」ということが一番の目的です。
であれば、「上手に伝えなければいけない」とか「失敗してはいけない」という「自分の都合」はいったん忘れて、「何を伝えたいか」に心を傾けてみます。

人前で話すのが苦手という人はとても多いですよね。プロのアナウンサーでなくとも、緊張の中で「なんとか上手く伝えなければ」と必死になった経験はほとんどの人にあるものだと思います。

大橋さんは、仕事での一つのミスをきっかけにイップス(精神的な理由により極めて簡単な動作ができなくなる症状)を発症したそうです。極度のプレッシャーと向き合いながらも、番組で共演する所ジョージさんの言葉などを通じて肩の力を抜いて仕事に取り組めるようになった経緯がこの本で紹介されています。

やはり人は様々な思い込みによって自分を追い詰めてしまうものです。そうした時には、「原点」を見失っているのではないかと自分を疑う視点も大切ですね。

(2) 正しいプライドを持つ

ほんとうは、プライドなんて必要ありません。仕事へかけるプライドは持つべきだと思いますが、自分を大きく見せるプライドは仕事の邪魔になるだけ。

人からの評価は水物、でも経験はどこにも逃げない本物の財産だと思っています。

大橋さんは、入社半年で生番組のキャスターに抜擢された際に「前任者と同じレベルが求められている」と思い込んで虚勢を張り続けてしまったと振り返っています。わからないのにわかったふりをしたり、謝ることができなかったりして、その結果「お前とは仕事したくない」と言われるほど孤立してしまったのです。

チームの一員として仕事をする上で、他のチームメンバーの目に自分がどう映っているかは非常に重要です。そしてまた同時に、「全く関係ない他者」(大橋さんの場合は週刊誌の記事であったり”世間の目”でした)からの評価は重要でなく、自分のために積み重ねるべきは【無意味な評価】ではなく【有意義な経験】なのです。

(3) 自分と組織を、冷静かつ客観的に捉える

会社員として最も怖いのは、嫌々仕事をやることを体が覚えてしまい、いつのまにか主体的に動けなくなることだと思っています。

やりたいことがみつからない時、うまく波に乗っていけない時のおススメは「恩返しの時間」にするということです。

アナウンサー(特に在京キー局)は非常に華やかな舞台で働いているイメージがあり、そして多くの人に知られる「有名人」です。しかし忘れられがちなのは、注目を集める存在であると同時に「会社員」でもあるということ。

大橋さんが意識する「マイナスの感情を放置しない」という姿勢は、働く人々みんなに通じるとても大切なものだと思います。担当する仕事の100%全てが自分のやりたいことだというケースは極めて稀です。その変わらない事実を変えようと疲弊してしまうのではなく、それでも自分が悪い方向に変わってしまわないようにどんなアクションができるか。

大橋さんは夢であったオリンピックの仕事を担当してから「次なる目標」がすぐに見つからなかったとき、アナウンス部の上司に「人手が足りない場合は、何でもしますので言ってください」と伝えたそうです。そして、それまで支えてくれていた他のアナウンサーへ恩を返すつもりで日々の業務に取り組んだというエピソードには、幸せに働くためのたくさんのヒントが詰まっていると感じました。

いかがだったでしょうか?

テレビで目にするアナウンサーは、とても遠い「向こう側」の存在に思いがちですが、その悩みや困難を乗り越えた経験はとても身近なものに感じられませんか?

これからも、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しながら、オススメ書籍をご紹介していこうと思います。

それでは、次回もお楽しみに。

 

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途上国支援って先進国の押し付けじゃないの?国際協力NGOの脱力系事務局長がオススメする書籍『寝ながら学べる構造主義』 https://eedu.jp/blog/2017/07/28/usui_books03/ https://eedu.jp/blog/2017/07/28/usui_books03/#respond Fri, 28 Jul 2017 05:08:46 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44704 みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。 前回の記事では、NGO特有の人材育成領域と「これからの社会」を考えるための視点をご紹介しました。 今回も引き続き、なかなかイメージしずらい「国際協力NGO […]

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みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。

前回の記事では、NGO特有の人材育成領域と「これからの社会」を考えるための視点をご紹介しました。

今回も引き続き、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しつつ、現在の仕事に役立っているなと感じたオススメ書籍をご紹介していこうと思います。

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社会的インパクト評価を組織に根付かせる

NPOは利潤の追求ではなくミッションの達成を目的として存在しています。利潤の追求が目的であれば「売上高」や「営業利益」などが分かりやすい成果指標になりますが、NPOの成果は団体ごとに千差万別です。

また各団体の中で成果指標の設定方法をめぐり意見が割れてしまったり、あるいは成果の測定が難しく指標化ができないまま活動をしていたりする団体も少なくありません。

そうした難しさを抱えるNPOセクターにおいて、最近注目を集めている手法の一つに「社会的インパクト評価」というものがあります。

▼社会的インパクトとは
短期、長期の変化を含め、当該事業や活動の結果として生じた社会的、環境的なアウトカム
▼社会的インパクト評価とは
社会的インパクトを定量的・定性的に把握し、当該事業や活動について価値判断を加えること
「社会的インパクト評価イニシアチブ」WEBサイトより引用)

団体が掲げるミッション達成のために必要な戦略や戦術を磨き上げ、そして定期的な振り返りを通して事業を改善していく「成長する組織」の文化醸成も、私たち国内の本部機能が担う役割の一つです。

ロジックモデルで事業を改善

Social Impact Day 2017

社会的インパクト評価に関するカンファレンスに登壇

6月29日に開催された社会的インパクト評価に関するカンファレンス「Social Impact Day 2017」(主催:社会的インパクト評価イニシアチブ)に登壇し、e-Educationの事例を発表してきました。

このカンファレンスでは、内閣府の調査事業の一環として全国6か所で開催された「社会的インパクト評価実践研修」の参加団体から選抜された7団体が、それぞれ作成したロジックモデルの内容を中心にプレゼンテーションし、参加者からの質問も交えながらパネルディスカッションを行いました。

Logic Model e-Education

ミャンマープロジェクトを事例にロジックモデルを作成

ロジックモデルとは、自団体の受益者を明確化し、成果を時間軸(短期/長期など)で区切り整理することで、団体それぞれの活動がどのようなプロセスで成果に繋がっていくのかを分かりやすく示したものです。

