認定NPO法人e-Education

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わたしだって
勉強がしたい...

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e-Educationはアジアの子どもたちにITの力を用いて教育支援を行うNPO法人です。

暗闇の中で勉強する少女

私はe-Educationの三輪開人と申します。私には、今でも忘れられない出会いがあります。

大学生だった私がある夜、バングラデシュの首都から船で6時間の距離にある、ハムチャー村を歩いていると、暗闇の中、念仏のような声が聞こえてきました。

声がする方へ向かうと、一人の少女が街灯の明かりの下、本を声に出して読んでいたのです。

よく見ると、その本はボロボロになった教科書でした。

気になった私は、声をかけてみることにしました。

彼女の名前はアメリア、16歳の少女でした。

「停電してばかりの家は暗いので、街灯の下で勉強しているの」

少女が暗闇の中で勉強する悲しい理由とは?

彼女のお父さんは「教育が最も大事だ」と考え、自身は通えなかった高校に彼女を進学させてくれたそうです。しかし、そのお父さんは癌を患っており、手術を受けた7日後に亡くなってしまったのです。

これまでの医療費に加えて、母親も病気がちの一家は困窮状態に陥りました。

アメリアは、家計を支えるために高校に通う日数を減らして、家事使用人の仕事を始めることにしました。週4日、朝早くから夕方まで働かなくてはなりません。彼女は仕事と家と手伝いを終えた後、街灯の下に来て勉強していたのです。

彼女はボロボロ涙をこぼしながら言いました。

「本当はもっと勉強して大学に行きたい。でも、高校を卒業することも難しいかもしれない…」

「何もできない」無力感

涙を流すアメリアを前にして、さまざまな想いが私の頭の中を駆け巡りました。

「自分は両親のサポートもあって大学に進学し、夢を追って今こうして海外にも来れている」

「一方で、この少女が大学に行ける可能性は限りなく低そうだ。なんとかしてあげたい」

しかし、その時の私にはアイディアも力もなく、何もできませんでした。そして、無力感を抱いたまま首都のダッカに戻ったのです。

アメリアのために。
e-Education設立へ

「私にできることは本当に何もないのか・・・」

その後も自問自答が続きました。もちろん、自分の大学卒業後の進路などの現実的な心配ごともありました。

しかし、ある時、「これだけ頭から離れないのだから、アメリアのような子どもたちの役に立つことが自分の使命なのではないか」と思い至ったのです。

決心がついた私は、大学の仲間と共に、バングラデシュの教育格差をなくすための様々なアイディアを考えました。

答えは近くにありました。それは、私がアルバイトをしていた予備校の映像授業でした。地方の高校生たちが、衛星放送で一流講師の授業を受け、次々と難関大学に合格していったのです。そして地方出身の私自身にも、「東進衛星予備校」の映像授業を受け、大学に合格した経験がありました。

授業をDVDにして届ければ、貧しい子どもたちも一流の教育を受けられるのではないか。

そう考えて行動を始めた私たちは、この取り組みをe-Educationと名付けました。

授業スタートまでの道のり

  • 体当たりでリサーチ

    名門ダッカ大学で学生100人にヒアリング。映像授業への協力を依頼する予備校講師をリストアップしました。

  • 一流講師が仲間に

    国内で3本の指に入るカリスマ英語教師ザハン先生を始めとする一流講師に無償でご協力いただき、授業を撮影しました。

  • そして、最初の授業!

    最初の授業は、アメリアと出会ったハムチャー村で行うと決めていました。5台のPCに授業を録画したDVDを設置して準備完了です。

    そして、集まった5人の高校生たちが再生ボタンを押すと…
    有名講師の授業をキラキラと目を輝かせ見入る子どもたち。

    その一人は、あのアメリアです。私は彼女の眩しい表情を今でも覚えています。

映像教育の力でアメリアが大学に合格!

