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こんにちは。e-Educationミャンマー担当の小沼武彦です。前回の記事では、日本語通訳者の方とのミーティングの後、ザガインへ向かったことを綴りました。今回の記事では、ザガインでの活動、高校修了書試験についてのヒアリング活動のことを綴りたいと思います。

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ザガインへ。再会を果たし、聞き込みを開始

夜7時にヤンゴン市内から少し離れた場所にあるバスセンターに向かい、マンダレー行きのバスに乗り込みました。約8時間バスに揺られ、マンダレーのバスセンターに到着すると、以前お世話になっていた寺院学校の学生が迎えにきてくれていました。

久々の再会を果たし(少し涙ぐみました)、そのままバイクの後ろに乗り、ザガインへ向かいました。時間にして30分ほどでしょうか。

3月にお世話になった寺院学校に到着し、他の学生にも再会できました。その日のうちにお坊さんに、高校生向けの修了証書獲得の意義やニーズなどを確認。お坊さんの話の結果から言うと、高校修了書試験対策は必要とのこと。

彼から聞いた話では、ザガインには高校レベルの寺院学校(僧院)が4つほどあるが、先生の質があまり良くないとのこと。ですので、僕はこの4つの学校で映像教育ができないかと考えています。

わずか3日間の滞在でしたが、久々にみんなに再会でき楽しいひとときでした。ミャンマーという国で、顔を見るだけで笑顔になれる友達ができ、本当に自分は幸せだと思います。

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火をおこすために頑張りました

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ヤンゴンへ戻り、聞き込み調査

「ヤンゴン(都市)、ザガイン(田舎)でもニーズがあるんだ。高校修了試験対策で間違いない。」

そう確信した僕はヤンゴン到着後、学生対象に早速高校修了試験に関しての聞き込みを行ないました。

英語が通じないことが多いため、アンケート用紙は配りません。パソコンを見せながらじっくり一つひとつの質問がわかるかチェックしながら、苦手な教科、難しい教科なども確認していきました。

アンケートを行なった主な場所は、ヤンゴン大学付近にあるデートスポット。インヤー湖の湖沿いは、きれいな芝生があり学生のデートスポットになっているのです。ここで、学生らしいカップルに質問したり、友達同士で固まっているグループに声をかけ、じっくりヒアリングを実施しました。

不得意教科以外にも、セーダン試験(高校修了試験兼大学入試試験)の仕組みを理解し、高校修了書がどのようなインパクトを持つかなど理解しました。

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次は進学塾に飛び込み営業

e-Education名物となっている飛び込み営業。学生にどの塾や高校が有名かなどを聞いていたので、塾に飛び込んで色々お話をしようと考えました。

「よし。プロジェクト本格始動だ!!」

マニラプロジェクトの秦さんのトジョウエンジン記事を読み込み、気合いを入れ、学生やネットで手に入れた塾の住所に向かいました。

しかし、そこにはトラブルが待っていたのです。住所の場所に塾が見当たらない…。何時間も探してもない…。

ふと気がつくと夕暮れの時間になっており、僕は途方に暮れ始めてしまいました。


途上国の教育課題を若者の力で解決する

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