そして、ロジックモデルで設定した各項目が指標化できるかそれぞれ吟味し、指標化する場合はその測定方法についてもブレないよう確定します。

これにより、成果指標のモニタリングを通じて事業の改善が可能になるという「ゼロをプラスにする」利点があるだけでなく、指標化しない(できない)項目についても組織内で認識共有することで事業推進上のロスを防ぐという「マイナスをゼロにする」利点もあるのです。

 

自分たちの活動は、本当に求められているものなのか

ロジックモデルを作成し事業を展開していくスタイルは、これから5年や10年のうちにNPO/NGOだけでなく多くの企業にも浸透していくのは確実な、とても意義のある取り組みであり概念です。

しかし、このロジックモデルは「とにかく作れば良い」ものではなく、取り扱いには気力と技術が必要だと考えています。特に、文化も言語も宗教も異なる相手と手を取り合って活動を行っていく国際協力という領域では尚更です。

「自分たちが成果として設定しているものは本当に適切か?」
「AというアクションがBという結果につながると想定しているがそれは本当か?」

ロジックモデルの作成段階でも、そして作成した後に事業を推し進める段階でも、常に自分たちを客観的に見つめ続ける必要があります。

そこで今回は、途上国支援の取り組みが「先進国による押し付け」になってしまわないよう意識すべき姿勢が学べる書籍『寝ながら学べる構造主義』をご紹介します。

構造主義の考え方は、日常のあらゆる場面にも応用可能な内容なのでオススメです。

人間はどのようにものを考え、感じ、行動するのか?

この本は、入門者のための構造主義の易しい解説書というコンセプトで執筆されています。

所々に落語的解説を挟むという進行で丁寧に説明をしてくれますが、タイトルの「寝ながら学べる」はやや言い過ぎかなというところ。しっかりと一冊読みきるのはそれなりにタフでしたので、これから読む方はご注意を。

さて、それではここからこの本で学んだことについて、一部参考になった箇所を引用しつつご紹介します。

(1) 構造主義とは?

 構造主義というのは、ひとことで言ってしまえば、次のような考え方のことです。
私たちはつねにある時代、ある地域、ある社会集団に属しており、その条件が私たちのものの見方、感じ方、考え方を基本的なところで決定している。だから、私たちは自分が思っているほど、自由に、あるいは主体的にものを見ているわけではない。むしろ私たちは、ほとんどの場合、自分の属する社会集団が受け容れたものだけを選択的に「見せられ」「感じさせられ」「考えさせられている」。そして自分の属する社会集団が無意識的に排除してしまったものは、そもそも私たちの視界に入ることがなく、それゆえ、私たちの感受性に触れることも、私たちの思索の主題となることもない

ここに書かれているような構造主義の定義を見て、「何を当たり前なことを?」と感じた人も多いのではないでしょうか?

それもそのはずで、この本の第1章の冒頭は「思想史的な区分によりますと、いま私たちが生きている時代は『ポスト構造主義の時代』と呼ばれています。」という説明から始まります。

つまり私たちは、上記のような構造主義の思考方法があまりにも深く(わざわざ認識すらしないほどに)浸透し、「自明なもの」になっている時代を生きているということです。

自明なものは改めて意識することが実は難しく、だからこそ自分の常識を拡張して他者に適用してしまわないような謙虚さを「意識して」持ち続けるために技術や姿勢を学ぶ必要があります。

(2) ニーチェの卓越した共感能力

技能の伝承に際しては、「師を見るな、師が見ているものを見よ」ということが言われます。弟子が「師を見ている」限り、弟子の視座は「いまの自分」の位置を動きません。「いまの自分」を基準点にして、師の技芸を解釈し、模倣することに甘んじるならば、技芸は代が下るにつれて劣化し、変形する他ないでしょう。

(それを防ぐには)師その人や師の技芸ではなく、「師の視線」、「師の欲望」、「師の感動」に照準しなければなりません。師がその制作や技芸を通じて「実現しようとしていた当のもの」を正しく射程にとらえていれば、そして、自分の弟子にもその心像を受け渡せたなら、「いまの自分」から見てどれほど異他的なものであろうと、「原初の経験」は汚されることなく時代を生き抜くはずです。

この本の第1章では、どのような思想史的文脈の中で構造主義が誕生したかを丁寧に解説しています。そこで取り上げられている思想家の1人がニーチェです。

ニーチェはもともと古典文献学という「異なる時代の異なる地域・文化の情報を、今の自分が持っている知識や感性を一旦排除して受け取る」という特殊な心構えをを求められる学問において研究者としての歩みを開始しました。

筆者はニーチェの共感能力を示すエピソードをいくつか紹介し、上記の「技能の伝承」という現代に通じるトピックと照らし合わせながらその卓越さを解説しています。

(3) レヴィ=ストロースが否定した”優劣”

 『野生の思考』の冒頭に、ある人類学のフィールドワーカーが現地で雑草を摘んで「これは何という草ですか?」と現地の人に訊ねたら大笑いされた、というエピソードが引かれています。何の役にも立たない雑草に名があるはずもないのに、それを訊ねる学者の愚行が笑われたのです。
ソシュールの用語で言えば、この雑草はこの部族では「記号」として認知されていなかったのです。それは彼らに植物学的な知識がなかったという意味ではありません。それぞれの社会集団はそれぞれの実利的関心に基づいて世界を切り取ります。漁労を主とする部族では水生動物についての語彙が豊かであり、狩猟民族では野獣の生態にかかわる語彙が豊かです。

この本の後半では、「構造主義の四銃士」という異名をとる4人の思想家を1章ずつ使って紹介し、その業績や思想史的な意義を丁寧に解説します。

構造主義の四銃士とは、ミシェル・フーコー(第3章)、ロラン・バルト(第4章)、クロード・レヴィ=ストロース(第5章)、そしてジャック・ラカン(第6章)です。

この中でも特に、「未開社会」のフィールドワークを資料とする文化人類学者レヴィ=ストロースの主張には、国際協力に携わる者にとって非常に示唆深い内容が含まれています。

彼は、「未開人の思考」と「文明人の思考」の違いは発展段階の差ではなく、そもそも「別の思考」なのであり、比較して優劣を論じること自体無意味であると結論づけます。ここでは文明と隔絶された未開の地を例示していますが、先進国と途上国の間にももちろん同じことがいえるでしょう。

いかがだったでしょうか?

今回はややアカデミックな内容でしたが、難しく考えすぎずに捉えてみると、この視点は親子間であったり上司/部下の間でのやりとりや、はたまた交渉ごとなどのビジネスシーンにも通じるものだと気付くのではないでしょうか?

