東ティモール | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Sat, 23 May 2015 03:02:07 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 ジーンズメーカーのリーバイスの「LEVI’S FOREVER BLUE」キャンペーンがユニーク! https://eedu.jp/blog/2015/05/22/levis-forever-blue/ https://eedu.jp/blog/2015/05/22/levis-forever-blue/#respond Fri, 22 May 2015 11:00:35 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=38431 (写真:LEVI’S FOREVER BLUEのキャンペーンサイト) 皆さん、ジーンズメーカーのリーバイスはご存知ですよね。 そのリーバイスは近年、水資源を保護する活動に積極的に取り組んでいます。 今回は、リーバイスが展 […]

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Levi’s Water-Top

(写真:LEVI’S FOREVER BLUEのキャンペーンサイト)

皆さん、ジーンズメーカーのリーバイスはご存知ですよね。

そのリーバイスは近年、水資源を保護する活動に積極的に取り組んでいます。

今回は、リーバイスが展開する”LEVI’S FOREVER BLUE.”のユニークなキャンペーンをご紹介!

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ジーンズ回収プログラム

Levi’s Water-water

リーバイスは現在、”LEVI’S FOREVER BLUE.” というプログラムを実施していて、リーバイスストアならびに郵送にて着用しなくなったジーンズの回収しています。

そして、回収されたジーンズを活用して5月23日、24日に開催予定のGREENROOM FESTIVAL’15においてジーンズ 1 本から5 個のトートバッグをリメイクするワークショップを開催!

完成したトートバッグはその場で発売され、売上全額の全てが世界の水問題に取り組む国際NGOのウォーターエイドジャパンに寄付されます。

寄付金はアジア最貧国の1つで全人口の3分の1が不衛生な水を使わざるをえない状況にある東ティモールにおいて安全な水と衛生設備を届けるプロジェクトに活用される予定。

不要になったジーンズで、トートバッグをリメイクして、それが寄付になるなんて素敵ですよね!

イベント詳細

  • 日程:5月23日(土),24日(日)
  • 場所:横浜赤レンガ倉庫
  • 公式サイト:GREENROOM FESTIVAL’15

リーバイスのユニークなキャンペーンサイト

また、リーバイスは同プログラムの実施に合わせて、ユニークなキャンペーンサイトを公開しています。

日本では蛇口をひねれば簡単に手に入る水が、途上国では数時間に及ぶ距離の先にしかないという事実を知ってもらうために水くみの道中を体感できるようになっています。

今回は実際に3kmをWeb上で歩いてみました。

road

画面をスクロールするとリアルな道が現れます。

Levi’s Water-3000

何メートルか進むと、3000mまであとどのくらいか、何時間がかかるか、さらに道の状態についての説明があります。

Levi’s Water-2500

Levi’s Water-900

Levi’s Water-50

リアルに再現されていて、実際は歩いていないのに、本当に道を歩いているような感覚になり、水をゲットするまでに、途上国の人達がいかに苦労しているのかをかなり現実的に感じることができます。

このWeb上で最後水をゲットすると・・・どうなるのでしょうか?

皆さんぜひ最後まで歩き切って最後のシーンまで見届けてみて下さいね。

リーバイスなユニークなキャンペーンぜひ皆さんチェックして下さい!

「LEVI’S FOREVER BLUE」のキャンペーンサイトを見てみる»

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東ティモールと沖縄の人々の心を歌で繋ぎたいーーソプラノ歌手・宮良多鶴子さんインタビュー https://eedu.jp/blog/2014/06/10/east_timor_tazuko_miyara/ https://eedu.jp/blog/2014/06/10/east_timor_tazuko_miyara/#respond Tue, 10 Jun 2014 01:24:39 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=30707 アジアで最も若い国、東ティモール。 2002年に独立を遂げた大洋州の小さな国には、現在も多くの課題に直面しています。 そんな東ティモールで5年以上教育支援を行っているソプラノ歌手の宮良多鶴子(みやら たずこ)さん。 どう […]

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East timor tazuko miyara

アジアで最も若い国、東ティモール。

2002年に独立を遂げた大洋州の小さな国には、現在も多くの課題に直面しています。

そんな東ティモールで5年以上教育支援を行っているソプラノ歌手の宮良多鶴子(みやら たずこ)さん。

どういった想いで教育支援を行っているのか?お話をを伺ってきました。

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東ティモール首相からの誘い

ーーまず、宮良さんのお仕事について教えてください。

歌うことが私の仕事です。

ソプラノ歌手として、地元沖縄と各地を結ぶ演奏活動を続けながら、離島の子ども達へのコンサートをしており、学校や病院、施設でのボランティア活動も活発に行なっています。

現在は、ご縁あって東ティモールでも毎年コンサートをしております。

ーー東ティモールを訪れたキッカケは?