「教科書を暗記するしかなかった私が、有名な予備校の先生の授業を受けられるなんて」

そう言ってアメリアは勉強に打ち込みました。映像授業があれば、文房具を買うお金も、予備校に通うための交通費もいらないのです。成績もぐんぐん伸びました。

しかし、順調なことばかりではありません。成績が伸び悩んだ時期、アメリアは、お父さんが生前に言った「もっと勉強しなさい、私のようになってはいけないよ」という言葉を思い出して勉強に励んだそうです。

そして大学の合格発表の日。アメリアの名前はそこにありました。

出会った時とは違い、今度は嬉し涙を流しながら彼女は言いました。

「将来は子どもを助けられる仕事に就きたいです!今度は私がたくさんの人を助けられるような人になりたいの」

合格したのはアメリア一人ではありません。過去40年間に難関大学に合格した生徒がたった1人だったハムチャー村で、e-Educationの映像授業を受けた32名中18名が大学に進学することができたのです。

この出来事はダッカの新聞でも大きく取り上げられ、「ハムチャー村の奇跡」とたたえられました。

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日本発!ITの力でアジアの
子どもたちに教育を!

映像教育には途上国の教育問題を根本的に解決する力がある。初年度の成功で確信した私たちは、任意団体e-Educationを設立(2014年NPO法人化)。2年目以降のチャレンジに挑むことにしました。

キーワードは「IT」と「想いやり」

  • 10年間で農村部から309人もの
    難関大学合格者を輩出!

    e-Educationが大切にしていることが二つあります。一つは、一流の予備校講師を探し続け、最高の映像授業を届けること。もう一つは、それぞれの生徒をしっかりサポートすることです。大学受験に対する周囲の理解、学習の進捗状況、家計のことなど、生徒が置かれる状況は様々です。学習面に限らず生活面も含めて個々の生徒に必要なサポートをするため、現地スタッフと協力して全力を尽くしました。その結果、40年間でたった1人しか合格できなかった農村部から、10年間で309人もの難関大学合格者を輩出することができたのです。

    亡き父の夢をはたすため進学。
    将来は貧しい人のために働きたい

    Gulshan Araさん(Eden Mhohila College)

    幼い頃に父を亡くしてから、弟や妹のために多くのことをあきらめてきました。あるとき父が私の大学進学を心から望んでいたことを聞き、父のためにも進学したいと心に決めました。e-Educationから学んだのは、勉強だけではありません。遠くの国から応援してくれているという「温かさ」に、勇気をもらいました。将来は、貧しい人たちのために働きたい。それが父の夢だったからです。ここまで支えてくれた家族や受験を応援してくれた人たちのためにも、大学で勉強を頑張ります!

    バングラデシュでe-Educationの授業を受けて見事に大学合格を勝ち取った生徒から、感謝の手紙が届きました。

    私の父は小さな会社に勤めるサラリーマンでした。e-Educationとの出会いはそんな父がもうこれ以上、私の学費を賄えなくなり、勉強を諦めるしかないと思った時に訪れました。e-Educationは、私に勉強を続けられるという希望のメッセージを届け、大学受験を支えてくれたのです。私はe-Educationの皆さんを誇りに思います。そしてこれからも私のような境遇の子どもたちを支えてくれると信じています。

  • 最高の教育を手のひらに- 2,000の授業が詰まったスマホの学習アプリ -

    自宅でも映像授業を受けられるように、スマホやタブレット用の学習アプリを開発しました。文系、理系問わず約2,000の授業と10,000問のデジタル問題集が利用でき、筆記問題や作文の添削サービスまで受けられます。

    スマホを買えない家庭には、ネット環境がなくても使うことができるタブレット端末を無償貸与しています。

  • 大学生が個別サポート- 生徒5人に1人のオンライン学習コーチ -

    学習アプリを使ったオンライン学習だけでは、生徒たちが孤立してしまう懸念がありました。

    そこで都市部の大学生をオンライン学習コーチとして採用し、農村部の受験生とつないで学習指導も行うことにしました。1人の家庭教師が担当する生徒は最大5人。子ども1人ひとりに合った指導きめ細やかな指導で生徒をサポートしています。

    「自分の学習方法が正しいか不安もあったけど、コーチのおかげで解けなかった問題が解けるようになることが楽しくて、1日3-4時間だった勉強時間が、今は8-9時間になりました」

    「学習面だけでなく、将来の不安に関しても相談に乗ってくれるので、コーチと話すと安心できます」

現在、オンライン学習を毎月1,000人まで無償で届けられることが見えてきていますが、受講したい生徒は毎月2,000人います。しかし資金不足により届けられないでいます。

あなたのご寄付があれば、希望する子どもたち全員が無償のオンライン学習を受講して、人生を変える大学受験に挑むことができます。どうか、ご支援いただけないでしょうか。

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日本発のオンライン学習で
途上国の子どもたちに
最高の教育を届けてください