これからも、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しながら、オススメ書籍をご紹介していこうと思います。

それでは、次回もお楽しみに。

紹介した書籍について調べる »

【最高の授業を世界の果てまで届ける仲間を募集中!】現在私たちe-Educationは新しい職員を募集しています。採用ポストは「海外プロジェクトマネージャー」「国内事務局ファンドレイザー」の合計2名。ご興味のある方は下記をご覧ください。
職員募集内容を確認する »

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https://eedu.jp/blog/2017/07/28/usui_books03/feed/ 0
【e-Education正職員募集】日本を代表する国際協力NGOを目指し共に挑戦する仲間を募集します! https://eedu.jp/blog/2017/07/02/recruit_staff_2017s/ https://eedu.jp/blog/2017/07/02/recruit_staff_2017s/#respond Sun, 02 Jul 2017 04:12:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44418 「最高の授業を、世界の果てまで届ける」 私たちNPO e-Educationは、このミッションの実現に向けて、7年以上にわたりバングラデシュをはじめとした途上国で教育支援を行ってきました。 2014年に法人化して以来、国 […]

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recruit_staff_2017s

「最高の授業を、世界の果てまで届ける」

私たちNPO e-Educationは、このミッションの実現に向けて、7年以上にわたりバングラデシュをはじめとした途上国で教育支援を行ってきました。

2014年に法人化して以来、国内・海外での事業やプロジェクトが急激に拡大してきており、そのスピードをさらに高めていくために、新たに正職員を募集することにしました。

SPONSERD LINK

今回の募集は、国内事業担当1名、海外事業担当1名の計2名。これからのさらなる事業拡大に向けて、組織の成長を牽引して頂く大切なポストです。

興味のある方は、ぜひ以下の募集要項をお読み頂き、応募をご検討ください!

正職員採用へ応募する »

募集要項

職種(採用人数)

国内事業担当(1名)
海外事業担当(1名)

勤務地・出張

・東京オフィスもしくは大阪オフィス
・海外事業担当は、アジアのプロジェクト地に対して、年間複数回の出張
※プロジェクト展開国はアジア6カ国(バングラデシュ、フィリピン、ミャンマー、ネパール、インドネシア、ラオス)
※今後変更の可能性があります。

業務概要

  • <国内事業>
  • 国内でのイベントや広報活動を通して支援の輪・挑戦の輪を拡大していくと共に、本部機能を強化していくことが主な業務です。

    ■ファンドレイズ施策のディレクション
    新規寄付者の獲得、既存支援者のサポートを含め、組織の成長を支える仲間を集めるファンドレイズ施策のディレクションを管轄します。
    ■国内イベントの企画・運営
    活動報告会や他団体とのコラボレーションイベントなどを企画・運営し、直接の情報発信や支援者の方々との交流機会を創っていきます。
    ■オウンドメディアの運用
    ブログメディア「トジョウエンジン」の戦略立案および運用チームの業務管理を担当します。
    ■事務局業務(広報・人事等)の補佐
    SNSを通じた情報発信や採用・研修に関する業務などについて、事務局長の補佐および国内担当インターンのマネジメントを担当します。

  • <海外事業>
  • 海外の複数のプロジェクト案件のマネジメント、事業推進を行なうのが主な業務です。

    ■JICAや外務省との連携事業推進
    プロジェクト展開のため、JICAや外務省の案件形成からプロポーザル及び報告書作成などを担当します。
    ■企業との協働を通じたソーシャルビジネス創出
    日系企業とe-Education現地パートナーとを繋ぎ、プロジェクトとシナジーの高いソーシャルビジネスを創出します。
    ■海外で展開しているプロジェクトのマネジメント
    現地パートナーや海外現地インターン生とコミュニケーションをとり、活動の計画策定や事業の推進を行います。
    ■現地出張にてパートナーとの連携強化や事業推進
    必要に応じて現地へ訪問し、様々な課題解決や契約の締結、事業の継続拡大に向けた現地組織強化を行います。

    求める人物像

    《必須》

    • e-Educationの理念や活動に原体験を持って共感してていること
    • 途上国の教育課題解決に対して強い想い・情熱を持っていること
    • パートナーと信頼関係を築くための会話(英語)力がある方
    • 約束を大切にし、一つ一つ確実にやり遂げることができる方
    • 想いと責任を持って最後まで諦めないタフな方
    • 急成長中の組織の一員として常に挑戦するマインドがあること

    《以下の方は優遇》

    • 民間企業での実務経験が2年以上あり、プロフェッショナルとしての高い意識があること(プロジェクトマネジメントの経験があるとなお可)
    • (国内担当)NPO等でのファンドレイズ業務の経験が2年以上ある方(特にウェブマーケティング業務の経験があるとなお可)
    • (海外担当)教育事業や国際協力等に関連する経験が2年以上ある方(途上国の貧困地域に駐在していた経験があるとなお可)

    待遇

    • 給与:月給25万円〜(経験、能力等を考慮のうえ決定)
    • 各種社会保険完備
    • 国内外出張に伴う渡航費、海外旅行保険を別途支給

    勤務開始時期

    2018年4月(応相談)

    募集期間

    2017年7月2日(日) 〜 7月31日(月)まで

    応募方法・お問い合わせ

    以上の募集要項を確認いただき、ぜひ参加したいと決意して下さった方は、以下の応募フォームよりお申し込みください。

    ご応募は、こちらからお願いします。

    また、お問い合わせについては、件名を下記のようにご記入の上、本文をお書きいただき、info[at]eedu.jpまでご連絡をお願い致します。
    ※[at]は@に変換して下さい。
    件名:【正職員採用への応募】[お名前(フルネーム)]

    選考プロセス

    1. 書類選考(応募頂いた方へ選考書類をお送りします)
    2. 面接(書類審査通過者のみ)

    最後に

    世界にはまだまだ様々な問題があり、学びたくても学べない子どもたちがそこにいます。道なき道を進み、1つずつ課題を解決していくしかありません。私達e-Educationとともに挑戦を続け、一緒に最高の授業を世界の果てまで届けましょう!

    熱い意思を持った方の応募をお待ちしております!

    正職員採用へ応募する »

    採用説明会を開催します!

    staff_recruit_seminar2017s

    今回の職員採用に合わせて、東京・大阪の2箇所で採用説明会を開催します。

    ご都合のつく方は、ぜひ申し込みの上、ご参加ください!