2008年、東ティモールのグスマン首相のご招待によって、東ティモールの独立宣言日式典コンサートに出演しました。

もともと東ティモールで活動されていた陸上自衛官の方々と繋がりがあり、彼らの依頼を受けて作った「オ・ライ・ティモール」という歌を、大使が首相に紹介してくれたことで生まれたご縁です。

2週間の滞在の中、首都のディリでの式典コンサートにに加え、ロスパロスの学校や施設など地方でもコンサートを実施しました。

ーーなぜ地方にも足を運ばれたのですか?

出国前に見たYoutubeの映像がキッカケでした。独立前の紛争の中、赤く染まった海で泣く子供を映した映像です。

こういった子どもたちが今どんな暮らしをしているのか、どうしても会いに行きたくて、大使館の方々と一緒に2週間で6箇所の村を回りました。

その中で訪れた孤児院ではコンサートを実施しました。対象は孤児院で暮らす100人以上の子どもです。2006年の大きな暴動で親を殺された子どもや、家でDVをうけてきた子など、彼らは心に深い傷を負っていました。

私が歌い始めると、子どもたちはキラキラした笑顔で笑い出し、一緒に歌ってくれました。あの笑顔は今でもハッキリ覚えています。30分だけという約束で許可されたコンサートだったのですが、結局3時間歌いました。

コンサートが終わってかえろうとすると、孤児院の子どもたちが「帰らないで」と泣きだしました。私も同じ気持ちでしたが、当日の私には何も彼らを支える力がありません。だから、必ず帰ってくるよと約束して分かれました。

East timor tazuko miyara01

東ティモールと沖縄の子どもたちの心を繋ぎたい

ーーそれ以来ずっと東ティモールでの教育支援をしているのですか?

その通りです。

日本でコンサートを実施して集めた寄付金や支援物資を集めて、これまで10回以上東ティモールへ渡っています。

東ティモールにはトランジットで必ずインドネシアのバリ島に寄るのですが、まだバリを観光した経験はありません(笑)

現在は「オ・ライ・ティモールの会」のプログラムとして、沖縄の子どもたちと一緒に東ティモールへ行くこともあります。

ーーなぜ沖縄の子どもたちと一緒に?

東ティモールと沖縄にはたくさんの共通点があるんです。島、平和、そして子どもたちの抱える問題です。

ある沖縄の学校では、いじめをはじめとした問題が学級全体に広まってしまったが、「この子たちに新しい風を吹き込みたい」と校長を呼ばれて東ティモールでの活動を伝えたところ、子どもたちが一気に変わったんです。東ティモールの写真を渡したところ、自分たちで東ティモールのことについてまとめた新聞を作り出し、学校全体の雰囲気が大きく変わりました。

彼らにもっと現地の様子を伝えたくて、小学校6年生の子どもたち4名を連れて、東ティモールを訪れました。短い期間でしたが、彼らはどん欲に学ぶんです。最後は別人のように成長し、学校での帰国報告会では「幸せの基準はものじゃなかった」と素晴らしい発表をしてくれました。

この経験を各地で話したところ、東ティモールの小学校と交流をしたいと強く希望する沖縄県内の学校が何校も現れ、2011年10月には、沖縄県那覇市立真和志小学校と東ティモールの地方都市ラウテム県ロスパロスにあるトリンタ・デ・アゴストNo.11小学校との姉妹校が締結されました。

現在は東ティモール児童たちを沖縄に呼び、双方向の交流が行われています。

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詳細はオ・ライ・ティモールの会のWEBサイトをチェックしてください

継続することが何よりも大切

ーーこれから実現していきたいことは?

たくさんありますが、まずは東ティモールからもっと多くの人を呼びたいです。数人の子どもたちが東ティモールから来ることで、何百人、何千人という沖縄の子どもたちの心が変わるんです。

しかし、一度のプログラムでは意味がありません。私はこの活動を継続させることが非常に大切だと思っており、両国の子どもの未来をかえることができるなら、何が何でも協力するつもりです。

ーー最後に一言お願いします。

「歌で世界中の人たちの心を繋ぐ架け橋になりたい」と思って仕事をしていますが、私は歌うことしかできません。

日本と東ティモールを本当の意味で繋ぐためには、もっと多くの人の協力が必要であり、このインタビューを読んでいただいた方にもぜひご協力いただきたいです。

オ・ライ・ティモールの会のWEBサイト私のホームページでイベントなどの情報を発信しておりますので、良かったらぜひご覧ください。

(インタビュー終わり)

宮良さんのエピソードをもっと知りたい方へ

今回インタビューさせていただいた宮良さんが登壇された「ジャンプインアジア交流会」のレポートはこちらでも掲載されています。

▶[レポート]ジャンプインアジア交流会 2014年5月例会「アジア × ソーシャルグッド」 | CSRビズ

次回のイベントは、6月18日(水)です。バンコクから来日される2名の専門家と、頻繁にタイに出張している税理士1名の総勢3名のスピーカーがくるそうです。タイのビジネスや最新情報に興味がある方は、ぜひどうぞ!