最高の教育を届ける
「マンスリーサポーター」

あなたのご寄付があれば、受験生が無償のオンライン学習を受講することができます。

そして私たちは、教育を受けられない子どもがいない世界に一歩近づきます。

あなたの月々のご寄付でできること

  • 1日あたり
    33

    毎月1,000円のご寄付で

    2,000の映像授業(タブレット端末)を高校生2人に無償で渡すことができます。

  • 1日あたり
    100

    毎月3,000円のご寄付で

    2,000の映像授業+オンライン学習コーチで受験生1人をサポートできます。

  • 1日あたり
    333

    毎月10,000円のご寄付で

    大学受験コース1科目の映像教材を制作することができます。

2,000名以上から、
ご支援いただいてきました。

これまでe-Educationの「映像授業」「タブレット」「オンライン学習」と、子どもたちの環境に合わせた活動に可能性を感じて応援してくださった方々と共に、たくさんの子どもたちに”最高の教育”を届けてきました。

支援者様インタビュー

松浦千春さま

ご自身でもオンラインによる学習支援を行われている松浦さま。バングラデシュだけでなくフィリピンでの活動についても知っていただけており、e-Educationの活動全般に共感を寄せてくださっていました。

サポーターになると決めたきっかけや理由を教えてください。
私自身がコロナ禍より前からSkypeを用いてオンラインによる「ことばの支援」や「学習支援」をしていたこともあり、海外含めていろいろなオンライン上での実践の情報収集をしていました。その時、代表の三輪さんの、アメリアとの出会いからe-Educationを立ち上げ活動されてきたというプレゼンテーション動画が目に留まり、そこで初めてe-Educationさんの活動を知りました。元々社会人になった頃から、素敵な活動だけど自分の時間やスキルなどを必要とする実働で関わるのが難しいような活動には、寄付で関わらせていただくことを続けており、e-Educationのサポーターになることを決めました。
e-Educationに期待していることを教えてください。
通信環境が整っていれば学び続けることができる環境は、子どもたちだけでなく、10代20代前半など若くして子を持つ親になり、学ぶことや働くことから離れなければならなかった若い人たちが改めて学ぶ機会も拡げられると思います。そして学べる人の幅も拡がっていくことを期待しています。
サポーターになることを検討されている方へのメッセージをお願いします。
e-Educationさんの活動が、今の仕事と近い内容でも、離れた内容でも、「素敵だな」と感じたら、サポーターという形で関わってみませんか?

山口卓也さま

元々途上国の現状に関心を持っておられ教育の大切さも感じていた山口さま。インタビューでも「何か役に立てば」といったお言葉から温かい人柄を感じました。

サポーターになると決めたきっかけや理由を教えてください。
私は恵まれた環境に育ちました。 20代の頃まではそれを特別なことだとあまり思うことがなかったのですが、社会に出て、それが如何に恵まれたことで有難いことなのか知るようになりました。

その分、途上国の現状を見聞きするといたたまれない気持ちになっていましたが、30歳を過ぎてそれなりに大人になった時、同情的な目を向けることも少し違うなと感じ、「何か助けになることはできないかな」という気持ちが芽生えました。

教育の大切さは常日頃から感じていたので、教育に関する寄付にしようと思い探したところe-Educationにたどり着きました。

正直、普段は寄付していることも忘れています。力まず自然にやっていることが、誰かの助けになったり、役に立っているって考えるとちょっと素敵ですね。
e-Educationに期待していることを教えてください。
オンライン教育や生徒の精神面のサポートをする仕組みがあるというのは良いと思います。それにコロナで受験が延期されている中、大学合格した生徒も出てきているというのを聞けて嬉しいです。一番頑張っているのは現地の生徒だと思うので。また、報告をしてくれるスタッフも頑張っていると思うので、志を持って取り組まれていることも伝わりますし、その想いを持ち続けていただけたらなと思います。
サポーターになることを検討されている方へのメッセージをお願いします。
私の場合、強い使命感のような大それたものはないのですが、「道に迷っている人がいたら協力しよう」くらいの感覚です。私には、この重すぎず、軽すぎず、程よい感じがとてもしっくりきたのです。その感覚の延長線上で「寄付してみよう」と思いました。

結局、自己満足なのかもしれませんが、それも有りだなって思います。色んなキッカケから始まって、色んな支援のカタチがあるもんだなと思います。 どんな気持ちで始めても良いと思います。 誰かの役に立つって悪い気しないもんですよ。