    日時

    東京会場:2017年7月14日(金)19:00~21:00(18:45受付開始)
    大阪会場:2017年7月15日(土)15:00〜17:00(14:45受付開始)

    場所

    e-Education東京オフィス:千代田区東神田1-2-8赤塚ビル2階
    e-Education大阪オフィス:大阪市都島区東野田町3-1-5アメニティ京橋504号室

    申込・問い合わせ

    info@eedu.jp(担当:薄井、吉川)

    概要

    途上国での映像教育支援や企業提携事業を担当する「海外プロジェクトマネージャー」、及び、ファンドレイズ施策の立案・実行を行う「国内ファンドレイザー」の業務・待遇等について、実際にその業務に関わる者から詳しくご説明をさせていただきます。

    あまり知られていない国際協力NGO職員の具体的な業務や働き方を、少人数の説明会を通じて詳しく知っていただける場になればと思っております。よろしければぜひ説明会にご参加ください!

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    https://eedu.jp/blog/2017/07/02/recruit_staff_2017s/feed/ 0
    ルールを描けばゲームに勝てる!国際協力NGOの脱力系事務局長がオススメする書籍『佐藤可士和の新しいルールづくり』 https://eedu.jp/blog/2017/06/10/usui_books02/ https://eedu.jp/blog/2017/06/10/usui_books02/#respond Sat, 10 Jun 2017 04:15:47 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=44141 みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。 前回の記事では、国際協力NGOがビジョンに向けて強い推進力を持ち続けるために必要な視点や思考法についてご紹介しました。 今回も引き続き、なかなかイメージし […]

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    usui_book2

    みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。

    前回の記事では、国際協力NGOがビジョンに向けて強い推進力を持ち続けるために必要な視点や思考法についてご紹介しました。

    今回も引き続き、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しつつ、現在の仕事に役立っているなと感じたオススメ書籍をご紹介していこうと思います。

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    企業と少し違う、NGO特有の人材育成領域

    複数の途上国に拠点を持ち活動しているe-Educationでは、海外事業に多くの人員が配置されており、日本の本部機能は少数精鋭で限りなく効率的に運用する必要があります。

    その本部機能の中で最も重要と断言できる分野が「採用&人材育成」です。e-Educationが行う教育支援において、もちろん資金や技術も大切な要素ですが、それ以上に「人」こそがe-Educationの資産とも言えます。

    ここでNGOが企業と異なるのは、有給の職員だけでなく、ボランティアスタッフ(学生インターン含む)の皆さんへ成長の機会やかけがえのない経験を提供し、組織が持つエネルギーを「大きく」そして「ぶ厚く」することを目指す点です。

    voyage_3pno

    昨年は国際協力NPO3団体で合同イベントを開催

    e-Educationの活動には20代や30代の若い世代が多く参画してくれており、私も時には採用担当者として、そして時には相談受付係として、いろんな顔で彼らと関わっています。

    そうした中で、大学を休学して1年間途上国で活動するインターン生から、働きながら週末などを利用して広報協力してくださる社会人ボランティアの方まで、多くのe-Eduationメンバーに共通するポイントがあるなと感じています。

    それは、世界と日本の両方に課題意識を持っていることと、新しい価値を創造(もしくは提示)したいという意志が強いことです。

    guest_speaker_waseda

    母校・早稲田大学でゲストスピーカーを務めた時の様子

    これからの日本と世界を見据えて

    現在20代や30代のボランティアスタッフの方々にとって、「これから一個人としてどのように生きていけば良いのか」というトピックはとても重要です。

    e-Educationとの関わりを通じて何かしらの「気づき」や「ポジティブな変化」を得てもらえたら良いなと思い、インターン選考に工夫を凝らしたり、活動の中に様々な形で対話の機会を差し込んだりと、常に組織を改変してきました。

    そして、私自身20代のひとりの日本人として、これからの変化の多い時代に対応できるようインプットとアウトプットの両方で感覚を鋭くするよう努めています。活動内容や制度だけでなく職員一人一人が魅力的であることが、冒頭の「エネルギーを”大きく”&”ぶ厚く”」にとって最善手だと感じているからです。

    そこで今回は、「これからの社会」と「これからの私たち」について深い示唆に富み、日々を過ごす上での重要な視点を学んだ書籍『佐藤可士和の新しいルールづくり』をご紹介します。

    ルールを描けばゲームに勝てる

    この本では、幅広い世代で人気の高い佐藤可士和さんと齋藤孝さんが、「世界はすでに新しいルールで走り出している」という前提に立ち、対談形式でこれからの生き方や一個人としての在り方を深く探究していきます。

    ここからは、この本から学んだことについて一部参考になった箇所を引用しつつご紹介します。

    (1) ルールを捉え直してゲームに向き合う

    ここで言うルールとはゲームの細かい規定ではありません。そもそもどうやったら勝ちなのか、何をもってして勝ちとするかなど、根本的な勝負の構造をどう構築するかということを言っています。

    やっぱり基本は「好き」でいいと思うんです。大事なのは自分の「好き」に自信を持つこと。たとえばこのコップを「あ、これ、好きだな」と思ったということは、少なくともこれを作ったデザイナーとはコミュニケーションができているってことですよね。

    ルールとはただ単純に従うべきものではなく、自分で考えつくっていくものであるときちんと認識できている人はどれだけいるでしょうか?

    与えられたルールの中での競争ではなく、「皆さん、私の考えたこの新しいルールってとても良いと思いませんか?」という発信を、利己的でなく利他的な文脈でできる人材が求められていると私は受け取りました。

    (2) あたり前からの脱却方法

    新しいルールをつくるためには、あたり前を疑うことが必要です。そしてあたり前を疑うためには、普段からあたり前のことを言わない、聞かない、考えない、ということも重要かな、と思います。「あたり前」の癖がついてしまうと、なかなかその枠から抜けられない。

    質問についても、三つ考えて、その中から一つ選んで言えば、かなりまともな質問ができるんですよ。(中略)それと同じでアイディアも思いついて、すぐ言っちゃう人っていると思うんですよ。それを「ちょっと待ってみる」と。「三つ考えてから一つ言おう」という、その練習をしておくといいかな、と思いますね。

    いわゆる「アイデアマン」と称される人たちを深く観察してみると、必ずしも「天性の発想力」に支えられているわけではなく、純粋に「思考量」や「視点の数」が多いことに気付かされます。

