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photo credit: kiwanja via photopin cc

アフリカの豊富な天然資源、先日横浜で開催されたアフリカ開発会議などから、この大陸の近年の国際的注目度がうかがえます。

トジョウエンジンでも以前から、アフリカのビジネスに関する記事をいくつか書いてきました。

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しかし、これらの分野だけにとどまらず、アフリカのビジネス市場は今、世界で一番新鮮なアイデアと需要が集まっている、と言っても過言ではありません。この記事ではその数ある中から厳選した13のITスタートアップをご紹介します!

1. Saya – ガーナ

saya

アフリカでは、急激な人口増加と共に、チャットでメッセージを送りたい若者の数も同時に増えてきています。

モバイルチャットアプリの「Saya」はその筆頭で、ほとんどのiOSで起動させることができ、既にガーナ首都のアクラにあるMESTなどのトップ教育機関でもそのサービスは使用されています。

2. Ushahidi – ケニア

Ushahidi

「Ushahidi」とはスワヒリ語で「証言」という意味を持ちます。最初は、2008年のケニアの選挙中に暴力行為に関しての情報を地図に載せたウェブサイトでした。

その後、会社は成長し、今ではケニア内で高度なデータ収集用のソフトウェアやインタラクティブマップなどを制作しています。

3. PriceCheck – 南アフリカ

PriceCheck

既に南アフリカはもちろんのこと、アフリカ全土で一番利用されているこの「金額比較サイト」では、1000以上のモノの価格を比べることができます。

2013年5月、大手携帯会社ブラックベリー主催の「今年のアプリ」カンファレンスで優勝し、新たに10万人の顧客を得たそうです。

4. AdsBrook – ガーナ

adsbrook

広告料収入は、アフリカでも盛んなビジネスです。「AdsBrook」は、様々な企業が自分のキャンペーンなどを提供できるようなネットワークを与えています。

5. Jumia – ナイジェリア

jumia

アフリカ最大のオンラインショッピングサイトの「Jumia」は、エジプト、モロッコ、コートジボワール、ナイジェリア、ケニアの5ヶ国で利用されており、まさに「アフリカのアマゾン」です。

2013年3月には、大手投資会社Summit Partnersから2600万ドルの投資を受け、アフリカ内でのさらなる市場拡張をはかるそうです。

6. Mara Online – ウガンダ

Mara Online

「Mara Online」のプラットフォームを使い、ユーザー同士で簡単にコミュニケーションをとれます。世では、「アフリカのSkype」とも言われているそうです。

7. biNu – 南アフリカ

biNu

「BiNu」のモバイルアプリを使えば、インターネットスピードが今までの10倍早くなります。つまり、安価の携帯を持っている人でも、これを使えばそれをスマートフォンのように進化させることができます。

音楽、ソーシャルメディア、天気など100以上のチャンネルを含んだプラットフォームにも注目です。さらに「biNu」のユーザー同士でメッセージを送り合うことも可能です。

8. Njorku – カメルーン

Njorku

2011年3月にスタートした求人サイト「Njorku」は、まさに「アフリカのリクナビ」。活動している7ヶ国で何千もの求人情報をタダで掲載しているプラットフォームサイトです。

既にスタートアップ資金をフランスのベンチャーキャピタリストからゲットしており、現在はその規模を広げて行っています。

9. Fawry – エジプト

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「Fawry」は代金支払いサービスで、利用者は銀行、郵便局、全国展開しているショップなどを通じて様々な支払いをすることができます。

サービスは請求書からモバイルバンキングの支払いまでと幅広いです。現在250人のエジプト人を雇っており、既に2億ドル以上の売り上げを出しています。

10. MXit – 南アフリカ

mxit

「MXit」はアフリカ最大のソーシャルネットワークで、5000万人のユーザーを3000種類以上の携帯端末から抱えています。

フリーオンラインメッセージはもちろんのこと、マルチプレーヤーゲーム、物流交換、音楽ダウンロードなどアフリカらしい多種多様の機能が備え付けられています。

11. Dropifi – ガーナ

dropifi

「Dropifi」からユーザーは、市場メトリクス、人口変動、ソーシャルメディアを使ってメッセージを送っている人の行動分析データ等を、自由に閲覧することが可能です。

そして2013年5月に「Dropifi」は、シリコンバレーで開催される500スタートアッププログラムに参加する始めてのアフリカ企業となりました。

12. Gloo.ng – ナイジェリア

Gloo.ng

アフリカで2番目の経済成長率を誇るナイジェリア最大都市のラゴスには、2100万人が住んでおり、毎日3万人の人がその地を訪れます。

そんな中、「Gloo」はオンライン食糧雑貨ショッピングサイトを運営することに成功しました。そして現在では100人のナイジェリア人を雇っているそうです。

13. Iroko Partners – ナイジェリア

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「Iroko」は、世界最大のアフリカンエンターテインメントを提供するウェブサイトです。2010年の設立から、グローバルに利用者を増やしていき、現在ではその数は世界中178ヶ国で、約600万人に上るそうです。

よくアフリカのネットフリックス」とまで称されることもあるそうです。

アフリカのITビジネスブーム到来か!?

以上、13のスタートアップの紹介は、いかがでしたか?

このように、アフリカではソーシャルメディアを駆使したサービスからオンラインバンキングやショッピングなど、主にインターネットを利用したITビジネスが群を抜いて多いと感じました。

それでも、先進国で売れたビジネスモデルは、それをアフリカ化することで同じようにアフリカの人々から使われている、とも同時に思います。上記に出てきたアマゾンやネットフリックス、どれも先進国で生まれ、何千万人の人に利用されているサービスです。

今後は、アフリカ初の世界を変えていくようなビジネスにも期待したいです!

[参考記事:MASHABLE]


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