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先週ニュースになった天皇皇后両陛下のパラオ訪問。

元日本の植民地であり、太平洋戦争時の激戦地だったパラオ。戦争で亡くなった人たちへの慰霊を目的とした今回の訪問は、現地で大きな歓迎を受け、ペリリュー州では訪問の日を州の祝日にすることが法律で決まりました。

なぜパラオは親日国なのか？

パラオは元日本の植民地の国。

この言葉だけ聞くと、疑問に思う人もいると思いますが、パラオは世界有数の親日国として知られています。

今回の訪問でも、パラオの中心部コロールでは、日本の国旗の飾り付けがされており、それ以外にも日本人旅行者が訪問しても非常に親切に接してもらったという声が後を絶ちません。

その理由の一つは、戦後の日本からの国際支援にあります。太平洋戦争後、日本はパラオにおいて道路などの交通インフラの整備はもちろん、病院や学校の設立、運営のための技術的な支援も実施してきました。

パラオの主産業の一つである観光業への支援している他、昨年には日本とパラオ間で温室効果ガス削減協定を締結し、温暖化防止と自然保護の分野でも強い繋がりがあります。

今回の祝日制定によって、ますます日本とパラオの繋がりは強くなっていくことでしょう。

意外と近い大洋州の楽園

最後にぜひ知っていただきたいのが、パラオという国が意外と近くにあるということ。地図であれば日本の真下、飛行機で約4〜5時間程度の距離にあり、ちょっとした休日に旅行することもできます。

「ロックアイランド」をはじめ、日本ではまず見られないような絶景の宝庫でもあるパラオ。今年の夏休みなど、長期休みの際にぜひ訪れてみてはいかがでしょう？

[日テレNEWS24]

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太平洋上の数々の島々からなる国、パラオ。世界遺産の中でも珍しい、自然と文化の複合遺産「ロックアイランド」や、クラゲと一緒に泳ぐことができるの「ジェリーフィッシュレイク」など、観光地として有名です。

先日、日本がパラオの温室効果ガスの排出を削減し、カーボンクレジット（二酸化炭素排出権取引）を得る協定が結ばれました。

温暖化からパラオを救うために

日本はすでに、9つの国（モンゴル・バングラデシュ・エチオピア・インドネシア・ケニア・モルディブ・ベトナム・ラオス・コスタリカ）とこのような相互的協定を結んでいます。

太平洋に浮かぶ島の中でも、パラオは特に小さく、地球温暖化による海面上昇が近年で大きな問題となっています。日本のCO2などの有害ガスの削減技術は世界的に定評があり、カーボンクレジットを用いた経済的削減手法で、パラオを救います。

日本の高度な技術が今後も世界で利用されていくことを願っています。

［Islands Business］

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クラゲと泳いだことはありますか？

海を浮かぶクラゲを見た人はいるでしょう。しかし、あたり一面クラゲでいっぱいの水の中を泳いだことがある人は少ないのではないでしょうか？

今回ご紹介するのは大量のクラゲと一緒に泳ぐことができるパラオの「ジェリーフィッシュレイク」です。

360度クラゲでいっぱいのシュノーケリングスポット

観光国として、また親日国として有名な大洋州の国パラオ。先日、パラオの世界遺産「ロックアイランド」についてご紹介しましたが、今回はさらに踏み込み、島の中にある不思議な湖についてご紹介します。

湖の名前は「ジェリーフィッシュレイク」。海水と淡水が混ざった湖には、タコのような形をしたクラゲが無数に生息しています。写真の通り360度クラゲでいっぱいであり、別世界に来たような幻想的な景色が広がっています。

湖のクラゲは、植物のように太陽の光りから栄養を吸収する珍しい種類であり、水面を見るとまるでオレンジ色の絨毯です。陸上から見ても圧倒的な迫力ですが、観光のハイライトは湖の中です。

クラゲは毒を一切持っておらず、一緒に泳ぐことができるのがこの湖の最大の魅力です。クラゲに触れることもでき、全身でクラゲの湖を楽しむことができるのです。

ちなみに、シュノーケリングをするには十分な注意が必要です。生態系を壊さないために、日焼け止めを塗ることも許されていません。この湖を守るために、現地のガイドからのアドバイスはしっかり聞くようにしましょう。

幻想的なクラゲの世界、一度は行ってみたい絶景スポットです。

(photo credit: Syn via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう？〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

第149問は、こちらの写真。湖つながりということで、お次は世界遺産にも登録されたアフリカの湖を紹介します。どちらか分かりますか？世界は次回の記事で紹介します。どうぞお楽しみに！

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▼「絶景Q」を最初から楽しみたい方はこちらから！

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パラオ共和国のことをついて、どこまでご存知でしょうか？

通称パラオと呼ばれる熱帯の国。美しい自然あふれる国であり、世界屈指のダイビングスポットでもあります。

そんなパラオに誕生した世界遺産「ロックアイランド」。世界遺産の中でも珍しい、自然と文化の複合遺産に分類された、とっておきの観光スポットをご紹介しましょう。

ジュゴンやジェリーフィッシュがいる珊瑚礁の海

ダイビングが好きな方であれば、パラオのことをご存知な方も多いでしょう。透明度が高く、海に潜れば数多くの出会いがダイバーを待っています。

宝石のようなくらげジェリーフィッシュと一緒に泳ぐ出来ることがある海もあれば、人魚のモデルにもなったというジュゴンに出会える海もあります。

その他にも珍しい海洋生物がいっぱいですが、それを成すのはパラオの海に広がる385種類以上の珊瑚礁。海の中に広がる豊かな自然に惹かれて、大小さまざまな魚たちが集まってくるのです。

一方、感動的な光景は海の中にとどまりません。「ロックアイランド」は文字通り、石灰石でつくられた島々のことを指し、マッシュルーム型の島をはじめ、美しい景観が至る所まで広がっています。

こんなにも美しい珊瑚礁の宝庫ですが、実は日本のすぐ近くにあります。地図であれば日本の真下、飛行機で約4〜5時間程度の距離にあり、2012年に世界遺産に登録されてから、日本人にとっても人気観光地となりました。

もしご存知なかった方は、この身近な世界複合遺産をぜひこの機会にチェックしておきましょう。

(photo credit: IUCNweb via photopin cc)

次回の絶景Q〜ここはどこでしょう？〜

この「絶景Q」のコーナーでは、毎回途上国の素敵な景色をクイズ形式で紹介していきます。

第139問は、こちらの写真。夜空を彩る黄金のモスク。この絶景スポットは次の記事で紹介します。どうぞお楽しみに！

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