    日々の心がけが積み重なり、数年の間に気づいたら大きな差になっているという代表的な事例だと思います。

    (3) 「バランス」と「平均」は違う

    バランスというのは漢語でいうと「中庸」ですね。平衡感覚というよりは、「中庸」なんです。「中庸」は「一番いいところ」という感じです。(中略)極端なものって、結局、生物界では不利になるんですよ。生き残る可能性が低い。

    (「中庸」という表現は、)バランスというと、多くの人が「真ん中をとる」とか「平均」というように思っている誤解をとくのに非常にわかりやすいですね。

    新しいルールをつくると言っても、それは決して「社会通念を無視した極端な発想」ではありません。むしろそれとは真逆であると言及されています。必要なのは「多くの人に受け入れられるルール」をつくり出す力なのです。

    いかがだったでしょうか?学生にも若手社会人にも、そしてそうした若手をマネジメントする立場にあるベテラン社会人の方々にも参考になる点があったのではないでしょうか?

    これからも、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しながら、オススメ書籍をご紹介していこうと思います。

    それでは、次回もお楽しみに。

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    https://eedu.jp/blog/2017/06/10/usui_books02/feed/ 0
    100年に1度の教育改革の現場を体感しよう!e-Educationフィリピンフィールドワーク ’17を開催します【8月24日〜9月1日】 https://eedu.jp/blog/2017/06/02/philippines_fieldwork_2017/ https://eedu.jp/blog/2017/06/02/philippines_fieldwork_2017/#respond Fri, 02 Jun 2017 11:33:57 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43604 こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。 私たちは、「世界の果てまで最高の授業を届ける」というミッションのもと、映像授業によって一人でも多くの子どもたちが”最高の授業”を届ける活動を […]

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    phillipines_fieldwork2017

    こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。

    私たちは、「世界の果てまで最高の授業を届ける」というミッションのもと、映像授業によって一人でも多くの子どもたちが”最高の授業”を届ける活動を行っています。現在はアジア6カ国において、現地メンバーや多くの協力者とともに、日々課題解決に向けて取り組んでいます。

    このたびe-Educationは、実際に活動地を訪れ、教育課題の実態を調査したり、映像授業が活用されている学校を一緒に見てまわるフィールドワークを企画いたしました。

    今回の対象国はフィリピン。現在「100年に1度」と称される教育制度改革の真っ只中の国です。活動地であるフィリピンのカミギン島を訪れ、教育の現場を見て、フィリピンの生活を体感することができます。

    また、同じ志や問題意識を持った素敵な仲間との出会いもフィールドワークの醍醐味です。「途上国の農村の教育現場を見てみたい」、「教育支援のNGOがどのように活動しているのか学びたい」という思いを持った皆さんとともに、現地で充実した活動ができることを楽しみにしています。

    みなさんのご参加を心よりお待ちしております。

    ※本プログラムは、ミンダナオ島西部の治安状況の変化を受け、開催を中止させていただきます。

    フィールドワークに申し込む »

    SPONSERD LINK

    100年に1度の教育改革に取り組むフィリピン

    c

    7,000以上の島からなるフィリピン共和国。そのフィリピンが今100年に1度の教育改革に取り組んでいます。

    フィリピンは2012年までアジアで唯一小学校~高校まで10年制を導入していました。しかし、他の国は18歳で高校卒業するのに対し、フィリピンは16歳で高校を卒業するのです。これでは、私たちが12年かけて学習する内容をカバーすることができません。

    この10年制が壁となり、基礎学力の低さ、海外との学力格差、3T不足(教師・教科書・教室)などが問題となってきました。これらの問題に対処し、国連が掲げる”Education for All”(万人のための教育)を達成させるために、100年に1度の教育改革と言われるK-12(12年制)が導入されました。ついにフィリピンの快進撃が始まったのです。

    しかし、その改革からこぼれ落ちてしまっている子どもたちがいることも現実です。私たちはそんな子どもたちを応援するために活動しています。

    今回訪れるカミギン島には、家庭の経済状況、学校と家の距離が遠いなどの理由で、進学を諦めざるを得ない状況に追い込まれた子どもたちがいます。

    途上国の実態を知り、どうすれば解決に一歩でも近づけることができるのかを、今回のフィールドワークでみなさんと一緒に考えて、アクションを起こしていきたいと思っています。

    camiguin_island

    今年3月に実施いたしましたネパールフィールドワークとは打って変わって、熱帯ならではの大自然がみなさんを待っています。透き通った海の水、壮大な滝、天然の水が湧く自然のプール、物思いにふけたくなるような夕焼け、日本では見れないような満点の星空、あらゆる自然がカミギン島という小さな島には詰まっています。日本とは全く異なる途上国の生活を体験してみませんか。

    そして、現地の人のあたたかさもまたカミギン島の大きな魅力です。カミギン島は小さな島で人口も決して多くありません。そのため、島の人はだいたい知り合いというほどです。日本人が大好きで、何か困っている時や一人でいる時は声をかけてくれます。ここ最近で一番島を騒がせた事件を聞けば「チキンが盗まれた(いなくなった)こと」と返ってくるほど、カミギン島は平和な島です。

    今回は様々なアクティビティを通して、またカミギン島に戻ってきたくなる、そんな旅を提供いたします。

    e-Educationだからこそできる旅

    今回のフィールドワークのポイントを3点ご紹介します。e-Educationのフィールドワークだからこそ体験できること、出会える仲間、触れることのできる世界があると思っています!

    【1】途上国の教育現場、プロジェクト現場を訪問

    camiguin_classroom

    2012年から開始したフィリピンミンダナオ島でのe-Educationプロジェクト。現地パートナーや協力してくださった先生方とのディスカッションを行ったり、実際に活用している生徒の様子を見にいきます。孤島で暮らす子どもたちに最高の授業を届けるために何が必要なのか、私たちに何ができるのかを一緒に考えましょう。

    【2】途上国の毎日の生活を体験

    camiguin_village

    旅行で訪れてもなかなか経験することが難しい、日本の生活とは全く異なる農村部での生活。日本では当たり前すぎて気が付かないことを考えるきっかけとなるはずです。皆さんもカミギン島に流れるゆったりとした時間の中に身をゆだねてみませんか。