ご寄付の使いみち(2019年度)

  • 映像教育事業 54%
  • 人材育成事業 23%
  • 管理部門費用 20%
  • メディア事業 3%

管理部門費用を必要最低限に抑え、約80%を映像事業と人材育成に使わせていただきます。

マンスリーサポーターになった方には

  • 特典 1

    最新情報

    毎月、活動国のタイムリーな状況や子どもたちのストーリーをお届けします。

  • 特典 2

    メッセージ動画

    適宜、現地の生徒や現地パートナー、私たちスタッフの声を動画でお届けします。

  • 特典 3

    活動成果

    年に数回、活動成果が分かる報告書や手紙の送付、イベントをご案内します。

ご寄付は寄付金控除等の対象となり、
約40%が所得税額から控除されます。

認定NPO法人e-Educationへのご寄付は、寄付金控除の対象となります。

例えば、月々1,000円のご寄付の場合、年間で最大4,000円※が所得税から控除されます。

※ 年間所得の40%の寄付が控除の限度です。

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e-Educationとは?

e-Educationは、アジアの途上国の子どもの教育支援を行う認定NPO法人です。2010年に日本とバングラデシュの大学生3人が創業して以来、子どもたちに質の高い映像授業を届けています。

「全ての子どもたちに質の高い教育を」

この目標に向けて、現在はバングラデシュ、フィリピン、ミャンマー、ネパールの4つの国で100人を超えるチームが活動しています。

現地の人たちだけで回る仕組みをつくりながらこれまでに30,000人以上の子どもたちがe-Educationの映像授業を受けています。

これまでの活動実績と公正な
法人運営が認められました。

※認定NPO法人として認証を受けているのは50,000以上あるNPOの中で約2%のみです。

東京都より認定NPO法人に認定
財務情報も公開

ご支援についてのQ&A

毎月いくらから寄付できますか?
毎月1,000円以上500円単位でお選びいただけます。

例えば毎月1,000円のご支援を1年間続けていただけますと、2,000の授業が詰まったタブレット端末を高校生2人に無償で渡すことができます。
寄付は、寄付金控除等の対象になりますか?
はい、認定NPO法人であるe-Educationへのご寄付は税制上の優遇措置の対象となり、年間のご寄付の2,000円を超える金額のうち、約40%が所得税から控除されます。
領収証は発行されますか?
はい、継続的にいただくご寄付の領収証は、年1回、毎年1月下旬までに、前年の受領分をまとめて発行し、お送りします。確定申告でご利用ください。
1回だけの寄付よりも、継続的な寄付が良いのですか?
その都度の寄付も大変ありがたく頂戴しておりますが、できましたら毎月のご寄付によるご支援をお願いしています。

e-Educationの教育支援は、一度教材を届けて終わるのではなく、映像授業と生徒一人ひとりへのサポートを通じて長期間続きます。そのため、皆様からのご寄付も継続的な毎月のご寄付という形でお願いしております。
支援を停止する場合はどうすればいいですか?
ご支援金額の変更や停止はいつでも可能です。info@eedu.jpからご連絡ください。

「日本に恩返ししたい!」支援が
新たな支援へと繫がっていく

ここまで読んでくださった方に、最後にご報告したいことがあります。

それは、日本から応援を続けてくださる方々がいるおかげで、生徒たちの夢は成長とともに膨らんでいっているだけでなく、日本に恩返ししたいという声も届いているということです。

「夢は、日本の大学院で勉強すること」

「いつか日本に恩返しがしたい」

実は、2017年から、バングラデシュの大学へ進学したe-Educationの卒業生たちが、高い英語力を活かして、日本の高校生の英作文を添削指導する、そんな取り組みも始まっています。

途上国の若者が日本からの支援を受け、大学へ進み、今度は日本の子どもの未来のために力を貸してくれる。

e-Educationに出会った生徒たちが国や世代を越えつながっていく、そんな循環が出来てきていると感じています。

私も大学に進学して、視野が広がった

ITやインターネットがもつ可能性を信じている

日本人が大切にしてきた「教育」で、世界に貢献したい

もしあなたがそう感じられたなら、今すぐマンスリーサポーターになっていただけませんか?

ご支援を、心よりお待ちしています。

認定NPO法人e-Education 代表理事 三輪 開人

1日33円のご寄付で2,000の授業が詰まった
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