イギリス | トジョウエンジン https://eedu.jp/blog 途上国のイメージを豊かにするノンストップ・デイリーマガジン Tue, 15 Oct 2013 04:24:40 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.15 途上国の電気不足を補えるか!? 燃料いらず、簡単メンテナンスの画期的なライト「GLOW」 https://eedu.jp/blog/2013/10/17/glow-light-for-developing-world/ https://eedu.jp/blog/2013/10/17/glow-light-for-developing-world/#respond Wed, 16 Oct 2013 23:00:35 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=16903 途上国では、いまだに電気届かず、光が満足に使えない地域が多く存在しています。そんな中登場したのが「GLOW」という自然光を吸収して、暗闇で光を発する新ライトです。 SPONSERD LINK 灯油ランプや太陽電池など様々 […]

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途上国では、いまだに電気届かず、光が満足に使えない地域が多く存在しています。そんな中登場したのが「GLOW」という自然光を吸収して、暗闇で光を発する新ライトです。

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灯油ランプや太陽電池など様々なライトがありますが、燃料が必要であり、メンテナンスの手間がかかります。「GLOW」は、そういった問題を解決する画期的なライトです。

燃料のいらないGLOWの仕組み

「GLOW」は、暗闇で発光する科学物質を使っており、その物質が日中に外に置いておくだけで自然光を吸収。暗闇になると、吸収した自然光を発するというフォトルミネセンス作用を利用します。

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十分に自然光を吸収していれば、5時間は光を発し続けることができ、燃料もいりません。簡単なメンテナンスだけで、10年間は使用し続けられるとのことです。

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GLOWを利用した商品も発売

「GLOW」を利用した商品も少しずつでてきています。その中でも、「GLOW BRICK」が有名です。イギリスの会社「Suck UK」が発売しており、価格は約40ドルです。

「GROW」やそれを利用した商品は、食卓や勉強には最適なライトではないでしょうか。このようなライトが普及すれば、少しでも途上国の問題を解決するきっかけになります。

[Suck UK]

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空気に触れると赤く変色する! 途上国の感染症を防ぐ注射器「ABCシリンジ」 https://eedu.jp/blog/2013/10/15/injection-syringe-developing-country/ https://eedu.jp/blog/2013/10/15/injection-syringe-developing-country/#respond Mon, 14 Oct 2013 23:00:02 +0000 https://eedu.jp/blog/?p=16513 途上国や新興国では、注射器の使い回しによって、多くの命がなくなっています。医者でも新品の注射器と使用済みの注射器の見分けるのが難しく、感染症などを引き起こすのです。 この問題を世界からなくすために、イギリスの研究者である […]

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途上国や新興国では、注射器の使い回しによって、多くの命がなくなっています。医者でも新品の注射器と使用済みの注射器の見分けるのが難しく、感染症などを引き起こすのです。

この問題を世界からなくすために、イギリスの研究者であるデービッド・スワン氏が、空気に触れると赤く変色する注射器を発明しました。

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injection

途上国に蔓延する不衛生な注射器

インドだけでも、毎年40億~50億回もの注射されていると言われていますが、そのうち少なくとも25億回は安全な注射ではなく、注射器の使い回しによるものだそう。世界規模でみると、毎年130万人が不衛生な注射器が原因でなくなっているといいます。

そのうちの30%以上が肺炎に感染したり、5%ほどがHIVにかかっているのです。この現状を変えていくために、英ハダースフィールド大学のスワン氏が、空気に触れると赤色に変色する注射器を開発しました。

効果抜群のABCシリンジ

注射器「ABCシリンジ」には、特殊なインクが染み込んでいます。密封前は透明な注射器ですが、密封後、注射器が二酸化炭素に触れるとインクが赤色に変わる仕組みです。こうすることで、無菌の注射器と洗浄された使用済みの注射器を見分けることが可能になります。

スワン氏の計算によると、インドで注射数の5%がABCシリンジを使用すると、5年後には70万もの感染を防ぐことができるとのこと。これによって、130万ドル(約1億3千万)の医療コストの削減ができるそうです。

製造は、小売価格1%上乗せするだけでよく、追加コストがほぼかからないとのこと。

「赤色の注射器は危険だ!」という認識を広めることが課題になりそうですが、この活動が成功すれば、注射器によって病気にかかる人数は急激に減少していくのでしょう。

ABC syringe: A behaviour-changing syringe from David Swann on Vimeo.

[ABC syringe]

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