    【3】現地の課題やニーズを知り、対話を通して考えを深める

    camiguin_partner

    途上国の教育現場を実際に見学し、現地の人と交流することを通して、自分の五感でフィリピンを感じることができます。外部者であるからこそ見えてくるような現地の課題やそれに対するアプローチを現地の人たちと一緒に考えてみませんか。カミギン市長や教育長とも直接話し合う機会を設ける予定です。

    くわえて、当フィールドワーク参加者のみなさん同士の交流も大切にしています。自然に囲まれながら、バックグラウンドが異なる方々との対話を通して、参加者同士の仲が深まるだけでなく、改めて自分を見つめ直すことのできる貴重な機会になるはずです。そして、フィールドワークが終わる頃にはかけがえのない仲間になっていることでしょう。

    プログラム概要

    現地活動期間
    2017年8月24日〜2017年9月1日
    *途中からの参加や一部日程のみの参加をご希望の方はご相談ください。

    活動場所
    カミギン島

    参加資格
    18歳以上

    参加費用
    プログラム参加費 88,000円 (※早割:5,000円引き)

    <プログラム参加費に含まれるもの>
    現地での宿泊費・食費・交通費、研修・コーディネート費

    <プログラム参加費に含まれないもの>
    航空券代(目安:50,000~75,000円)、ビザ申請費、海外旅行保険、各自お土産等の費用

    推奨利用フライト

    【往路】

    バニラエア(JW601)
    8月24日(木) 10:30 成田発 → 14:30 セブ着

    セブパシフィック航空(DG6693)
    8月25日(金) 9:45 セブ発 →  10:30 カミギン島着

    【復路】

    セブパシフィック航空(DG6694)
    9月1日(金) 10:50 カミギン島発 → 11:30 セブ着

    バニラエア(JW602)
    9月1日(金) 15:30 セブ発 → 21:00 成田着

    定員
    15名
    *定員に達し次第、受付を締め切らせて頂きます。

    最少催行人数
    8名

    申し込み〆切
    2017年7月10日
    (早割〆切日は6月30日)

    スケジュール

    phillipines_fw2017_schedule_2

    ※スケジュールは変更の可能性があります。

    お申し込み

    フィールドワークへのお申し込みは、こちらの申込みフォームからお願いします。

    ※本プログラムは、ミンダナオ島西部の治安状況の変化を受け、開催を中止させていただきます。

    お申し込み後の流れ

    申込みフォームをご記入いただいた方には、e-Educationスタッフよりメールにて「プログラム申込書」及び「参加費のお支払い方法のご案内」をお送りいたします。プログラム申込書の提出と参加費のお支払いをもって、申し込み完了となります。
    ※参加手続き完了後のキャンセルは、現地コーディネートの手配等の都合上、キャンセル料が発生する場合がございますので、ご了承ください。

    申し込み完了後、担当スタッフと一度面談の機会を設けさせていただきます。フィールドワークにあたっての諸注意やフライトスケジュールなどについて(遠方の方はスカイプ等を活用して)ご説明させていただきます。

    なお、8月5日(土)に参加予定者の皆さまの事前説明会・研修会を予定しております。

     

    本プログラムへの疑問・質問がございましたら、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

    お問い合わせ先:info [at] eedu.jp (担当:薄井)
    ※上記 [at] の部分を@マークに変えて送信ください。

    皆様のお申し込みを心よりお待ちしております!

    ※本プログラムは、ミンダナオ島西部の治安状況の変化を受け、開催を中止させていただきます。

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    ビジョンの響きに、甘えていませんか?国際協力NGOの脱力系事務局長がオススメする書籍『プロデュース能力』 https://eedu.jp/blog/2017/04/28/usui_books01/ https://eedu.jp/blog/2017/04/28/usui_books01/#respond Fri, 28 Apr 2017 08:22:06 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=43250 みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井大地(うすいだいち)です。 2009年、当時大学3年生でバングラデシュを訪れて以来、アジアの開発途上国での教育及び環境プロジェクトに携わり約8年。現在は、各国を飛 […]

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    usui_books01

    みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井大地(うすいだいち)です。

    2009年、当時大学3年生でバングラデシュを訪れて以来、アジアの開発途上国での教育及び環境プロジェクトに携わり約8年。現在は、各国を飛び回りプロジェクトを推進するe-Education職員たちを支える「自称・東京お留守番係」として、日々業務に取り組んでいます。

    このトジョウエンジンでは、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しつつ、現在の仕事に役立っているなと感じたオススメ書籍をご紹介していこうと思います。

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    代表〜職員〜サポーターが同じ1枚の絵を見られるか

    代表の右腕「事務局長」として果たすべき役割は何かと聞かれた際に、私はよく「まとめ役」「つなぎ役」と答えています。

    ビジョンやミッションをどれだけ綺麗な文章に落とし込んでも、10人いれば10通りの方法で受け止められ、解釈され、そしてそれぞれの行動に移されます。

    それらが時間とともに1つの強力な力として結集されていくのか、はたまた年々ほころびが大きくなりバラバラになっていくのか。ここに「まとめ役」「つなぎ役」の腕の見せ所があると思っています。

    kaigi

    昨年3人だった職員も気がつけば6人に

    例えば、意識をして行なっている仕事として次の3点があります。

    1. 代表者の思考を、現場に浸透する言葉に”翻訳”する
    2. 暗黙知で許されてきたことを明文化する
    3. 既存の業務をシステム化・サイクル化する

    これらの仕事は、「代表」が担うことが出来ないだけでなく、「海外担当職員」「国内担当職員」いずれも目まぐるしく変化する日々の業務に追われている状態ではなかなか着手出来ない仕事です。

    こうしたいわゆる「グレーゾーン」に落ちてしまう業務を拾い上げ、エネルギーのロスを最小限にする。そうすることで「チーム全員で共有する1枚の絵」が見えてきて、その絵が多くの人々の心を掴み、大きな支援の輪の創出へと繋がっていくのです。

    supporters

    職員だけでなく、サポーター皆さんとも同じ絵を描かなければなりません

    完璧があり得ない中で、どのように最善を尽くせるか

    しかし、どんなにうまく組織運営しようとしても、絶対の答えはありません。

    海外の現場を飛び回り現地パートナーや生徒たちと接している海外担当職員と、様々な公的手続きや支援者の方々と交流をしている国内担当職員との間に、前提知識や見えている景色の差が無くなることはありませんし、それにより意識やモチベーションがすれ違う事態も基本的には避けられません。

    そこで今回は、常に完全な組織はないという意識のもと、できる限り「ビジョンに向けて強い推進力を持つ組織であり続ける」ために必要な視点と思考法を学んだ書籍『プロデュース能力 ビジョンを形にする問題解決の思考と行動』をご紹介します。