▶ジャンプインアジア交流会6月例会(6月18日開催)

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「うんちをする。ぼくらは生きている。」ーーnepia 千のトイレプロジェクトが6年目に突入、商品購入で東ティモールのトイレ建設を支援 https://eedu.jp/blog/2013/10/30/nepia_toilet_project/ https://eedu.jp/blog/2013/10/30/nepia_toilet_project/#respond Tue, 29 Oct 2013 22:30:03 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=17615 王子ホールディングス株式会社、および王子ネピア株式会社が、公益財団法人日本ユニセフ協会と共同で2008年に立ち上げた「nepia千のトイレプロジェクト」を6年目となる今年も継続支援することを発表しました。 SPONSER […]

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王子ホールディングス株式会社、および王子ネピア株式会社が、公益財団法人日本ユニセフ協会と共同で2008年に立ち上げた「nepia千のトイレプロジェクト」を6年目となる今年も継続支援することを発表しました。

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nepia 千のトイレプロジェクトとは

2008年にキャンペーンによる寄付で立ち上がった千のトイレプロジェクトは、2008年度の第1フェーズから数えて、2013年は第6フェーズとなります。これまでに、合計で4700以上の家庭用トイレが完成しました。

また、学校や地域のトイレや給水設備は、合計で32の施設の改善。さらには、安全で衛生的なトイレを使える人の数が増えたことはもちろん、乳児の死亡率、5歳未満児の死亡率などの改善にも貢献しています。

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12月31日までの売り上げ一部をユニセフに

世界では毎年75万人を超える5歳未満の子どもたちが、汚れた水とトイレの不備からおなかをこわし、脱水症状などで命を落としているという事実があります。

この問題に立ち向かうため、6年目を迎える今年は「nepia 千のトイレプロジェクト」の第6フェーズとして2013年9月1日(日)から12月31日(火)までの4カ月間、日本全国でキャンペーンを展開。

キャンペーン期間中の対象商品の売上の一部で、ユニセフの「水と衛生に関する支援活動」をサポートします。アジアで一番若い独立国で、国づくりが進む今が重要な時期である、東ティモールを支援対象国として、屋外排泄の根絶を目指すとのこと。

1000世帯以上のトイレづくりや学校の修復を実施

具体的には、1000世帯以上での改善されたトイレづくり、2つの小学校の「水と衛生」施設の建設または修復、および衛生習慣の普及と定着のための活動を支援します。

現地の状況と支援の成果および活動計画などの詳しい情報はこちらをご覧になってみてください。

[nepia 千のトイレプロジェクト]

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貧困層を救う輸送サービス! 東ティモールの問題解決を行うプロボノチーム「tranSMS」 [READYFOR?] https://eedu.jp/blog/2013/03/15/transms-timor-readyfor/ https://eedu.jp/blog/2013/03/15/transms-timor-readyfor/#respond Fri, 15 Mar 2013 02:00:55 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=3658 2002年にインドネシアから独立した東南アジアの島国・東ティモール。同国の貧困地域で、困っていること。それはものがつくれたとしても、輸送費が高いということだそうです。 この課題解決に立ち上がったのが、 「tranSMS」 […]

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2002年にインドネシアから独立した東南アジアの島国・東ティモール。同国の貧困地域で、困っていること。それはものがつくれたとしても、輸送費が高いということだそうです。

この課題解決に立ち上がったのが、 「tranSMS」という発展途上国のための発明&ビジネスコンテスト「See-D Contest2012」に参加し、最優秀賞および会場賞を受賞したチームです。

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東ティモールの貧困層のために【格安運送サービス】をつくります! – READYFOR?

東ティモールの未来は「物を安く運べるようにする」こと

tranSMSが着目したこと。それはトラック運転手が村のキオスク(小さな商店)に商品を届けるトラックが来ていて、荷台を空にして帰っていたことでした。この現状に対し、帰り道にいるすべての農家に「何か運ぶものはありませんか?」と、SMSを使ったテキストメッセージを活用できないかと考えたのです。

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そのため、現地のトラック所有者に、簡単に利用できる物流支援アプリを搭載したスマホを提供し、アプリを用いてテキストメッセージを送れるような仕組みを目指しています。物を安く運ぶことで、地方の農産物が市場に流通し、所得増につながり、辺境の村に活気が生まれるサイクルができそうですね。

物流という「ハンディキャップ」を解消する

「運ぶこと」の重要さについてはプロジェクトページにも書かれていますが、ものをつくることができるだけで、市場に運んで売ることができなければ、産業は回らないのです。

物流という「ハンディキャップ」を抱える、東ティモールに一石を投じるこのプロジェクト。アイデアをカタチにするために協力していきましょう。そして開発中というアプリにも期待していきましょう!

[READYFOR?]

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