オーストラリア | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Wed, 23 Jul 2014 03:03:48 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 HIVウイルスを殺菌してくれるコンドームがもうすぐ発売されるかも!? https://eedu.jp/blog/2014/07/23/vibagel-hiv-hpv-condom/ https://eedu.jp/blog/2014/07/23/vibagel-hiv-hpv-condom/#respond Wed, 23 Jul 2014 04:00:29 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=32129 世界中で問題となっているHIVの問題。他にもHPV、ヘルペスなどセックスを通じて感染するウイルスは多数存在します。 問題は深刻であり、コンドームをつけたとしても感染する危険性があることをご存知の方も多いでしょう。 しかし […]

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VivaGel-HIV-Condom

世界中で問題となっているHIVの問題。他にもHPV、ヘルペスなどセックスを通じて感染するウイルスは多数存在します。

問題は深刻であり、コンドームをつけたとしても感染する危険性があることをご存知の方も多いでしょう。

しかし、です。そんな感染ウイルスを殺菌してくれるコンドームが近々発売されるかもしれません。

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99%のウイルスを殺菌することに成功

オーストラリアのバイオテックファームStarpharmaはVibaGelという特殊なゲルを使うことによって、HIV、HPVそしてヘルペスウイルスを99.9%殺菌することに成功しました。現在までのところこのゲルを使ったコンドームはオーストラリアで販売の許可を得ており、数カ月中にはオーストラリア国内で出回ることとなる見通しです。

VibaGel

エイズの患者数は2012年で約3500万人、エイズ関連の病気で亡くなった方は160万人にも上り、まだまだこの病気が世界中で大きな問題の一つであることが分かります。このコンドームがオーストラリアだけでなく世界中に広がることによって、エイズが無くなる日が一日でも早くなるといいですね。

[inhabitat]
[Image: Shutterstock, Starpharma]

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所要時間はたった2分! だれでも簡単に組み立てられるイノベーティブな災害時用シェルター「Compact Shelter」 https://eedu.jp/blog/2014/07/12/compact-shelter-alastair-pryor/ https://eedu.jp/blog/2014/07/12/compact-shelter-alastair-pryor/#respond Fri, 11 Jul 2014 23:00:07 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=31772 災害時、どのように人が眠るための場所を確保するかというのは大きな課題の一つ。トジョウエンジンでもこれまで何度かシェルターについて取り上げてきました。今回は、なんと2分で組み立てができてしまう「Compact Shelte […]

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compact shelter

災害時、どのように人が眠るための場所を確保するかというのは大きな課題の一つ。トジョウエンジンでもこれまで何度かシェルターについて取り上げてきました。今回は、なんと2分で組み立てができてしまう「Compact Shelter」をご紹介します。

だれでも2分以内に組み立てることが可能

多くの災害時用シェルターは組み立てるのに時間や特別な技術が必要なものか、もしくは輸送時の負担を覚悟の上ですでに組み立ててあるものかというジレンマに悩まされていました。

そんなジレンマを解決するために立ち上がったのが、オーストラリア出身の若き社会起業家、24歳のAlastair Pryorさん。

Pryorさんが開発したCompact Shelterは一枚のプラスチックのシートから、いくつかの手順を経るだけで防水加工されたシェルターが出来上がるというもの。

シェルターには大人二人、子供二人の四人家族が寝起きすることができます。Pryorさん曰く「だれでも2分以内にシェルターを立ち上げることができる」そうです。

compact shelter01

660セットを1つのコンテナで輸送

折りたたまれたシェルターは厚さ約7センチ、重さにして約16キロほどなので人の手で運ぶのもそれほど難しくありません。一般的に使用されている40フィートコンテナ1つで660セットものシェルターを輸送することができます。

シェルターの見た目は比較的シンプルなものの、この形にたどりつくまでの道のりは決して簡単ではなかったそうです。Pryorさんはこのように話しています。

プラスチック自体が持つ厚みが、シェルターをポップアップ式にデザインすることをより一層難しくしていました。私たちは今の形にたどりつくまで、いくつものサンプルを作成しなければなりませんでした。

compact shelter02

シェルターは今年中に販売開始予定

Compact Shelterの特徴はポップアップ式だけではありません。紫外線に対して強いポリプロピレンを使用することで耐久性に優れ、もし壊れてもまた新しいシェルターへとリサイクルすることができます。

また、水や風にも強く、寒い日には室内を暖かく保ち、暑い日には換気窓を使って室内の温度を下げることもできるよう設計されています。

それぞれのシェルターはつなげることができるようになっていて、単純に部屋を大きくしたいときや、キッチン、トイレのスペースをプラスしたいときにも使用することができます。解体や再び移動させるのも簡単で、ホームレスシェルターとしての活用も期待。

Compact Shelterは今年中に販売を開始する予定。このシェルターなら災害時だけではなく、難民キャンプの住居としても需要があるかもしれませんね。

[Fast Company]

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きれいな水をつくり出すボール!? 太陽光とデザインの力で生まれた「Solarball」 https://eedu.jp/blog/2013/01/14/solarball/ https://eedu.jp/blog/2013/01/14/solarball/#respond Mon, 14 Jan 2013 14:37:52 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=98 途上国できれいな水を飲むことができず、感染症などで命を落とす人は世界中で3万人とも言われています。今回紹介するのは、そのような状況を変えるべく発明されたプロダクト「Solarball」。地球のような丸形のデザインが特徴で […]

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solarball

途上国できれいな水を飲むことができず、感染症などで命を落とす人は世界中で3万人とも言われています。今回紹介するのは、そのような状況を変えるべく発明されたプロダクト「Solarball」。地球のような丸形のデザインが特徴で、太陽光の力で水を浄化することが可能なのです。

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デザインと機能性のどちらも優れたこのプロダクトを開発したのは、オーストラリア モナシュ大学大学院生のJonathan Liow(ジョナサン・リオウ)さん。アフリカの小さな村できれいな水が飲めない状況に置かれている人々に向けて作ったそうです。途上国では、水が汚いために、病気となったり健康的な食事がとれない状況があることも珍しくありません。

solarballkids

発明のきっかけはカンボジアへの旅で、きれいな水がないことで起こる負の影響を実感したこと。そのようなことから、途上国の人でも使いやすいようなシンプルなデザインで役に立つものを作りたいとSolarballをつくったそうです。ボールの中に水を入れて、直射日光に当てておくだけで、1日3リットルの飲み水が手に入ることになる画期的なプロダクトは途上国で存分に活用できそうですね。

仕組みとしては、容器の中で汚い水分が蒸発されるようになっていて、水滴になることで、きれいな部分と汚い部分を蒸留できます。その水滴をうまく集めることで1日3リットルのきれいな水をつくることが可能になるとのこと。丸形にしたことで360度どこからでも効率よく太陽光を吸収することが可能で、サイズも持ちやすく、電力も使わないのも良いポイントです。

solarballcap

ただ、デザインのために少し問題があるそう。例えば、3リットルでは1人分にも満たず、村や家族の規模を考えると到底足りないこと。また、直射日光にも耐えることのできるプラスチックが必要になってくることです。しかしながら、Solarballは、2011年度の「James Dyson Award」のファイナリストになったプロダクトでもある。

途上国の問題を解決に向かわせるデザインを、これからも紹介し続けていきたいと思います!

[Solarball via treehugger]

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