    問題解決とプロデュース

    「ビジョン」とセットで「プロデュース」が求められるという本書のメッセージは非常に明確。組織運営の一端を担う者としてすぐに実行できるアクションや心がけをたくさん学びました。

    特に重要なのは、「ビジョン」という言葉を曖昧に捉えず、その存在意義までさかのぼって理解することでした。

    以下、本書から学んだことについて一部参考になった箇所を引用しつつご紹介します。

    ①プロデュースとプロデュース思考

    プロデュースとは、「一つのビジョンのもとに、人々の力を借りて『新しい何か』を創りだし、現状を変えること」

    「自分の思いに従って自分ができるプロデュースをやり、自分の所属する会社やお客さまや社会に役立つように着地させてやればいい。だから、まずは一歩踏み出そう」と考えるのがプロデュース思考である。

    「組織」ではなく「自分」を主語に置く習慣を取り戻すことが、ひいては組織のパフォーマンスを最大化させるということを、この2年間の実践で再確認しました。

    プロデュース思考は、合理的な思考だけでは乗り切れない局面で特に力を発揮します。

    ②ビジョンの正しい認識

    「思い」と「ビジョン」の間に、大きな差はない。
    個人の思いに共感が集まり、「私もその思いの実現を応援したい」という人が多数現れてきたとき、「思い」より「ビジョン」のほうが言葉としてふさわしいかもしれない、という程度の違いである。

    途中で何か想定外のことが起きても、思っていた方法がうまくいかなかったとしても、予定していた順番が狂っても、どんなに回り道をしても、最後にそこに行き着けばいいというのがビジョンである。

    NPOに限らず、組織の大目的をきちんと共有しているのになぜか認識に齟齬が出るということはありませんか? 「ビジョン」などの言葉で意味するところは、人によって違うものです。

    上記の定義が絶対ではありませんが、「自分はこういう意味・ニュアンスでビジョンという言葉を使っている」ときちんと表明するだけで、他者と目線をすり合わせることが容易になることは多いです。

    ③難しく考えない

    プロデュースは、自分のなかにある自由で遊び好きな子供の要素を大事にして、大人社会で新しいものを創造したり、大人社会のおかしなところを変革したりすることを企てる作業だということもできる。

    物事を難しくしているのは実は自分自身だった、というのはよくある話。前述の通り「完全な組織はない」という意識を前提として、ポジティブに新しい一手を打ち続けるために必要な物事の捉え方を持つことは重要です。

    以上、いかがだったでしょうか?NPOやNGOで働いている人でなくても、参考になる点があったのではないでしょうか?

    これからも、なかなかイメージしずらい「国際協力NGOの国内業務」を解説しながら、オススメ書籍をご紹介していこうと思います。

    それでは、次回もお楽しみに。

    紹介した書籍について調べる »

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    https://eedu.jp/blog/2017/04/28/usui_books01/feed/ 0
    【7月14日(木)申込〆切】e-Education発祥の地を訪れる!バングラデシュ視察プログラム参加者を募集します!【2016年8月24日〜8月31日】 https://eedu.jp/blog/2016/06/10/bangladesh-fieldwork/ https://eedu.jp/blog/2016/06/10/bangladesh-fieldwork/#respond Fri, 10 Jun 2016 03:34:34 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=41348 みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。いつもトジョウエンジンを読んでいただき、ありがとうございます。 これまで読者の皆様より、e-Educationの活動地域を訪れたいというご希望や、活動してい […]

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    bangladesh program3

    みなさん、こんにちは。e-Education事務局長の薄井です。いつもトジョウエンジンを読んでいただき、ありがとうございます。

    これまで読者の皆様より、e-Educationの活動地域を訪れたいというご希望や、活動している現地の仲間たちや生徒たちと交流したいという嬉しい問い合わせを頂いてきました。

    今回は、昨年1月に実施したミャンマーでのフィールドワークプログラムに続く待望の第2弾。バングラデシュ視察プログラムのご案内です。

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    現地視察プログラムの特徴

    bangladesh program1

    本プログラムは、e-Education創業の地であるバングラデシュのハムチャー村(チッタゴン管区チャンドプール県)を訪れ、映像授業を届けている教室の視察や生徒たちとの交流の機会をご提供します。

    e-Education代表・三輪、そして現地プロジェクトリーダーらが現地日程に同行し、バングラデシュの目覚ましい発展やその裏にある課題について詳しいレクチャーを受けられる非常に濃密なプログラムになっています。

    また、「視るだけ・行くだけ」ではなく、渡航前研修も充実の内容。プログラム前に計2回の事前研修を設け、参加者同士の交流やワークショップを実施します。渡航前の準備をしっかりと行うことで、不安を解消するとともに現地での学びも深まります。

    実施スケジュール

    募集期間

    2016年6月30日(木) 一次募集締め切り
    2016年7月14日(木) 二次募集締め切り
    ※一次募集期間にお申し込みいただいた方には早割(参加費5,000円引き)が適用されます。
    ※一次締切で募集定員(15名)に達した場合、二次募集を行わない可能性があります。

    プログラムへのお申込はこちらから »

    渡航前研修(東京都内にて実施予定)

    第1回:2016年8月6日(土)
    第2回:2016年8月20日(土)

    プログラムスケジュール

    8月24日(水) ダッカ空港集合 ※日本出発は前日8月23日(火)
    8月31日(水) ダッカ空港解散 ※日本帰国は翌日9月1日(木)

    FW in Bangladeshスケジュール

    プログラム詳細

    活動場所

    ハムチャー村(チッタゴン管区チャンドプール県)、ダッカ、東京(国内研修)

    募集人数

    定員15名
    (最少催行人数8名)

    参加費用

    88,000円(税込)
    ※早割:83,000円(5,000円引き)

    ▼参加費用に含まれるもの
    ・渡航前研修費
    ・現地コーディネート費(引率費用含む)
    ・現地宿泊費(ダッカ4泊、農村3泊)
    ・農村滞在時の食費(計10食分)
    ・フォローアップ研修費

    ▼参加費用に含まれないもの
    ・航空券代(目安:羽田~ダッカ間往復 6万円~15万円程度)
    ・ダッカ活動時の食費
    ・海外旅行損害保険加入料(加入必須)

    ※早割制度・・・一次募集期間(2016年6月30日締め切り)に参加申し込みをいただいた方は、参加費を5,000円引きとさせていただきます。

    応募方法

    参加申し込み

    本プログラムへの参加を希望される方は、下記の申し込みフォームをご記入ください。
    バングラデシュ視察プログラム申込フォーム »

    申し込み後の流れ

    申込フォームをご記入いただいた方へ、e-Educationスタッフよりメールにて「プログラム申込書」及び「参加費のお支払い方法のご案内」をお送りいたします。

    プログラム申込書の提出参加費のお支払いをもって、申込完了となります。

    申し込み完了後、担当スタッフと一度面談の機会を設けさせていただき、諸注意やフライトスケジュールなどについてご連絡させていただきます。(スカイプ等での面談実施可)

    ▼参加費のお支払い締切について
    ・一次募集にてお申し込みの方(早割適用)
     →お支払い締切:7月20日(水)
    ・二次募集にてお申し込みの方
     →お支払い締切:7月29日(金)

    ※参加手続き完了後のキャンセルは、現地コーディネートの手配等の都合上、キャンセル料が発生する場合がございますので、ご了承ください。
    ※期日までに参加費をご用意頂くことが難しい方は、別途ご相談ください。

    本プログラムへの疑問・質問がございましたら、下記連絡先までお気軽にお問い合わせください。

    お問い合わせ先:info [at] eedu.jp (担当:薄井)
    ※上記 [at] の部分を@マークに変えて送信ください。

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    カンボジアの地方に、スマホを用いて”学びのキカイ”を届ける「EDUCA」 https://eedu.jp/blog/2015/07/01/educa/ https://eedu.jp/blog/2015/07/01/educa/#comments Wed, 01 Jul 2015 04:00:43 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38738 みなさんは「学校教育で一番重要な科目は?」と聞かれたら、どの科目を答えますか? 「数学だ」と答える方もいらっしゃるかもしれませんし、「いや、英語だ」と答える方もいらっしゃるでしょう。人によって「国語」「化学」「世界史」等 […]

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    educa_2

    みなさんは「学校教育で一番重要な科目は?」と聞かれたら、どの科目を答えますか?

    「数学だ」と答える方もいらっしゃるかもしれませんし、「いや、英語だ」と答える方もいらっしゃるでしょう。人によって「国語」「化学」「世界史」等々、文系・理系問わず様々な科目が挙がりますよね。

    そんな中、観光が発展しており、多くの外国企業の参入が続くカンボジアでは、「英語」が最重要なスキルになっています。

    職業選択においても英語ができるかどうかで大きな差が生じているだけでなく、クメール語で発信される情報が少ないため、インターネット上で英語の情報にアクセスできるかどうかによっても格差が生まれています。

    今回は、英語の先生が圧倒的に少なく、勉強するための教材も手に入りにくいという教育課題を抱えるカンボジアの地方で、スマートフォンを活用した英語学習の機会創出に取り組んでいる「EDUCA」をご紹介します!

    SPONSERD LINK

    スマホで始まる教育革命

    educa_1

    「EDUCA」は、カンボジアの地方にスマホを用いた英語教育を届けるプログラムです。現在はコンポンスプー州にある、チャンボック村に住む中高生を対象にしています。

    先進国で使わなくなったスマホスマホやタブレット等のデバイスを回収し、現地で作成した動画による英語学習コンテンツを挿入して地方の生徒たちに届けます。

    また、デバイスを届けて終わりではなく、その村のOBや現地NGOと協力して、生徒たちの勉強のサポートも行っています。具体的には、生徒たちが困った時に質問できるような環境や、学習内容を共有することのできる機会を毎週設けています。

    カンボジアと日本のかけ橋になる

    educa_3

    「EDUCA」は、“学習のキカイ”を届けるとともに、遠く離れた人と人の心を繋げる取り組みでもあります。日本のスマホ提供者とカンボジアの生徒が、スマホという媒体を介してメッセージや写真を送りあう。また、生徒の学習状況もいつでも閲覧可能で、アドバイスを送ることもできる。

    「2017年までに、現地の人が主体となって1000人の生徒に“学習のキカイ”を届ける」という目標を掲げているEDUCA。これからの展開に注目です。

    最新の活動を知りたいという方は、ぜひ「EDUCA」のFacebookページもチェックしてみてください!

    [EDUCA]

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    https://eedu.jp/blog/2015/07/01/educa/feed/ 1
    【限定50名】e-Education2015年度第1回活動報告会~セカンドステージに挑む新体制~【6/28(日)16:30〜@新宿】 https://eedu.jp/blog/2015/06/10/event0628/ https://eedu.jp/blog/2015/06/10/event0628/#respond Wed, 10 Jun 2015 07:23:48 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38599 この度、トジョウエンジンの運営メディアであるe-Educationは、昨年末にNPO法人化し、今年度より新たな職員が加入して大きな転換期を迎えております! 「最高の授業を、世界の果てまで届ける」ために、現在セカンドステー […]

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    20150609_e-Education2015年度第1回活動報告会トップ画像

    この度、トジョウエンジンの運営メディアであるe-Educationは、昨年末にNPO法人化し、今年度より新たな職員が加入して大きな転換期を迎えております!

    「最高の授業を、世界の果てまで届ける」ために、現在セカンドステージに挑む新たな体制を作り上げており、今月末6月28日(日) には、その詳細と最新の活動状況をお伝えする報告会を開催します!

    SPONSERD LINK

    活動報告会概要

    日時

    6月28日(日) 16:30-19:00

    場所

    新宿ビジネスルーム
    新宿区西新宿7-4-4武蔵ビル6F

    参加費

    1,500円

    定員

    50名

    当日お話しする内容

    今回のイベントコンセプトは3つの「新」

    1. セカンドステージに挑む「新」体制
    2. プロジェクトの最「新」情報
    3. これから仕掛ける「新」たな挑戦

    この3つのテーマに沿いながら、これからのe-Educationの挑戦について皆さんお伝えいたします!

    インドネシアプロジェクト活動写真

    当日は代表三輪に加えて、新たに加入するスタッフ、そして帰国したばかりの海外メンバーが一堂に会し、これまで挑戦、そしてこれからの挑戦について、参加される皆さんと近い距離で報告ができればと思っております。

    e-Educationのプロジェクトに興味をお持ちいただいている方や応援したいという方は、ぜひ振るってご参加下さい!

    イベントに参加する »

    皆様のご参加をお待ちしています!

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